若武者育成塾 若武者BLOG

若武者BLOGとは?

若武者育成塾とは、地元の地域の環境・食の課題を考え、解決に向けて行動できる未来のリーダーを育てる高校生向けプロジェクト。このブログでは、若武者育成塾での合宿の様子や、参加した高校生が各地域において活動する様子をお伝えしていきます。

大阪府立園芸高等学校

平成24年4月15日(日)は定期健康診断の日です。午前9時から始まった検診はほぼ午前中に終了しました。昼食を食べ、午後1時に環境緑化科の温室に集合し、補植用の苗を自転車に詰めました。苗の種類はサンジャクバーベナ、フジバカマ、ヒヨドリバナ、コクサギ、タチツボスミレ、スミレです。
自転車通学をしている生徒はこれらの苗を持って箕面昆虫館に向かいました。電車通学の生徒は中村先生と3人で電車で箕面駅に行き、そこから昆虫館に歩いて向かいました。ネーチャーセンターに寄って昆虫採集用のネットを購入後、昆虫館に行きましたが、すでに自転車組は着いていました。
早速、これらの苗を植栽したり、雑草を抜いたりして無事作業を終えることができました。昆虫館の久留飛館長も作業に加わっていただきました。4月29日に昆虫館でイベントがあるので、本校で栽培したポット苗をこのときに配布することになりました。
作業終了後、昆虫館の標本や蝶温室を見学させていただき、帰路に着きました。

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ビオトープ部の部員総出でバタフライガーデンに植物を植えつけたり、雑草を抜く作業をしました。

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今回植えたスミレの苗は小さいですが、来年には多くの花が咲き、滝道を歩く人達に喜んでいただけると思います。もちろんヒョウモンチョウの仲間が飛来することが期待されます。

  • 箕面昆虫館バタフライガーデンの補植に行きました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.04.30

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園芸高校にもようやく春が訪れ、ソメイヨシノの花も満開を迎えました。それと同時にアゲハチョウ、モンシロチョウ、キチョウも飛来するようになりました。なお、この時期に発生するアゲハチョウは大きさが小さいのが特徴です。
園芸高校にも蝶が飛来したのだから、梅田スカイビルにも蝶が飛んでいると思い、さっそく訪れましたが、残念ながらモンシロチョウ1頭しか確認できませんでした。ただ、花野の名に恥じないくらい、様々な花が咲き始めました。3月は7種類しか咲いていませんでしたが、今月は15種類もの花が咲いていました。特にユキヤナギの白花とムラサキハナナの紫花がとても印象的でした。これらの植物が植えられていることから、コミスジ、ツマキチョウという蝶が飛来することが期待されます。
雑草の種類も多くなり、ヒメオドリコソウ、オランダミミナグサ、タネツケバナ、カンサイタンポポ、ハコベなどの花が咲いていました。雑草の調査でびっくりしたのはムラサキケマンの花が咲いていたことです。今回の調査で25種類もの雑草の生息が確認されました。花野では見苦しくない程度に雑草管理をするため、必要以上に雑草を抜かないため、多くの雑草が生息していると思われます。
5月12日、13日に梅田スカイビルで「バードウイーク&5本の樹フェスティバル」が開催されます。本校は12日に参加し、バタフライガーデン用植物や野菜の苗等を配布する予定です。ぜひご来場されることを期待しております。

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園芸高校でもシャガが満開ですが、花野でも白い花がたくさん咲いていました。

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花野では落ち葉を集め、腐葉土を作っています。落ち葉を集める容器もわらで作っています

  • 梅田スカイビル花野の四季 -- 卯月 --

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.04.30

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メリケントキンソウとは
日本では和歌山県で1930年に発見された南アメリカ原産の帰化植物である。キク科の一年草で,草丈は5~10cmと低く,地面をはうように生えている。公園,河川敷,ゴルフ場などの日当たりの良い場所に生える。小さな花の集まった頭花を作るが,1個1個の花は実(痩果)になると大きな刺があり、カブトガニのような形になる。 この刺が皮膚にささると大変痛いため、問題になっている。

猪名川での分布状況
猪名川運動公園には芝生が張られ、休日には野球やサッカーなどでにぎわっている。この場所は定期的に芝刈りが行われているが、このことによってメイケントキンソウが侵入し、優占群落を形成するようになった。
管理用の道路を挟んで川側には本種は侵入できない。それは草丈の高い他の植物や特定外来生物のアレチウリをはじめとしてカナムグラ、クズ等のつる性植物が繁茂しているため、草丈の低い本種は侵入できないと考えられる。つまり、運動公園では芝刈りという作業によって本種が繁殖しているわけである。
そこで、芝生地に1*1mの方形枠を設置し、この中に生えている植物を調査した。5ヶ所の調査では本種が優占する傾向が見られたことと、5ヶ所すべてで本種の生息が確認された。ただ、サッカーのゴールネット周辺では本種が優占しないことから、踏圧には弱いと思われる。
本種は6月頃に結実して枯死する越年草である。そこで、本種の種子生産量を調査するとともに、除草剤を用いるのではなく環境にやさしい防除法について1年間研究したいと考えている。

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猪名川河川敷での雑草群落の調査
河川敷ではメリケントキンソウの生息は確認されませんでした

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猪名川運動公園芝生地で繁茂するメリケントキンソウ
90%以上繁茂している場所がかなり見られました

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猪名川運動公園芝生地に生える植物の種類
メリケントキンソウ優占していました

  • 猪名川運動公園に発生するメリケントキンソウ

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.04.30

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平成24年2月29日に日本農業新聞の記者が来校され、ビオトープ部を取材されることになりました。
農高自慢という掲載コーナーがあり、この中で全国の農業高校を紹介されています。各校の取り組みの中から、特に独特で特徴がある活動が取材対象だそうです。園芸高校ではバタフライガーデンが特徴ある活動であり、この普及活動を行っているビオトープ部が取材されることになりました。
当日は学年末考査中であり、テスト終了後造形室に集合し、12月27日に大阪府教育センターで発表したバタフライガーデンの普及活動に関するパワーポイントの練習を行いました。
取材に先立ち、パワーポイントでバタフライガーデンに関する取り組みを紹介し、その後記者の方から様々な質問がありました。
次に実習庭園に移動し、アメリカザリガニの防除法について説明しました。私たちの仕掛けた竹筒トラップにアメリカザリガニが入っていました。次に温室に移動し、特定外来生物アレチウリの防除とバタフライガーデン用植物の栽培について説明しました。
説明と質問のあと、クラブ員9名の写真撮影があり、取材は終了しました。
この後、顧問の中村先生と教頭先生が記者の質問を受けられ、この日の取材は終わりました。
新聞に掲載されることによって、新たにバタフライガーデンを造りたいという申し出があれば幸いです。今後も引き続きバタフライガーデンを普及していきたいと考えています。

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環境緑化科の温室での撮影の様子
温室内には食餌植物と吸蜜植物をたくさん栽培しています。

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大阪府産業教育フェアーでバタフライガーデンを普及するため
食餌植物と吸蜜植物を展示しました

  • 日本農業新聞の取材がありました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.03.16

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彩都西公園内にバタフライガーデンを造って、1年を経過しました。植栽した植物の中には夏の乾燥や雑草の繁茂によって枯れたものもありますが、生き残った植物はすくすくと育っています。本校が用意した腐葉土と大阪府広域水道事業団が用意した浄水発生土によって植物が順調い育ったと思います。
せっかくですから手作りで植物ラベルを作ることにしました。
①幅9㎝、厚さ2㎝の板を自由な形にのこぎりで切っていく。
②ドリルで穴を開け、アルミの棒を差し込む。
③白のペンキを塗る。
④翌日2度塗りする。
⑤翌々日に3度塗りをする。
⑥マジックで植物名、科名、この植物を食べる蝶の種類を記入する。
⑦植物ラベルとは別にバタフライガーデンの看板も制作する。
春休みを利用して、バタフライガーデンに出向き、ラベルを立てる予定です。
このラベルには飛来する蝶の種類が書いてあるため、蝶の復活状況を明らかにすることができます。バタフライガーデンを造った当初にはあまり蝶が飛来しませんでしたが、日を追うごとに飛来数や種類が増加しました。今年の春から蝶の飛来数が増加することが期待されます。

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植物ラベルの製作

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彩都バタフライガーデンの看板製作

  • 彩都バタフライガーデンの植物ラベルを作りました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.03.02

  • 彩都西公園内にバタフライガーデンを造って、1年を経過しました。植栽した植物の中には夏の乾燥や雑草の繁茂によって枯れたものもありま...

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平成23年9月23日に自転車で猪名川に行き、アレチウリ群落の植物調査を行いました。群落内に1*1mの方形枠を設置し、この中に生えている植物の被度を調査しました。なお、被度とはある種類の植物の茎葉が地表面を被っている割合を示したものです。被度階級を用いて表すことが多い(第1表)。

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この調査ではアレチウリが優占する場所と在来のつる植物であるクズやカナムグラが優占する場所が見られた。外来種と在来種の競争が起こっていることが確認された(第2表)。

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平成24年1月21日に再びこの場所を訪れ、これらの群落の地上部をすべてのこぎり鎌で刈り取った。この時期にはすでにアレチウリの種子は脱粒しているため、地上部に生えている植物を除去すれば、地上部に落ちている種子を見つけることができる。5ヶ所に方形枠を設置したところ、アレチウリの種子が29個確認できた場所が2か所、10個確認できたのが1ヶ所、3個確認できたのが2ヶ所であった。平均すると、14.8個の種子が落ちていることになる。これらの種子が来年度以降発芽し、この場所にアレチウリ群落を形成する可能性が高いと思われる。

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猪名川河川敷でアレチウリ群落を刈り取るクラブ員

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1*1mの方形枠を設置し、アレチウリの種子を探しています。

  • 猪名川でのアレチウリ群落調査

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.01.31

  • 平成23年9月23日に自転車で猪名川に行き、アレチウリ群落の植物調査を行いました。群落内に1*1mの方形枠を設置し、この中に生え...

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平成23年12月26日(月)に大阪府教育センターにおいて研究フォーラムが開催されました。ビオトープ部は午後1時45分から開催されたB-3分科会(確かな未来を切り拓くものづくり教育)で発表しました。
発表テーマは園芸高校におけるバタフライガーデンづくりの取組~企業・地域との連携~であり、本校が積水ハウス、地方公共団体、昆虫同好会、環境NPO等と連携した活動について報告しました。
研究フォーラムの参加にあたっては大阪府教育センターより環境緑化科の中村先生に実践報告依頼がありましたが、先生は生徒が発表するという許可を得て、私たちビオトープ部が発表することになりました。
研究フォーラムで生徒が発表することは未だかってないということです。私たちの発表時間は10分であり、その後、先生から補足説明がありました。
私たちは午後1時に発表者控室に集合し、ここで最後の練習を行い、午後3時からの発表に備えました。
発表はたいへんうまくでき、発表を聞かれた先生方の評判もたいへんよかったそうです。また、このフォーラムに参加されていた先生方から農業高校がこのような取組をしていることにたいへんびっくりされていました。
なお、この発表のための私たちの交通費(梅田~あびこ間)は積水ハウスのマッチングプログラムの助成金を使用しました。

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研究フォーラムで発表するビオトープ部

  • 平成23年度大阪府教育センター研究フォーラムでビオトープ部が発表しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.01.11

  • 平成23年12月26日(月)に大阪府教育センターにおいて研究フォーラムが開催されました。ビオトープ部は午後1時45分から開催され...

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第55回全国サイエンスコンクールで銅賞を受賞しました
本校ビオトープ部の宮地 歩君(副部長)が自然科学部門に応募し、みごと銅賞を受賞しました。研究テーマは「特定外来生物アレチウリの生態的防除に関する研究」です。
本種は法律(外来生物法)で栽培が禁止されている植物のため、環境省近畿環境事務所に栽培申請を出し、許可を受けて栽培・研究しました。
研究成果として剪定枝を破砕して作ったチップを20cmの厚さにマルチングすると、まったく発芽が見られないことがわかりました。しかし、10㎝のマルチングではわずかに発芽がみられました。発芽した個体は胚軸が伸びて発芽していました。
実験レベルでは本種の発芽は抑制されますが、本種の生息地である河川敷に大量のチップを敷くことは不可能だと思われます。
そこで、現在はプラグトレイに本種の種子100粒を播種し、発芽を抑制できそうなものを散布して発芽抑制効果を調べています。この実験で発芽抑制効果が見られたものを圃場試験する予定です。そこで、長さ60cmの地先境界ブロックを四角に囲み、この中に土を入れ、平成23年12月15日に本種の種子を50粒づつ播種しました。なお、この種子は11月に猪名川河川敷で採取したものです。プラグトレイで発芽抑制されたものを4月に散布する計画です。この圃場試験で発芽抑制効果が見られたら、猪名川河川敷で実証試験をしたいと考えています。


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アレチウリの圃場試験の様子
ブロック内にアレチウリの種子を播種する宮地君

  • 全国学芸サイエンスコンクールで銅賞を受賞しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2012.01.11

  • 第55回全国サイエンスコンクールで銅賞を受賞しました本校ビオトープ部の宮地歩君(副部長)が自然科学部門に応募し、みごと銅賞を...

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箕面昆虫館にバタフライガーデンを造りました
平成23年11月3日(木)9時50分にビオトープ部8名が阪急箕面駅に集合し、徒歩で箕面昆虫館に移動しました。さっそく実習服に着替え、バタフライガーデン造りに取り組みました。
作業工程は次の通りです。
① 昆虫館前の緑化スペースに植えられているアジサイを別の場所に移動する。
② 植栽予定地の雑草を除去し、整地する。
③ 植栽予定地が斜面のため、土壌の流出を防ぐため丸太を三段に並べる。
④ 斜面の最上部にシロダモ、ホトトギス、房咲きスイセンを植えつける。
⑤ 2段目にはコマツナギ、サルトリイバラ、クララを植栽する。
⑥ 3段目にはセイヨウオダマキとパンジーを植栽する。
⑦ 4段目にはこの場所に自生していたタチツボスミレを抜き取り、植え付ける。
⑧ 最後に箒で掃除をして、潅水する(完成)。
遅い昼食を取り、箕面の滝までハイキングに行きました。紅葉の季節にはまだ早いでしたが、多くの方が来られていました。
滝の見学後、昆虫館にもどり、館内の見学をさせていただき、午後4時すきに帰路に着きました。

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バタフライガーデン用植物を植栽するビオトープ部

  • 箕面昆虫館にバタフライガーデンを造りました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.11.11

  • 箕面昆虫館にバタフライガーデンを造りました平成23年11月3日(木)9時50分にビオトープ部8名が阪急箕面駅に集合し、徒歩で箕...

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第55回大阪府学生科学賞において大阪市長賞を受賞しました
ビオトープ部は平成21年4月より実習庭園内の池で大発生しているアメリカザリガニ(要注意外来生物)の防除法の研究に取り組んでおり、その研究成果を大阪府学生科学賞に応募し、大阪市長賞(最優秀賞)を受賞することができました。
3年間にわたる研究で2,000匹を超えるザリガニを捕獲しましたが、それでも根絶することができませんでした。
ただ、池の水を半分以上抜いて、池尻のみに水を貯めると、ザリガニが水を求めて移動するため多くのザリガニを捕獲することができました。
また、ザリガニの生息場所である池泥を人力やユンボで撤去しても、再びザリガニが生息するようになりました。
平成23年11月5日(土)1時より大阪府学生科学賞の表彰式が読売新聞大阪本社ビルキャラリーよみうりで開催されました。高校生の応募は31編あり、その中で最優秀賞を受賞した学校は3校でした。ザリガニをたも網ですくうという地道な研究にもかかわらず、高い評価を受けたことをクラブ員一同喜んでいます。
なお、最優秀作品は日本学生科学賞にノミネートされました。全国入賞を夢見ています

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表彰状を受ける福西部長

  • 第55回大阪府学生科学賞において大阪市長賞を受賞しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.11.11

  • 第55回大阪府学生科学賞において大阪市長賞を受賞しましたビオトープ部は平成21年4月より実習庭園内の池で大発生しているアメリカ...

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アサギマダラが飛来しました
環境緑化科棟の前を流れるさび川に沿ってグリーンベルトが造られていますが、管理が不十分なため、以前に植えられていたホトトギスやシランを押しのけて、アレチヌスビトハギがはびこっていました。
アレチヌスビトハギはハギの仲間だけあってピンク色のきれいな花を咲かせます。ただ、この植物の果実は衣類に付着するため、グリーンベルト内に入ると、ズボンや軍手にたくさん果実は付着します。このような種子の散布型を動物散布と呼び、人間が種子の移動に協力していることになります。
そこで、この植物を除去することにしました。そして、池田市人と自然の会よりフジバカマ(野生種)の種子をいただき、播種し、ポット苗を作り、グリーンベルトに植栽することにしました。
フジバカマを植栽するにあたり十分スコップで耕し、アレチヌスビトハギの株をできるだけ除去しました。しかし、それでも多くのアレチヌスビトハギが発生し、その都度抜き取り除草をしました。そして、ようやくフジバカマ開花する時期になり、10月4日に校内を優雅に飛来する個体やフジバカマの花に吸蜜する個体を見ることができました。フジバカマを植えている場所を目指してアサギマダラが飛来したと思われます。
六甲山の頂上付近ではヒヨドリバナの花に飛来するたくさんの個体を見ることができます。また、高槻市の芥川や宝塚市の武庫川には水生植物のミズヒマワリ(特定外来生物)が生息しており、この花にたくさんのアサギマダラが飛来します。こられの花にはアサギマダラを誘引する物質が含まれているそうです。
理論的にはフジバカマを植えるとアサギマダラが飛来しますが、実際にはもっと時間がかかると思っていました。しかし、実際には今年植えたフジバカマに飛来し、とても感動しました。

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フジバカマに吸蜜するアサギマダラ

  • アサギマダラが飛来しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.11.01

  • アサギマダラが飛来しました環境緑化科棟の前を流れるさび川に沿ってグリーンベルトが造られていますが、管理が不十分なため、以前に植...

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蝶の飛び交う箕面のみどりプロジェクトでビオトープ部が発表しました
平成23年7月35日(月)午後2時から阪急箕面駅前にある箕面文化交流センター(サンプラザ1号館)地下1階市民ギャラリーで蝶の飛び交う箕面のみどりプロジェクトが行われました。
NPO法人箕面山麓委員会の高島文明さん(事務局長)より箕面市でバタフライガーデンを造る必要性についての基調講演がありました。次に大阪狭山市狭山池でバタフライガーデンを造られている武田博充さんから事例発表がありました。武田さんのお話の中で学生時代に漫画家の手塚治虫さんと箕面の山へ何度も昆虫採集に訪れたことをお話いただきました。箕面昆虫館の久留飛館長さんからアゲハチョウは害虫か益虫かという話をしていただきました。
休憩をはさんでビオトープ部部長の福西君と副部長の宮地君がバタフライガーデンの普及活移動について発表しました。
また、本校から止呂々美産のユズ(実生苗)、フジバカマ(亀岡産)、ブッドレア(六甲産)、スミレ、ケイトウを参加者に配布しました。一部の苗はサンプラザ1号館の入口でも配布しました。
なお、これらの苗は積水ハウスのマッチングプログラムの助成金を活用して栽培したものです。今後ともバタフライガーデンの普及のためにポット苗の配布をしていきたいと考えています。

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蝶の食餌植物と吸蜜植物の配布            ビオトープ部による事例発表

  • 蝶の飛び交う箕面のみどりプロジェクトでビオトープ部が発表しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.08.31

  • 蝶の飛び交う箕面のみどりプロジェクトでビオトープ部が発表しました平成23年7月35日(月)午後2時から阪急箕面駅前にある箕面文...

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平成23年7月16日、ビオトープ部8名(2年3名、1年5名)で静ヶ池に生物調査に行きました。阪急宝塚駅に9時に集合し、JR宝塚駅に移動し、そこから道場駅まで移動しました。ここから山の中を歩くこと約40分で目的地の静ヶ池に到着しました。
このため池は山の中に造られたため池であり、水は澄み、水面に映る山々はたいへん美しく、この池に特定外来生物のブルーギルが生息しているとはとても思えません。

昨年訪れたときは入れ食い状態で、餌を付けなくてもたくさん釣れました。今回はそうはいきませんでしたが、それでも10匹釣ることができました。また、ブルーギル以外ではカワムツが1匹釣れました。
釣ったブルーギルは胃袋を取り出し、後日胃の内容物を調査し、水生昆虫を食べているかを調べる予定です。余談ですが、猪名川で釣ったブルーギルはコニヤンマのヤゴを食べていることが確認されました。

釣りをしていると、水面を小魚が群れで泳いでおり、さっそくたも網ですくってみると、メダカでした。メダカを見れなくなって久しいですが、さすがにこの姿をみると感動を覚えました。

水尻に移動して、たも網を池の中に入れると、アメリカザリガニがたくさん生息していました。わずか1頭のみヤゴを捕獲することができました。後日、大阪昆虫同好会の桑原会長に同定していただく予定です。また、池にはコシアキトンボが1頭飛来していました。
これらのことから水生昆虫がブルーギルとアメリカザリガニによって捕獲されている可能性が高いと思われます。

午後1時30分にはほとんど釣れなくなったため、帰路に着くことにしました。百丈岩に登りスリルを楽しんだ後、鎖やロープをつたって鎌倉峡に下りました。ここから道路を歩き、道場駅に到着しました。

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静ケ池でのブルーギルの捕獲     ブルーギルを解剖する部員

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釣果(左から5匹目はカワムツ)  百丈岩で休息する部員

  • 静ヶ池でのブルーギルの捕獲

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.08.09

  • 平成23年7月16日、ビオトープ部8名(2年3名、1年5名)で静ヶ池に生物調査に行きました。阪急宝塚駅に9時に集合し、JR宝塚駅...

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彩都バタフライガーデンは彩都西公園の中に造りましたが、造ってすぐに蝶が飛来するとは限りません。彩都地区には川合裏川という川が流れ、この河川敷周辺には残存緑地があります。この場所に多くの蝶が生息していると思われます。この場所から彩都西公園およびバタフライガーデンに蝶が移動することが期待されます。
 そこで、バタフライガーデン⇔彩都西公園⇔川合裏川をルートセンサス法で調査することにしました。調査は4月25日、5月14日、6月15日の3回行いました。

20110720.jpgのサムネール画像

 写真 川合裏川の蝶類調査をするビオトープ部

川合裏川には9種類もの蝶が生息していましたが、バタフライガーデンおよび彩都西公園にはほとんど蝶は生息していませんでした。開発によって一度破壊された場所には蝶をはじめとした生き物はほとんど生息せず、復活するためにはかなり時間がかかると思われます(第1表)。

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 ただ、バタフライガーデンには食餌植物や吸蜜植物がたくさん植栽されていますので、今後様々な蝶が飛来することが期待されます。

  • 彩都バタフライガーデンの蝶類調査

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.07.20

  • 彩都バタフライガーデンは彩都西公園の中に造りましたが、造ってすぐに蝶が飛来するとは限りません。彩都地区には川合裏川という川が流れ...

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 平成23年6月17日午後1時、学校から自転車で川西市立川西中学校に行きました。途中で道を間違ってしまい坂道を登ったり、降りたりしながら無事到着しました。
 授業は6時間目を担当しました。18名の中学生と数名の保護者が参加されました。
 今回の授業テーマは「様々な機関と連携した蝶の飛ぶ街づくり」であり、パワーポイントを用いて私たちビオトープ部が授業を行いました。
 現在ビオトープ部ではコカコーラ環境教育賞に応募し、地区推薦を受けて、本大会に出場できるか審査中です。この大会の前哨戦として中学生の前で発表することにしました。
 当日はこのテーマ以外にアメリカザリガニやアレチウリ等の外来生物の研究についても話をしました。
 中学生たちは熱心に授業を聴いてくれました。帰るときには校長先生より川西名産のいちじくのクッキーをお土産にいただきました。

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出前授業で発表するビオトープ部

  • 出前授業に行ってきました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.07.20

  • 平成23年6月17日午後1時、学校から自転車で川西市立川西中学校に行きました。途中で道を間違ってしまい坂道を登ったり、降りたり...

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 平成23年5月14日(土)午前10時から午後3時ごろまで第2回彩都凸凹たんけん隊が彩都西公園で開催されました。活動内容はチャレンジ木工作、ダンボールでつくろう、マイフラッグやこいのぼりをつくろう、バタフライガーデンそだての4つでした。

 本校からはビオトープ部の3年生3名、2年生3名、1年生2名の合計8名が参加し、バタフライガーデンの除草を行いました。当初、地域住民の方にも除草をお願いする予定でしたが、雑草と植栽した植物の区別がつかないため、本校の生徒だけで除草しました。住民の方とこのイベントに協力していただいている大阪大学の学生さんには植物の間にチップ(剪定枝を破砕したもの)を敷いていただきました。この作業をマルチングと呼んでいます。これを敷くことによって雑草の発生をかなり抑えることができます。専門的な話になりますが、雑草の種子は好光性種子が多く、光が当たらないと発芽しないという特徴を持っています。そのためマルチングすると雑草の種子に光が当たらないため、発芽しにくくなります。

 午前中は雑草抜きに追われましたが、ほぼ2時間で雑草をほぼ取り終えることができました。昼食後、ビオトープ部で蝶の調査を行いました。バタフライガーデンからスタートし、彩都西公園を経て、川合裏川の河川敷に降ります。バタフライガーデンではアゲハチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミが確認されましたが、彩都西公園ではまったく蝶は飛来していませんでした。それに比べ河川敷ではヒメウラナミジャノメが多数飛来しており、カワジシャの花に吸蜜しているものもいました。往路と復路で調査をしましたが、この調査法をルートセンサス法と呼んでいます。11月まで調査を行い、調査結果を解析したいと考えています。

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バタフライガーデンの除草作業             剪定枝チップをマルチングしました

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川合裏川で蝶類調査をするビオトープ部

  • 第2回彩都凸凹たんけん隊が開催されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.05.23

  • 平成23年5月14日(土)午前10時から午後3時ごろまで第2回彩都凸凹たんけん隊が彩都西公園で開催されました。活動内容はチャレ...

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 蝶の幼虫が食べる植物である食餌植物を植えれば、それを食べる蝶が飛来・産卵に訪れると思いがちですが、実際には訪れるとは限りません。食餌植物をバタフライガーデンに植栽するときは事前にその地域に生息している蝶を調査します。

そのデータに基づき食餌植物を選定するのが原則です。本当は現地調査することが望ましいのですが、できないときは地域の昆虫同好会等の調査結果を使用します。蝶類調査から食餌植物を選定しているのだから、蝶が飛来すると思いますが、思うようにならないのが実情です。自然を相手にしているのだから仕方ないことですが、目的とした蝶が飛来したときは感動を覚えます。

 大阪府立城山高校に造ったバタフライガーデンにジャコウアゲハの食餌植物のウマノスズクサを植栽しましたが、この蝶が飛来するまで9年もかかりました。なお、ジャコウアゲハと同じウマノスズクサを食べるホソオアゲハが8年目に飛来しました。豊能町にはまだホソオアゲハが生息していないと思っていましたが、この蝶が飛来する姿を見てとてもびっくりしたことを未だに覚えています。大阪府立園芸高校にもウマノスズクサを植栽しましたが、植栽した年にジャコウアゲハが飛来・産卵しました。このようにバタフライガーデンの主役である蝶の気まぐれで飛来したり、しなかったりします。

 彩都バタフライガーデンにはドイツスミレやスミレ、パンジーの花が咲き始めました。他の植物もようやく芽が伸びだしたところです。しかし、残念ながら蝶はまったく飛来していませんでした。このバタフライガーデンが設置されている彩都西公園ではわずかにツバメシジミが飛来しただけでした。それに比べ公園の近くにある川沿いの自然林周辺では4月からの調査でツバメシジミ、ベニシジミ、ヒメアカタテハ、キタテハ、キチョウ、モンキチョウ、ヒメウラナミシジミが確認されています。一度破壊された場所に生き物が戻ってくるにはかなり長い年月を必要としていることを示しています。

 ビオトープ部ではバタフライガーデンだけでなく、彩都西公園および自然林周辺で蝶類調査を行い、その結果をまとめていきたいと思っています。

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ウマノスズクサを食べるホソオチョウ          屋根裏で蛹化したジャコウアゲハ

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彩都バタフライガーデンで開花したドイツスミレ   通学路で開花したスミレ

  • 彩都バタフライガーデンと蝶の復元

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.05.23

  • 蝶の幼虫が食べる植物である食餌植物を植えれば、それを食べる蝶が飛来・産卵に訪れると思いがちですが、実際には訪れるとは限りません...

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本校環境緑化科と自立支援コースの生徒たちによってユーカリやユズからエッセンスを取り出すプロジェクトが行われています。ユーカリは本校環境緑化科の苗圃に植栽されているものを使用しました。ユズは箕面市止々呂美地区の農家が栽培されている果実を利用して抽出しました。

ユズからエッセンスを抽出するときに果実に入っている種子をいただき、プラグトレイに播種しました。発芽した苗は3号ポリポットに鉢上げしています。
箕面市では蝶の飛び交う街づくりを進められており、その一環として、市民の方々にユズを配り、育ててもらう計画を進めています。本校が栽培しているユズは実生苗のため、結実するまでかなりの年月が必要だといわれています。結実するまで8年程度かかるそうです。

一方、ユズをはじめとする柑橘類はアゲハチョウ、モンキアゲハ、ナがサキアゲハの食餌植物です。柑橘類を植栽すると、これらの蝶が飛来することが期待されます。そこで、本校で育てたユズのポット苗を箕面昆虫館の依頼を受け配布したいと考えています。まだ鉢上げしたてでポットに根が回っていませんが、秋には配布できると思います。
また、本校で栽培している蝶の食餌植物(蝶の幼虫が食べる植物)と吸蜜植物(蝶の成虫が蜜を吸う植物)を昆虫館に展示してもらう予定です。さらに展示終了後、昆虫館の前の緑化スペースにこれらの苗を植栽してもらう予定です。
これらの活動を通じて蝶の飛び交う箕面市に協力していきたいと思っています。


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プラグトレイに播種したユズ            3号ポリポットに鉢上げしたユズ

  • 蝶の飛び交う箕面市をめざして

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.04.19

  • 本校環境緑化科と自立支援コースの生徒たちによってユーカリやユズからエッセンスを取り出すプロジェクトが行われています。ユーカリは本...

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JR道場駅から山の中に入り、関西セミナーハウスを経由して、鎌倉峡に向かう。渓谷の入口には上級者向きと書いてある。船坂川の水位が変動するため、どのコースを歩くかが運命の分かれ目であり、コースを誤ると川に中を歩くはめになる。さらに鎖場やロープが張ってある箇所もあり、かなりスリルを満喫することができる。岩場には絶滅危惧種に指定されている植物もわずかながら自生している。

鎌倉峡の終点には百丈岩がそびえ立っている。ここはロッククライミングの聖地であり、多くのクライマーが練習に取り組んでいる。一般の登山者は鎖場を登って百丈岩に立つことができる。頂上付近にはコバノミツバツツジがピンクの華麗な花を咲かしている。この花を見るたび春が来たことを実感する。また、この時期には春の蝶の代表であるコツバメというシジミチョウ科の蝶が飛び回っている。

百丈岩の近くに静ケ池という池がある。山の中にこのようなきれいな池がありとてもびっくりさせられる。この池にどのような魚や水生昆虫が生息しているか興味がわき、ビオトープ部でさっそく調査することにした。昨年調査したときは特定外来生物のブルーギルの入れ食いであった。餌を付けなくても釣れることもあった。こんな山の中にも心ない人によってブルーギルが放流されたことに怒りを感じた。ブルーギルが生息していることはそれを食べるブラックバスが生息している可能性が高い。さらに水生昆虫もこれらの外来魚類によって捕食されていると考えられる。
 
そこで、平成23年度の研究テーマとして、月1回この池の魚類および水生昆虫を調査することにした。4月6日に第1回の調査を行ったが、残念ながら釣果はまったくなく、水生昆虫もヒメアメンボしか確認できなかった。
ブルーギルとブラックバスは両種とも特定外来生物のため捕殺する予定である。さらにこれらの魚類がどのような生物を捕食しているかを解剖調査する予定である。
 
次回の調査は5月中下旬を予定しています。期待してください。

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静ケ池での魚類調査                百丈岩

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百丈近くの山頂にて                コバノミツバツツジ

  • 静ケ池の生物調査を始めました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.04.11

  • JR道場駅から山の中に入り、関西セミナーハウスを経由して、鎌倉峡に向かう。渓谷の入口には上級者向きと書いてある。船坂川の水位が変...

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平成23年4月2日(土)、彩都西公園の一部開園を記念して、第1回彩都凸凹たんけん隊が開催されました。

午後1時にバタフライガーデンが造られている公園入口に地元の親子連れが多数集合されました。受け付け終了後、公園の階段を下り、河川に移動しました。河川敷きで3班に分かれて活動しました。

1班は園芸高校が提供した間伐材を使ってクラフトづくりを行いました。2班は河川に生えているクズなどのつるを用いてかご編みが行なわれました。3班は河川敷きに生息している昆虫の調査を行いました。採集した昆虫はプラスチックケースに入れ、箕面昆虫館の先生方に昆虫の名前を教えていただきました。

まだ春が始まったばかりで採集した昆虫の種類は少なかったですが、それでも10種類の生息を確認することができました。なお、ツチイナゴとクビキリギスは昆虫館で飼育・展示される予定です。その他の昆虫は放虫しました。

バタフライガーデンには残念ながら蝶が飛来せず、彩都西公園も同様でした。今後は河川敷きを含め、ルートセンサス法を用いて蝶類調査を実施する予定です。また、今回はドイツスミレが開花していましたが、開花調査も併せて行う予定です。

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間伐材を用いたクラフトづくり           つるを用いた籠編み

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生き物調査                      箕面昆虫館の職員による昆虫の同定

  • 第1回彩都凸凹たんけん隊が開催されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.04.11

  • 平成23年4月2日(土)、彩都西公園の一部開園を記念して、第1回彩都凸凹たんけん隊が開催されました。午後1時にバタフライガーデ...

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平成23年3月20日(日)、午前10時から池田市緑のセンター主催の「池田自然観察会」が本校実習庭園で開催されました。

 観察会には30名ほどの方が参加され、庭園内に生えている樹木について五月山自然観察インストラクターから説明がありました。サイカチ、タブノキ、ボダイジュ、ナラガシワ、サンシュユ等の多くの樹木について特徴や来歴等について詳しく説明されていました。

 現在、本校の池は改修工事を行っていますが、改修工事の目的やアメリカザリガニの防除についてビオトープ部の小浦心充君が説明しました。

 庭園の樹木の観察後、校門の横に設置されている城山高校記念庭園とフラワースタディハウスの案内をし、さらに地中熱交換温室(花鉢もの温室)、観葉植物温室、切り花ハウスの見学をしました。

最後に環境緑化科の苗木生産温室を見学しました。この中には所狭しとバタフライガーデン用植物が栽培されています。また、池田人と自然の会の依頼でフジバカマ、とどろみの森クラブの依頼でクヌギとエノキを栽培しています。特にエノキは国蝶であるオオムラサキの食餌植物です。箕面森町にオオムラサキが飛ぶようになるかも知れません。

余談になりますが、バタフライガーデンを造ってみたいと思われる方がおられましたら、本校環境緑化科まで連絡してください。できるだけ協力したいと考えています。

最後に環境緑化科で栽培している樹木や吸蜜植物をお土産に持って帰っていただきました。今回は日頃見ることができない温室や農場を見学していただきましたので、参加者はたいへん喜んでおられました。

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インストラクターの説明を聞く参加者    アメリカザリガニの生態について説明する小浦君

  • 実習庭園の樹木観察会が開催されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.04.08

  • 平成23年3月20日(日)、午前10時から池田市緑のセンター主催の「池田自然観察会」が本校実習庭園で開催されました。観察会に...

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国土緑化推進機構が実施する平成22年度全日本学校関係緑化コンクールに本校環境緑化科が学校林等活動の部に応募しました。応募要項が大阪府教育委員会を通じて送られてきましたが、その時には応募締切が迫っていました。そのためわずか10日ほどで応募書類を作成し、写真を張り付け、ぎりぎりになりましたが、応募することができました。

 平成23年3月7日に審査結果が送付され、「準特選」に選定されました。全国で23校が入賞しましたが、その内訳は小学校23校、中学校3校、高等学校2校の合計23校でした。

 平成23年5月22日に和歌山県で開催される第62回全国植樹祭において、表彰式が行われます。式典会場は新庄総合公園(田辺市きたない町)です。

 このたびの入賞の理由は2つあると思われます。1つ目は校内に造られている実習庭園です。園芸高校がこの地に移転したとき、先輩方が人力で池を掘り、樹木を植えたものが80年の歳月を経て、大きく育ちました。元横浜国立大学の宮脇昭教授が飛行機から本校の実習庭園を見られ、都会の中にこのような緑地があることにびっくりされたそうです。

 もう1つは環境緑化科がバタフライガーデンづくりに協力し、梅田スカイビル、伊丹市笹原公園、箕面市箕面森町、大阪狭山市狭山池公園、茨木市彩都地区等に植物を配布していることです。さらに近畿地方に所在する小中学校にもバタフライガーデンを造っています。

 これらの取り組みが評価され、今回の入賞につながったと思います。

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池泥を撤去中の実習庭園   梅田スカイビル花野 蝶の庭

  • 平成22年度全日本学校関係緑化コンクールで準特選に選定されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.04.08

  • 国土緑化推進機構が実施する平成22年度全日本学校関係緑化コンクールに本校環境緑化科が学校林等活動の部に応募しました。応募要項が大...

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彩都バタフライガーデンを造るにあたっては、本校実習庭園の池泥に大阪府水道部からいただいた水道残渣および真砂土を加えたものを植栽用土として使用しました。この時に大阪府水道部より水道残渣を鉢もの用土として使用できなないかを研究してほしいという依頼を受けました。
 淀川から取水した水には様々な不純物が含まれているため、沈殿槽にため、固形物を沈殿させます。これを水道残渣と呼んでいます。今までは産業廃棄物として処分されていましたが、経費節減と有効利用を図るため、鉢もの用土として利用することが可能であれば、処分費が少なくなり、しかも利益を上げることもできます。
 水道部からいただいた残渣は粒径がバラバラなため、篩をかけ粒径を整えました。この作業はかなり辛いのもがありました。
まずこの用土だけで栽培する水道残渣単用区を設定しました。次に兵庫県農業総合試験場が開発された真砂土とピートモスを等量配合したもので栽培する慣行区を設定しました。さらに上記2種類の用土を等量配合した用土で栽培する水道残渣50%配合区の3つの実験区を設定しました。
 平成23年3月17日にジニアのプラグ苗とアクイレギア(セイヨウオダマキ)の株をポリポットに鉢上げしました。
 この実験は環境緑化科とフラワーファクトリ科が共同で実施するものです。実験材料の中で樹木類および宿根草は環境緑化科で、一年草類はフラワーファクトリ科で用意したものを使用します。鉢上げおよびその後の管理は環境緑化科ビオトープ部が担当します。できるだけ多くの植物で実験を行い、鉢もの用土としての可能性を探りたいと考えています。
 今まで各学科での取り組みが多かったですが、これからは学科の枠を超え、様々な取り組みで協力していきたいと思っています。

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 鉢上げしたジニア            鉢上げしたアクイレギア

  • 鉢もの用土としての水道残渣の利用

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.23

  • 彩都バタフライガーデンを造るにあたっては、本校実習庭園の池泥に大阪府水道部からいただいた水道残渣および真砂土を加えたものを植栽用...

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本校の実習庭園の池から掘り出した池泥および庭園内で作った腐葉土に大阪府水道部からいただいた水道残渣に真砂土を加え、混合したものを用いてバタフライガーデン用の植栽用土を作りました。この用土を直径14mの花壇に入れ、さらに管理用通路としてコンクリート平板を並べていただきました。
 平成23年3月13日(日)に地元住民の方々を招き、植栽してもらうことになりました。午前10時から植栽してもらうポットを並べる作業を行いました。当初計画では16種類の植栽を予定していましたが、実際に並べてみるとかなり場所が余り、最終的には34種類を植栽することになりました(第1表)。午前中にポットをすべて並べ終わり、昼食後12時40分から南大阪昆虫同好会の武田会長に最終確認をしていただきました。

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 午後1時から住民の方々に移植ごてを使ってポット苗を植栽していただきました。本校からはビオトープ部の2年生3人と1年生2名が参加し、住民の植栽補助をしました。
 なお、私達がポットを並べている間、住民の方々は武田会長の造られた狭山池バタフライガーデンのお話と箕面昆虫館の館長さんの植物と昆虫の関係に関する講演を聞いていただきました。
 植栽は約1時間程度で終わりました。もっと植栽したかったという意見がたくさんありました。その後、講習会場にもどり、バタフライガーデンの管理等について質疑応答があり、解散になりました。
 バタフライガーデンの管理は地域住民の方が行われますが、本校も関わっていきたいと思っています。さらに蝶の調査も計画しています。年何回調査できるかわかりませんが、箕面昆虫館と連携しながら、ここには飛来する蝶の種類を調査する予定です。
 この取り組みは彩都建設推進協議会、UR都市機構をはじめとして茨木市、箕面市、箕面昆虫館、阪急不動産、クリエイティブ阪急、大阪府水道部、および本校環境緑化科が関わっています。このような多くの団体が関わる工事に参加でき、うれしく思っています。
 バタフライガーデンには前述したように34種類もの植物を植栽しましたが、ウラジロガシ、マテバシイ、クヌギ、ウバメガシ、ネコヤナギ、ハンノキなどの樹木を植栽することができませんでした。これらの樹木は公園完成後、公園内に植栽していただく予定です。

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写真1設計図に従い植物を配置          写真2 ポット苗を並べています

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写真3 住民による植栽               写真4 植栽が終わりました


バタフライガーデンを造ってみたい方や団体がおられましたら、下記にご連絡ください。
食餌植物および吸蜜植物を提供いたします。
大阪府立園芸高等学校 環境緑化科 中村和幸
電話番号 073-761-8830

  • 彩都バタフライガーデンに植栽しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • 本校の実習庭園の池から掘り出した池泥および庭園内で作った腐葉土に大阪府水道部からいただいた水道残渣に真砂土を加え、混合したものを...

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ビオトープを復元・再生するときのキーワードに『地域種』という用語があります。公園や緑地を造るとき、今までどこで栽培されていた植物であるかは問われませんでした。特に高木類は関東地方や九州地方産のものが多く用いられてきました。近畿地方では高木類があまり栽培されていないことが理由です。
 それに比べビオトープを造るときは、地域種にこだわることが多いと言われていいます。遺伝子の撹乱を防ぐため、その地域に生えている植物から種子を取り繁殖したものや挿し木で増殖したものが使われます。
 今回、NPO法人「とどろみの森クラブ」から依頼を受け、クヌギ、エノキ、サカキ等を栽培しています。特にエノキを植栽すると、国蝶のオオムラサキをはじめとしてゴマダラチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウが産卵に訪れます。もちろんこれらの植物の種子はとどろみの森クラブの会員さんが現地で採取されたものです。
 余談になりますが、エノキを漢字で書くと、榎です。木へんに春でツバキ(椿)、木へんに秋でキササゲ(楸)、木へんに冬でヒイラギ(柊)と読みます。もっと余談になりますが、園芸高校には以前生物部があり、毎年機関誌を発行していました。この名前が柊でした。
 エノキは200穴プラグトレイに、クヌギは3号ポリポットに播種しました。両種とも平成22年10月28日に播種しました。エノキは温室で管理したため、発芽し本葉が展開したので、平成23年3月7日よりポット上げをしています。
 エノキは6月下旬、クヌギは9月下旬を目途に箕面の山に植栽する予定です。そのときは本校も植栽に協力する予定です。


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プラグトレイに播種したエノキの発芽      3号ポリポットに播種したクヌギ

  • 地域種とエノキの播種

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • ビオトープを復元・再生するときのキーワードに『地域種』という用語があります。公園や緑地を造るとき、今までどこで栽培されていた植物...

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本校の卒業式は平成23年3月4日に行われましたが、卒業式が終わった3月9日にビオトープ部3年生で六甲山に登りました。午前九時、阪急十三駅に集合し、神戸線に移動し、芦屋川駅まで行きます。芦屋川駅から阪急バスに乗り換え、東おたふく山登山口に行きます。ここから登山が始まります。蛇谷林道を通り、六甲山頂を目指します。山頂に近づくにつれ、登山道に雪が積もっており、山頂では雪が舞う気候でした。山頂の気温は1℃しかありませんでした。六甲山頂からガーデンパレスまで車道を歩きます。ここで昼食ですが、今回はジンギスカンパレスでジンギスカン料理を食べます。もちろん顧問の中村先生のおごりです。90分間食べ放題を頼み、ひたすら牛肉とラム肉を食べました。中村先生が日本教育公務員弘済会の教育論文に応募され、みごと最優秀賞を受賞されました。そのときにいただいた賞金の一部でジンギスカン料理をおごっていただきました。90分食べ放題のコースでしたが、実際には1時間でお腹がいっぱいになりました。
 帰りも中村先生のおごりで有馬ロープウエイに乗り、有馬温泉に行きました。いつもは紅葉谷を2時間かけて下山しますが、わずか15分で到着しました。有馬温泉では銀泉に入り、疲れを癒しました。
 なお、今回の卒業登山の目的はジンギスカン料理を食べることですが、それ以外種子の採取もあります。今回はブッドレアとコウヤボウキを採取しました。いつも思うことですが、ブッドレアが六甲山中に繁茂していることに驚かされます。ただ、本種は中国原産の帰化植物ですが、特定外来生物にも要注意外来生物にも指定されていません。なぜなのでしょうか。

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ブッドレアの群落と濱地部長     六甲山 一軒茶屋での記念撮影

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ジンギスカンパーティー        有馬ロープウエイ山頂駅でツララを見ました

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有馬ロープウエイは貸し切りでした

  • 卒業しても山に登っています。

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • 本校の卒業式は平成23年3月4日に行われましたが、卒業式が終わった3月9日にビオトープ部3年生で六甲山に登りました。午前九時、阪...

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梅田スカイビル公開緑地『花野』はその名が示すように春~秋にかけて様々な花が咲き、多くの蝶が飛来しています。真冬はさすがに花が少なく、ウインターコスモス、寒咲花菜、ツバキ等しか咲いていません。ただ、この時期になると、ススキの株が目に付くようになります。
 ススキはジャノメチョウ科およびセセリチョウ科の蝶の食餌植物であり、ススキを植栽したおかげでイチモンジセセリだけでなく、キマダラセセリという珍しい蝶が飛来するようになりました。10種類のジャノメチョウ科の蝶、11種類のセセリチョウ科の蝶がスススキを食べるので、これらの蝶以外の種類が飛来する可能性もあります。
 また、花野にはエコスタッフと呼ばれている装置も作られています。その一つが石積みであり、石と石の隙間にトカゲが生息するようになります。剪定した枝を積むことで、カブトムシやクワガタムシが発生することもあります。花野で発生した落ち葉やわらも積んで腐葉土が作られています。これを野菜畑にすき込み、土壌改良がおこなわれています。この中にもカブトムシが発生します。
 花野はいつ見てもその表情が異なります。花の咲く時期はたしかにきれいですが、冬には冬のよさがあります。サクラバハンノキという落葉広葉樹が植えられていますが、この時期は葉を落としており、実が目立つようになっています。ぜひ花野にお越しください。


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梅田スカイビル 花野             ススキの株

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剪定枝の積んだもの             腐葉土やわらを積んでいる

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石積み

  • 冬の梅田スカイビル 花野

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.02.19

  • 梅田スカイビル公開緑地『花野』はその名が示すように春~秋にかけて様々な花が咲き、多くの蝶が飛来しています。真冬はさすがに花が少な...

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彩都バタフライガーデンの工事が平成23年1月29日に行われます。この場所に使用する用土(池泥)を本校が供給することになりました。そのため昨年12月頃より池の水を抜き、ユンボで池泥を除去しました。池の外に出した池泥はスコップと一輪車を使用し、人海戦術で庭園の通路に出しました。この作業のために環境緑化科2年生と1年生が総動員され、30立法メートルもの池泥を移動しました。
 通路に出した池泥はフロントローダを使用し、4tトラック6台に詰め込み、現地に移動しました。
 また、庭園内で作っている腐葉土もフゴや土嚢袋に詰め込む作業も私たち生徒が行いました。土嚢袋の総数は200個、フゴ4袋にもなりました。これも4tユニック車に詰め込み、現地に移動しました。
 現地で池泥、真砂土、浄水発生土(水道残渣)を等量混合し、さらに本校が作った腐葉土を混合したものを植栽用土として使用する予定です。混合した用土を1月29日にバタフライガーデン予定地に入れます。この作業に本校ビオトープ部が協力します。
 植栽場所が完成後、3月(時期未定)に植物を植栽する予定です。バタフライガーデン完成後は、箕面公園昆虫館と共同で蝶をはじめとする昆虫類の調査を実施する予定です。


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ユンボによる池泥の除去       池泥の移動

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池泥の積み込み作業         腐葉土の移動

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土嚢袋に詰めた腐葉土の移動

  • 池泥・腐葉土の搬出が始まりました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.02.19

  • 彩都バタフライガーデンの工事が平成23年1月29日に行われます。この場所に使用する用土(池泥)を本校が供給することになりました。...

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 本校では蝶の食餌植物や吸蜜植物の種子を近隣の野山で採取し、プラグトレイに播種してポット苗を生産しています。そのため1年中六甲山や大阪府豊能郡豊能町および能勢町、兵庫県三田周辺等の野山に行き、種子を採取しています。ただ、野山に行っても種子を採取できないことがしばしばあります。種子が成っていないことやすでに落ちていることもあります。また、実が十分熟していないこともあります。このように実際野山に行ってみないと、種子を採取できないのが実情です。
 そのためできれば校内に食餌植物や吸蜜植物を植栽し、種子を採取することができれば野山に行く回数が減少します。ただ、樹木類は結実するまでかなりの年数が必要です。大阪府立城山高校に植栽したカラスザンショウは植栽して10年後にようやく結実しました。
城山高校はすでに閉校になっていますが、結実期にここを訪れ、種子を採取させていただいています。
 本校にこれらの植物を植栽してまだ2年目ですが、低木類は結実するようになりました。その代表がコマツナギとトウコマツナギです。
 生徒たちと六甲山に登り、紅葉谷を経由して有馬温泉まで下山しましたが、ロープウェー有馬温泉駅近くの川のそばでコマツナギのような植物が種を付けていました。とりあえず採取し、学校で播種し、花が咲くまで育てました。植物は花の形態や花色で分類されます。そこで初めてこの植物がトウコマツナギであることがわかりました。なお、この植物の同定は本校におられる植物に詳しい先生にお願いしました。
 コマツナギは在来植物であり、本州から九州にかけて分布していますが、トウコマツナギは中国原産の帰化植物です。法面緑化用植物として利用されています。つまりこの植物の種子を川の護岸に吹き付けたと思われます。
 トウコマツナギおよびコマツナギはモンキチョウ、キチョウ、ウラナミシジミ、シルビアシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミ、ミヤマシジミの食餌植物です。これらの植物を植栽することにより、キチョウやルリシジミ、モンキチョウは飛来・産卵に訪れるようになると思います。

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 トウコマツナギの果実            プラグトレイに播種したトウコマツナギ

  • 食餌植物・吸蜜植物の種子生産

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.01.24

  • 本校では蝶の食餌植物や吸蜜植物の種子を近隣の野山で採取し、プラグトレイに播種してポット苗を生産しています。そのため1年中六甲山...

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大阪府は兵庫県の54000個にはおよばないものの、全国第6位のため池が造られています。北摂地域特に豊能町および能勢町には多くのため池が造られています。
 ため池は管理しないとだんだん浅くなり、湿地化していきます。これではため池として機能できないため、何年かに一度水を抜いて池泥を除去します。この作業を「かいぼり」と呼んでいます。こんなことが本当にあるとはなかなか思えないのですが、先日兵庫県北区の山を歩いていると、ほとんど水がない水深の浅いため池を見る機会があり、びっくりしました。
 本校の池はかかり深かったそうですが、15年以上池泥を取っていないため、かなり浅くなっていました。さらにスイレン、ミズカンナ、ヒメガマ、キショウブ等が繁茂し、池全体を被っていました。
 そこで、生徒たちと池泥を掘り取り、池の外へ出す作業を始めました。かなりの量の池泥を取りましたが、それでも池の面積の4分の1しか取れませんでした。そこで、技師さんにお願いしてユンボで水尻のみ池泥を除去してもらいました。ユンボで除去したところは水草があまり発生しませんでしたが、手掘りしたところは再び水草が発生しました。また、水口付近は抜かるんでおり、長靴でも入ることができず、そのため池泥も水草も除去することはできませんでした 
 そこで、今年度はユンボで池泥を掘り取り、護岸に移動したものを人海戦術で護岸から通路に移動しています。
 池泥を除去することにより、水生昆虫が復元するかを調査する予定です。さらにザリガニ池と呼ばれていたこの池で再びアメリカザリガニが発生するかを調査し、できれば根絶したいと考えています。

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  • かいぼりが始まりました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.01.24

  • 大阪府は兵庫県の54000個にはおよばないものの、全国第6位のため池が造られています。北摂地域特に豊能町および能勢町には多くの...

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大阪府立城山高等学校および園芸高等学校から提供したポット苗を梅田スカイビル「花野」に植栽して、もう4年を経過しました。
積水ハウスおよび環境NGOシェアリングアース協会が調査したところ、鳥類で20種類、昆虫類で25種類が確認されました。この数は都市公園に生息する生き物数の2.3倍でした。その理由として次のことが考えられます。
①在来種を中心として300種類もの植物が植栽されていること。
②バタフライガーデン用植物(食餌植物および吸蜜植物)が植栽されていること。
③見苦しくない程度に雑草を残すという管理法を行っている。そのため多くの生き物の生
息場所として機能していること。さらにこれらの雑草を食べる生き物が生息していること。
花野に飛来した蝶としてはヤマトシジミ、モンシロチョウをはじめとして、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、アカタテハ、アサギマダラ、キマダラセセリなどが確認されています。
 特に渡りをする蝶として有名なアサギマダラが花野に訪れたこと、野山にしか生息していないと思われるキマダラセセリがランタナの花を吸蜜している姿を見てびっくりしたことを覚えています。

紹介記事

  • 梅田スカイビル新里山『花野』で25種類の昆虫が確認されました。

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.01.13

  • 大阪府立城山高等学校および園芸高等学校から提供したポット苗を梅田スカイビル「花野」に植栽して、もう4年を経過しました。積水ハウ...

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彩都バタフライガーデンの計画が進んできました。第1回目の植物の配布は10月28日終わりましたが、2回目が12月17日に行われました。配布した植物はバタフライガーデンを管理される団体によって植栽されるまで水やり等の管理をされます。第3回目の配布が最後の配布になります。草花類を配布する予定です。

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配布した植物

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自動車への苗の積み込み

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自動車へ積み込んだ苗


バタフライガーデンを設置する場所の写真が手に入りましたので、ご覧ください。

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来年の1月下旬にはバタフライガーデン用地の整備が行われます。

  • 彩都バタフライガーデン用植物の配布

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.17

  • 彩都バタフライガーデンの計画が進んできました。第1回目の植物の配布は10月28日終わりましたが、2回目が12月17日に行われまし...

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平成21年4月からアメリカザリガニの捕獲を始め、1年かけて1954匹も捕獲することができました。これだけがんばっても根絶することはできませんでした。
 アメリカザリガニは冬になると、石の下に穴を掘って、この中で越冬しています。そこで、石の下に潜んでいるアメリカザリガニを捕獲していますが、捕獲できる数は限られています。
 さて、平成21年度は水がなくなった池で池泥を取りながら、アメリカザリガニを捕獲しましたが、池の外へ出した池泥の量は池の面積のわずか4分の1でした。そのため残り4分の3の場所に生息していたアメリカザリガニが越冬し、繁殖したため再び増加するようになりました。
 そこで、技師さんにお願いして、平成22年12月14日よりユンボを用いて池泥の撤去をすることにしました。
 池は放置すると、池泥が溜まりだんだん水位が低下します。本校の池は過去15年間池泥を撤去していません。池泥を撤去することを「かいぼり」と呼んでいます。この作業は水生生物の生息を阻害する作業と思われがちですが、そうではなく、かいぼりをおこなうことによって多くの水生生物が復活するようになります。特に外来生物が侵入した池ではかいぼり作業は有効であるといわれています。
 来年度はかいぼりすることによってどのような生き物が復活するか、アメリカザリガニが発生するかを調査する予定です。
 また、かいぼりによって池の水深を深くすることと水草類を除去することによって、絶滅危惧Ⅱ類のオニバスを導入したいと思っています。
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ユンボによる池泥の撤去      池泥の撤去の様子

 なお、池から取り出した池泥は彩都に計画しているバタフライガーデンの土壌として使用する予定です。この池泥に真砂土と下水処理場の汚泥を加えたものを混合し、さらに本校が作っている腐葉土を混ぜたものを植栽用土として使用します。

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水槽で栽培中のオニバス

  • 池泥の採取に重機を使用しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.17

  • 平成21年4月からアメリカザリガニの捕獲を始め、1年かけて1954匹も捕獲することができました。これだけがんばっても根絶すること...

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【プロジェクト名】 アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整

【今月の活動】
1日~14日 期末考査前につき活動休止
11日 アドベンチャー教室(クリスマスリースづくり)若武者育成塾発表練習
14日 若武者育成塾発表練習
15日 若武者育成塾発表練習
16日 若武者育成塾発表練習
17日 若武者育成塾発表練習
彩都バタフライガーデン用植物の配布
18日 若武者育成塾発表練習
18日 彩都バタフライガーデンづくり打ち合わせ(箕面昆虫館)
19日 若武者育成塾発表

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
ついに若武者育成塾の発表会が迫ってきました。発表用原稿の作成と練習に加え、ブログの更新もあり、大忙しの毎日です。発表原稿を作りましたが、納得がいきません。何回も作り直しましが、ついに原稿を送る日がやってきました。それでも訂正箇所が見つかりました。恐れ入りますが、前日作り直した原稿を持っていきましので、差し替えてください。
他の学校のブログを見ていると、その内容とボリュームに圧倒されました。遅ればせながら、ブログを更新しています。というより研究成果がようやくまとめることができました。アメリカザリガニの研究成果をブログに載せましたので、ぜひご覧ください。
彩都バタフライガーデンがようやく始動しました。若武者が終わったあとはこれに全力投球する予定です。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
本校では10種類のプロジェクトを実施しています。これらが活動を調整しながら進めていますが、なかなか思うように進まず、苦しんでいます。しかし、ようやくアメリカザリガニ防除プロジェクトはまとめることができ、ほっとしています。
○来月どうしたいか
池の中にユンボを投入し、池泥とアメリカザリガニをすべて除去することにしました。これで根絶できれば幸いです。ただ、水生昆虫にどのようなダメージがあるかわかりません。これらについて研究する予定です
若武者育成塾終了後もがんばっていきたいと思っています。

  • 【12月度 活動レポート】

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.17

  • 【プロジェクト名】アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整【今月の活動】1日~14日期末考査前につき活動休止1...

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平成22年12月11日(土)は2学期の期末考査中の休業日です。生徒は期末考査の勉強があるため、学校に来ることは許されていません。そんなとき、本校の実習庭園を使ってアドベンチャー教室が開催されることになり、これに協力するという名目で登校することができました。というより、若武者育成塾の発表練習のために登校したというのが本当の理由です。
午前中はパワーポイントで作った原稿の修正と操作確認が中心でした。今回は2台のプロジェクターを使用するため、2人の呼吸が大事になります。それでも発表時間内の10分以内に収めることができました。様々な調査・研究を行っているので、あれも入れたい、これもいれたいと思いましたが、ここではアメリカザリガニに的を絞ることにしました。これ以外は若武者ブログをみていただきたいと思います。
午後1時からは園芸高校の庭園に生えている樹木でリースに使えそうなものを参加者と庭園を一周して選びました。当初は落ち葉や木の実を利用される予定でしたが、できるだけきれいな葉を選ぶため、こちらで枝を剪定し、お渡ししました。特に今の時期はイロハカエデ(タカオモミジ)の紅葉が美しく、また、チリメンガシ、ヒイラギナンテン等も使用しました。
真竹を竹割りで割いたものを2,3回巻いて円形にし、竹の間にこれらの枝をさして作られていました。
個人のリースづくりが終了すると、巨大なリースを作られました。完成後、記念写真を撮り、園芸高校に飾ることになりました。
なお、この教室は北地区教育コミュニティづくり推進事業の一環として実施されたものであり、幼稚園児、保育園児、小学生、中学生および保護者の方々がたくさん参加されていました。講師は関西アウトドアスクール校長の二名良日さん(ふたなよしひ)です。

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若武者育成塾メンバー 

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雨の中での説明

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巨大リースづくり

  • アドベンチャー教室が開催されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.14

  • 平成22年12月11日(土)は2学期の期末考査中の休業日です。生徒は期末考査の勉強があるため、学校に来ることは許されていません。...

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121319.gif現在、彩都にバタフライガーデンを設置する工事をUR都市機構,茨木市、箕面市等によって進められています。本校がここに植栽する植物の栽培を依頼され、環境緑化科の温室や苗圃で栽培しています。
計画されている面積がかなり広いこともあり、温室内も外の苗置き場もこれらの苗でひしめきあっています。そこで、一部の苗を現地で管理していただくことになり、平成22年10月28日に取りに来られました。12月中と3月の街開きのときにも取りに来られます。3月はじめには温室も苗置き場も空になると思われます。
お金のことを言うと汚くなりますが、これだけの苗を購入するとかなりの金額になります。しかも私達が栽培している植物はほとんど市販されていません。専門業者から購入すると、3号ポリポット苗で1鉢1,500円ぐらいです。ただ、私達が栽培すると、人件費が無料(?)ですので、わずか30円程度で作ることが出来ます。
本校で栽培している食餌植物、吸蜜植物、草花類は下表の通りです。

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配布の様子

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トラックに積みこまれたポット苗

  • 彩都バタフライガーデン用植物を配布しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.13

  • 121319.gif現在、彩都にバタフライガーデンを設置する工事をUR都市機構,茨木市、箕面市等によって進められています。本校が...

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今回は、前回と違ったザリガニの調理をしようと思い、新メニューを作成いたしました。
大阪名物といえば、たこ焼きなので中身の具をザリガニに変えてザリ焼きにしました。

ザリ焼きに使う材料

たこ焼き粉、山芋、紅ショウガ、天かす、ねぎとキャベツ(園芸高校で収穫した物)
泥臭さを抑えるために使ったもの(カレー粉、チーズ)卵、ポン酢、マヨネーズ、お好みソース、タコ焼き機
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ザリガニには寄生虫が生息しているため、前回と同じく充分に加熱します。
そのザリガニは尾の部分の肉だけをとります。
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この作業をしている間に野菜を切っていきます。
121314.jpg 121315.jpg

これで材料編は終了です。次はいよいよザリ焼きです。


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ザリ焼きの生地を作ります。野菜、天かす、ザリガニ、を入れます。

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これが、程よく焼きあがってきたら、ひっくり返します。

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そして、丸くなってきたら完成です。味付けはお好みで

今回この調理をとうして解ったことは、泥臭さを抑えるために使ったカレー粉、チーズ、生姜は、全く役に立ちませんでした。一か月半くらい泥抜きをしても無理でした。

  • 第二回ザリガニ試食会

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.13

  • 今回は、前回と違ったザリガニの調理をしようと思い、新メニューを作成いたしました。大阪名物といえば、たこ焼きなので中身の具をザリ...

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バタフライガーデンに植栽する植物を大きく分けると、蝶の成虫が蜜を吸う植物である「吸蜜植物」、幼虫が食べる植物である「食餌植物」、生態園を美しく見せる「草花類」の3つになります。この中でほとんどの食餌植物と一部の吸蜜植物は野生種といわれるものです。野生種はたいへん栽培が難しく、本校でも苦労に苦労を重ねて栽培しています。その理由として次のことがあげられます。
(1)野生種は種子が市販されていないため、六甲山、能勢町、豊能町の野山をはじめとして様々なところで種子を採集しています。そのためには植物の種類ごとに生息場所を調査する必要があります。
 (2)植物の生息場所を確認できたら、結実期に再度生息場所に行き、種子を採集します。ただ、野生種は隔年結果性を持っているため、種子がたくさんできる年とできない年があります。さらに結実期が短いものや年によって結実期が微妙に異なり、採集できないこともたびたびあります。
 (3)種子を採集するときは果実ごと採取し、翌日、水に浸けて種子を分離します。果実には発芽抑制物質が含まれていることもあり、果実からできるだけ早く種子を取り出す必要があります。この作業はかなりたいへんで、根気が要ります。
 (4)採集した種子はすぐに種播きします。これを「取り播き」と呼んでいます。園芸種では播いた種子はほぼ100%発芽しますが、野生種はあまり発芽しません。さらに発芽するまでの期間が長く、バラバラと発芽します。忘れた頃に発芽するものもあります。なお、サルトリイバラは残念ながら一度も発芽したことがありません。
 (5)取り播きしても発芽しにくいものは春播きします。つまり1種類につき2回種播きする必要があります。クララというマメ科の植物がありますが、これを秋播きすると、よく発芽しますが、寒さで枯れてしまいます。そのため春播きします。
 (6)種子は採集した時期によって発芽率が異なることがあります。完熟すると果実や種子に発芽抑制物質が多く蓄積されるため、完熟する前に採集することが望ましい種類もあります。
 (7)発芽した苗は鉢上げしますが、植えた苗が途中で枯れることもあります。サンショウ類は梅雨の雨に当たり、ほとんどの苗が枯れたことがありました。
 野生種は次のような段階を経て苗を作ることができます。
 野山での植物の生息確認→結実期に再度生息確認→果実の採集→種子の選別→取り播き→春播き→鉢上げ→育成(完成)。
 野生種は完成するまで8段階もかかり、しかも発芽率が低く、発芽揃いも悪く、栽培のノウハウもほとんどわかっていません。
 草花類は園芸種と呼ばれ、次のような段階を経て苗を作ることができます。種子の購入→春播きまたは秋播き→鉢上げ→育成(完成)。
 現在野生植物を中心に約100種類もの植物を栽培していますが、これらの栽培に悪戦苦闘しているのが実情です。
 
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プラグトレイに播種したバタフライガーデン用植物
     
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フユザンショウの種子を採集するビオトープ部
  左:濵地君 左:井村君

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鉢上げされたバタフライガーデン用植物

  • バタフライガーデン用植物の取り播き

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.13

  • バタフライガーデンに植栽する植物を大きく分けると、蝶の成虫が蜜を吸う植物である「吸蜜植物」、幼虫が食べる植物である「食餌植物」、...

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大阪府立城山高校が閉校になったとき、校内に造っていたバタフライガーデンを放置することは忍びないと思っておられたそうです。そんな時、箕面市箕面森町にバタフライガーデンを設置する計画が持ち上がり、バタフライガーデンを移設することになりました。
 箕面森町の造成工事に伴い、豊能町西地区と東地区を結ぶ道路が造られ、地区間の移動がとても速くなったそうです。しかし、箕面森町は止々呂美地区の里山を開発・造成したものです。造成工事に伴い、そこに生息していた生き物がかなり減少したといわれています。そのこともあってバタフライガーデンを造ることになったそうです。
 バタフライガーデンを造るにあたり、城山高校の畑の土を10tほどトラックで客土し、その上に城山高校のバタフライガーデンに植栽されていた食餌植物と吸蜜植物を抜き取り、移動、植栽されました。抜き取り作業は城山高校最後の3年生がおこなったそうです。
 城山高校は平成20年3月末日をもって閉校になりましたが、そのあとは機能統合先である園芸高校がこの事業を引き継いでいます。
 箕面森町のバタフライガーデンはとどろみの森クラブによって管理されていますが、先日来校され、クヌギとエノキの苗を作ってほしいという依頼がありました。箕面森町にはわずかですが、国蝶のオオムラサキが生息しています。この蝶を増やすには食餌植物のエノキと里山林が必要だといわれています。オオムラサキはクヌギの樹液を吸うことが知られています。
 エノキは200穴プラグトレイに播種しました。クヌギは3号ポリポットに1粒づつ播種しました。来年の8月までには苗が完成するので、9月の秋雨に植栽する予定です。なお、これらの種子は箕面森町産であり、地域種にこだわられています。そのためこれらの植物はずべて箕面森町で採種されたものです。

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箕面森町に造ったバタフライガーデン     クヌギを播種したポット

  • クヌギ林(里山林)の復元に取り組んでいます

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.13

  • 大阪府立城山高校が閉校になったとき、校内に造っていたバタフライガーデンを放置することは忍びないと思っておられたそうです。そんな時...

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捕獲したアメリカザリガニは今まで池に飛来する水鳥の餌として利用するだけであり、それ以外の活用法はありませんでした。そこで、考えたのは食用にするというとんでもない方法でした。インターネットで調べると確かに食べれることはわかったのですが、さすがに食べることに抵抗がありました。泥抜きを念入りにしたり、日本酒で泥臭さをとることによって、おいしくいいただけることがわかりました。
次にこれを肥料として活用することにしました。捕殺したザリガニを温室内で天日乾燥させます。十分乾燥すると、細かく砕き、これを真砂土に混ぜて、キャベツを栽培しました。対照区として真砂土だけで栽培したものを作りました。また、真砂土は単粒構造であり、野菜の栽培には向いていないので、剪定枝を破砕して作った堆肥(バーク堆肥)と真砂土を等量配合したものも作りました。
この計画は私たちだけ行ったので、後日先生からダメダシがありました。まず、栽培用土は同じにすること。慣行区として、化学肥料を使用した実験区を設定する必要があること。この2点が問題であると言われました。
バーク堆肥を用いたのは本校環境緑化科ではポット用土として、これを使用しており、市販用土つまりピートモス、パーライトを用いた用土に比較しても成長に差が見られないことがわかったからです。
図1.gif

図3.jpg 図4.jpg
A:ザリガニ肥料添加区
B::真砂区(対照区)
C:バーク堆肥添加区

ただ、この研究からザリガニは肥料として活用することができることが明らかになりました。他の実験区に比べ大きく成長しており、また、青虫(モンシロチョウの幼虫)の発生きわめて多かった。つまり、この肥料には窒素成分がかなり多く含まれているため、株が大きくなったと思われます。また、青虫の発生量とN量には相関が認められています。
私たちはアメリカザリガニを防除することしか考えていませんでしたが、これを増殖して肥料化するプロジェクトを立ち上げていきたいと考えるようになりました。庭園の池の一部を囲い、ザリガニを増殖するとともに、それ以外の場所で捕獲したザリガニをそこへ入れることによって、ザリガニの有効活用ができると思われます。

  • ザリガニ肥料でキャベツを栽培しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.08

  • 捕獲したアメリカザリガニは今まで池に飛来する水鳥の餌として利用するだけであり、それ以外の活用法はありませんでした。そこで、考えた...

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鳥取環境大学が主催する第7回全国高校生環境論文TUESカップにおいて若武者育成塾のメンバーの一人であるフラワーファクトリ科三年 春木貴志君が新日本海新聞社賞を受賞しました。
 テーマは'2010年'の決意 ギフチョウが消えた里山からです。
 2010年春能勢町のギフチョウは絶滅しましたで始まるショッキングな内容です。
 ギフチョウは『春の女神』と呼ばれ、3月~4月にかけて成虫が発生する年一化生の蝶です。蝶マニアは『ギフチョウに始まり、ギフチョウの終わる』とよばれるほど、この蝶に対する想いが強いです。
 ギフチョウは里山に生息している蝶であり、里山が管理されなくなったり、杉や檜が植林されると、生息数が減少し、最終的には絶滅します。春木君はこの蝶への熱い想いをこの論文で語っています。いつの日か能勢町で再びギフチョウが飛ぶ姿を見たいものです。
 なお、春木君の論文を掲載していますので、ぜひご覧ください。

春木君の論文

  • 第7回全国高校生環境論文TUESカップで新日本海新聞社賞を受賞しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.08

  • 鳥取環境大学が主催する第7回全国高校生環境論文TUESカップにおいて若武者育成塾のメンバーの一人であるフラワーファクトリ科三年...

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【プロジェクト名】 アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整

【今月の活動】
1日 科目グリーンエコプログラム研究授業での発表
1日 害虫忌避剤を用いた野菜栽培試験の実施
1日 絶滅危惧植物オニバスの種子の採取
9日 特定外来生物アレチウリの発芽試験
13日 箕面森町オオムラサキ復活プロジェクト、食餌植物エノキの播種
14日 創立記念祭でのバタフライガーデン用植物の展示
全国農業高校物産展の開催(農産物の販売)
26日 福山職業指導学振興財団高校生論文コンクール表彰式
29日 オニバス播種

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
11月1日も教育委員会の先生方の前で発表しましたが、2回目ということもあり、リラックスして発表できました。絶滅危惧植物のオニバスの繁殖に取り組み、来年兵庫県伊丹市のため池に戻す予定です。とどろみの森クラブからクヌギとエノキの栽培依頼を受けました。数年後には国蝶のオオムラサキが飛来することを期待しています。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
人海戦術でザリガニを採っていますが、なかなか捕獲することができません。また、捕獲したザリガニが死ぬこともあり、困っています。
○来月どうしたいか
できるだけ捕獲回数を増やし、これを用いて新たなレシピを開発したいと思います。

【チームアシスタントからのコメント】
お疲れ様です。ザリガニ以外にも各種研究で忙しいようですね。発表まであとわずかです。最後の追い込み、体調管理に気をつけてください。
              アサヒ飲料 加藤

  • 【11月度 活動レポート】

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.07

  • 【プロジェクト名】アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整【今月の活動】1日科目グリーンエコプログラム研究授業で...

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昨年の秋に採取したアレチウリの種子を無加温ガラス室で毎月(10月~4月)播種しました。この調査でアレチウリには休眠性のあるものとないものがあることがわかりました。このことによってアレチウリが環境の変化に対応して種を維持していると考えられます。
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アレチウリは埋土種子からも発芽するといわれています。つまり、結実して地面に落下した種子が土壌中で越冬します。この種子の一部は発芽力がほとんど低下せず、翌春以降発芽する性質を持っているといわれています。このことがアレチウリの防除を困難にしている理由です。
そこで、昨年、採取した種子を常温下で保存したものと今年の10月26日に採取したものを11月9日に播種しました。果実から種子を取りだすときは注意が必要です。鋭い刺が皮膚に刺さるため、ゴム手袋は必需品です。
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アレチウリの果実 
鋭い刺があり、採取には注意が必要


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ゴム手袋で種子の調整をします


今回の実験では果皮の有無と発芽の関係も調査しています。
なお、播種容器として200穴プラグトレイを半分に切ったもの、つまり100穴プラグトレイにプラグ専用用土を入れて播種しました。今年採取した種子は予想どおりわずかですが発芽しましたが、昨年播種した種子の同様に発芽しました。
120803.jpg
アレチウリの発芽試験
左奥:2009年 果皮あり 左前:2009年果皮なし
右奥:2010年 果皮あり 右前:2010年果皮なし


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アレチウリの発芽状況 早く発芽するものと遅く発芽するものがある


野外では3号ポリポットを用いて発芽試験も行っていますが、発芽しなかったポットをそのままにしています。来春発芽するかを調査したいと思います。
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野外でのアレチウリの発芽試験

  • アレチウリが発芽しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.07

  • 昨年の秋に採取したアレチウリの種子を無加温ガラス室で毎月(10月~4月)播種しました。この調査でアレチウリには休眠性のあるものと...

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平成22年11月27日、ラマダホテルにおいて、福山職業指導学振興財団 高校生論文コンクールの表彰式がありました。
 本校からはフラワーファクトリ科1名、バイオサイエンス科2名、環境緑化科3名の合計6名が入賞することができました。その中には若武者育成塾のリーダーである環境緑化科3年の濵地輝君も受賞することができました。
 濵地君は今まで休部状態であったビオトープ部を1年かけて復活させただけでなく、今回のアメリカザリガニ防除プロジェクトを率先して活動しています。捕獲したアメリカザリガニの総数は4000匹以上にものぼりますが、残念ながらそれでも根絶することはできませんでした。今回の論文はアメリカザリガニとの格闘について書いたもので、その熱意が評価されました。
 この表彰式のあと、日本大学農学部にも無事合格することができました。二重の喜びであったと思います。
 なお、同じクラスの近平さんは優秀賞を受賞し、財団のホームページで論文を見ることができます。ぜひご覧ください。

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表彰式の様子 左から5番目が濵地輝君

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優秀賞を受賞した本校環境緑化科3年近平望さん

  • 福山職業指導学振興財団 高校生論文コンクール表彰式がありました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.07

  • 平成22年11月27日、ラマダホテルにおいて、福山職業指導学振興財団高校生論文コンクールの表彰式がありました。本校からはフ...

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すでに若武者ブログで紹介していました、彩都バタフライガーデンの設計図ができましたので、ご紹介いたします。
 平成22年8月6日にUR都市機構、茨木市、箕面市の方が来校され、北大阪急行「彩都西駅」前にバタフライガーデンを造る計画があり、本校に協力してほしいという依頼がありました。
 バタフライガーデンには蝶の幼虫が食べる植物である食餌植物と蝶の成虫が蜜を吸う植物である吸蜜植物を植栽します。ただ、これらの植物は野生種が多いため、園芸店ではほとんど市販されていません。専門業者から購入することはできますが、極めて高価です。さらに専門業者でも取り扱っている種類は限られています。
 一般にバタフライガーデンを造られている方は山取りといって、これらの植物を野山で抜き取って植栽しています。このことは蝶の生息地を破壊する行為であり、許されない行為だと思います。私たちは野山でわずかの種子を採取し、種子繁殖で苗を育てています。この方法は生息地の環境におよぼす影響が極めて少ないと思います。
 本校でバタフライガーデン用の苗を作っていることを知られた方々から苗の配布依頼が来るようになりました。今では日本一の種類数とポット数を誇っています。
 UR都市機構もこのことを聞きつけ、連絡がありました。今までは苗の配布だけでしたが、今回はバタフライガーデンの設計にも協力することができました。基本設計は本校が担当しましたが、昆虫の専門家の意見を聞くため、箕面昆虫館および南大阪昆虫同好会の協力を得ることになりました。
 この図は南大阪昆虫同好会の武田博允様が本校の設計図をもとにして、作成されたものです。さすが昆虫マニアの作られた設計図であると感心させられました。
 私たち3年生は来年2月には卒業します。そのためバタフライガーデンの完成を見ることも協力することもできません。後輩に私たちの夢を託したいと思います。

彩都バタフライガーデン.doc

  • 彩都バタフライガーデンの基本設計ができました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.06

  • すでに若武者ブログで紹介していました、彩都バタフライガーデンの設計図ができましたので、ご紹介いたします。平成22年8月6日に...

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平成22年8月1日から3日にかけて宮崎県西都市において、全国高等学校総合文化祭弁論の部が開催され、環境緑化科の2年生小浦心充君が大阪府代表として、出場しました。
 宮崎県は口蹄疫の関係で最後まで開催が危ぶまれていましたが、無事に開催することができました。残念ながら入賞することはできませんでした。
 弁論大会に向けて何度も書き直した原稿をどこかのコンクールに応募できないかと考えていたとき、中央大学より『地球環境論文賞』の応募書類が送られてきました。
 そこで、弁論大会用の原稿を手直しし、環境の観点を充実させたものを応募しました。
 そして、その結果がFAXと書類で連絡があり、優秀賞を受賞することができました。
 10月23日(土)中央大学多摩キャンパス1号館で開催されました。
 小浦君の受賞作品を別紙を参照してください。小浦地球論文.doc

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前列左から3人目が小浦君です

  • 中央大学 地球環境論文賞で優秀賞を受賞しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.06

  • 平成22年8月1日から3日にかけて宮崎県西都市において、全国高等学校総合文化祭弁論の部が開催され、環境緑化科の2年生小浦心充君が...

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ルワーフィシングでオオクチバスを釣って、生きたままクーラーに入れ、自動車で移動した者が逮捕されたというニュースが流れました。この魚は外来生物法で特定外来生物に指定されており、生息地から生きたまま持ち出すことが禁止されています。逮捕された場合は300万以下の罰金または3年以下の懲役が科せられます。
 こんなたいへんな生物が園芸高校にも生息しています。学校の中を流れる江原川にはオオクチバスやブルーギルが生息しています。
 もっとたいへんな生き物がアレチウリです。これは園芸高校には自生していません。猪名川にはたくさん生えており、ここから種子を採取して、環境緑化科の苗木生産温室で栽培しています。
特定外来生物は種子を生息地から持ち出すことが禁止されています。ではなぜ、園芸高校は種子を採取することができるのでしょうか。それは近畿地方環境事務所にアレチウリの栽培許可を申請し、認可されたからです。
 環境緑化科ではアレチウリの効果的な防除法を開発する実験を行っています。今までの研究でわかったことは、本種の発芽が極めて長期間にわたっていることと、しかもバラバラ発芽することです。この発芽特性によって種が保存されていると思われます。
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10㎝のマルチングで発芽したアレチウリ

 次に本種の種子の上に10cmの厚さにマルチングしても、発芽することがわかりました。20cmの厚さでは発芽しないことがわかりました。マルチングで本種を防除できると思っていましたが、これにはさすがにびっくりさせられました。
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絶滅危惧Ⅱ類のフジバカマの開花

 今回は昨年採取した種子と今年採取した種子の発芽率を調査することにしました。さらに種子に果皮が付いていると発芽しにくいと考えられるため、果皮が付いているものと果皮を除いたものの比較もしています。
 発芽試験は平成22年11月9日に実施しましたが、この時期に絶滅危惧Ⅱ類に指定されているフジバカマが開花していました。さらにフジバカマ同様絶滅危惧Ⅱ類に指定されているオニバスが種子を付けていました。これらの植物の栽培にも取り組んでいます。鬼バスはその自生地である兵庫県伊丹市のため池にもどすことを計画してます。なお、現在個の池ではオニバスが消滅しています。

  • アレチウリの発芽特性を調査しています

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.12.03

  • ルワーフィシングでオオクチバスを釣って、生きたままクーラーに入れ、自動車で移動した者が逮捕されたというニュースが流れました。この...

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皆さん、バタフライガーデンを知っていますか。身近に生息する蝶がこの庭に飛来・吸蜜し、特定の植物に産卵します。卵から孵化した幼虫はこの植物の葉を食べて成長し、蛹になります。そして、成虫になって飛んでいきます。蝶の種類によっては庭に住みついたり、再度飛来するものもいます。
 バタフライガーデンは蝶のためのビオトープだといえますが、ここに植栽する植物の中には外来種や園芸植物も含まれているため、ビオトープではなく、ビオガーデンとして位置付けられています。               
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ドイツスミレを食べるツマグロヒョウモン 

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梅田スカイビルに造ったバタフライガーデン

バタフライガーデンには蝶の幼虫が食べる植物である『食餌植物』と成虫が蜜を吸う植物である『吸蜜植物』を植栽します。具体的な事例をあげると、サンショウを植えるとアゲハチョウが産卵に訪れます。ヒャクニチソウ(ジニア)を植えると、様々な蝶が飛来・吸蜜します。最も蝶が飛来する吸蜜植物は『ブッドレア』であり、ついで『サンジャクバーバナ』です。この2種類はぜひとも植栽してほしい吸蜜植物です。
 本校はこれらの植物の栽培では日本一の種類数と鉢数を持っています。本校で栽培したポット苗を用いて、小中学校等にバタフライガーデンを造っています。さらに梅田スカイビル公開緑地『花野』、大阪狭山市狭山池公園、兵庫県伊丹市笹原公園、大阪府箕面市箕面森町にもバタフライガーデンを造っています。さらに今年の12月には大阪府茨木市彩都にも造る予定です。現在環境緑化科の温室とその前にある苗置き場には所狭しとポット苗が並んでいます。
 これらのポット苗はほとんど市販されておらず、専門業者から購入すると、一鉢1500円もします。本校では野山でこれらの植物の種子を採取し、取り播きして、苗を作っています。そのため生産コストはわずか30円程度です。ただ、野生植物の種子の発芽率は極めて低く、しかもだらだらと発芽するため、思うように栽培できないのが難点です。その点園芸植物は休眠性がほとんどないため、播種すればほぼ100%発芽します。このように苗づくりに苦しみながらもポット苗を栽培しています。
バタフライガーデンを造りたいと思っておられる団体等がありましたら、園芸高校環境緑化科まで連絡いただければ幸いです。

  • バタフライガーデンに植栽する植物

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.11.24

  • 皆さん、バタフライガーデンを知っていますか。身近に生息する蝶がこの庭に飛来・吸蜜し、特定の植物に産卵します。卵から孵化した幼虫は...

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本校は池田土木事務所が実施されている『花いっぱいプロジェクト』に協力しています。春播きはマリーゴールド、ジニア・リネアリス、アゲラタム、秋播きはパンジー、ビオラ、ムラサキハナナのプラグ苗づくりを担当しています。
 これらの種子を200穴プラグトレイに播種し、鉢上げ適期になったものを小学校等で鉢上げしてもらっています。最終的には校内の花壇に植栽します。
 平成22年10月22日に池田市立呉服小学校に出向き、小学生に鉢上げの方法を説明し、その後小学生といっしょにパンジーなどの鉢上げを行いました。
 今回は環境緑化科3年生6名とフラワーファクトリ科3年3名が参加しました。
 なお、この取り組みはアサヒビール若武者育成塾の活動の一環としても行ったものです。
 高校生が小学生と交流する機会は少ないですが、小学生からは次回もぜひ来てほしいという声をたくさん聞くことができました。
 校内の花壇には前回私たちが栽培したマリーゴールド、ジニア等の咲いており、小学校の環境づくりに役立っていることを実感することができました。

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写真1 鉢上げの方法を説明する生徒たち

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写真2.鉢上げの様子

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写真3.花いっぱいプロジェクトに参加した生徒と教員

  • 花いっぱいプロジェクトに参加しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.11.24

  • 本校は池田土木事務所が実施されている『花いっぱいプロジェクト』に協力しています。春播きはマリーゴールド、ジニア・リネアリス、アゲ...

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1.最終発表の予行演習をしました。
平成22年度新任教員研修のために、10月26日に新任教員約50名が来校されました。若武者育成塾担当の中村先生から12月19日の発表会の予行演習を兼ねて、先生方の前で発表してみてはどうかといわれました。
最初はとても無理だと断っていましたが、度胸試しで発表することにしました。
パワーポイントで原稿を作り、何回も練習を行いましたが、それでもドキドキしながら発表しました。わずか10分足らずの発表でしたが、先生方から大きな拍手をいただくことができました。
この発表がうまくいいったので、11月1日2時間目の『グリーーンエコプログラム』の授業でも発表することになりました。当日は大阪府教育委員会から2名の先生が来校され、中村先生の研究授業の一環として実施しました。
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写真1 新任教員の前で発表する濵地君

2.ザリガニトラップを設置しました。
   アメリカザリガニを捕獲していると、石の隙間に体長の大きい個体が生息していることが多く確認されました。そこで、ザリガニが生息できるように石を組んで隙間を作ったものを護岸近くから池の中に向けて、連続的に石組みを設置しました。
 数回ザリガニが生息しているか確認しましたが、入っていませんでした。
 池の水位が低かったため、11月15日に水を入れましたので、今度はザリガニが入っていると思います。
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写真2 実習庭園でのトラップの設置

3.ザリガニの捕獲と泥抜き
   実習庭園の池の水源は雨水のため、だんだん水位が低下してきました。水深の低下とともにザリガニの捕獲数が少なくなりました。そこで、ザリガニの開けた穴を丹念に探り、捕獲しています。捕獲したザリガニはとろ舟に入れ、泥抜きをしています。
  これらのザリガニを材料にして、ザリガニ料理を作る予定です。
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写真3 泥抜き中のアメリカザリガニ

4.ザリガニ肥料
 日本人は放生(ほうじょう)という考えが定着しています。つまり捕獲・飼育していた生物を殺生できないため、野外に放してしまいます。例えばミシシッピーカミミガメはミドリガメともいい、夜店やペットショップで売られています。これが飼育できなくなって、ため池や河川に放してしまいます。
   捕獲したザリガニを殺生することは忍びないですが、殺さないと生態系に悪影響を及ぼします。そこで、捕獲したザリガニを殺し、天日乾燥したものを土に混ぜ、キャベツを栽培しています。ザリガニを入れたものは入れないものに比較して明らかによく成長しています。調査結果は後日お知らせいたします。

  • 最終発表の予行演習 ドキドキでした

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.11.22

  • 1.最終発表の予行演習をしました。平成22年度新任教員研修のために、10月26日に新任教員約50名が来校されました。若武者育成...

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【プロジェクト名】
アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整

【今月の活動】
1日 アメリカザリガニの捕獲
6日 アメリカザリガニのトラップ設置
13日 全国産業教育フェアー バタフライガーデン用植物の展示
23日 大阪府産業教育フェアーバタフライガーデン用植物の展示
24日 大阪府産業教育フェアーバタフライガーデン用植物の展示
26日 初任者(新任教員)研修での発表(アメリカザリガニの防除)
28日 彩都バタフライガーデン用植物の配布
29日 箕面森町植栽用クヌギの播種
30日 アレチウリの採取

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
バタフライガーデン用植物の展示を全国および大阪府から依頼され、展示したいへん好評でした。
彩都バタフライガーデンも始動し、早ければ12月に植栽します。新任の先生方を対象にパワーポイントを用いて発表し、拍手をいただくことができました。少し緊張しましたが、12月19日の練習になりました。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
トラップにザリガニが捕獲されなかった。
10月になると、ザリガニの捕獲数が減少し、料理用に確保することが難しい。
○来月どうしたいか
新たなトラップを開発する。
人海戦術を用いてザリガニを捕獲し、料理に利用する。

【チームアシスタントからのコメント】
岡山市の用水路ではアメリカザリガニが大量に異常発生しているとニュースで報道されていました。原因は不明ですが、猛暑などが影響しているのでしょうか。課題研究ですが、食用以外の可能性、繁殖そのものを抑制する可能性についても検討する必要があるかと思います。

アシスタント 加藤

  • 【10月度 活動レポート】園芸高校

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.11.09

  • 【プロジェクト名】アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整【今月の活動】1日アメリカザリガニの捕獲6日アメリ...

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【プロジェクト名】
アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整

【今月の活動】
1日 アメリカザリガニの捕獲
8日 アメリカザリガニの試食
15日 アメリカザリガニの捕獲
25日 校内を流れる川(江原川)での外来魚の調査

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
昨年3000匹ものザリガニを捕獲したのに、今でも多くのザリガニが生息していることを確認した。
調理法によってはおいしいものとおいしくないものがあることがわかった。
江原川ではオオクチバス、ブルーギル以外に在来種のフナ、カワムツも生息していた。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
ザリガニのレシピが少なかった。
ザリガニの効果的な捕獲法が見つからなかった。
○来月どうしたいか
もっと多くのレシピを開発する。
トラップ法を開発する必要がある。

【チームアシスタントからのコメント】
人によってはアメリカザリガニの食用は抵抗があるかもしれませんが、色々トライしましたね。先日、北海道で繁殖した外来のウチダザリガニの特集をテレビで見ました。地元では塩ゆでにして食べていましたよ。スケジュール管理をしっかり行い、研究を進めてください。

アシスタント 加藤

  • 【9月度 活動レポート】園芸高校

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.11.09

  • 【プロジェクト名】アメリカザリガニの生息状況と在来種のバランス調整【今月の活動】1日アメリカザリガニの捕獲8日アメリ...

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池から駆除したザリガニを食用にすると宣言してから約一カ月、その間の泥抜きを経てザリガニを料理し試食しました。塩ゆで、味噌汁、天ぷら、フライを試してみました。

<詳細はPDFをご参照ください>

ザリガニの調理.pdf

  • ザリガニの調理

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.09.21

  • 池から駆除したザリガニを食用にすると宣言してから約一カ月、その間の泥抜きを経てザリガニを料理し試食しました。塩ゆで、味噌汁、天ぷ...

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私達の学ぶ大阪府立園芸高等学校には10,000㎡もの大きさの実習庭園があります。この庭園は池泉回遊式日本庭園であり、庭園の中央部に2,000㎡の池が造られています。夏になるとスイレンが咲き、たいへんきれいに見えるのですが、池の中には誰が入れたかわからないアメリカザリガニが繁殖しています。本種は要注意外来生物およびワースト外来生物100にも指定されているほど環境に影響をおよぼす生物です。
この池は自然護岸でできているため、多くの水生生物が生息するビオトープとしての機能を持っている池ですが、実際には本種によって水生生物が捕食され、「アメリカザリガニの池」と呼ばれるようになっていました。
そのため毎年7月になると、池田市児童文化センター主催のザリガニ釣り大会が開催されていました。そこで、昨年より大会の趣旨を変えていただき、アメリカザリガニを根絶するために大会を開催してもらうことにしました。
今までは釣りざおを使用していましたが、昨年からは小さい個体も捕獲できるようにたも網を用いることにしました。昨年は7月18日、今年は7月17日に実施しました。両日とも池田市在住の親子10組30人弱が参加されました。昨年は62匹、今年は51匹捕獲できました。これだけしか捕獲できなかった理由は私達ビオトープ部が継続的に捕獲しているためです。ただ、捕獲をやめるとすぐに個体数が増えてしまいます。平成22年8月16日には200匹を超す個体を捕獲することができました。
根絶することはたいへん難しいですが、今後も多くの方に協力していただき、本種が増えないようにしていきたいと思っています。私達の地道な活動ですが、お陰様で池の中を優雅に舞うチョウトンボ、縄張り行動をとるショウジョウトンボ、止水性トンボの代表であるギンヤンマ、渡りをするトンボであるウスバキトンボ等が飛来するようになり、まさに水生昆虫のためのビオトープに生まれ変わりつつあります。


P1010215.JPG

  • アメリカザリガニ捕獲大会が開催されました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2010.08.27

  • 私達の学ぶ大阪府立園芸高等学校には10,000㎡もの大きさの実習庭園があります。この庭園は池泉回遊式日本庭園であり、庭園の中央部...

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