若武者育成塾 若武者BLOG

若武者BLOGとは?

若武者育成塾とは、地元の地域の環境・食の課題を考え、解決に向けて行動できる未来のリーダーを育てる高校生向けプロジェクト。このブログでは、若武者育成塾での合宿の様子や、参加した高校生が各地域において活動する様子をお伝えしていきます。

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活動報告21

久しぶりのブログ更新です。

第5期日本の環境を守る若武者育成塾のみなさん、合宿が終わり、地元へ帰っての活動に熱が入っていると思います。私は第4期の伊予農業高等学校の西山です。近況を報告いたします。

7月24日には、約20人のクラブ員とため池へ行き、炎天下の中、セイタカアワダチソウ、ワレモコウ、センダングサ、タヌキマメの4種の希少種のトータルステーションで位置座標を測り、その後、一本一本草丈を測っていきました。セイタカアワダチソウは前回よりも株数が減っていたと感じました。カワラケツメイは株数がとても増加しており減少の可能性はなく、先生も私たちも安堵しております。今回の調査ではとても良いデータが取れたので今後が楽しみです。

7月30日に愛媛県総合科学博物館で行われた「生物多様性キャラバンセミナー 生き物語り」に参加し発表させていただきました。これからの活動の手がかりをたくさん得ることができ満足しています。また、わたしたちの活動が多くの方に知ってもらい、美しい環境を守る輪が広がればと、今後も活動を続けて行きたいと思います。

若武者育成塾2期生の山内さんへ、
セイタカアワダチソウの駆除の件ですが返事が大変遅くなってしまいすません。

セイタカアワダチソウは自家中毒(アレロパシーのことでしょうか)では、おそらく10年くらいは死滅しないと考えています。重信川河口のヨシ原に混在するセイタカアワダチソウを、現在まで7年間調査していますが、植生分布面積は減少するもののすべては死滅はしていません。ただ、セイタカアワダチソウがなくなると、チガヤやテリハノイバラへ植生が遷移している場所も確認できますので、推測ですが、おそらく10年くらいではないかと思います。

そこで、ため池の堤体では、私たちはセイタカアワダチソウを一本一本手で抜き取りました。効果は良かったものの人手と時間がかかるため、地元農家の持続可能な管理としては現実的でない、ということで、廃案になってしまいました。管理手法を違えた4区画の実験では、年1回の草刈りをすると株数が増加することがわかりました。しかし、「年3回草刈りをすると効果がある」という御指導もいただきましたが、希少種も一緒に刈ることになり、保全できなることも予想されたため、年3回の草刈りは実験ができていません。

駆除後の利用方法ですが、私たちは基本的には利用することは考えていません。
刈り取った後の草をマルチングにし、外来種の発生抑制に利用する程度です。

不十分な返答ですが何かのお役に立てたらと思います。

第5期の若武者育成塾のみなさんのブログも楽しみにしています。

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草刈り                        草刈り後

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生物多様性キャラバンセミナー1           生物多様性キャラバンセミナー2

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セイタカアワダチソウの火入れ・草刈りの効果   ヨシ原に侵入したセイタカアワダチソウの植生分布

コメント

こんばんは。
若武者育成塾二期の山内です。

ご返信頂きありがとうございます。
現在、秋田県由利本荘市旧矢島町で地質調査を行っております。こちらでは、余りセイタカアワダチソウは見られなかったので少々安心しました。(見落としているだけかもしれませんが…)
やはり、確実に外来種の植物だけを駆除するには手間や労力を欠けざるを得ないのでしょうかね。
利用法については、除草剤以外に使い道がないという結果に至るのかもしれません。
一応聞いた話ですが、趣味で生花をしている知人は、たまにセイタカアワダチソウを使うこともあるそうです。
一番現実的な利用法としてはこのくらいでしょうか。

弱気な意見しか出せずに申し訳ありませんが、また何かあれば連絡致しますのでお願いします。
それでは、どうもありがとうございました。

投稿者:学法石川OB 山内

2010.08.22