多様な人材の活躍推進 多様な人材の活躍推進

多様な人材の活躍推進

アサヒグループでは、グループの多様性を高め、従業員の働きやすい環境を整えるために、さまざまな取組みを実施しています。

性別

アサヒグループでは、性別に関係なく、誰もが働きやすい職場づくりを推進しています。

女性活躍推進基本方針

  • 意思決定の場(経営会議など)に女性が参加する状態を目指す
  • グループ各社の状況に応じた行動計画の立案と推進
  • 数値目標の設定と、目標達成に向けた取組みの実施

女性の活躍推進目標と行動計画

アサヒグループでは、アサヒグループホールディングス(株)および国内主要事業会社ごとに下記の目標を設定し、女性活躍推進の取組みを進めています。

女性役員登用・管理職比率目標

会社 目標(2021年目標) 現状
(2020年12月時点)
アサヒグループホールディングス(株)
  • 管理職比率を20%にする
  • 社内女性役員(取締役、執行役員または理事)を登用する
  • 女性管理職比率15.5%
  • 女性社内役員1名
    女性社外役員2名
アサヒビール(株)
  • 所属長比率を二桁(10%以上)にする
  • 社内女性役員(取締役、執行役員または理事)を登用する
  • 女性所属長比率3.7%
  • 女性役員2名
アサヒ飲料(株)
  • 管理職比率を10%にする
  • 社内女性役員(取締役、執行役員または理事)を2名登用する
  • 女性管理職比率8.7%
  • 女性役員0名
アサヒグループ食品(株)
  • 管理職比率を20%にする
  • 社内女性役員(取締役、執行役員または理事)を登用する
  • 女性管理職比率18.3%
  • 女性役員1名

女性の登用

アサヒグループでは役員や管理職への女性の登用にも積極的に取り組んでいます。アサヒグループホールディングス(株)では、クリスティーナ・アメージャン氏に社外取締役、早稲田祐美子氏に社外監査役に就任いただいているほか、女性の常勤監査役も誕生しています。また、国内グループ会社に8名の女性取締役・執行役員・理事がおり、海外グループ会社でも女性役員が活躍しています。

女性活躍支援研修

アサヒグループの国内主要会社では、女性のキャリア支援として下記の研修を実施しており、参加者の中から女性役員も誕生しています。
国内主要会社の詳細はこちら

研修名 内容・対象
女性のためのキャリア開発セミナー 若手女性社員が先輩女性社員と交流して自分自身のキャリアを考える
女性リーダー研修 国内事業会社の女性リーダーを対象に、さらなるステップアップをはかる
次期経営者候補の外部研修への派遣 次期経営者候補としての知識、スキルを身に付ける
適切な外部研修などへの派遣 各階層の女性社員

ワーキングマザーのネットワーキング

ワーキングマザーが仕事と育児の両立について意見交換する「ワーキングマザーネットワーキング会」を開催しています。また、先輩ワーキングマザーのキャリアの軌跡を聞く座談会も開催しています。

経営層との意見交換

「女性のためのキャリア開発セミナー」をはじめとする各研修に経営層が参加し、意見交換の場を設定しています。経営トップと女性役員との意見交換会も実施しています。

意識啓発

従業員への意識啓発

アサヒグループでは、ダイバーシティやワークライフバランスへの理解促進を目的に、社内イントラネットや社内報で女性の働き方、男性のイクメンを紹介するなどの情報発信を積極的に行い、従業員の意識啓発に取り組んでいます。また、経営トップが考えるダイバーシティの重要性について、定期的に発信しています。

管理職への意識啓発

国内主要会社では、所属長を対象としたダイバーシティに関するeラーニングや研修を行っています。それらでは、企業価値向上におけるダイバーシティ推進の重要性を考えるきっかけづくりを図るとともに、育児・介護などに関する社内制度の理解促進を行っています。

新任ライン長への意識啓発

国内主要会社では、新しく所属長になった社員に向けて「新任ライン長研修」を実施しており、ダイバーシティに関する意識啓発を行っています。研修では、企業価値の向上におけるダイバーシティ推進の重要性を考えるきっかけづくりを図るとともに、育児・介護などに関する社内制度の理解促進も行っています。

性自認・性的指向

アサヒグループでは、「アサヒグループ人権方針」の中で、「性自認」「性的指向」の差別を行わないことを明記しており、性的マイノリティ(LGBT)への対応を進めています。

  • 2019年には、国内事業会社の人事・総務業務に関わる管理職向けに、「アサヒグループ人権方針の理解促進の研修」、および「LGBT対応マナー研修」を実施し、135名が受講しました。
  • 2020年には、国内事業会社を対象に人権・LGBT基礎知識のeラーニングを実施し、9,974名が受講しました。LGBTに関するワークショップも開催し、59名が参加しました。

国籍

海外就業者の状況

事業基盤がグローバルに広がる中、アサヒグループでは各拠点で現地人材の採用を積極的に行っています。アサヒグループの海外グループ会社では、現地採用者を中心に約16,000人の従業員が働いており、海外比率は全体の約55%を占めます。海外グループ会社の役員・上級管理職については、原則的に現地採用者を登用しています。
また、グループの国際戦略を担う人材を確保するため、日本国内の各社においても海外出身者の採用を進めています。具体的には、帰国子女や外国籍の方などから、アサヒグループの将来を担っていただける方を、毎年の計画に基づき継続的に採用しています。

従業員の日本国内・海外比率

従業員の日本国内・海外比率

集計範囲:アサヒグループ全体(集計範囲の詳細はこちら
集計期間:2020年12月末時点

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年齢

アサヒグループの国内主要会社では、満60歳の定年を迎えた従業員が豊富な経験や高度なスキル・技能をいかして働き続けられるよう、本人の希望と会社の必要性をマッチングした上で再雇用を実施しています。

ジョブマッチ支援制度

再雇用を円滑に促進していくためには、従業員自身の意思決定と配置計画を早い段階から進めていくことが重要です。そこで国内主要会社は、58歳以上の従業員などを対象に、再雇用に関する希望をヒアリングし、希望にそったグループ内外の求人情報を提供し、マッチングをはかる「ジョブマッチ支援制度」を導入しています。

障がい

アサヒグループでは、障がいのある方を継続して採用するとともに、障がい者の方が働きやすい職場づくりを推進しています。

障がい者雇用率

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
アサヒビール(株) 2.0% 2.4% 2.3% 2.3% 2.2%
アサヒ飲料(株) 2.0% 2.2% 2.2% 2.2% 2.5%
アサヒグループ食品(株) 2.0% 1.9% 2.2% 1.8% 2.2%
アサヒロジ(株) 2.3% 2.4% 2.3% 2.3% 2.2%
グループ全体 - - - - 1.2%

集計期間:2020年12月末時点

就業支援への取組み

アサヒグループでは、各職場の特性にあわせて、多数の障がい者の方を採用しています。障がいの内容や程度は人によって異なるため、それぞれの個性に合わせて仕事内容を工夫するとともに、必要に応じて就業のサポートを行っています。

設備、備品などサポートの例

  • 工場で車椅子用のスロープ設置
  • 本社のエレベーターに点字と音声案内の設置
  • パソコンのソフトウェア、周辺機器の購入 など

体制整備によるサポートの例

  • 入社前に、職場見学を複数回行い、業務内容・使用機器・設備・通勤経路などの確認をジョブコーチなどと共同して実施
  • 障がい者が入社する職場にて、同僚メンバーに説明会を実施(得意なこと/不得意なことと必要なサポート など)
  • 障がい者が入社する職場にて、同僚メンバーにマニュアルを回覧
  • 障がいを持つ社員同士の交流会

障がい者・高齢者などへの配慮を学ぶプログラム

アサヒグループの国内主要会社では、一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会が主催するユニバーサルマナー検定を、従業員に向けて実施しています。「ユニバーサルマナー」は、ユニバーサルマナー協会によって「高齢者や障害者、ベビーカー利用者、外国人など、多様な方々へ向き合うためのマインドとアクション」と定義されています。従業員がユニバーサルマナー検定を用いて、多様な方々が向き合っている課題や心理を理解し、それらを日常生活だけでなく業務にもいかすことで、企業価値の向上を目指しています。

ユニバーサルマナー検定の受講者数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3級 126人 105人 153人 206人 89人
2級 42人 42人 29人 31人 実施なし

集計範囲:アサヒグループ国内主要会社(集計範囲の詳細はこちら
集計期間:2020年12月末時点
2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響により、集合型研修である2級の実施は見送りました。

その他

副業制度

アサヒビール(株)では、培ってきた業務遂行力や技術・ノウハウ発揮の促進を目的に、一定条件のもとで副業を認める「副業制度」を導入しています。

差別問題を考える新入社員研修

アサヒビール(株)では、差別問題の根絶を図ることを目的として、毎年4月に新入社員を対象とした同和を目的とした研修を実施しています。同研修は、啓発ビデオを用いて同和問題に対する理解を促し、参加者によるディスカッションを通じて問題意識を深める内容としています。

同和研修の参加者数

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
参加者数 77人 81人 93人 90人 91人

集計範囲:アサヒビール(株)
集計期間:2020年12月末時点

セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止のための研修

アサヒグループでは、従業員に対する安全配慮義務を果たし、生命・身体および健康の安全を保護し、セクシュアル・ハラスメントおよびパワーハラスメントなどに対しては毅然とした措置をとることを表明しています。
国内グループ会社では人事総務部の担当者を対象に、外部の弁護士によるパワーハラスメント防止研修を実施しています。研修の内容は定義や実例、事案が発生した際の具体的な対応方法などで構成されています。2020年は約40名に対して実施しました。
また、新任管理職研修においてもハラスメントに関する研修を実施しており、管理者の視点から各種のコンプライアンス・リスクなどについて共有し、主にセクシャルハラスメントやパワーハラスメントについて議論しています。
このような活動を通じ、一人ひとりの従業員がハラスメント、さらにはコンプライアンス・リスク全般に対する幅広い理解を深めることで、その予防体制の強化につなげています。今後も職場の働きやすさをさらに高めていくために、引き続き啓発に努めていきます。

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社外からの評価

なでしこ銘柄

なでしこ銘柄2021 アサヒグループホールディングス(株)は、経済産業省と東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選定する「なでしこ銘柄」に2012年・2015年・2016年・2017年・2019年・2020年の過去6回選ばれています。

ダイバーシティ経営企業100選

ダイバーシティ経営企業100選アサヒビール(株)は2013年、経済産業省がダイバーシティ経営によって企業価値向上を果たした企業を表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)に選ばれました。

PRIDE指標

PRIDE指標アサヒグループホールディングス(株)は、任意団体「work with Pride」が策定する企業のLGBTなどの性的マイノリティに関する取組みの評価指標「PRIDE指標」において、2020年「シルバー」を受賞しました。

「くるみんマーク」「プラチナくるみんマーク」の取得

2005年4月に施行された「次世代育成支援対策推進法」に基づいて従業員の子育てを支援する行動計画を策定し、その実績が認められた企業に「次世代育成支援対策推進法」認定マーク(愛称:くるみん)が交付されます。アサヒビール(株)では、2007年、2010年に「くるみんマーク」を取得しました。
また2015年4月から、「くるみんマーク」をすでに交付されていて高い水準の取組みを行っている企業を対象とする「プラチナくるみんマーク」の交付が開始し、アサヒビール(株)は2015年7月に交付を受けました。対象期間である2010年〜2015年に主に以下のような取組みを進めてきたことが評価されての認定となりました。

  • 「ウェルカムバック制度」の新設など、多様な働き方を支援する制度の新規導入や改善
  • 男性社員・女性社員ともに、「育児休業」「配偶者出産休暇」といった制度の高い利用率
  • 所定外労働の削減に向けた各事業場ごとの継続した取組み、在宅勤務のテスト導入、各種IT設備機器導入による効率化など、働き方の見直しに関する施策の導入
  • 女性向け研修の強化や育児休業復職者を対象とする情報交換会など、社員に対する啓発活動・研修

くるみんマークとプラチナくるみんマーク

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