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重点領域と重点テーマ 重点領域と重点テーマ

重点領域と重点テーマ

マテリアリティ特定の背景

アサヒグループは2019年1月に従来の経営理念を刷新し、新しいグループ理念“Asahi Group Philosophy”を施行しました。またそれに伴い、2016年から取り組んでいる「中期経営方針」の内容を更新し、新しいステージへの成長を目指すこととしました。
欧州事業の買収によってグローバルで事業を展開する素地が整いましたが、それは同時に、これまで経験したことのないリスクにも直面することを意味します。また、社会的価値を向上させるための取り組みについても、アサヒ独自の強みや競争力の観点から改めて見直す必要が出てきました。
こういった背景から、アサヒグループはマテリアリティの見直しを行い、2019年1月から新たな「重点領域」と「重点テーマ」のもとサステナビリティの推進に取り組んでいます。
策定にあたっては、“Asahi Group Philosophy”や「中期経営方針」の内容を踏まえ、昨今の社会情勢やSDGsなどの国際的な枠組み、各種ESG調査、ESGに関するガイドライン、グローバルリスクなどを勘案しました。

マテリアリティ特定プロセス

1マテリアリティ候補を抽出

まず、“Asahi Group Philosophy”や「中期経営方針」などをもとに、アサヒグループが目指す姿を達成するために必要な項目を洗い出しました。その上で昨今の社会情勢やSDGsなどの国際的な枠組み、各種ESG調査、GRI StandardなどのESGに関するガイドライン、「WEF(World Economic Forum)グローバルリスク報告書」などのリスクに関する情報を勘案し、重点テーマの候補をリストアップしました。

Asahi
Group
Philosophy

中期経営方針

プラス

社会からの要請

  • SDGs GOALS
  • GRI
  • FTSE4Good
  • CDP A LIST
  • WORLD ECONOMIC FORUM
  • Dow Jones Sustainability Indexes
  • MSCI

次に、抽出したマテリアリティ候補を、社会やステークホルダーにとっての重要性とアサヒグループにとっての重要性の視点でマッピングし、優先して取り組むべきマテリアリティ候補を抽出しました。

マテリアリティ候補

2マテリアリティ候補の評価・分析

「ネガティブ・インパクトの排除」「ポジティブ・インパクトの拡大」の2つの観点から評価・分析し、リストアップした項目を精査しました。

  • ネガティブ・インパクトの排除…広義のリスクマネジメントとして、外部環境の様々な変化への対応をグローバルに推進
  • ポジティブ・インパクトの拡大…アサヒの強みを活かした価値創造・CSVの取り組みを強化

3妥当性評価

中期経営方針の重点課題の一つである「ESGへの取り組み強化」の視点からアサヒグループホールディングス(株)の経営戦略会議で経営陣による討議を行い、マテリアリティの妥当性を評価しました。

4マテリアリティの特定・更新

以上を踏まえて、計18個のマテリアリティ項目を「重点テーマ」として特定しました。グローバルに事業を展開する上で強化すべきリスクマネジメントの項目を、「環境」「人権・人材マネジメント」「責任ある事業活動」の3つの活動領域に整理しました。さらに社会的課題の解決に寄与する項目を、「アサヒの強みを活かした価値創造」の重点領域で5テーマ設定しました。
また、各テーマで評価指標(KPI)を設定し、定期的に評価を行うことで、PDCAを回しています。

マテリアリティ・KPI一覧

重点領域重点テーマ社会課題/
想定されるリスク
KPI
(社名の記載がないものはグループ全体のKPI)
SDGs
ネガティブ・インパクトの排除

気候変動への対応 地球温暖化・異常気象・自然災害
  • 2050年までにCO2排出量ゼロを目指す 国内(アサヒカーボンゼロ)
  • 2030年までにCO2排出量30%削減を目指す(2015年比) 国内
sdgアイコン 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンにsdgアイコン 13 気候変動に具体的な対策を
原材料の安定調達 資源の枯渇
  • 2050年までに持続可能な原料調達100%を目指す
  • 2050年までに持続可能な容器包装利用100%を目指す
  • 2030年までにプラスチック製容器包装(PETボトル、ラベル、キャップ、プラスチックボトル)の全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用する(アサヒ飲料(株))
sdgアイコン 12 つくる責任つかう責任
持続可能な水資源の推進 水資源の枯渇
  • 2050年までに持続可能な水資源利用100%を目指す
  • 2025年までに国内ビール工場ウォーターニュートラルを実現
sdgアイコン 6 安全な水とトイレを世界中に
資源循環・汚染防止 資源の枯渇・環境汚染
  • 副産物・廃棄物の再資源化の推進 国内
sdgアイコン 12 つくる責任つかう責任
環境・社会配慮商品の提供 地球温暖化・資源の枯渇・環境汚染
  • 容器包装の軽量化、簡素化、再生材利用の推進
  • ラベルレスボトルを拡大するなどプラスチック製容器包装の重量削減を目指す(アサヒ飲料(株))
  • プラスチック以外の容器や、新しい環境配慮素材の研究開発を目指す(アサヒ飲料(株))
sdgアイコン 12 つくる責任つかう責任










人材育成 人材不足
人材確保
  • エンゲージメントサーベイ活用による人的資本の高度化
  • 2021年までにグローバルサクセッション会議を設置
sdgアイコン 8 働きがいも経済成長も
ダイバーシティの強化 多様性の欠如
  • 各事業会社で定めた女性役員登用・管理職比率目標の達成
sdgアイコン 5 ジェンダー平等を実現しようsdgアイコン 10 人や国の不平等をなくそう
人権の尊重 人権侵害
  • 2021年までに人権方針を策定
  • 2021年までに人権デューデリジェンスを開始・運用
sdgアイコン 8 働きがいも経済成長もsdgアイコン 10 人や国の不平等をなくそう







サプライチェーン・マネジメント 環境負荷・人権侵害・品質リスク・法令違反
  • サプライヤーCSR調達におけるマネジメント体制の高度化
  • 2019年にAsahi Group Philosophyに沿ったCSR調達方針類を改訂
sdgアイコン 8 働きがいも経済成長もsdgアイコン 10 人や国の不平等をなくそうsdgアイコン 13 気候変動に具体的な対策を
食の安全・安心の確保 食の品質に対する不安
  • グループ品質保証体制の強化による品質事故ゼロ
  • 先端技術の導入による品質保証技術の高度化
sdgアイコン 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
責任ある飲酒の促進 不適切な飲酒による健康被害
  • 業界コミットメント(IARD Producers' commitments)の実行
  • 不適切な飲酒の低減にむけた取り組みの推進
  • ノンアルコール/ローアルコール商品の拡大
sdgアイコン 3 すべての人に健康と福祉を
商品・サービスを通じた社会的責任の追求 成熟社会における食を通じたQOLの向上
  • 栄養・健康に配慮した商品のさらなる展開(アサヒ飲料(株)、アサヒグループ食品(株))
  • 減塩商品のさらなる展開(アサヒグループ食品(株))
  • 介護食の認知促進による利用機会の増加(アサヒグループ食品(株))
  • 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」等の出前授業の社会的インパクト把握(アサヒ飲料(株))
  • 2019年に「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を33校で実施(アサヒ飲料(株))
  • 従業員の健康施策として展開する「ポイントプログラム」を活用したウォーキングキャンペーン参加率の向上(アサヒ飲料(株))
  • 乳酸菌マスター取得の推進(アサヒ飲料(株))
  • 2019年に「和光堂栄養相談活動」の参加人数6万人を達成(アサヒグループ食品(株))
sdgアイコン 2 飢餓をゼロにsdgアイコン 4 質の高い教育をみんなに
フードロスの削減 事業廃棄物の増加
  • 各事業会社で定めた製品廃棄金額目標の達成(アサヒビール(株)、アサヒ飲料(株)、アサヒグループ食品(株))
  • 賞味期限表示の「年月表示」切替の対象品種拡大(アサヒ飲料(株)、アサヒグループ食品(株))
sdgアイコン 12 つくる責任つかう責任
ポジティブ・インパクトの拡大














新しい飲用機会の創出を通じた社会的課題の解決 不適切な飲酒による健康被害等
  • 2021年までにノンアルコール・ローアルコール商品の売上高を2倍に拡充(2018年比)(アサヒヨーロッパ)
  • 2021年までに全商品に占めるノンアルコール商品の売上数量比率5%を達成(アサヒブリュワリーズヨーロッパ)
sdgアイコン 3 すべての人に健康と福祉を
酵母・乳酸菌の活用による商品の提供 成熟社会における食を通じたQOLの向上
  • 2021年までに乳酸菌等の活用による機能性を訴求した商品を上市(アサヒ飲料(株)、アサヒグループ食品(株))
sdgアイコン 2 飢餓をゼロに
砂糖使用量を低減した商品の展開 成熟社会における食を通じたQOLの向上
  • 2025年までにソフトドリンク商品に占めるノンシュガー・ローシュガー(100mlあたり砂糖5g以下)商品の売上数量比率90%を達成(アサヒホールディングスオーストラリア)
  • 2021年までにノンシュガー、ローシュガー商品を開発(エチカビバレッジズ)
sdgアイコン 2 飢餓をゼロに
健康を基軸とする事業・循環型社会に貢献する事業の拡大 食の安全安心に対する不安
  • 「カルスポリン」売上拡大により家畜の生育に必要な飼料穀物を250万t削減。
    2021年までの3ヶ年での「カルスポリン」売上量に基づく、飼料穀物削減量を試算。飼料穀物削減量は、「カルスポリン」使用による飼料効率(社内実績)から算出。(アサヒカルピスウェルネス(株))
sdgアイコン 2 飢餓をゼロにsdgアイコン 12 つくる責任つかう責任sdgアイコン 13 気候変動に具体的な対策を
酵母細胞壁の農業資材を通じた農業分野の社会的課題解決 食の安全安心に対する不安
  • CSV事業としての事業成長(アサヒバイオサイクル(株))
sdgアイコン 2 飢餓をゼロにsdgアイコン 12 つくる責任つかう責任sdgアイコン 13 気候変動に具体的な対策を

旧マテリアリティの取組み進捗

2018年までのマテリアリティに対する取組み状況は以下の通りです。

活動領域重点テーマ2018年KPI
食と健康 責任ある飲酒 小学生向けの未成年者飲酒防止に向けた啓発ツールを2018年年間で50,000部以上配布し、使用後のご意見を活動に活かす。
食の安全・安心 お客様アンケート評価で、平均点90点以上(100点満点中)を達成する(本アンケートはアサヒビール(株)の商品へのご指摘をくださったお客様の一部に対して実施しています)。
栄養・健康 「和光堂栄養相談活動」を通じて、2018年年間で10万人以上の参加者と対話する。
環境 気候変動 2019年の公表に向けて、2018年中に環境中長期ビジョンを策定する。
循環型社会
生物多様性
人と社会 人材育成・ダイバーシティ グループ内の主要会社において、各社で設定した女性管理職比率目標を達成する。
安全で豊かな地域社会 日本経済団体連合会が設立した「1%クラブ」の主旨に沿い、事業利益の1%を目安に社会貢献活用のために拠出する。
持続可能な水資源 2019年の公表に向けて、2018年中に環境中長期ビジョンを策定する。
持続可能なサプライチェーン 2015年に実施した「サプライヤーCSRアンケート」に回答した全サプライヤーに対し、個別に結果をフィードバックする。
CSRマネジメント
環境
人権・人材マネジメント
責任ある事業活動
アサヒの強みを活かした価値創造