1. トップページ
    2. サステナビリティトップ
    3. 責任ある飲酒
    4. 不適切飲酒の撲滅
    5. 適正飲酒の実現
ページトップへ
適正飲酒の実現 適正飲酒の実現

適正飲酒の実現

「責任ある飲酒」への取組み

アサヒグループは、「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」(以下、「グループ飲酒方針」)のもと、全ての社員が、酒類を取り扱う企業グループの一員としての責任を自覚し行動するとともに、不適切な飲酒の撲滅と酒類文化の健全な発展に向けて課題に取り組んでいます。

方針の概要

  • 従業員の自覚と行動
    酒類を取り使う企業グループの一員としての責任を自覚し、行動する
  • 不適切な飲酒による問題の撲滅と予防
    飲酒運転、未成年者飲酒、妊産婦飲酒、大量飲酒など
  • 責任あるマーケティング活動
    関連法令や業界自主基準、アサヒグループ各社の社内規定の順守
  • 適切な情報開示
    商品上で社会に対して適切な情報開示を行うとともに、消費者にも責任ある飲酒を求めるメッセージとアドバイスを普及、正しい知識の啓発に努める
  • ステークホルダーとの連携
    不適切な飲酒の撲滅に向けて、さまざまなステークホルダーとともに連携して取り組む
  • 革新的な商品の展開
    自然の恵みを活かしつつ、アサヒグループの知見と技術を結集することで、おいしさに誇りを持ちながら、酒類文化の健全な発展に寄与する革新的な商品を展開

「責任ある飲酒」を強力に推進するためのグローバルスローガンの策定
「Responsible Drinking Ambassador」

グループ飲酒方針の実現に向け、「Responsible Drinking Ambassador」というグローバルスローガンを策定しました。これは、アサヒグループの従業員で共有し、一目で従業員としての使命を思い出すことができるように作成されたスローガンです。従業員自ら「責任ある飲酒」に責任を持ち、Ambassadorとしてグループ飲酒方針の実現に向けた行動をすることが、方針の実現への第一歩であり、鍵でもあります。
Ambassadorとしての意識の醸成や知識の修得のため、従来は酒類を扱う事業会社のみで行っていた適正飲酒に関するeラーニングを、酒類以外の事業会社でも展開するなど、従業員の意識啓発を推進していきます。
Responsible Drinking Ambassadorとして、「責任ある飲酒」を意識し、行動することによって、従業員一人ひとりが、酒類文化の健全な発展に挑戦し続けます。

適正飲酒に向けた教育・啓発の取組み

アサヒグループは、社会や消費者に対して、適正飲酒を推進するために、飲酒についての知識を普及する教育、啓発活動に取り組み、飲酒運転、未成年者飲酒、妊産婦飲酒、大量飲酒などの不適切な飲酒による問題の撲滅と予防に努めています。
各グループ企業において、各国・各地域の法規制や文化、習慣などに合わせて、これらの活動や取組みを効果的に展開、方針の実現に向けてグローカルに取り組んでいます。

WEBサイト「人とお酒のイイ関係」(アサヒビール(株))

アサヒビール(株)は、お酒とのつきあいが始まる前の20歳未満の方から、お酒に親しんだ高齢者の方まで、お酒が身近にあるすべての人にお読みいただけるWEBサイト「人とお酒のイイ関係」を運営しています。文章とイラストを具体的なデータを基にした研究事例を織り交ぜながら、危険な飲酒方法を戒め、健康的に楽しくお酒を飲むためのポイントを、わかりやすくご紹介しています。

関連情報

小学生向け啓発ツール『どうする?どうなる?お酒のこと』(アサヒビール(株))

アサヒビール(株)では、20歳未満飲酒防止の啓発活動の一環として、小学生向け啓発ツール『どうする?どうなる?お酒のこと』を2007年7月に制作し、希望者に無償で配布しています。4ページからなる手軽なツールであり、教科書の副教材として学校での啓発活動などに活用できます。
2017年11月に、読みやすさ・分かりやすさの向上を目指し、ツールをリニューアルしました。保護者へのメッセージも増やし、大人と一緒に学べます。
発行以来、小学校のほか中学校・高等学校でも活用され、2019年末までに約80万2,500部(累計送付部数)を配布しました。
なお、この冊子は2008年3月に、(公財)消費者教育支援センターが主催する「第6回消費者教育教材資料表彰」において優秀賞を受賞しました。さらに、2009年には2008年度優秀賞のなかから「特別賞」を受賞しました。

「どうする?どうなる?お酒のこと」発行数

2016年 2017年 2018年 2019年
32,294部 72,264部 40,124部 31,352部

関連情報

「アルコール関連問題啓発週間」に連動した取組み(アサヒビール(株))

アサヒグループでは、2014年に施行されたアルコール健康障害対策基本法にもとづく「アルコール関連問題啓発週間」を、社員全員が責任ある飲酒の推進に向けて意識と行動を考える契機として捉えています。アサヒビール(株)では、社員への適正飲酒啓発のためのeラーニングもこの期間に合わせて実施しています。

責任あるマーケティング活動

第三者によるモニタリング

日本国内では、第三者機関である「酒類の広告審査委員会」が定期的に日本国内の酒類の広告についてモニタリングを行っています。
また、アサヒブリュワリーズヨーロッパでは、第三者を委員長とする広告審査委員会が違反についてモニタリングする仕組みを導入しており、年度末に報告書が提出されます。

自主基準・方針の策定

アサヒグループでは、適正飲酒をすすめ、有害な飲酒を撲滅するためのマーケティング活動を進めています。「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」に基づき、グループ各社にて、それぞれの地域・国の法規制や文化、習慣に合わせて、各グループ会社の方針や自主基準を策定し、責任あるマーケティング活動をグローカルに展開しています。

関連情報

デジタル・マーケティング分野の取組み

アサヒグループでは、利用の広がるデジタル分野において、International Alliance for Responsible Drinking (IARD)のDigital Guiding Principlesに基づき、加盟企業とともにWEBサイトや、SNSで、未成年の閲覧防止に取り組んでいます。
ウエブサイトやSNS(ソーシャルメディア)のブランドサイトで、具体的に次の5つの項目についての対応をすすめています。

<IARD Digital Guiding Principlesに基づく5つの取組み>

  1. 年齢認証システム(Age Gate、酒類に関する情報を閲覧する前に、成人であることを確認する)
  2. サイトのブランドオーナー宣言(そのサイトが公式サイトであることを明示する)
  3. 不適切なユーザー書き込み削除警告(UGC - User Generated Contents)
  4. 未成年者への共有を禁止する記述(FAN - Forward Advice Notice)
  5. 適正飲酒メッセージ(RDM - Responsible Drinking Message、「お酒は20歳になってから」のメッセージを入れる)

他の酒類事業者・酒類業界団体との協働

International Alliance for Responsible Drinking (IARD)との協働

アサヒグループでは、かねてから日本国内のみならず、グローバルな視点からの取組みも必要だと認識していました。2001年から、アサヒビール(株)は国際NPO「International Center for Alcohol Policies(ICAP)」に加盟し、他の酒類事業者や酒類業界団体と連携して、政策提言を行うなど、アルコール関連問題の解決に向けて取り組んできました。

2015年1月、ICAPは、世界の大手酒類製造業者や酒造組合が世界保健機関(WHO)との対話の場を創出するために2005年に設立された任意団体「Global Alcohol Producers Group」と統合し、新たに International Alliance for Responsible Drinking (IARD) となりました。以来、IARDは適正飲酒啓発活動、各国アルコール政策研究調査、出版事業、フォーラム開催などを中心としたプロジェクト事業に取り組んでいます。

アサヒグループは、IARDに加盟する世界の酒類製造業者11社とともに「IARD Producers' Commitments」にコミットし、実行に取り組んでいます。

IARD Producers' Commitments

1.未成年者の飲酒削減

2.飲酒運転の削減

3.マーケティング実施基準の強化

4.消費者への情報の提供と責任ある商品イノベーション

5.小売業者との連携

2018年9月、IARDは、不適切な飲酒の防止と業界での自主基準強化に関する取組みについて、報告書を発行しました。この報告書では、アサヒビール(株)による20歳未満飲酒防止の啓発活動や、アサヒブリュワリーズヨーロッパの妊産婦飲酒防止に関する取組みを紹介しています。また、アサヒインターナショナルとアサヒブリュワリーズヨーロッパのマーケティング方針も掲載しています。

関連情報

2020年1月、IARD加盟企業12社により「未成年者飲酒の削減を加速するためのアクション」(Actions to accelerate reductions in underage drinking)を発表しました。アサヒグループも、IARDや加盟企業とともに、具体的な5つのアクションに取り組んでいきます。

アクション-Our Actions-

1.2024年までに、すべてのアルコール飲料ブランド(そのブランドで販売されるノンアルコール飲料を含む)の製品に、飲酒の年齢制限に関する表示をする

2.未成年者に対し、アルコール飲料ブランドで販売されるノンアルコール飲料の販売促進をしない

3.未成年者のオンラインでのアルコール飲料ブランドの閲覧防止対策に更に取組む

4.小売業を含めた流通業者の協力を仰ぎ、販売時の年齢確認のベストプラクティスの世界規模での実施に取組む

5.オンライン販売に関するグローバルな基準の策定にあたり、小売業や配送業の協力を仰ぐ

関連情報

国内におけるビール酒造組合との協働(アサヒビール(株))

日本のビール業界では、20歳未満飲酒防止の取組みとして、キャンペーン「STOP!20歳未満飲酒プロジェクト」を2005年から開始し、国内の主要なビールメーカー5社が歩調を合わせて推進しています。

「STOP!20歳未満飲酒」マーク

ニュージーランドにおける酒類業界組織「Cheers!」との協働(アサヒホールディングスオーストラリア)

アサヒホールディングスオーストラリアでは、ニュージーランドにおいて、業界が出資している「Cheers!」という業界組織に加盟し、責任ある飲酒に取組んでいます。「Cheers!」は、健康と安全を志向し、責任ある飲酒文化を推進することを目的とした活動を行っています。

関連情報

従業員への啓発強化

アサヒグループでは、多くの方に適正飲酒の大切さを伝え、日常の中で適正飲酒の取組みを実践すべく、従業員自らが適正飲酒の意識を高めるための取組みを行っています。

アルコールに関するeラーニング(アサヒビール(株))

2016年にアサヒビール(株)の全社員を対象とする「アルコールに関するeラーニング」を開始し、2018年から対象をアサヒビール(株)傘下のグループ会社全11社に拡大して実施しています。

また、アサヒビール(株)の新卒の新入社員に対しては、集合型の適正飲酒の研修を行っています。新社会人としてのお酒とのつきあい方についての講座や、アサヒビール(株)が行っている社会に対する適正飲酒の取組みを紹介し、アルコールメーカーに勤務する社員としての理解の促進を図っています。2018年は新入社員93名が受講しました。

アルコールに関するeラーニング(アサヒブリュワリーズヨーロッパ)

アサヒブリュワリーズヨーロッパでは、全従業員を対象に責任ある飲酒に関するeラーニングを毎年実施しています。
また、新しく雇用された社員全員を対象に、責任ある飲酒に関する教育研修を実施しています。

アルコール研究の発表

アサヒグループでは、飲酒による社会的・健康的諸問題の発生予防と、より良い飲酒文化の構築を目指して、アルコール代謝やその生理的な影響を明らかにする研究を推進しています。その取組みについてステークホルダーに広く知っていただくとともに、アルコールの生理・医学的な研究を専門に行っている研究者の方々からご理解やご意見をいただくために、研究成果については積極的に社外に発表しています。

個々人のアルコールに対する体質や飲酒に関する諸条件が、アルコールの代謝や生理的な変化にどのように影響するのかを詳しく解析し、その研究成果をもとにしてお客様へ適正飲酒を啓発していきます。

関連情報

CSRマネジメント
環境
健康
コミュニティ
責任ある飲酒