

アサヒグループは、健康推進における基本的な考え方のもと、従業員の心身の健康を大切にし、一人ひとりの豊かなライフスタイルを支援することが、企業の成長にも繋がると考えています。
現在、グループ健康推進会議を定期的に実施し、健康に関わる課題を会社・労働組合・健康保険組合で議論し、経営層にコミットメントした上で、健康推進の取組みを進めています。
アサヒグループは一人ひとりが健康づくりに取り組み、お互いに健全な心身を保ち、共に充実した人生を実現します。
私達は、
アサヒグループでは、従業員の健康増進に向けた指標を設定しています。指標を経年で把握することにより、各取組みのPDCAを回し、従業員の心身の健康を増進していくことが大切であると考えています。
健康指標 | 目標 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
年 | 目標値 | |||||
ストレスチェック実施率 | - | 100% | 93.9% | 91.8% | 92.2% | 93.6% |
喫煙率 | - | 12% | 32.6% | 32.3% | 31.6% | 31.6% |
適正体重維持者率(BMI18.5〜25未満の者) | - | - | 60.1% | 59.3% | 59.3% | 64.1% |
運動習慣者比率※1 | - | - | 22.3% | 21.8% | 22.7% | 25.7% |
適正な睡眠と休養の確保率 | - | - | 57.8% | 57.6% | 59.1% | 62.2% |
メタボリックシンドローム該当者率※2 | - | - | 35.1% | 34.8% | 34.9% | 36.1% |
特定健診受診率 | 2023年まで | 98% | 97.3% | 97.6% | 97.7% | 97.8% |
特定保健指導実施率 | 2023年まで | 45% | 25.1% | 22.1% | 19.1% | 24.4% |
※ 2018年まではアサヒグループ健康保険組合加入者データ(40歳以上の被保険者)。但し、ストレスチェック実施率はアサヒグループ在籍全社員が対象。
2019年からアサヒグループ在籍全社員データ。メタボリックシンドローム該当者率・特定健診受診率・特定保健指導実施率は、アサヒグループ健康保険組合加入者データ(40歳以上の被保険者)。
※1 運動習慣者比率:30分以上の運動を週に2回1年以上行っている率
※2 メタボリックシンドローム該当者率:基準該当+予備群該当
アサヒビール(株)
アサヒビール(株)では、以下の健康基本方針のもと重点施策を定め、従業員の健康増進に取り組んでいます。
アサヒビールは、社員が65歳までの長期キャリアにおいて、自ら活き活きと働き続ける健康状態を保持するための努力を支援します。
具体的な取組み
アサヒ飲料(株)
アサヒ飲料(株)でも、健康で快適な生活を目指す「アサヒ飲料 健康チャレンジ!」の活動をすすめています。
アサヒ飲料は、「飲みもの」を通じて、人々を日常から健康にする会社になります。
具体的な取組み
関連情報
アサヒグループ食品(株)
アサヒグループ食品(株)はアサヒグループの健康推進における基本的考え方と5つの視点のもと従業員の健康増進に取り組んでいます。
具体的な取組み
アサヒグループが事業を展開している地域の中には、HIV/エイズ、結核、マラリア等の感染症が流行しているところも存在します。これらの世界的な健康問題の解決について、アサヒグループも積極的に対応しています。
日本の従業員に関しては定期健康診断の際に胸部X線(レントゲン)検査を実施して結核を含む呼吸器や循環器の病気の早期発見を行っています。
国外駐在員に対しては、赴任前の健康診断・予防接種・赴任中の定期診断やそれに伴う適切な指導を実施しており、帰国後にも健康診断を行っています。
アサヒグループでは2007年から、上長が従業員の出退勤情報についてWeb画面上で把握・管理できる勤務システムを導入しています。この勤務システムは、従業員が入力した出退勤時刻とパソコンのログオン・ログオフ時刻の情報を、上長が確認・承認できる仕組みになっています。
このシステムによって、従業員一人ひとりが労働時間の適正申告や自分の働き方について改めて問題意識を持つだけでなく、上長が部下の労働時間を把握することで、必要に応じて部門内の業務配分を見直すなど、より生産性の高い働き方を目指す意識改革につながっています。
アサヒビール(株)では有給休暇の連続取得を促進することを目的に以下のような休暇制度を導入し、従業員全員が取得することを目標にしています。
アサヒグループホールディングス(株)では、“いつでも・どこでも・効率的に”働ける環境整備を目的として、人事制度・IT活用・オフィス環境の3つの観点から、従業員が自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができる風土醸成と意識啓発を推進しています。具体的には、スーパーフレックス制度やテレワーク制度の100%利用を目標に掲げ、スカイプの活用やシェアオフィスの利用など、より柔軟に働き方を選択できる環境を整えることで、モチベーションアップと生産性向上を図っています。
また、アサヒビール(株)では、社長をプロジェクトオーナーとする「働き方改革プロジェクト」を立ち上げ、働き方改革を推進しています。労使一体となり、単なる残業削減ではなく、本質的な業務改善による生産性向上に向け、改革に取り組んでいます。その結果、所定労働時間の短縮(2018年度から)、会議の効率化、社内意思決定プロセスの短縮などが実現しました。また、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制度やテレワーク制度の適用事業場を拡大したり、制度改定を行うことで、より利用しやすい環境の整備を実施しています。
従業員の有給休暇取得率・有給休暇取得日数(国内主要会社)
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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有給休暇取得率 | 59.4% | 60.0% | 63.0% | 65.76% | 71.75% |
有給休暇取得日数 | 11.3日 | 11.5日 | 11.7日 | 12.5日 | 13.5日 |
対象範囲:アサヒグループ国内主要会社(対象範囲の詳細はこちら)
従業員の月間平均残業時間(国内主要会社)
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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月間平均残業時間 | 22.1時間 | 21.8時間 | 20.3時間 | 21.1時間 | 21.1時間 |
対象範囲:アサヒグループ国内主要会社(対象範囲の詳細はこちら)
アサヒグループでは、長年にわたり、あらゆる従業員が健康で活き活きと働ける職場環境の整備を進めてきました。その取組みが評価され、社外から以下の評価を受けています。
健康経営優良法人制度とは、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
アサヒグループホールディングス(株)は2017年から4年連続で「健康経営優良法人ホワイト500」に選定されました。
また、経済産業省と東京証券取引所が共同で従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定する「健康経営銘柄」に、過去4回選ばれました。
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