取組み(持続可能な容器包装) 取組み(持続可能な容器包装)

取組み持続可能な容器包装

容器包装における3Rの取組み

アサヒグループでは、持続可能な容器包装への取組みとしてPETボトル、缶、ガラスびん、キャップ、ラベル、段ボールなどの容器包装資材について、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の観点から、省資源・軽量化・リサイクル性向上に努めています。

プラスチック容器包装での取組み

アサヒグループは、循環型社会構築への貢献と気候変動問題への対応として、プラスチック容器包装の環境負荷低減に取り組む事が重要だと考えています。アサヒグループの従業員が、ステークホルダーの皆様と協力しながら具体的なアクションを起こすため、「プラスチック行動指針」を定めています。

プラスチック行動指針

アサヒグループは、プラスチック容器包装のもつ有用な機能をいかしてお客様に商品をお届けするとともに、プラスチック由来の環境問題の対応に向けて取り組むことにより、資源循環に貢献していきます。

  • 1. 新たな化石由来の原料を使用しない環境配慮素材※1への切り替えを積極的に推進していきます。
  • 2. シングルユースプラスチック※2の使用量削減とともに、代替する新素材や廃棄物削減に繋がる新しい販売方法の開発を検討していきます。
  • 3. 政府や業界団体と協力しながらリサイクルシステムの構築を推し進めるとともに、啓発や分別収集、清掃活動を積極的に主導していきます。

※1環境配慮素材:リサイクル素材、バイオマス素材、生分解性素材等
※2シングルユースプラスチック:使用後に廃棄され、再使用されないプラスチック

リデュース(Reduce)

  • ラベルレス商品
    タックシールを削減し、完全ラベルレス化へ

    ラベルレス商品 タックシールを削減し、完全ラベルレス化へ

    アサヒ飲料(株)では、「ラベルレス商品」を発売しています。2020年4月の容器の「識別表示」に関する制度改定にともない、タックシールの代わりにPETボトルに直接リサイクルマークを刻印することで、完全ラベルレス化を実現しました。

    ラベルレスで廃棄物を削減(アサヒ飲料(株))

    アサヒ飲料(株)では、2018年5月からケース販売専用の「ラベルレス商品」の販売を開始し、現在は7種類8品種展開しています。PETボトルからラベルをなくすことでラベルに使用される樹脂量の約90%削減を実現。廃棄時の分別の際、ラベルをはがす手間が省け、利便性にも配慮しています。海洋プラスチック問題への貢献という点でも評価され、2019年のG20大阪サミットでは、日本の政府広報展示品として出展されました。2021年4月には新たにケース販売専用商品として、『「届く強さの乳酸菌」W』を追加します。
    また、2021年4月から『「アサヒおいしい水」天然水 シンプルecoラベル』PET585mlを東日本の一部エリア限定で店頭と一部の自動販売機にてテスト販売を行います。これまでの『アサヒおいしい水』で採用していたロールラベルの代わりに、必要表示内容が記載された小面積のタックシール(シンプルecoラベル)を片面に貼付することで、ラベルに使用するCO2の排出量を約58%削減に加え、店頭での単品販売が可能になりました。アサヒ飲料(株)では、今後も新たな「ラベルレス商品」の開発や販売チャネルの拡大を進めていきます。

  • プラスチックボトルの軽量化

    プラスチックボトルの軽量化

    アサヒ飲料(株)は、2019年に『カルピス』のプラスチックボトル(1本あたり34g)を2g軽量化しました。この取組みにより、プラスチックの使用量を年間で約130t削減しました。

  • 飲料PETボトルの軽量化

    飲料PETボトルの軽量化

    アサヒ飲料(株)では、定番商品のPETボトルについても継続的な見直しを図り軽量化を進めています。軽量化率は基準年となる2004年度比です。

  • 酒類PETボトルの軽量化

    アサヒビール(株)では、業界最軽量の把手付4LPETボトルを開発しました。これにより、プラスチック使用量を約22%削減しました。CO2排出削減量は、2020年実績で99tとなりました。本資材は焼酎ブランド『かのか』や『大五郎』で使用しています。

  • 詰替え商品の展開

    詰替え商品の展開

    アサヒグループ食品(株)では、プラスチック使用量とゴミの削減を実現するため、『おしぼりウエッティー』や『素肌しずく』『ミルふわ』など、一部の商品で詰め替え用をあわせて販売しています。

  • 炭酸飲料用PETボトルキャップ軽量化

    炭酸飲料用PETボトルキャップ軽量化

    アサヒ飲料(株)では、炭酸飲料用として国内最軽量となるPETボトルキャップを2018年2月から採用しています。このPETボトルキャップは、日本クロージャー(株)との共同開発です。これにより、PETボトルキャップの重量は、3.25g〜3.35gから3.03gへと約7〜10%軽量化しました。

    アサヒ飲料(株)調べ(2021年3月時点)

  • 飲料PETボトルのロールラベル化

    飲料PETボトルのロールラベル化

    アサヒ飲料(株)は、2020年4月以降、部分的にPETボトルのラベルをロールラベル化することで、1本当たりのラベル使用量を約55%削減し、原料となるPET樹脂量を年間約50t削減しています。

  • 6缶パックリング&シュリンクフィルムのプラスチック全廃

    6缶パックリング&シュリンクフィルムのプラスチック全廃

    アサヒホールディングスオーストラリア傘下のカールトン&ユナイテッドブルワリーズ社では、2019年に、缶製品の6本パックプラスチックリング&シュリンクフィルムのプラスチックをすべて廃止しました。これにより、プラスチックリングで年間3千万個以上、プラスチックシュリンクフィルムで年間248t以上の削減効果が見込まれます。

  • 6缶トップクリップ段ボール製に切り替え

    6缶トップクリップ段ボール製に切り替え

    アサヒヨーロッパアンドインターナショナルは、2020年から、オランダ生まれのビールブランド『Grolsch』の6缶パックを、プラスチックシュリンクフィルムから段ボール製の包装「トップクリップ」に切り替え始めました。オランダのすべての6缶パックをこの包装に替えることで、年間100,000kg、ビニール袋400万枚相当のプラスチックの削減が見込まれます。

リサイクル(Recycle)

アサヒグループは、PETボトルリサイクル推進協議会の一員として、PETボトルリサイクル推進協議会の自主行動計画2025(2021年度〜2025年度)のリサイクル率85%以上(基準年度:2004年度)の目標に向けて取り組んでいます。アサヒグループでは、分別排出のしやすいラベルレスボトルの展開の推進や、2019年7月から『カルピスウォーター』などの乳性飲料の一部でリサイクルPETボトルの採用を開始するなど、持続可能な容器包装の実現に向け取組みを進めています。

  • リサイクルPETボトルの導入

    リサイクルPETボトルの導入

    アサヒ飲料(株)は、2019年7月から『カルピスウォーター』など乳性飲料の一部でリサイクルPETボトルの採用を開始しました。その後、『三ツ矢』ブランドや『ウィルキンソン タンサン』などボトルの耐圧性が要求される炭酸飲料の一部商品へ導入を拡大。2021年はさらに『アサヒ十六茶』の一部PETボトルへの導入を予定しています。

  • PETボトル資源循環に向けた外部との
    連携

    アサヒ飲料(株)は、2030年までにプラスチック製容器包装の全重量の60%にリサイクルPETボトル、植物由来の環境配慮素材などを使用するという「容器包装2030」の目標を達成するため、新たにケミカルリサイクルPET樹脂調達によるPETボトルの資源循環に向けた外部と連携する取組みを開始しました。この取組みの内容は、「ボトルtoボトル」の再生事業者である日本環境設計(株)へ融資し、子会社のペットリファインテクノロジー(株)の工場再稼働への支援をすることでケミカルリサイクルPET樹脂の調達につなげるというものです。工場の再稼働は2021年夏を予定しています。

  • 100%リサイクルPETボトルの導入

    100%リサイクルPETボトルの導入

    アサヒホールディングスオーストラリアでは、ブローフィル技術(PETボトル内製化技術)への投資を通じて、PETボトルの軽量化およびリサイクルボトルの導入を進めました。この取組みにより、100%リサイクルPETボトルは、CO2排出量を従来から約半分にまで低減することができます。一部の製品では、製造から冷蔵、販売までの製品ライフサイクル全体で32%のCO2排出量低減に成功しています。

  • リサイクルPETボトル原料製造工場の
    設立

    アサヒホールディングスオーストラリア傘下のアサヒビバレッジズ社は、2020年2月にPact Group Holdings社およびCleanaway Waste Management社とともにオーストラリア南東部に共同でリサイクルPETボトル原料製造工場を建設する基本合意書を締結しました。2021年末までの稼働を目指すこの工場では、28,000tの使用済みPETボトルを加工し、食品容器に適したグレードのリサイクルPETペレットの製造が可能となります。
    工場完成後、Pact Group Holdings社は工場のマネジメントをはじめとする技術と包装の知見を提供し、Cleanaway Waste Management社は使用済みPETボトルを供給します。アサヒビバレッジズ社とPact Group Holdings社はリサイクルPETボトルを商品の包装に活用していくことで、それぞれの強みを融合させ、持続可能なプラスチックのサプライチェーンの構築を目指します。

  • 酒類4L PETボトルの把手に再生PETボトル使用

    アサヒビール(株)では、国産焼酎、国産ウイスキーの4LPETボトルの把手にPETボトルから再生したペット樹脂を使用しています。新たな石油由来原料を極力使用せず、プラスチック使用量を減らしながら資源循環に努めています。

環境配慮素材

  • 容器包装へのバイオ素材の使用推進

    容器包装へのバイオ素材の使用推進

    アサヒ飲料(株)では、2015年から植物由来原料を使用した『三ツ矢サイダー』PET1.5Lを数量限定で発売しています。2020年は、これまでの石油を原料にしたインキに比べ環境負荷の低減が期待できるため、PETボトルとキャップにおいて30%の割合で植物由来原料を使用、ラベルの印刷には植物由来のインキを使用しました。2021年からは『アサヒ おいしい水』、『アサヒ 十六茶』の一部商品でバイオ素材のPETボトルを採用します。

  • プラスチックボトルに植物由来の
    バイオポリエチレンを配合

    プラスチックボトルに植物由来のバイオポリエチレンを配合

    「カルピス」プラスチックボトル470ml

    アサヒ飲料(株)で発売する『カルピス』のプラスチックボトルの素材には、植物由来のバイオポリエチレンを10%使用しています。キャップ、ボトル、ラベルが同じ素材であるため、ラベルをはがしたり、キャップを取るなどの分別が不要で、リサイクルにも適しています。

プラスチック容器を使わない販売方法

  • 『森のタンブラー』の開発

    『森のタンブラー』の開発

    アサヒビール(株)は、間伐材などの木材から精製したパルプが主原料の「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用した『森のタンブラー』をパナソニック(株)と共同開発し、2019年8月から展開しています。これまでに各種団体、企業と協同で取組みを行い、「森のタンブラー」を使って主に環境問題の課題解決に一緒に取り組んでいます。
    「森のタンブラー」は、2020年2月に世界的に権威あるデザイン賞「iFデザインアワード2020」を受賞しました。この受賞はパナソニック(株)との共同受賞で、アサヒビール(株)として「iFデザインアワード」は初の受賞となりました。また、2020年3月には一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する第7回「ソーシャルプロダクツ・アワード2020」において、「生活者審査員賞」も受賞。11月には環境省が主催する、「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」に選ばれました。

  • 食べられる飲料容器『もぐカップ』の開発

    アサヒビール(株)と(株)丸繁製菓との共同開発により、「使い捨て容器」から「使い食べ容器」という新しい食のライフスタイルを提案し、テスト展開を開始しました。食べられる飲料容器『もぐカップ』は、日本産のじゃがいもでん粉が原料の飲料容器で、高温高圧で原料を焼き固めることにより耐水性を向上させ、中に入れた液体が漏れにくくしました。容器自体にそれぞれ味付けをし、飲み物や食べ物との組み合わせを楽しめます。

缶での取組み

リデュース(Reduce)

ビールやコーヒーなどで使用する缶について、お客様の扱いやすさを確保しつつ、使用する資源量を極力減らすことを目指して軽量化を進めています。

  • アルミ缶の軽量化

    アルミ缶の軽量化

    アサヒビール(株)は製罐会社4社と共同で、2016年に国産で最軽量級(アサヒビール(株)調べ)となるビール類350mlアルミ缶を開発しました。
    350ml缶1缶あたり最大で1g・約7%の軽量化となり、CO2排出削減量は、2020年実績で9,800tとなりました。

    缶を供給する製罐会社によって仕様が異なるため、最も軽量化を実現できた現行缶:14.9g、軽量缶:13.9gの場合について記載。

  • スチール缶の軽量化

    スチール缶の軽量化

    アサヒ飲料(株)は、2019年から『「ワンダ」ブラック缶185g』、『「ワンダ」特製カフェオレ缶185g』ほかにて、5本ビード缶を展開しています。缶の胴体に5本のビード加工をすることで薄肉化を可能にし、従来品(28.1g)比でスチールの使用量を約13.5%削減しました。

リサイクル(Recycle)

アサヒグループは、アルミ缶リサイクル協会とスチール缶リサイクル協会の第4次自主行動計画(2021年度〜2025年度)におけるアルミ缶リサイクル率92%以上、スチール缶リサイクル率90%以上(基準年度:2004年度)の目標に向けて取り組んでいます。アサヒグループでは飲み終わったアルミ缶、スチール缶の回収を支援するとともに、ビール工場、飲料工場でやむを得ず廃棄処理となったアルミ缶、スチール缶は、回収・再資源化を行っています。

びん・樽での取組み

リデュース(Reduce)

  • ビールリターナブルびん軽量化

    アサヒビール(株)では、容器品質向上と環境負荷低減のために、ビール3社(アサヒビール、サッポロビール、サントリービール)で共通の「擦り傷対策びん」(中びん500ml)を2014年10月から導入しました。製造時や配送時に側面やラベルに擦り傷が発生する課題から、びんの胴部を0.2mm〜0.3mm程度凹ませることで、擦り傷の発生面積を抑制、ラベルを保護し、容器品質の向上につながりました。1本あたり10gの軽量化となり、今後すべて「擦り傷対策びん」に切り替わった場合、びんの製造時および配送時のCO2排出削減量は、2019年実績で95.4tとなりました。

リユース(Reuse)

酒販店様や飲食店様向けのビールや清涼飲料水などには、リターナブル容器(びんや樽)が多く使用されており、これらの容器は自社ルートで回収、洗浄を行い、繰り返して使用しています。
2020年には、アサヒビール(株)で延べ239百万本、アサヒ飲料(株)で延べ86百万本の容器を回収・再利用しました。

リサイクル(Recycle)

アサヒグループは、ガラスびん3R促進協議会に加入し、空きびんのリサイクルを推進しています。アサヒグループではリターナブルびんの回収率100%を目指すとともに、ビール工場、飲料工場で寿命がきて使用できなくなったびん類は、回収を行い、カレットとしてガラスびんなどの原料にしています。

びん回収率の推移

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
アサヒビール(株) リターナブルびん 107.9% 99.7% 100.9% 99.9% 106.2%
アサヒ飲料(株) リターナブルびん 98.0% 98.5% 99.0% 98.6% 103.0%

回収率=回収量(kg)/販売量(kg)×100

紙製容器包装での取組み

リデュース(Reduce)

  • 段ボールカートンの軽量化

    アサヒビール(株)では、2013年からビール系飲料350mlマルチパック用缶の梱包で従来品比約17%軽量化した段ボールカートンの導入をしています。大手段ボールメーカーであるレンゴー(株)との共同開発により誕生した業界初となる「軽量・波型カットカートン」は、段ボールの表面に使う原料や配合比率を改良することで、従来205gだった1カートンあたりの重量を170gまで抑えました。これにより、2020年実績で、段ボール削減重量は約3,000t、CO2排出削減量は、2,500tとなりました。

  • 軽量6缶パック

    軽量6缶パック

    アサヒビール(株)は全8工場で製造している6缶パック全商品に対して、環境に配慮した「軽量6缶パック」を採用しています。これまでの6缶パックでは、パックの四隅上下の計8か所で缶を板紙によって押さえて固定していましたが、「軽量6缶パック」では6缶すべての缶底部を1本ごとに保持できる板紙の形状に変更することにより、缶の安定性確保と6缶パック板紙の面積縮小を実現しました。従来品比で約10%(約4g)の紙使用量の削減となり、紙使用量削減重量は、2020年実績で約1,800t、CO2排出削減量は、約1,500tとなりました。また、ユニバーサルデザインの一環として、これまで天面の開封ジッパーは右からのみの仕様を業界初の両方向から開封可能な仕様に変更しています。

    『アサヒスーパードライ』のパッケージについては、撮影時点の商品デザインとなっております。

  • 直接陳列可能な段ボール

    直接陳列可能な段ボール

    アサヒグループ食品(株)では、2018年から『うちのおみそ汁』『きょうのスープ」シリーズでは、陳列用カートン包装を廃止し、直接店頭に陳列できる段ボールに変更しました。これにより、輸送に必要な容器包装資材は、面積が1/3に削減できたほか、パレットへ積載量が80%向上し、輸送にともなうCO2が44%削減できました。

リサイクル(Recycle)

  • アルミニウムを使用しない容器カートカン

    アサヒグループ食品(株)の通販カートカンでは、リサイクル適正を向上するため、アルミニウムを使わずに常温保管が可能な素材を採用しています。パルプを原料とする「紙」で作られているので、紙パックとしてリサイクルできます。

環境配慮素材

  • 間伐材を使用した容器

    アサヒグループ食品(株)では、一部の商品において、間伐材マークを取得(国産間伐材を10%以上含む国産材を30%以上使用)した紙容器カートカンを採用しています。

業界団体とのコミュニケーション

容器リサイクル業界団体との連携

アサヒビール(株)とアサヒ飲料(株)は、容器包装のリデュース・リユース・リサイクルといった業界共通の課題や要請に応えるために、ビール酒造組合、全国清涼飲料連合会を中心に、ガラスびん3R促進協議会、アルミ缶リサイクル協会、PETボトルリサイクル推進協議会、食品容器環境美化協会などの各種業界団体との円滑なコミュニケーションに努めています。
2006年4月から加入した業界団体を含む「容器包装に係るリサイクル8団体」ごとに、数値目標・取組み目標を設定しています。2025年までを目標期間とした「容器包装3R推進のための自主行動計画2025」について、容器包装のリデュース・リユース・リサイクルの3R推進の展開を進めています。

空容器の散乱防止対策の推進

アサヒグループは、環境美化と資源の有効活用推進のために、さまざまな空容器の散乱防止活動に取り組んでいます。

  • 空容器回収ボックスの設置

    アサヒ飲料(株)では、自動販売機1台に1個、空容器回収ボックス(食品容器環境美化協会)の設置を推進しています。散乱防止のための「統一美化マーク」を自動販売機に貼りつけ、リサイクルへの意識啓発を図っています。

環境学習授業の協力

環境学習授業の協力アサヒ飲料(株)では、(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会が主催する高校生向け環境学習事業に賛同し、社員を派遣するなど出前授業に協力しています。
近年環境課題となっているプラスチック問題をはじめとした容器包装リサイクルの説明や、課題解決への取組み事例としてアサヒ飲料(株)のラベルレス商品の紹介などの環境教育を実施しました。

さらに、2021年には小学校6年生向けに「持続可能な環境と水資源」をテーマとした理科副教材を制作しており、全国約5万人の児童へお届けしています。
SDGs「12.つくる責任 つかう責任」への企業アプローチとして、PETボトルリサイクルや回収リサイクルボックスの説明とあわせて、地球にやさしいラベルレスボトル商品の紹介を行うことで、小学生のPETボトルリサイクル教育につながるように取り組んでいます。

清掃活動の実施

アサヒグループでは、社員ボランティア活動の一環として、自治体やNPOが主催するゴミ拾いへの参加など各地で清掃活動を行っています。

  • アサヒ飲料(株)の取組み

    アサヒ飲料(株)では、環境省・日本財団が共同で進める「海ごみゼロウィーク」の主旨に賛同し、例年5月末から6月にかけて全国の事業所周辺にて清掃活動を実施しています。2019年は、「海ごみゼロウィーク」期間内の平日と6月の「環境月間」において、事業所周辺の全国19ヵ所で清掃活動を実施しました。
    また、アサヒ飲料(株)が会員となっている一般社団法人全国清涼飲料連合会が展開する「清涼飲料業界 クリーンアクション 2019〜みんなで海ごみゼロを目指して〜」にも積極的に参加しました。5月には環境省・日本財団主催の神奈川県藤沢市江ノ島・弁天橋下の海岸での「海ごみゼロウィーク」キックオフ(海岸清掃活動)イベントに会員社メンバーとして参加し、6月に開催されたNPO法人海さくら・日本財団主催の「海岸美化活動(どすこいビーチクリーン)」にも参加しています。

    2020年はコロナウィルス感染対策のため、事業場での集合型の清掃活動の実施を見合わせました。

  • アサヒヨーロッパアンドインターナショナルでの取組み

    アサヒヨーロッパアンドインターナショナルでは、廃棄物の削減、包装材の再利用とリサイクルの重要性を認識し、さまざまな取組みを行っています。

    現地の分別回収とリサイクルの取組み

    2019年にウルススブリュワリーズ社は、ルーマニアの3大フェスティバル(Neversea、Untold、Oktoberfest)のパートナーとして先駆けて、ビール缶とプラスチックカップの現地分別回収とリサイクルに取り組みました。アルミ缶1,200kg以上、プラスチックカップ21,800個以上を回収しリサイクルを行っています。これらの取組みで、「Green Can Business Award 2019 Gala」で表彰をうけました。

    そのほか、ウルススブリュワリーズ社では、ルーマニアの全国的な清掃活動「Let's do it、Romania!」の最大のボランティアパートナーに2010年の第1回以来就任しています。これまで1,300人以上の従業員が、ブカレストなどの各都市でボランティアとして参加し、数千袋の廃棄物を収集しています。

    ビールブランド『Ciucas』では、2020年秋の全国キャンペーン「Ciucas NCP 2020」において、プラスチックキャップと金属缶リングの回収を進める新企画を行いました。この企画により1,338kgを回収し、リサイクルしました。

    企画により1,338kgを回収し、リサイクルしました

    ビールブランド『Gambrinus』では、2020年に「Clean Czechia」プロジェクトのパートナーとなり、PETストップキャンペーンの一環として、「Clean the world、clean Czechia」清掃活動の支援を行いました。企業ボランティアの数十人が、清掃活動「Gambrinus cleans Pilsen」にて、ピルゼン醸造所の近隣を清掃し、50袋分のゴミを集めました。

  • アサヒホールディングスオーストラリアでの取組み

    ニュージーランド飲料ブランド『Phoenix Organics』では、2012年からニュージーランド海岸の慈善団体「Sustainable Coastlines」の海岸清掃活動・植林活動を支援しています。2020年も「Sustainable Coastlines」のゴールド・スポンサーとして、約40名がランギトトの海岸清掃活動に参加しました。

    海岸清掃活動の様子
    海岸清掃活動の様子
CSRマネジメント
環境
コミュニティ
健康
責任ある飲酒
データ集