暮らしや自然を
支える森づくり

自然を守ることはもちろん、
森は私たちの暮らしを
支える役割も果たしています。
地域と人と自然を結ぶ、
それが私たちの「森づくり」です。

日々の暮らしを支える森

森と海の密接な関係

森と海には密接な関係があります。充分に手入れされた健全な森からは養分を含んだ水が川に流れます。川は海に流れ、養分を含んだ水は植物やプランクトンを育み、貝や魚などが生息する豊かな海を作るのです。

災害と温暖化から人を守る森

豪雨による洪水から人の暮らしを守るのも森の力です。樹木の根が土砂崩れを防ぎ、地表を覆う落ち葉や草などが浸食を防ぎます。そしてCO2を吸収する森は、地球温暖化の対策に欠かせない存在となっています。森を育てていくことは、日々の暮らしを支え、守っていくことに繋がります。

森を真剣に育て、守る決心

森林管理体制の確立

ビール瓶の王冠に使われていたコルクの代用品の確保を目的としていた森。その後間も無く戦後となり、事業には必要がなくなりました。しかし森は放っておくと森の機能が低下してしまいます。そこで私たちは一部の自然林を残しながらヒノキやスギの植林を始め、商品づくりにかける情熱を森にも注ぎ、自分たちで責任を持って運営できる体制を作りました。

持続可能な森林経営を目指して

計画的な森林施業

アサヒの森では木材生産のために1960年代からヒノキやスギの植林に着手し、現在は「アサヒの森環境保全事務所」が森林経営計画に基づく計画的な施業を行っています。森を育てるための間伐、最終的な収穫のための伐採(皆伐)を行った後は再造林(植林)を行うことで持続可能な森林経営を実践しています。

木材の出荷・活用

アサヒの森で伐採・出荷されたヒノキやスギは、地元の原木市場や製材工場に出荷しています。それらは建築資材等に加工され、様々なところで利用されています。一例では、国立競技場においてアサヒの森の間伐材が木材として使用されています。また、アサヒグループ内でもアサヒの森の木材を、オフィスの一部の内装木質化などに活用しています。

間伐材を利用した「アサヒの森 甲野村山フォレストハウス」間伐材を利用した「アサヒの森 甲野村山フォレストハウス」
アサヒグループの大阪グループシェアオフィスインフィルブースのパーテーションアサヒグループの大阪グループシェアオフィスインフィルブースのパーテーション
アサヒグループ研究開発センターカフェテリアの天板アサヒグループ研究開発センター
カフェテリアの天板
出荷される原木出荷される原木
アサヒグループ研究開発センターカフェテリアの天板アサヒグループ研究開発センター
カフェテリアの天板
アサヒグループの大阪グループシェアオフィスインフィルブースのパーテーションアサヒグループの大阪グループシェアオフィスインフィルブースのパーテーション
国立競技場国立競技場提供:大成建設株式会社