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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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ハピ研生活意識調査 | 幸せのタイプを知って楽しむ

「幸せ」の源は食にあり!?“食事”から探る幸せ観

「美味しいものを食べているだけで幸せ」と口にする人も多いように、人々の幸せと密接に関わるのが“食事”。そこで今回は飲食にまつわる幸せ観を、「食事」「食べ物」「飲み物」など多角的な視点から浮かび上がらせました。すると、性別や世代によって興味深い差が見られる結果に――。
※男女計3828名を対象にアンケートを実施、そのうちの955名を無作為に抽出・分析しました。

◎若年層は「気楽さ」、高年層は「団らん」を求める結果に

あなたが幸せを感じる食事とは、どのような状況や内容でしょうか。この調査は世代による差が顕著に表れました。象徴的なのは、「一人で気兼ねなく自由にとる食事」という回答が20・30代ではともに約64%と高いのに対し、60代以上は38.0%と大きく下落していること。逆に「家族揃ってとる食事」は60代以上の96.5%に対し、20代は81.9%で10ポイント以上の差が開きました。「鯛も一人はうまからず」という諺は、世代が上がるほど実感しているようです。一方、「健康や美容に気をつかった食事」は60代以上が81.0%と最多でしたが、最低は62.0%の50代。20代は72.3%ですから、必ずしも、若い世代ほど低いわけではなさそうです。男女差が最も生じたのは、「自分で作るよりもレストランで食べる食事」でした(男性=62.5%、女性=82.8%)。普段、食事を作ることの多い女性のほうが外食に対して幸せを感じるのかもしれません。しかし、「自分で手間ひまをかけて作った食事」も女性が大きく上回るように(男性=66.6%、女性=80.6%)、普段は自分で料理することに幸せを感じている女性も多数を占めることが分かります。

幸せを感じる食事

◎ビールを欲しがる男性と、コミュニケーションを求める女性

次に少し角度を変えて、「幸せな食事に欠かせないもの」を聞いてみました。まず、男性が女性を大きく上回ったのが「アルコール(ビールやワインなど)」という回答(男性=13.7%、女性=3.1%)。「汗だくになって帰ってきて、夕飯で冷たいビールを一気に飲み、『ぷふぁー』と一息ついたとき」(40代男性)と、一日の締めとなる晩酌を楽しむ男性の声が目立ちました。一方、女性は男性に比べ、「一緒に食べる人」(男性=4.1%、女性=8.2%)、「仲間(気兼ねなく過ごせる・気の合う・好きな人)(男性=6.4%、女性=8.5%)など、食卓でのコミュニケーションを「欠かせないもの」と考えることが分かりました。「家族や親しい友人と楽しい会話をしながら、レストランで食事が出来たときに幸せを感じる」(60代以上女性)といった声が、その傾向を象徴しているといえそうです。年代別の差を見てみましょう。「家族・友人」は40代(22.1%)、「家族だんらん(家族が揃うこと)」は60代以上(14.7%)が、それぞれ最多。とりわけ60代以上の層は「我が家で採れる食材で、家族揃って美味しいと言いながら、食べられること」(60代以上女性)という回答が表すように、家族が一人も欠けていない状態での食事に幸せを感じる人が多いようです。

幸せな食事に欠かせないもの

◎全世代が「幸せ」をイメージした和食の王様とは?

幸せイメージに当てはまる料理・食べ物

どのような料理から「幸せ」をイメージするか。少し漠然としたこの問いには、どの世代も「寿司・刺身」に最多の票が集まりました。さすがに、和食を象徴する料理の人気に衰えはないようです。が、それ以外の料理は世代によって大きく分かれる結果に――。60代以上に人気の料理から見てみましょう。「日本料理」(20代=32.3%、60代以上=61.0%)、「天ぷら」(40代=26.5%、60代以上=47.0%)、「味噌汁(30代=19.5%、60代以上=43.5%)などが、それに該当します。逆に若年層には、「ステーキ」(20代=47.1%、60代以上=34.0%)、「ピザ・パスタ」(20代=23.9%、50代=14.0%)、「ラーメン」(20代=23.2%、40代=13.0%)などが人気でした。全体的な傾向としては、和食は年齢が高いほど好まれると言えますが、「焼き鳥」(30代=31.0%、50代=14.5%)が若い世代からの票を集めている点などは、居酒屋などで人気が高いことも関係しているのかもしれません。さらに興味深いのは「給食」は20代が11.6%と、他の世代を圧倒していたこと(50代=1.5%、60代以上=2.5%)。この結果は、近年の給食が昔に比べて豪華になっていることを表しているのでしょう。なお、その他のフリーアンサーには「気持ちを込めて作る料理」(20代男性)、「妻の手料理」(50代男性)など、作る人の気持ちから幸せを感じるという人が少なくありませんでした。

世代別:幸せイメージに当てはまる料理・食べ物

◎どの性別・世代でも一番幸せイメージのアルコール飲料は?

幸せイメージに当てはまる飲み物

次は幸せをイメージする「飲み物」を見てみましょう。選択肢には、アルコール飲料もソフトドリンクも混在しています。まず、性別や世代を問わず、どの属性でも最多の票を集めたのが「ビール」。その内訳を見ると、とくに、女性よりも男性(男性=73.2%、女性=57.2%)、若年層よりも高齢層(60代以上=76.5%、20代=51.6%)が高くなっています。次点は、30代以降では、いずれも「ワイン」でした。20代は他の世代に比べて票が分かれ、嗜好が多様化しているのを窺わせますが、意外にもビールに次いで多いのは「日本茶」(38.1%)でした。その次に、「カクテル」「シャンパン」(ともに35.5%)、「ワイン」(33.5%)、「コーヒー」(29.7%)、「ココア」(27.7%)、「チューハイ」「梅酒」(ともに25.2%)などが続いています。また、近年は、焼酎人気に押され気味の日本酒ですが、この調査では、どの世代でも、焼酎を上回る結果が出て(全体では、日本酒=32.7%、焼酎・スピリッツ=20.7%)、幸せ感という点では日本酒に軍配が上がりました。男女別の差が目立ったのは、ビールのほかには「焼酎・スピリッツ」「ウイスキー」が男性、一方、「日本茶」「コーヒー」「紅茶」「カクテル」「梅酒」「その他ブレンド茶・ハーブ茶・漢方茶」は女性の数値が目立って高い結果が出ました。

世代別:幸せイメージに当てはまる飲み物

◎今年の夏、 みんなは何を買い、何を楽しんだ?

今回の調査期間(7月25日〜8月1日)は夏のボーナスの支給後で、これからが夏本番! という時期でした。そこで消費意欲の拡大するこの時期に、人々の幸せ観は、どちらを向いているのかを探ってみました。「最近、購入したなかで幸せを感じたもの」を聞くと、女性は「服」が17.9%と最多(前回調査から4ポイントアップ)。「夏向きの洋服を買ったこと」(60代以上女性)といった声が目立ちます。一方、「服」と答えた男性は3.0%で前回から2ポイントダウン。薄着の夏にはあまり洋服にお金をかけない人が多いのでしょうか。それよりも、男性には「ビール・酒・アルコール飲料」が7.0%と多く(前回から2ポイントアップ)、「発泡酒。これで夏を乗り切れる」(50代男性)といったフリーアンサーもありました。「最も幸せと感じた時・状況」を見てみましょう。60代は「家族団らん」の回答が10.7%と全世代のなかで群を抜いて多く、フリーアンサーにも、「2人の孫が夏休みに泊まりに来て、皆で食事や買物をしたのが楽しかった」「娘からの電話で帰郷スケジュールや孫の近況報告を受け、これ以上のプレゼントはないと夫と喜んだ」(ともに60代以上女性)など、夏休みを迎えた孫とのコミュニケーションを楽しむ人の多さが印象的でした。

購入したものの中で、もっとも「幸せ」t感じたもの

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調査概要

  • 調査名:生活意識調査
  • 調査対象:20歳以上の男女
  • 有効回答数:有効回答数:3,828人を対象にアンケートを実施し、そのうち955人を無作為抽出
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2007年7月25日〜8月1日

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