責任あるマーケティング 責任あるマーケティング

責任あるマーケティング

考え方

アサヒグループは、商品パッケージの表示や広告宣伝活動にあたって、「お客様に信頼される表示・表現」を目指し、責任あるマーケティングを行っています。各国における関係法規の遵守はもちろん、未成年者の飲酒などのアルコール問題や安全性・人権問題・環境問題・社会的倫理性などに留意し、適切な表示・表現に細心の注意をはらっています。

日本国内:食品衛生法・食品表示法(同法に基づいて定められた「食品表示基準」を含む)・健康増進法・JAS法・酒税法・酒類業組合法などに加え、独占禁止法・景品表示法・公正競争規約など。

関連情報

表示審査

アサヒグループでは、商品や景品などの販促物、広告宣伝物の表示・表現を、多角的な視点から審査・検討する機関を設置しています。審査では、グローバル規定を定め「各種法令」「安全性」「社会的責任性」「環境問題」「差別問題」など、多角的な観点から表示・表現の適切さを検討し、潜在リスクや問題点の洗い出しと、改善提案のアドバイスを行っており、審査を受けた商品や広告宣伝物のみ市場に出しています。
表示審査を担当する社員には、研修などを実施し、担当者として留意すべきポイントや、商品・広告表示に関連する法改正情報などを共有しています。

酒類事業

アサヒビール(株)では、広告宣伝物の表示・表現を多角的な視点から審査・検討する機関として、1995年に「表示審査会」を立ち上げました。2001年には商品や販促品も対象に加えるなど、機能の強化やメンバー構成の拡充、指摘事項のサポート体制の強化などを図ってきました。現在は新商品開発・宣伝・販売促進などの施策立案を行う企画・制作関連部門に、法務・商標・品質保証・お客様相談・環境ARP・生産などに関わる関連部門がメンバーとなり、多角的な視点で審査を行っています。
「表示審査会」は毎週一回(2020年3月以降は毎週二回)定期的に開催しており、同審査会で審査を受けた商品や広告宣伝物のみ市場に出しています。また指摘があった事項については、関連部門による対応策の報告を含めすべて議事録に記録し、日々の活動に活かしています。

表示審査会の実施状況

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
開催数 49回 48回 48回 49回 87回
起案数 2,614件 2,858件 3,058件 2,786件 3,532件
再報告を要する指摘事項 315件 341件 351件 311件 423件

集計範囲:アサヒビール(株)

飲料事業

アサヒ飲料(株)では商品・広告などの表示について、関係法令遵守のほか、社内の表示専門チームが設定した独自基準・ガイドラインに沿って、お客様にとってわかりやすい表示、注意いただきたい内容は目立ち認識しやすい表示を心がけています。

注意喚起の表示

商品を安心して安全にお飲みいただくため、商品パッケージにはいくつかの注意喚起の表示を記載しています。例えば、PETボトルの商品では「開栓後はすぐにお飲みください」「容器への衝撃や冷凍保管は避けてください」、缶の商品では「ストーブや直火にかけたりしないでください」といった内容が記載されています。特に注意をいただきたいことについては、文字の大きさを大きくしたり、色を変えたりして強調をしています。

アレルギーの表示

アサヒ飲料(株)では法令で表示が義務化されている7品目のほか、表示が推奨されている21品目についても商品パッケージに表示をしています。また、ホームページでもこれらアレルギー特定原材料など28品目の使用の有無に関して、確認できる一覧があります。

ユニバーサルな表示

アサヒ飲料(株)は、年齢や体格、身体的能力に関わらず、多くの人々に商品をご利用いただくために、さまざまな商品にユニバーサルデザインの考え方を入れています。
商品パッケージの表示では、色の見え方が一般と異なる人にも情報がきちんと伝わるように配慮した色使いを心がけています。

食品事業

アサヒグループ食品(株)では、経営層、研究開発、マーケティング、法務、品質保証、お客様相談室などのメンバーから構成した表示委員会を設け、各商品および広告ごとに表示内容をチェックしています。各種関連法規に関する適合性に加え、お客様にとってわかりやすく信頼される表示・表現に努めています。
また、お客様からいただいたお申し出を共有化し、原因・対策について検討するQA(Quality Assurance:品質保証)委員会を定期的に開催しています。QA委員会は社長を委員長とし、経営層・全本部長によって構成されており、さらなる品質の向上に努めています。

関連情報

表示・広告に関する取組み

商品パッケージでの表示・表現(アサヒビール(株))

項目 内容
リサイクルマーク リサイクル可能な素材であることを示し、積極的な再利用・リサイクルを働きかけています。
20歳未満飲酒防止、妊娠中・授乳期の飲酒の注意表示 「ストップ!20歳未満飲酒。」の記載に加え、妊娠中・授乳期の飲酒についての注意を表示しています。
点字表示 目の不自由な方が誤飲することがないよう、缶製品にはふたの部分に、点字で「おさけ」と表示しています。
缶商品のパッケージに「お酒」マーク 20歳未満者やアルコールを飲めないお客様がソフトドリンクと間違えることがないよう、大きく「お酒」と表示しています。

食品アレルギーへの対応

食品アレルギーの表示

アサヒグループでは、アレルゲン対象となる原料を使用する場合、各国・各地域における関連法規に従い、適切な表示と情報公開を行っています。日本国内では、アレルギー物質として食品表示基準にて表示義務のある特定原材料7品目と、特定原材料に準ずるもの21品目について、原料メーカー・サプライヤーに使用の有無を確認し、適切な表示に努めています。なお2019年9月に特定原材料に準ずるものとされた「アーモンド」については準備が整い次第、順次表示をしていきます。

  • 特定原材料(7品目):卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに
  • 特定原材料に準ずるもの(21品目):りんご、オレンジ、大豆、ごま など

また、グループ品質会議において、アレルギー表示に関する法令の見直しなどの動きについての情報をグループ各社で共有しています。なお、酒類についてはアレルギー表示が義務化されていませんが、わかりやすい表示を心がけています。

アレルゲン不使用の取組み

アサヒグループ食品(株)では、「グーグーキッチン」「栄養マルシェ」などのベビーフード商品の中で、7大アレルゲン不使用商品のラインアップを揃えています。
7大アレルゲンの使用についてはパッケージの表面に大きく表示し、またWebサイトを通じてアレルゲンの検索ができるようにするなど、アレルギーをお持ちのお子様に配慮した取組みを進めています。

アレルゲン不使用の取組み

関連情報(商品ごとのアレルギー物質含有表示)

遺伝子組み換えへの考え方

アサヒグループでは、遺伝子組み換え農産物やそれらを原料とする加工食品の使用および表示に関して、事業を行っている各国の法令に従っています。
使用を検討している農産物原料や農産物加工食品原料については、遺伝子組み換えに関する情報を確認しています。その上で食品への遺伝子組み換え原料の使用および表示に関する各国の法令に従い、商品への使用や表示内容を決定しています。

従業員の教育・研修

アサヒグループでは責任あるマーケティングを推進するために、関連業務に携わる従業員に対して適宜の教育・研修を行っています。

酒類事業

アサヒビール(株)ではマーケティング業務の新任担当者を対象に、マーケティングにおけるコンプライアンス遵守の考え方や、表示関連法規・規程に関する勉強会を開催しています。また、表示審査会での確認内容については関連部署に随時共有しています。

飲料事業

アサヒ飲料(株)では、社員一人ひとりが自らの能力を磨き、業務に精通することを通して品質保証活動を組織的に推進しています。また、品質を支える人材の育成を目的としてさまざまな研修を実施し、品質に関する知見のレベルアップや品質を最優先にする意識の向上を図っています。具体的には、商品知識や各種法令、景品類および広告類、消費者キャンペーン内容などをテーマとしており、営業をはじめとするさまざまな部門の従業員が受講しています。

食品事業

アサヒグループ食品(株)では、表示関連法規・規定の最新情報や違反事例の共有などをテーマに、部署ごとに勉強会を開催しています。

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