若武者育成塾 若武者BLOG

若武者BLOGとは?

若武者育成塾とは、地元の地域の環境・食の課題を考え、解決に向けて行動できる未来のリーダーを育てる高校生向けプロジェクト。このブログでは、若武者育成塾での合宿の様子や、参加した高校生が各地域において活動する様子をお伝えしていきます。

栃木県立栃木農業高等学校

【プロジェクト名】栃木農業高校 地域おこしプロジェクト班

【今月の活動】
11月1~5 動物ロープの効果分析、そば畑での現地調査 小宮
6~12 彼岸花球根の分球、彼岸花球根の植え付け 須藤
13~19 そば畑でのイノシシ対策のまとめ、彼岸花球根の植え付け 高畑
23   河川の雑草の刈り取り、ヨシ、ススキから堆肥作り 室岡
26  河川のヨシ、ススキなどの刈り取り、カッターで切断、水に浸す 須藤
27  河川の雑草から堆肥作り、大型カッターで切断、米ぬかと混合 室岡
28~30 環境行動のまとめ、活動写真の集計、農家での現地調査 小宮

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
山村の河川はヨシ、ススキ、アシなどの水生植物が雑草化しておい茂り、洪水や土砂崩れの原因となっています。昔は集落ぐるみで草刈りを行っていたが、今は農業者が高齢化したため放作地が多くなってしまった。日本の里山の原風景を残すためには山村、河川などの手入れを集落ぐるみで行わないと自然環境も破壊され田畑も荒野となってしまうので、今後も援農活動を続けていきたい。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
河川のヨシ、ススキなどの刈り取りは手作業で搬出運搬など重労働だった。河川は大型機械が導入出来ないため農家の人達も大変だった。
○来月どうしたいか
市の環境課と協力して大型運搬車を導入して大型カッターで対応する方法検討している。
河川のヨシ、アシなどの雑草を堆肥化させ田畑の土づくりに有効利用したい。

【チームアシスタントからのコメント】
市役所などと連携して活動を進めるのは非常に有効ですね。こういった地道な活動を続けていると、つい自分たちだけで何とかしなければとなってしまいがちですが、視野を広く持ち活動を展開している事は素晴らしいことだと思います。
夏以降に各農家に試してもらっている「どうぶつロープ」の成果がどのくらい出ているか、発表で聞けるのを楽しみにしています!!
西井

  • 【11月度 活動レポート】

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.12.15

  • 【プロジェクト名】栃木農業高校地域おこしプロジェクト班【今月の活動】11月1~5動物ロープの効果分析、そば畑での現地調査...

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■タイトル   
農村の原風景を次世代に
~里山の伝統工芸を守り野生動物との共生を目指した村おこし活動~

■概要
全国で唯一残されている麻の里山は、山間地農業の低迷と共に過疎化が進み農地は荒れはて、村が寂れてきた。そこで山村の自然環境を復活させ、農村の原風景をとりもどす村おこしプロジェクトに取り組んでいる。

  • 成果発表会 タイトルと概要

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.11.30

  • ■タイトル農村の原風景を次世代に~里山の伝統工芸を守り野生動物との共生を目指した村おこし活動~■概要全国で唯一残さ...

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【プロジェクト名】 栃木農業 地域おこしプロジェクト班

【今月の活動】
10月2日 ・そば畑でのイノシシ、シカ被害調査 須藤、室岡
   8日 ・そば畑に動物ロープを使用しイノシシ対策実用試験 室岡、小宮
  13日 ・ヒガン花の植栽地区でのイノシシ被害調査 小宮、高畑
    ・ヒガン花の植え付け、地域農家と協力して行う 高畑、室岡
    ・ヒガン花球根の株分け、増殖方法調査 小宮、須藤
  18日 ・里山の下草刈り、山林の落ち葉集め 須藤、高畑
  25日 ・動物ロープの実用試験のまとめ、集計 小宮、室岡
  29日 ・水田周辺の稲刈り前のイノシシ対策 高畑、室岡
・市役所、環境課、農政課とのイノシシ対策打ち合わせ 小宮、須藤
・里山での村おこし活動のまとめ。集計 須藤、高畑

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
・里山でのイノシシ、シカ、サルの被害が地域農家でも増え続け水稲、コンニャク、そばなどが食い荒らされ
大きな問題となっています。電気柵や鉄条網は経費も高く山村の傾斜地では設置しにくいなどの問題があるので私達が考えた麻縄ロープは高齢者の方に優しいことが分かりました。彼岸花の球根にはアルカロイドと言われる有毒な物質が含まれ、昔から野ネズミ、モグラを駆除する役目があるとされています。このため彼岸花の球根を農家の人達と協力して、用水路の畦畔に植え付けました。10月の3日~10日頃には、水田には黄金
の稲穂、畑には真っ白に咲き誇るそばの花、畦畔には真っ赤に色づいた彼岸花が里山の自然の景観となり、山村の自然環境の素晴らしさが復活した風景の一つとなっています。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
・麻縄ロープの張り方や張る場所を選ぶのに苦労した
・彼岸花の球根の増殖方法の時期を検討する。
・山林の下草刈りが学校行事のためにできなかった。
○来月どうしたいか
・効果的な張り方をみつける。
  10月~11月までに行うと活着が良いと思われる。
  11月は土日、祭日を利用して実施する。

  • 【10月度 活動レポート】

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.11.16

  • 【プロジェクト名】栃木農業地域おこしプロジェクト班【今月の活動】10月2日・そば畑でのイノシシ、シカ被害調査須藤、室...

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遅くなりましたが栃木農業高校の10月の活動報告をしたいと思います。
10月は麻農家さんの家にお邪魔して麻の繊維の特徴や特性について教えてもらいました。そして、その話をもとに麻の様々な活用方法を考えました。
麻は収穫した後に「湯かけ」を行います。湯かけとは麻束にし、熱湯にくぐらせて表皮などの余分な水分を取り除き、麻を乾燥しやすくし、皮をはぎやすくするための作業です。そして、湯かけした麻は翌朝に天日で良く干します。
干した麻は次に麻の茎から皮をはぎ取る「アサハギ」の作業を行います。これは、麻の茎から皮をはぎ取る作業であり、このときに使用目的のない「クズ麻」が発生します。
そこで私達は古くから使われてきた土壁造りの壁に麻クズを利用できないかと考え、まずは土壁の特徴を調べました。土壁は乾燥したら割れにくく、調湿機能に優れ、湿気を吸い取ってくれます。さらに、夏は涼しく乾燥させ、冬は暖かくするので、家の中に塗るのが向いています。静電気を帯びないため、汚れがつかないのも特徴です。
この特徴を活かしながら私達は石灰と麻クズを5%混ぜて土壁の材料にし、実際に民家の壁に塗りました。麻クズは丁度良いつなぎとなりさらに土壁の機能性を高めてくれました。
さらに、余分な麻ガラも建築の材料に使えないかと思い考えたところ、麻ガラは断熱材に丁度良いのではと考え実際に使用したところ、麻ガラは断熱性にすぐれていることがわかりました。一般的に使用している断熱材は発泡スチロールを使用していて、発泡スチロールは作るときにたくさんのCO2が発生してしまいますが、麻ガラの場合は発泡スチロールよりも少ないCO2がでます。
このことをふまえてこれからも様々な活動に積極的に活動していきたいと思います。
これらの活動を行う中シカなどの発生が多くなり稲やソバ、こんにゃくなどが収穫を迎えるため農家ではその対策に頭を悩ませています。そこで私達の開発した動物ロープを張ることを計画しました。さらに野生動物はけもの道を作りその場所を通る性質があります。このけもの道の周辺に彼岸花の球根を3000株植え付けました。この彼岸花の球根には、アルカロイドといわれる毒性の物質が含まれ野ネズミやモグラを駆除することが出来ることが分かりました。日本の伝統風習を応用した彼岸花の植栽活動を普及させることができました。
今後も積極的に活動して行きたいと思います。
以上が10月の活動報告です。


2011110101.jpg

この写真はイノシシ被害の多いソバ畑に麻縄ロープを張り付けているところです。
作業をしに行った日はソバの花が咲いていてとても綺麗でした。
今後、麻縄ロープを張ってどれくらいイノシシ被害が減るのか調査して行きます。


2011110102.jpg

この写真はソバ農家さんに麻縄ロープを説明しているところです。
麻縄ロープの特徴や効果を説明し、私たちの手で麻縄ロープを張りました。
今後も一緒にソバ畑を守って行きたいと思います。

  • 10月の活動報告「麻農家にて」

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.11.15

  • 遅くなりましたが栃木農業高校の10月の活動報告をしたいと思います。10月は麻農家さんの家にお邪魔して麻の繊維の特徴や特性につい...

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【プロジェクト名】 地域おこしプロジェクト班

【今月の活動】
9月3日 麻の集落でのイノシシ・サル・シカの被害調査
5~9日 水田でのイノシシ対策、里山の河川の洪水対策
10日
11日~ 麻ガラを利活用した建築資材への利用実験
16日 土壁にくず麻を混入した伝統土壁作り試験
環境にやさしい住宅建材に麻ガラのチップを導入
17日

23日 里山の雑木林の下草刈り
トウガラシ入り動物ロープを水田に張りイノシシ防止対策

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
里山の自然は農業生産(稲、そば、こんにゃく、麻)と共に守られ、農業の生産力を高めるため、河川の草刈り、雑木林の下草刈り、落ち葉集めなど農業の営みが行われる中山村の自然環境も受け継がれて来ました。しかし農業の低迷と共に後継者不足、高齢化が進み、里山が寂れてきてしまった。特に近年は、農村の空き家が多くなり、田畑、森林が荒れ果て、イノシシ、シカ、サルなどの野生動物が多く出没してその対策に農家の人達は頭をかかえています。私達の研究したトウガラシ入りロープを麻、そば農家や四季の森公園でイノシシ、シカ、サルに被害のある場所で実用試験を行いました。イノシシ、シカが通る場所にロープを張り、トウガラシ、ハーブ、ニンニク、ドクダミなどの臭いのする植物の麻縄に浸み込ませ防除する方法です。麻、そばの工芸作物は山村の大切な農作物です。しかし、イノシシ、シカ、などにより荒らされてしまいました。そこで、トウガラシ、ハーブなどの臭いのあるもので、防除する方法を考案しました。私達が開発した動物ロープ(トウガラシ入り)をイノシシ、シカなどの農作物被害のある場所で実用試験を繰り返し行い、新しい防除法に取り組みたい。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
山村の河川、森林が荒れ果て、高齢化している農村では、その対策が中々出来ません。農業生産力が向上すれば、田畑も生き返り河川や森もよみがえると思います。

○来月どうしたいか
市の環境課、農村振興課と協同して山村の河川や森整備する。
ボランティア活動を呼びかけていく。
山村の農業生産を向上するため、農政保JAと検討会を行う。

【チームアシスタントからのコメント】
市役所やJAなどと協力して活動することはとても重要だと思います。来月以降の展開をとても楽しみにしています。
どうぶつロープ以外にも新しい麻の利用法を検討しているみたいですので、そちらも期待しています!(利用方法を増やすことも必要ですよね)
1ヶ月の間に幅ひろい活動を行っているようなので、12月の報告でそれらについても聞けるのを楽しみにしています!!
農業生産力が向上して、里山の自然が守られると、野生動物による農業被害も減るということを皆さんでもう一度話し合ってみると良いかもしれません。
(発表の時には農業や里山に詳しくない方にもそれが伝わるように話すことも大事になると思いますから)
これから忙しくなると思いますが、がんばってください!!

西井

  • 【9月度 活動レポート】

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.11.15

  • 【プロジェクト名】地域おこしプロジェクト班【今月の活動】9月3日麻の集落でのイノシシ・サル・シカの被害調査5~9日...

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こんにちは 栃木農業高校9月の活動報告をしたいと思います!

9月は私たちの住む栃木県で被害報告が多いイノシシ、シカなどの野生動物の特性について調べました。まず、イノシシは警戒心が強く、学習能力が高いうえに運動能力にも優れていて、1メートル程度の柵だと軽々飛び越し、強い力で突進し簡単に柵を破壊してしまいます。そしてシカは稲やそばの茎葉を好んで食べ、イノシシは穀物(稲・そばなど)を大量に食べてしまいす。
そうしたなかで野生動物は臭いにとても敏感であることがわかりました。そこで麻縄ロープにトウガラシ、ハーブ、ニーム、などの刺激性のある植物の抽出液を染み込ませることを考えました。そして、里山で被害の発生している田畑で実用試験を行いました。
さらに、リンゴや梨農家でも猿やカラスによる被害が多くなってきたことを知ったので、私達の考案した麻縄ロープを張ることにしてみました。まず農家の人達にわかりやすいように図案化にし、さらに私たちで説明を加え麻縄ロープを張りました。
さらに私たちは、3年前より水田の畦畔、山林の周辺に彼岸花球根を植栽する活動に取り組んでいます。昔から彼岸花は魔除けとして利用され、また球根には猛毒なアルカロイドが含まれ、動物たちはそれを嫌がり近づきません。この活動も続けています。

以上が9月の活動報告です!

2011100301.jpg栃木県でのイノシシ被害の新聞記事です。
記事からもわかるように野生動物の被害は増えてます。

2011100302.jpg麻縄ロープの張り方を図案化した画像です。
図案を農家の人たちに説明しながら麻縄ロープを張りました。

2011100303_rs.jpg農家で麻縄ロープの実用試験を行っている光景です。麻縄ロープを張るときは手袋をはめます。そして、抽出液が目に入らないよう気を付けて作業をしています。
若武者育成塾に参加した、小宮君と高畑さんが頑張っています!

  • 野生動物の調査

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.10.03

  • こんにちは栃木農業高校9月の活動報告をしたいと思います!9月は私たちの住む栃木県で被害報告が多いイノシシ、シカなどの野生動物...

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【プロジェクト名】 栃木農業 地域おこしプロジェクト

【今月の活動】
8~9日    栃木農業高校環境科学部部員みんなで話し合いをする
10~12日  伝統工芸品である麻に刺激臭のある植物
         トウガラシ・ハーブ・ドクダミなどの抽出液を染み込ませ
         刺激臭のある麻縄を作成
15~16日 作成した刺激臭のある麻縄を地元農家で使ってもらい
         野生動物の調査中
24日     横浜へ麻の発表会へ行く
         ※刺激臭の麻縄ロープ⇒どうぶつロープ

【今月の活動を通じて感じたこと、学んだこと】
 今月、8/1~8/4の若武者育成塾に参加して、環境について深く学び、
すごく充実したものでした。若武者育成塾の活動が地元での活動の強みに
なっています。
 丹沢山系で経験したことを部活のみんなに伝え、これからの活動について
話し合いました。そして、どうぶつロープを作り地元農家に使ってもらい
野生動物の調査を行っています。
 8/24横浜の麻の発表会へ行き私達の活動を広めることができました。
私達もあさについてさらに知ることができました。
 これからも村おこし活動を続けていきたいです。

【今月うまく行かなかったこと(課題)と、それに対して来月どうしたいか】
●今月うまく行かなかったこと
雨が多かったため、里山へ行く回数が少なかった。

○来月どうしたいか
来月は、土日などの休日を利用して野生動物の調査をし、結果をまとめ、これからについて
皆で考えていきたい。

【チームアシスタントからのコメント】
<8月のコメント>
さっそく地元農家で使ってもらい効果を調べているんですね。
どうぶつロープを使用したことでどれだけ被害が減ったかを
数値で表すことができれば研究発表をした際にも説得力が増すと
思いますので頑張ってください。

<9月以降の計画について>
9月以降の計画の中で早い段階で、「地域おこしプロジェクト」と
「環境問題」がどのように結びついているのか
皆さんで共有認識を持つと良いかもしれません。
(若武者育成塾のテーマが「日本の環境を守る」なので。)

                      チームアシスタント 西井

  • 【8月度 活動レポート】

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.09.20

  • 【プロジェクト名】栃木農業地域おこしプロジェクト【今月の活動】8~9日栃木農業高校環境科学部部員みんなで話し合い...

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こんにちは、栃木農業高校です。先日の若武者育成塾では大変お世話になりました。丹沢山系の自然を体験でき、さらに自然環境について深く学び仲間たちと意見を交換することができとても充実した4日間を送ることができました。 8月の活動報告をします!
丹沢山系へ行き、全国各地で野生動物の被害が多数発生しているのを改めて知りました。私達の住む栃木県の地元農家でもイノシシ・シカ・サルなどの野生動物が農作物を荒らす被害が多く発生していて、その対策として地元農家は鉄柵を張ったり、ネットを張るなどの対策をしていました。私達はもっと有効的な対策はないか、それと麻を使った村おこし活動について環境科学部部員全員で話し合いました。そこで、丹沢山系で見たシカ除けネットや動物の嫌がる植物について思い出しました。伝統工芸品である麻は水分を吸収しやすいためトウガラシ・ハーブなど臭いのある植物の抽出液を染み込ませ刺激性の臭いのある麻縄を作り、それを地元農家でも活かせないかと地元農家で野生動物の調査を行っています。
今後は、野生動物の調査結果をまとめ地元農家の野生動物対策に貢献し村おこし活動を続けていきたいと思っています。

2011083101.jpg          
トウガラシ・ハーブなどの選別作業          

2011083102.jpg

選別したトウガラシ・ハーブなどをお湯で煮詰めて作った抽出液を麻縄にしみこませる作業

  • 調査報告

  • 栃木県立栃木農業高等学校

  • 2011.08.31

  • こんにちは、栃木農業高校です。先日の若武者育成塾では大変お世話になりました。丹沢山系の自然を体験でき、さらに自然環境について深く...

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