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夏のご挨拶はどうする?

いよいよ梅雨入り突入。雨降りのこのシーズンになると気になるのが、今夏の御中元ギフトや暑中お見舞いなどの「夏のご挨拶」の準備ですね。ひと昔前に比べると人付き合いの在り方も様変わりしていますが、各ご家庭の「季節のご挨拶」の現状はいかがでしょうか。そこで今回は「夏のご挨拶」をテーマに、皆さんのご家庭の御中元や暑中お見舞いなどの準備状況を聞きました。

半数以上が「夏ギフト」の贈答意向を持つ−消費税も影響し、昨年よりもマイナス傾向

今夏、夏ギフトを贈る?

SA(単回答)

今夏に「夏のご挨拶」「御礼」を兼ねて、誰かに御中元など「夏ギフト」を贈る予定がある人はどの位いるのでしょうか。「夏は両親と兄弟に、地元の果物(梨)を贈ることが恒例になっている」(男性40代、千葉県)など、「贈る予定がある」と回答した人は41.0%。さらに「親戚と知人へのご挨拶として検討中」(女性40代、宮城県)など、「検討している」という声も12.0%を数え、全体の半数以上の人びとが挨拶を兼ねて「夏ギフト」を贈る計画を立てていることが明らかとなりました。


ちなみに過去同時期に実施した同調査によれば、「贈る予定がある」「検討している」という声は2009年・2010年で6割台でしたが、震災以降は5割台に減少。昨年は57.2%までギフト需要の持ち直しが見られましたが、今回の調査では昨年よりも4.2%減の53.0%に留まりました。こうした背景には「消費税が上がったので廃止する」(男性50代、埼玉県)など、今春の増税も少なからず影響を与えているようです。


年代別で「贈る予定がある」「検討している」という声を見てみると、20、30代では40%台で半数を割り込んでいましたが、40代で50.7%、50代で57.0%と徐々に増加傾向。 さらに70代以上ではピークの64.8%を数え、人付き合いや親せき付き合いなど、年齢と共に人脈や人間関係の深度が深まることも贈答意向に大きく影響していることがうかがえます。また、昨年データと贈答意向を比較してみると、20代で−2.2%、30代で−9.0%と減少傾向。さらに例年、贈答意向の高いシニア層でも60代でー8.4%、70代では最も多い−13.1%を示し、今夏は各年代ともにギフト需要が低下していることが判ります。

2013-2104年:年代別夏ギフト贈答意向比較

SA(単回答)

平均贈答件数は「3.48件」−「親族」を中心に「友人」「上司」「恩師」など

半数以上が「夏ギフト」の贈答意向を持っていることが判明しましたが、各ご家庭では何人くらいにギフトを贈るのでしょうか。総贈答件数を回答人数で割った平均の贈答件数は「3.48件」。「夫婦お互いの両親にちょっとした食べ物を贈る」(女性40代、岡山県)など、最も回答が多かったのは「2件」(29.8%)。続いて「親戚やお世話になっている知人など…」(女性60代、宮城県)など、「3件」(22.4%)が挙げられ、全体の半数以上の人びとが「2〜3件」の少数ギフト派。さらに「以前の会社の同期に4件」(男性50代、福島県)など、「4〜5件」(18.7%)という声も目立ちました。また、主な贈答先としては、夫婦それぞれの実家や兄弟など「親族」を中心に「友人」「上司」「恩師」が目立ちました。

贈答件数は?

SA(単回答)


その一方、自由回答の中には「お中元を贈るのは、楽しい年中行事のひとつ。お世話になった方の顔を思い浮かべながら、18件ほどお届けする」(男性60代、兵庫県)など、「10件以上」(5.6%)という人もいました。

最も多い価格帯は「3,000円台」−御礼を兼ねる場合は、少し高めの「5,000円台」

親族や友人などを中心に「少数ギフト派」が目立ちましたが、では一人当たりのギフトの価格帯はどの位でしょうか。「親戚のお中元を3,000円位で考えているところ。相手に気を遣わせない程度のものを探している」(女性40代、山形県)など、最も回答が多かった価格帯は「3,000円台」(50.7%)。贈る側の負担が少なく、もらう側も気を遣わない「高すぎず安すぎない、ちょうど良い価格帯」と言えそうです。さらに「昔の恩師に5,000円以内の予算で贈る」(男性40代、広島県)など、「5,000円台」(36.2%)が続き、夏ギフトの相場は「3,000円台」と「5,000円台」の2つの価格帯に大きく分かれていることが明らかとなりました。自由回答の中には「お寺に3,000円、親戚に5,000円、主治医に7,000円」(男性50代、愛知県)など、贈る相手に合わせて価格帯を変えているという声。また「子どもの塾の先生に」(女性40代、徳島県)など、単なる「季節のご挨拶」ではなく、半年以内に御世話になった人に対しては「御礼」を兼ねて予算アップするケースも少なくありませんでした。

夏ギフトの予算は?

MA(複数回答)/n=1080人(贈答意向を持つ人)

ネット時代とはいえ、7割以上は「店頭派」−直に見て選べる安心感から

夏ギフトの注文・購入は?

SA(単回答)

「夏のご挨拶(中元)」の注文・購入はどうしているでしょうか。「試食できるから店頭で商品を見て購入する」(男性30代、群馬県)など、「店頭派」と回答した人が最も多く71.3%。主な回答では「店頭で現物の大きさ、色合い等を自分の目で見て決める」(男性40代、広島県)、「ネット通販等だと実物が見られないので、どんな物が届くか不安。いまいちだったら相手に失礼になってしまうので」(女性30代、群馬県)など、直に見て選べる安心感からネット時代とはいえ「店頭注文」に高い支持が集まりました。自由回答の中には「店頭で買って直接手渡す」(女性40代、福岡県)など、配送を使わず、手から手に「心のこもった季節のご挨拶」を大事にする人もいました。


その一方、「インターネット派」は23.0%に留まりました。主な理由は「インターネットは割引が多く、種類も豊富で選べるから」(女性30代、埼玉県)、「昨年よりインターネットで購入している。うまく探すと、デパートの早期割引よりも割安で買えるのがいい」(男性40代、神奈川県)など、店頭よりも割安感があるという声。「一般になかなか出まわらないものや、ご当地もので珍しいものなどネットで探す」(女性50代、埼玉県)など、入手困難なものや、地方の名産であっても注文できる、というネットならではの利点を挙げる人もいました。そのほか、「毎年ご当地生産の梨を贈る事に決めている。ご近所に生産果樹園があってその方に直接お願いしている」(女性70代、千葉県)など、生産者に直接注文するという人もいました。

ギフト選びの第一条件は「贈り先の趣味や好き嫌い」−家族構成や持病に至るまで

夏ギフトの注文は「店頭派」が目立ちましたが、ではギフトを選ぶ際に皆さんがポイントとしている点は何でしょうか。最も回答が多かったのは「贈り先の趣味や好き嫌い」(57.9%)でした。「相手に贈るときは、病気のことや好みを考えながら選んでいる」(男性60代、兵庫県)、「相手の好きな銘柄のビールを贈る」(女性30代、愛知県)など、相手の趣味や嗜好、持病に至るまでを考えて選ぶという声。さらに「子どものいる妹夫婦には、家族全員で楽しめるような品を考えている」(女性40代、福島県)など、5位にも「贈り先の家族構成(子ども、お年寄りがいるなど…)」(21.1%)が挙げられ、家族構成や年齢、暮らし方など、贈る相手を思いながら「喜ばれるギフト選び」に力を注ぐ人が目立ちました。

■「お中元」を選ぶポイントは?

1 贈り先の趣味や好き嫌い

57.9%

2 夏らしさのあるもの・涼しげなもの 28.1%
3 相手がもらって負担に感じない価格帯のもの 25.8%
4 いくらあっても無駄にならない・困らないもの 23.4%
5 贈り先の家族構成(子ども、お年寄りがいるなど…) 21.1%
6 普段、自分では買わないちょっと高級なもの 19.2%
7 使って(食べて)しまえば、形、モノが残らないもの 17.6%
8 自分(贈り主)が好きなもの(気に入っている) 15.8%
9 (相手は期待しているので)
毎年同じものを贈るようにしている
12.2%
10 商品ブランド・メーカー名 11.4%

MA(複数回答)/n=1078人(贈答意向を持つ人)


「贈る相手中心」という声が目立った一方、8位には「自分(贈り主)が好きなもの(気に入っている)」(15.8%)が挙げられました。「自分がもらってうれしいものは、相手もうれしいだろうと思って贈っている」(女性60代、山口県)、「高級ハムは美味しいし、自分ではなかなか購入しないので選ぶことが多い。自分も欲しい」(女性40代、長崎県)など、親しい間柄では「自分が欲しいもの=相手も喜ぶもの」と考える人もおり、「自分の嗜好」を優先してギフト選びをする人もいました。

暑さ需要で「涼・季節を感じるギフト」「夏に消費量が増すギフト」も人気

次に2位は「夏らしさのあるもの・涼しげなもの」(28.1%)。「夏ならではのすっきりとした入浴剤や石鹸など」(女性50代、東京都)、「暑さを乗り切れるようなサッパリした食品」(女性30代、埼玉県)など、暑さで需要が高まるものや、涼や季節を感じるギフトを選ぶという声。さらに「いくらあっても困らず、保存ができる飲料は夏にありがたい」(女性20代、東京都)など、4位にも「いくらあっても無駄にならない・困らないもの」(23.4%)が挙げられ、「夏に消費量が増すもの」を贈ろうと考えている人も少なくありませんでした。そのほか、「季節限定の高級感あるものや、プチ贅沢を味わえるものを重視して選択する」(女性60代、新潟県)など、6位に「普段、自分では買わないちょっと高級なもの」(19.2%)、10位にも「商品ブランド・メーカー名」(11.4%)が続き、高級感やブランド力の高い商品もギフト選びの大事な選択条件の一つと言えそうです。

11年連続不動のトップ「ビール」−暑い夏に喜ばれる「夏の風物詩」として定着

では今年、皆さんはどんな「夏ギフト」を贈る予定でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「ビール」(46.2%)でした。「両親はお酒好きなので、ビールを考えている」(女性30代、佐賀県)、「ビールなら、必ず各家庭で需要があるから」(女性50代、広島県)など、贈る相手が酒好きなら、夏場に需要の増える「ビールが一番」という声が多数寄せられました。ちなみに2004年以来、毎年実施している同調査では「ビール」が11年連続でトップに輝き、暑い夏に喜ばれる風物詩として定着しています。さらに「百貨店の早割りでビール、焼酎を親戚に贈る」(男性50代、奈良県)など、同様9位にも「地酒(日本酒、焼酎)」(9.1%)が挙げられ、ビールに限らず「夏のご挨拶=お酒ギフト」が定番となっていることがうかがえます。

■今夏、贈る予定のギフトは?

1 ビール 46.2%
2 お菓子・デザート 26.1%
3 ジュース飲料(100%果汁等) 17.6%
4 ハム・ソーセージ 13.9%
5 産地直送の野菜・果物 12.6%
6 そうめん・冷むぎ 12.2%
7 コーヒー・お茶 12.1%
8 産地直送の魚介類(かに、鮭等) 9.6%
9 地酒(日本酒、焼酎) 9.1%
10 食用油・調味料 6.6%

MA(複数回答)/n=1063人(贈答意向を持つ人)


同じく飲料系では「主人の友人に地元青森のリンゴジュースを贈る」(女性50代、青森県)など、3位に「ジュース飲料(100%果汁等)」(17.6%)。さらに「コーヒーとビールはほぼ毎日飲むものなので…」(女性20代、兵庫県)など、7位にも「コーヒー・お茶」(12.1%)が挙げられました。ビールやコーヒー・ジュース類がランキング上位を占め、夏場は喉の渇きを癒やす「ドリンクギフト」に高い支持が集まりました。

子どもからシニアまで楽しめる「お菓子・デザート」−夏限定、ひんやり系など

ドリンクギフト以外で、人気が高かったのは「お菓子・デザート」(26.1%)。「夏なので、季節限定のスイーツ・デザート」(女性50代、神奈川県)、「お菓子は年齢に関係なく、家族全員が美味しくいただくことができる」(女性20代、愛知県)など、子どもからシニアまで家族構成に関係なく楽しめるという声が目立ちました。特に夏は水ようかんやあんみつなど「ひんやり系スイーツ」を選ぶ人もきっと多いことでしょう。そのほか、「ビールのつまみになる手作りハム、粗挽ソーセージ」(男性60代、兵庫県)など、4位に「ハム・ソーセージ」(13.9%)、5位に「産地直送の野菜・果物」(12.6%)、6位に「そうめん・冷やむぎ」(12.2%)が続き、夏場の食卓を彩る「グルメギフト」に人気が寄せられました。

もらいたいギフトの1位は「ビール」−「普段飲まない銘柄」も新たな出会いに

その一方、ギフトをもらう立場として考えた場合、皆さんがもらってうれしい「夏ギフト」とは一体何でしょうか。堂々のトップは、贈りたいギフトと同様の「ビール」(55.4%)でした。「私はビールが大好きなので、ビールが届いたら、めちゃくちゃテンション上がる!」(女性30代、兵庫県)など、家庭内消費の多いビール党にとっては「いくらあっても困らない」という声。中には「自分では買わない、地ビールもいいかな〜」(女性50代、神奈川県)、「普段飲まない種類をもらうのも新たな気づき体験でうれしい」(女性40代、神奈川県)など、自分では買わない種類や銘柄を希望する人もいました。ギフトを選ぶ場合は「相手の好きな銘柄」を贈りたいと思うものですが、いざ、もらう立場で考えてみると「自分では選ばないもの」との新しい出会いを求めている人も少なくないようです。

■贈られてうれしいものは?

1 ビール 55.4%
2 お菓子・デザート 25.8%
3 ハム・ソーセージ 22.2%
4 各種商品券 22.0%
5 カタログギフト 18.7%
6 コーヒー・お茶 15.1%
7 ジュース飲料(100%果汁等) 14.9%
8 産地直送の魚介類(かに、鮭等) 13.3%
9 産地直送の野菜・果物 12.0%
10 地酒(日本酒、焼酎) 11.7%

MA(複数回答)/n=2016人


さらに「地方でしか手に入らないような日本酒など、レアものだとうれしい」(女性40代、東京都)など、10位に「地酒(日本酒、焼酎)」(11.9%)、12位にも「ワイン」(10.3%)が続き、もらいたいギフトでも「お酒」が人気でした。特に「ワイン」(贈りたい=5.3%、もらいたい=10.3%)は、「もらいたいギフト」として5%アップし、もらうとうれしい「隠れた人気ギフト」となっていることがうかがえます。お酒ギフトで悩んだら、ワインも選択肢の一つとして加えてみてはいかがでしょうか。


そのほか、2位「お菓子・デザート」(25.8%)、3位「ハム・ソーセージ」(22.2%)、「コーヒーお茶」(15.1%)、「ジュース飲料(100%果汁等)」(14.9%)などは「贈りたいギフト」とも一致し、「贈る側」と「もらう側」の両方の思いが重なった「相思相愛ギフト」であることがうかがえます。

もらう立場の本音は「商品券」など−贈る側とのニーズとすれ違う「片思いギフト」

また、もらう側の立場ならではの回答として目立ったのは、4位「各種商品券」(22.0%)。「商品券は後々必要に応じて使えるので」(女性40代、神奈川県)など、消費期限や保管場所に困らず、必要に応じて使えるので重宝するという声。さらに「カタログギフトなら自分の欲しいものが選べるから」(男性50代、静岡県)など、5位にも「カタログギフト」(18.7%)が挙げられました。「商品券」「カタログギフト」は贈る立場としては味気なく、選びづらいものですが、視点をもらう立場として考えてみれば、非常に使い勝手の良いギフトと言えそうです。いわば、「贈る側」と「もらう側」の思いが重ならない「片思いギフト」であることがうかがえます。また家族や親しい友人など、お互いをよく知る関係の場合は、ストレートに「商品券」「カタログギフト」を贈るのも悪くはありません。

約2割近くが「暑中お見舞いのハガキを出す」−メールより、気持ちが伝わる

ここまで「夏ギフト」について聞いてきましたが、ギフト以外で暑中・残暑お見舞いハガキ(かもめ〜る)やEメールなど、今夏のご挨拶の予定はいかがでしょうか。最も回答が多かったのは「ハガキ(かもめ〜る)・手紙を出す」(16.3%)でした。「ハガキを書くのは少し手間がかかるが、もらえるとうれしい。手書きのものは温かみが伝わるので、毎年、遠くに住んでいる友人にハガキを出している」(女性30代、熊本県)、メール全盛の時代なので、手書きは、もらう人の「心」に残る特別なものだと思う」(男性40代、山形県)など、デジタル化が進み、手書きの文字を書く機会が極端に減る中で、ハガキや手紙による「季節のご挨拶」を大事にしているという声。自由回答の中には「最近はメールで済ますことも多い。個人的にはハガキをもらうのも出すのも楽しいので、今年は手書きにしてみようと思っている」(女性30代、兵庫県)など、久々に今夏、直筆で暑中お見舞いのハガキを出そうと計画している人もいました。

■「ギフト」以外の「夏のご挨拶」は?

1 はがき(かもめ〜る)・手紙を出す 16.3%
2 電話で挨拶する 8.2%
3 直接、実家(帰省)、知人宅を訪れて挨拶する 6.5%
4 Eメールで挨拶、またはオンラインで暑中・
残暑見舞いカードを送る
6.4%
5 SNS(Facebook、LINEなど)で挨拶、
または暑中・残暑見舞いカードを送る
1.0%

MA(複数回答)/n=1889人


アナログのハガキや手紙が多かった一方で、4位には「Eメールで挨拶、またはオンラインで暑中・残暑お見舞いカードを送る」(6.4%)。「Eメールでも、こちらの気持ちが伝われば良いのではと思う」(男性60代、群馬県)、「ハガキは字が下手だったり、間違ったり面倒。メールは(文字の上手い下手を)あまり考えずに送れるし、受け取る方もすぐ返事を返せるので便利」(女性30代、埼玉県)など、心がこもっていれば、Eメールでも構わないという声。さらに5位にも「SNS(Facebook、LINEなど)で挨拶、または暑中・残暑お見舞いカードを送る(1.0%)が挙げられ、直筆ではないものの、ハガキ・手紙と同じ「文字文化」としてEメールやSNSを受け止めている人も目立ちました。自由回答の中には「仕事関係の方にはハガキを、それ以外ではSNSかEメールを送る」(女性50代、神奈川県)など、ビジネスはハガキ、プライベートはメールと使い分けをしているという声も寄せられました。


また文字によるコミュニケーションのほか、2位には「電話で挨拶する」(8.2%)。「暑中お見舞いのはがきは出さないが、電話で話をする。相手の声で大体の感じが分かる」(男性50代、滋賀県)など、ハガキやメールよりも、むしろ相手と直接話をした方が手っ取り早いし、より深くコミュニケーションが取れるという声。中には「お中元が届いた後に電話連絡できるから良い」(男性40代、広島県)など、電話での近況報告をするきっかけ作りのため、暑中お見舞いハガキや中元ギフトを活用する人もいました。そのほか、「お盆等に帰省した時に直接会って挨拶するよう心掛けている。都会では簡素化しているが、年齢とともに親戚等の付き合いが必要と感じている」(男性60代、福岡県)など、ハガキやメールでもなく、夏休みなどを利用して「直接、実家(帰省)、知人宅を訪れて挨拶する」(6.5%)という声も寄せられました。

メールや電話で常に近況が分かる時代、「わざわざ挨拶はしない」という人も

その反面、「特に『暑中・残暑お見舞いのご挨拶』の予定はない」という声は61.0%を占めました。主な理由は「付き合いが希薄になり、夏も冬も挨拶する事がなくなった」(男性50代、大阪府)、「年齢が進むと、やり取りが身体的に精神的に苦痛を感じるので」(女性60代、神奈川県)など、人付き合いに疲れを感じ、「夏のご挨拶」から縁遠くなったという声。「便利になりすぎて、そういうことからもだんだん遠ざかっていくような気がする」(女性60代、愛知県)、「わざわざ書面の挨拶はしない。近しい人だから年中電話しているので」(女性60代、東京都)など、メールやSNS、電話で常に相手の近況が分かる時代、わざわざ形式張った挨拶は必要ないという人もいました。


今回は夏本場を控え、「夏のご挨拶」をテーマに皆さんのご家庭のギフト選びや、暑中お見舞いハガキの現況を聞いてきました。「(夏ギフトを)贈る予定がある」「検討している」という声は53.0%に留まり、過去5年間の中では最も低い贈答意向となりました。こうした背景には、今春に引き上げられた「消費税」なども少なからず影響を与えていることがうかがえます。また「夏のご挨拶」とネットとの関係を見てみると、夏ギフトの予約注文は「ネット派」(23.0%)を大きく上回り、直に商品が確認できる安心感から「店頭派」(71.3%)が大多数を占めました。ネット時代とはいえ、人への贈り物に対する気遣いを重視するのは日本人らしい傾向と言えるかもしれません。その一方、EメールやSNSなどネットを介したコミュニケーションが日常化する今日、「暑中お見舞いのハガキ」(16.3%)をわざわざ書く理由が見つからないという声も見られ、ネットとリアルを使い分ける現代人の一端が垣間見られる結果となりました。「アナログ(伝統)」と「デジタル(革新)」が混雑する現在、それぞれにメリットもデメリットもあり、個人によっても賛否が大きく分かれるところです。ただ、アナログであっても、デジタルであっても変わらないのは「人とのコミュニケーション」をいかに円滑に進めるか、というところに尽きるのではないでしょうか。


さて、お中元の発送時期は7月初旬から15日ごろまで、暑中お見舞いのハガキは7月20日から8月6日までが一般的だそうです。今夏、「夏のご挨拶」を予定している方はお早めのご準備を!