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コンビニで何を買う?

「道を歩けばコンビニに当たる」というぐらい、全国津々浦々にコンビニが普及。その数は現在、国内に5万店以上と言われています。お弁当や菓子、雑貨、雑誌等のほか、生鮮食品などを取り扱うショップも増え、規模の小さなスーパーとしての役割も果たしています。また最近では、シルバー層を取り込む各種サービスを開始するコンビニも出始めており、私たちがコンビニを利用する目的は、どんどん多様化しているようにも感じます。そこで今回は「コンビニ」をテーマに、皆さんの利用頻度や時間帯などコンビニ利用の実態についてアンケートを実施しました。

7割近くが「週1回以上」の頻度でコンビニ利用−外で仕事する男性の頻度が目立つ

コンビニの利用頻度は?

SA(単回答)

まず、みなさんはどの位の頻度でコンビニエンスストアを利用しているのでしょうか。「平日、週3は仕事場から近いコンビニでお昼を買っている」(女性30代、静岡県)など、「週2〜3回」と回答した人が最も多く27.2%。さらに「週1回程度」(21.9%)、「週4回以上」(20.1%)が続き、全体の7割近くの人びとが少なくとも「週1回以上」の頻度でコンビニを利用していることが明らかとなりました。自由回答の中には「ほぼ毎日、ペットボトル飲料を買う。スーパーだと広いので、飲み物一本買うのに意外と時間がかかる」(女性30代、北海道)など、「ほぼ毎日」(8.3%)という人も少なくなく、私たちの日常生活にコンビニが欠かせない存在となっていることがうかがえます。


次に性別で「週1回以上」という声を見てみると、男性回答では69.6%であったのに対し、女性は68.8%とほぼ変わらず。ところが「週4回以上」(男性=25.4%、女性=16.3%)という声では男性が9.1%も高い25.4%を数え、高い頻度でコンビニを利用する男性の行動が浮き彫りとなりました。こうした背景には「通勤前の決め事のようなもので、雑誌やコーヒーなどを購入する」(男性40代、神奈川県)など、外で仕事を持つ男性が多く、仕事の合間や会社の行き帰りに頻繁にコンビニに立ち寄るケースも少なくないようです。


年代別ではいかがでしょうか。「週1回以上」という声では、20代で84.5%と非常に高い数値でしたが、30代で73.4%、40代で71.1%と徐々に減少。一方で、50代で63.2%、60代で56.2%となり50代60代でも約6割前後の人が「週1回以上」利用していることがわかりました。また、70代以上でも40.8%の人が「週1回以上」利用していることから、コンビニの利用者は、いまやシニア層にも広がりをみせていることがわかります。

年代別:コンビニの利用頻度は

SA(単回答)

利用時間帯は「朝」「昼」「夕」にピーク−通勤や食事のサイクルと連動

多くの人びとが頻繁にコンビニを利用していることが明らかとなりましたが、では利用する時間帯で多いのはいつでしょうか。「職場での昼食用にサンドイッチや麺類(を買う)」(女性30代、千葉県)など、最も回答が多かったのは「〜12時ごろ」(20.3%)。さらに「〜14時ごろ」(17.5%)が続き、全体の4割近くがランチタイムから午後2時くらいまでに集中し、コンビニが最も賑わう時間帯と言えそうです。第二ピークは「会社帰りに小腹が空いた時に寄って、菓子パンなどを買う」(男性50代、東京都)など、「〜18時ごろ」(11.6%)、「〜20時ごろ」(13.9%)。第三ピークは「朝、コンビニでドリップコーヒーを買う」(女性20代、新潟県)など、「〜10時ごろ」(11.0%)が挙げられ、朝・昼・夕と私たちの通勤や食事のサイクルに合わせ3つの大きなピークが生じていることが判ります。

コンビニの利用時間帯は?

SA(単回答、n=1644人)


性別で見てみると、男性の利用が多い時間帯では「〜8時」(男性=12.3%、女性=5.8%)、「〜20時ごろ」(男性=16.8%、女性=11.9%)、「〜22時ごろ」(男性=9.3%、女性=4.9%)。「通勤途中や帰宅時に寄っている。勤務体系の都合により帰宅が遅くなる時もあり、深夜でも営業しているので」(男性40代、埼玉県)など、男性は通勤時の利用が多く、早朝や夜に立ち寄るケースが目立ちました。その一方、女性の利用が多い時間帯では「〜12時ごろ」(男性=17.4%、女性=22.4%)、「〜14時ごろ」(男性=14.2%、女性=19.8%)、「〜10時ごろ」(男性=9.9%、女性=11.8%)、「16時ごろ」(男性=6.2%、女性=9.3%)。午前中からランチタイム、昼下がりまでの明るい時間帯の利用が目立ち、男性、女性の行動に違いが見られました。

性別:コンビニの利用時間帯は?

SA(単回答、n=1644人)

一番人気は「缶・ペットボトル飲料」−「コーヒー」「お酒」などドリンクの需要が高い

ではみなさんは、直近1カ月間にコンビニでどのような商品を購入したのでしょうか。上位からランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「缶・ペットボトル飲料(清涼飲料水、ミネラルウォーター、乳製品など)」(63.7%)でした。「勤務先の近くにコンビニがあるので、ペットボトルのお茶やお水などを購入することが多い」(女性30代、北海道)など、仕事や外出時の水分補給のために「缶・ペット飲料」を買い求めるという声。さらに「安くて美味しいから、セルフコーヒーを購入している」(女性30代、沖縄県)など、8位にも「コンビニコーヒー(ドリップ式)」(22.9%)が挙げられ、お弁当時のお茶からブレイクタイムのコーヒーに至るまで「コンビニ=飲料を買うお店」として捉えている人が大変多いことがうかがえます。

■この1ヶ月間に購入したものは?

1 缶・ペットボトル飲料
(清涼飲料水、ミネラルウォーター、乳製品など)
63.7%
2 パン(食パン、菓子パン)
・調理パン(サンドイッチなど)
62.7%
3 惣菜・弁当(冷麺など含む)・おにぎり 55.8%
4 デザート・氷菓
(コンビニデザート、アイスクリームなど)
45.1%
5 スナック菓子・食玩 34.7%
6 アルコール飲料(ビール、焼酎、ワインなど) 30.4%
7 コンビニ惣菜・調理品
(からあげ、フライドポテト、おでん、中華まんなど)
27.2%
8 コンビニコーヒー(ドリップ式) 22.9%
9 ガム・飴類 20.7%
10 雑誌・新聞・文庫本など 16.4%

MA(複数回答)/n=1639人


また同じく飲料では、6位に「アルコール飲料(ビール、焼酎、ワインなど)」(30.4%)。「仕事の帰りに、その日に飲むビールを買う」(男性30代、和歌山県)、「お酒類とそれに合うおつまみとしてフライ類や焼き鳥を購入」(女性30代、宮城県)など、会社帰りに晩酌用のお酒を入手するという声。朝や昼間は「コーヒー」「お茶・ジュース」、夜は「お酒類」を買い求めるなど、コンビニの利用時間帯で飲料を買い分ける人もいました。

「パン」「お弁当」「コンビニ惣菜」など、コンビニは私たちの食生活を担う

飲料以外では、2位に「パン(食パン、菓子パン)・調理パン(サンドイッチなど)」(62.7%)。「だいたいサンドイッチとお茶。あと健康のことを考えて野菜ジュースなど、昼ごはんを買う」(女性30代、新潟県)など、箸を使わず、手軽に食べられる「サンドイッチ」や「菓子パン」に高い支持が集まりました。さらに「お弁当やおにぎり、フランクフルト、コロッケ、惣菜、そうめん・そばなど。(その場で)商品を温められるのが良い」など、3位に「惣菜・弁当(冷麺など含む)・おにぎり」(55.8%)、7位にも「コンビニ惣菜・調理品(からあげ、フライドポテト、おでん、中華まんなど)」(27.2%)が挙げられ、軽食から朝・昼・晩の食事まで、コンビニは忙しい私たち現代人の食生活を支える大事な役割を果たしていることがうかがえます。主食以外では「コンビニエンスストアにしかないデザート。特にロールケーキは本格的な美味しさ!」(女性20代、兵庫県)など、4位に「デザート・氷菓(コンビニデザート、アイスクリームなど)」(45.1%)、5位に「スナック菓子・食玩」(34.7%)、9位に「ガム・飴類」(20.7%)が続き、食後のデザートや小腹を満たすおやつなども目立ちました。自由回答の中には「車で出かけたりするときは、主に飲み物や飴、ガムなどを買う」(女性30代、東京都)など、クルマや電車での移動時の口寂しさを紛らわすため、ポケットサイズの「携行食」をコンビニで調達する声も寄せられました。


そのほか、「主な目的はタバコの購入で、ついでに買い物する」(男性60代、愛知県)など、男性回答で目立ったのは「タバコ」(男性=20.7%、女性=10.9%)。一方、「郵便局が近くにないので切手をよく買いに行く」(女性20代、神奈川県)など、女性では「官製はがき・切手」(男性=11.2%、女性=15.9%)、「乳製品(牛乳、ヨーグルト、バターなど)」(男性=8.5%、女性=16.0%)が続きました。

「高くても急いでいる時」「今すぐ食べたい時」はスーパーよりもコンビニ!

スーパーとコンビニは、どのように使い分けているのでしょうか。「ペットボトルのお茶は1L以上ならスーパー、それ以下はコンビニ」(男性50代、岩手県)、「コンビニは最新のもの、流行りもの、小袋のものが多く、スーパーと比較すると単身世帯にはちょうどいい量なので」(女性30代、千葉県)など、少量のものや新製品はコンビニで買うという声。「急いでいるときは値段が高くともコンビニに走るし、早朝でも開いているので素敵! スーパーは休みの日にゆっくりたくさん買うところ」(女性30代、新潟県)など、急ぎのときは、どこにでもあるコンビニを優先するという声。さらに「今すぐ食べるようなものはコンビニで、料理の食材・消耗品はスーパー」(女性30代、北海道)など、今すぐ必要なもの、出来合いのものはコンビニで買い求めるという声も寄せられました。

人気のサービスは「公共料金」「各種チケット」など、コンビニ払いでポイント付与も

コンビニのサービスは多様化していますが、食品や雑貨などの購入以外の利用はいかがでしょうか。最も回答が多かったのは「ATMの利用(現金引き出し、預け入れ、残高照会) 」(39.3%)でした。銀行に行くのが面倒なので、コンビニのATMをよく利用する」(男性50代、大阪府)など、銀行よりも数が多く利便性が高いという声。特に「金融機関での窓口、時間外のATM利用が難しいときなどとても便利」(女性50代、東京都)など、コンビニなら24時間いつでもお金をおろせるため、急な入り用でも慌てないという人も少なくありませんでした。

■商品購入以外で、コンビニで利用しているサービスは?

1 ATMの利用(現金引き出し、預け入れ、残高照会) 39.3%
2 水道・ガス・電気・電話など公共料金の支払い 38.4%
3 宅配便の発送 32.3%
4 コピー機の利用 31.3%
5 郵便ハガキの投函 27.3%
6 コンサート、映画、演劇、遊園地などの
各種チケットの予約・購入
25.3%
7 通信販売・ネットショッピングの支払い 23.7%
8 飛行機や高速バス、国内・海外旅行ツアーなど
チケットの予約・購入
8.4%
9 写真の現像・デジタルカメラのプリントなどDPEの利用 6.9%
10 TOTO(サッカーくじ)・宝くじの購入 4.9%

MA(複数回答)/n=1503人


さらに「公共料金は家から近いコンビニで支払う。金融機関よりも簡単である」(男性60代、千葉県)など、2位に「水道・ガス・電気・電話など公共料金の支払い」(38.4%)。自由回答の中には「公共料金を支払う際に、ポイントカードが使えポイントが貯まる」(女性30代、宮城県)など、ポイントが付与されるのもコンビニ払いならではの特典と言えそうです。続いて5位にも「郵便ハガキの投函」(27.3%)が挙げられ、近所のコンビニが「銀行」や「郵便局」の機能をそのまま担っていることがうかがえます。


また見逃せないのは、6位「コンサート、映画、演劇、遊園地などの各種チケットの予約・購入」(25.3%)、7位「通信販売・ネットショッピングの支払い」(23.7%)、8位「飛行機や高速バス、国内・海外旅行ツアーなどチケットの予約・購入」(8.4%)。「野球が好きで観に行くので、必ずチケットはコンビニで取る」(男性20代、愛知県)、「ネットショッピングの支払いは待ち時間がなく、すぐに払えてとても便利」(男性30代、岡山県)など、最近ではオンラインとコンビニを連動した各種サービスも拡充し、ますます利便性が高まっていることがうかがえます。

「コンビニ保育所」「コンビニ投票所」など、新しいサービスを求める声も

そのほか、みなさんの寄せられた自由回答の中から、コンビニサービスの利用に関する声をいくつかご紹介します。「コンビニは神。私は朝によく腹を壊し、トイレに駆け込むことがある」(男性20代、愛知県)など、トイレの開放サービスに助けられるという声。「コンビニは便利だし、明るく町を照らしてくれるので安全な気持ちになる」(女性50代、東京都)など、町の防犯にも寄与しているという声も挙げられ、単なる小売店ではない「頼もしい街の拠点」になりつつあることがうかがえます。


また新しいサービスとして「買い物や美容院の合間、近くのコンビニで(子どもを)預けられたら!」(女性20代、東京都)など、コンビニ保育所の併設を望む声。さらに「コンビニで新幹線のチケットが発券できるようになると便利だなぁと思う」(女性40代、岩手県)、「選挙の投票ができるといいな」(女性30代、大阪府)など、ユニークな新サービスを求める声も寄せられました。


今回は「コンビニ」をテーマに、皆さんの利用頻度や直近1カ月間に購入した品目などについてアンケートを実施しました。「(コンビニの利用頻度は)週2回以上」(47.2%)、「週1回程度」(21.9%)が続き、全体の7割近くの人びとが「週1回以上」の頻度でコンビニを利用。利用時間帯では昼前後の「〜12時ごろ」「〜14時ごろ」で37.8%、会社帰り・夕食時間と重なる「〜18時ごろ」「〜20時ごろ」で25.5%が目立ち、食生活や仕事など、私たちの行動サイクルに合わせてコンビニを利用していることが明らかとなりました。スーパーとコンビニを比べた場合、スーパーは品揃えが豊富で、かつ価格も安いというイメージから分があるように感じますが、その一方で店舗が広すぎ、「お目当ての商品に行き着くまでに時間が掛かる」「レジに並ぶのが嫌だ」という声も少なくありませんでした。たとえば、疲れた会社帰りにパッと買い物して帰りたいというサラリーマンのニーズに対しては、お弁当もビールもわずか数メートルの範囲内で選べる小規模のコンビニの方が便利と言えるかもしれません。また昨今では商品購入のほか、ATMや公共料金の支払い、郵便ハガキの投函、各種チケットの購入・発券に至るまで、様々な公共サービスを効率的にマッチングする「地域社会のハブ」としての役割も果たし、単なる小売店の域を超えた存在へと発展を遂げています。皆さんの意見の中にも「コンビニ保育園」や「コンビニ投票所」というアイデアが出ていましたが、ネット社会が進む中で「コンビニ=地域社会と人びとを結びつけるリアルな場」として、その存在価値がより一層高まっていきそうです。