

ひとつの商品を製造し、提供するまでにはとても多くの企業が関わっています。そのため、自社が直接関わる範囲だけでなく、範囲全体における管理が重要視されています。アサヒグループは持続可能なサプライチェーンを実現、維持するために、「アサヒグループ調達基本方針」を制定致しました。また、サプライヤーの皆様に対しても「アサヒグループサプライヤーCSR行動指針」にてCSRの取組みを求めています。サプライヤーの皆様との強固な信頼関係と長期的な協力関係を構築することで、環境・社会に配慮した調達活動を推進していきます。
アサヒグループでは、アサヒグループホールディングス(株)にグループ全体の調達戦略を担う調達部門を設置し、グループ会社と連携した最適な調達活動に取り組んでいます。調達部門で立案された方針・戦略はグループに伝達され、グループ会社の調達活動において具体的な取り組みとして展開されます。
具体的には、「グローバル調達会議」や「グループ調達部門会議」を、グループ内への伝達の場と位置付けています。これらの会議においては、「アサヒグループ調達基本方針」「アサヒグループサプライヤーCSR行動指針」といった調達活動そのものに関する方針類を始め、「アサヒグループ環境ビジョン2050」「アサヒグループ人権方針」など、関連性の強い方針類や戦略がグループ内に伝えられています。
尚、調達部門及びグループ各社の調達担当者は、日本能率協会が主催する調達プロフェッショナル資格(CPP)の取得を通じて、CSR調達を含む調達知識の向上を行っています。
また、サプライヤー、あるいはお取引を希望される方の皆様に対しては、「調達クリーン・ライン制度」を設け、アサヒグループの従業員が社内の方針や法、社会倫理と照らし合わせて疑問に思われる行動を取った場合にご報告いただける仕組みを設けることで、サプライヤーの皆様との強固な信頼関係と長期的な協力関係を構築しています。2018年のお申し出件数は0件でした。
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2019年以降も各取り組みを継続、強化してサプライヤーの皆様との強固な信頼関係と長期的な協力関係を推進していきます。
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