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若武者育成塾とは、地元の地域の環境・食の課題を考え、解決に向けて行動できる未来のリーダーを育てる高校生向けプロジェクト。このブログでは、若武者育成塾での合宿の様子や、参加した高校生が各地域において活動する様子をお伝えしていきます。

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猪名川運動公園に発生するメリケントキンソウ

メリケントキンソウとは
日本では和歌山県で1930年に発見された南アメリカ原産の帰化植物である。キク科の一年草で,草丈は5~10cmと低く,地面をはうように生えている。公園,河川敷,ゴルフ場などの日当たりの良い場所に生える。小さな花の集まった頭花を作るが,1個1個の花は実(痩果)になると大きな刺があり、カブトガニのような形になる。 この刺が皮膚にささると大変痛いため、問題になっている。

猪名川での分布状況
猪名川運動公園には芝生が張られ、休日には野球やサッカーなどでにぎわっている。この場所は定期的に芝刈りが行われているが、このことによってメイケントキンソウが侵入し、優占群落を形成するようになった。
管理用の道路を挟んで川側には本種は侵入できない。それは草丈の高い他の植物や特定外来生物のアレチウリをはじめとしてカナムグラ、クズ等のつる性植物が繁茂しているため、草丈の低い本種は侵入できないと考えられる。つまり、運動公園では芝刈りという作業によって本種が繁殖しているわけである。
そこで、芝生地に1*1mの方形枠を設置し、この中に生えている植物を調査した。5ヶ所の調査では本種が優占する傾向が見られたことと、5ヶ所すべてで本種の生息が確認された。ただ、サッカーのゴールネット周辺では本種が優占しないことから、踏圧には弱いと思われる。
本種は6月頃に結実して枯死する越年草である。そこで、本種の種子生産量を調査するとともに、除草剤を用いるのではなく環境にやさしい防除法について1年間研究したいと考えている。

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猪名川河川敷での雑草群落の調査
河川敷ではメリケントキンソウの生息は確認されませんでした

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猪名川運動公園芝生地で繁茂するメリケントキンソウ
90%以上繁茂している場所がかなり見られました

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猪名川運動公園芝生地に生える植物の種類
メリケントキンソウ優占していました