若武者育成塾 若武者BLOG

若武者BLOGとは?

若武者育成塾とは、地元の地域の環境・食の課題を考え、解決に向けて行動できる未来のリーダーを育てる高校生向けプロジェクト。このブログでは、若武者育成塾での合宿の様子や、参加した高校生が各地域において活動する様子をお伝えしていきます。

2011年03月

彩都バタフライガーデンを造るにあたっては、本校実習庭園の池泥に大阪府水道部からいただいた水道残渣および真砂土を加えたものを植栽用土として使用しました。この時に大阪府水道部より水道残渣を鉢もの用土として使用できなないかを研究してほしいという依頼を受けました。
 淀川から取水した水には様々な不純物が含まれているため、沈殿槽にため、固形物を沈殿させます。これを水道残渣と呼んでいます。今までは産業廃棄物として処分されていましたが、経費節減と有効利用を図るため、鉢もの用土として利用することが可能であれば、処分費が少なくなり、しかも利益を上げることもできます。
 水道部からいただいた残渣は粒径がバラバラなため、篩をかけ粒径を整えました。この作業はかなり辛いのもがありました。
まずこの用土だけで栽培する水道残渣単用区を設定しました。次に兵庫県農業総合試験場が開発された真砂土とピートモスを等量配合したもので栽培する慣行区を設定しました。さらに上記2種類の用土を等量配合した用土で栽培する水道残渣50%配合区の3つの実験区を設定しました。
 平成23年3月17日にジニアのプラグ苗とアクイレギア(セイヨウオダマキ)の株をポリポットに鉢上げしました。
 この実験は環境緑化科とフラワーファクトリ科が共同で実施するものです。実験材料の中で樹木類および宿根草は環境緑化科で、一年草類はフラワーファクトリ科で用意したものを使用します。鉢上げおよびその後の管理は環境緑化科ビオトープ部が担当します。できるだけ多くの植物で実験を行い、鉢もの用土としての可能性を探りたいと考えています。
 今まで各学科での取り組みが多かったですが、これからは学科の枠を超え、様々な取り組みで協力していきたいと思っています。

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 鉢上げしたジニア            鉢上げしたアクイレギア

  • 鉢もの用土としての水道残渣の利用

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.23

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本校の実習庭園の池から掘り出した池泥および庭園内で作った腐葉土に大阪府水道部からいただいた水道残渣に真砂土を加え、混合したものを用いてバタフライガーデン用の植栽用土を作りました。この用土を直径14mの花壇に入れ、さらに管理用通路としてコンクリート平板を並べていただきました。
 平成23年3月13日(日)に地元住民の方々を招き、植栽してもらうことになりました。午前10時から植栽してもらうポットを並べる作業を行いました。当初計画では16種類の植栽を予定していましたが、実際に並べてみるとかなり場所が余り、最終的には34種類を植栽することになりました(第1表)。午前中にポットをすべて並べ終わり、昼食後12時40分から南大阪昆虫同好会の武田会長に最終確認をしていただきました。

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 午後1時から住民の方々に移植ごてを使ってポット苗を植栽していただきました。本校からはビオトープ部の2年生3人と1年生2名が参加し、住民の植栽補助をしました。
 なお、私達がポットを並べている間、住民の方々は武田会長の造られた狭山池バタフライガーデンのお話と箕面昆虫館の館長さんの植物と昆虫の関係に関する講演を聞いていただきました。
 植栽は約1時間程度で終わりました。もっと植栽したかったという意見がたくさんありました。その後、講習会場にもどり、バタフライガーデンの管理等について質疑応答があり、解散になりました。
 バタフライガーデンの管理は地域住民の方が行われますが、本校も関わっていきたいと思っています。さらに蝶の調査も計画しています。年何回調査できるかわかりませんが、箕面昆虫館と連携しながら、ここには飛来する蝶の種類を調査する予定です。
 この取り組みは彩都建設推進協議会、UR都市機構をはじめとして茨木市、箕面市、箕面昆虫館、阪急不動産、クリエイティブ阪急、大阪府水道部、および本校環境緑化科が関わっています。このような多くの団体が関わる工事に参加でき、うれしく思っています。
 バタフライガーデンには前述したように34種類もの植物を植栽しましたが、ウラジロガシ、マテバシイ、クヌギ、ウバメガシ、ネコヤナギ、ハンノキなどの樹木を植栽することができませんでした。これらの樹木は公園完成後、公園内に植栽していただく予定です。

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写真1設計図に従い植物を配置          写真2 ポット苗を並べています

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写真3 住民による植栽               写真4 植栽が終わりました


バタフライガーデンを造ってみたい方や団体がおられましたら、下記にご連絡ください。
食餌植物および吸蜜植物を提供いたします。
大阪府立園芸高等学校 環境緑化科 中村和幸
電話番号 073-761-8830

  • 彩都バタフライガーデンに植栽しました

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • 本校の実習庭園の池から掘り出した池泥および庭園内で作った腐葉土に大阪府水道部からいただいた水道残渣に真砂土を加え、混合したものを...

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ビオトープを復元・再生するときのキーワードに『地域種』という用語があります。公園や緑地を造るとき、今までどこで栽培されていた植物であるかは問われませんでした。特に高木類は関東地方や九州地方産のものが多く用いられてきました。近畿地方では高木類があまり栽培されていないことが理由です。
 それに比べビオトープを造るときは、地域種にこだわることが多いと言われていいます。遺伝子の撹乱を防ぐため、その地域に生えている植物から種子を取り繁殖したものや挿し木で増殖したものが使われます。
 今回、NPO法人「とどろみの森クラブ」から依頼を受け、クヌギ、エノキ、サカキ等を栽培しています。特にエノキを植栽すると、国蝶のオオムラサキをはじめとしてゴマダラチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウが産卵に訪れます。もちろんこれらの植物の種子はとどろみの森クラブの会員さんが現地で採取されたものです。
 余談になりますが、エノキを漢字で書くと、榎です。木へんに春でツバキ(椿)、木へんに秋でキササゲ(楸)、木へんに冬でヒイラギ(柊)と読みます。もっと余談になりますが、園芸高校には以前生物部があり、毎年機関誌を発行していました。この名前が柊でした。
 エノキは200穴プラグトレイに、クヌギは3号ポリポットに播種しました。両種とも平成22年10月28日に播種しました。エノキは温室で管理したため、発芽し本葉が展開したので、平成23年3月7日よりポット上げをしています。
 エノキは6月下旬、クヌギは9月下旬を目途に箕面の山に植栽する予定です。そのときは本校も植栽に協力する予定です。


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プラグトレイに播種したエノキの発芽      3号ポリポットに播種したクヌギ

  • 地域種とエノキの播種

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • ビオトープを復元・再生するときのキーワードに『地域種』という用語があります。公園や緑地を造るとき、今までどこで栽培されていた植物...

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本校の卒業式は平成23年3月4日に行われましたが、卒業式が終わった3月9日にビオトープ部3年生で六甲山に登りました。午前九時、阪急十三駅に集合し、神戸線に移動し、芦屋川駅まで行きます。芦屋川駅から阪急バスに乗り換え、東おたふく山登山口に行きます。ここから登山が始まります。蛇谷林道を通り、六甲山頂を目指します。山頂に近づくにつれ、登山道に雪が積もっており、山頂では雪が舞う気候でした。山頂の気温は1℃しかありませんでした。六甲山頂からガーデンパレスまで車道を歩きます。ここで昼食ですが、今回はジンギスカンパレスでジンギスカン料理を食べます。もちろん顧問の中村先生のおごりです。90分間食べ放題を頼み、ひたすら牛肉とラム肉を食べました。中村先生が日本教育公務員弘済会の教育論文に応募され、みごと最優秀賞を受賞されました。そのときにいただいた賞金の一部でジンギスカン料理をおごっていただきました。90分食べ放題のコースでしたが、実際には1時間でお腹がいっぱいになりました。
 帰りも中村先生のおごりで有馬ロープウエイに乗り、有馬温泉に行きました。いつもは紅葉谷を2時間かけて下山しますが、わずか15分で到着しました。有馬温泉では銀泉に入り、疲れを癒しました。
 なお、今回の卒業登山の目的はジンギスカン料理を食べることですが、それ以外種子の採取もあります。今回はブッドレアとコウヤボウキを採取しました。いつも思うことですが、ブッドレアが六甲山中に繁茂していることに驚かされます。ただ、本種は中国原産の帰化植物ですが、特定外来生物にも要注意外来生物にも指定されていません。なぜなのでしょうか。

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ブッドレアの群落と濱地部長     六甲山 一軒茶屋での記念撮影

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ジンギスカンパーティー        有馬ロープウエイ山頂駅でツララを見ました

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有馬ロープウエイは貸し切りでした

  • 卒業しても山に登っています。

  • 大阪府立園芸高等学校

  • 2011.03.16

  • 本校の卒業式は平成23年3月4日に行われましたが、卒業式が終わった3月9日にビオトープ部3年生で六甲山に登りました。午前九時、阪...

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