新型コロナウイルスへの対応方針とトップメッセージ

    アサヒグループホールディングス

    2020年4月23日

    新型コロナウイルスへの対応方針とトップメッセージ

    アサヒグループホールディングス(株)

    新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が世界中に拡大し、未だ終息の見通しは立っておりません。罹患された方とそのご家族に対して心よりお見舞い申し上げるとともに、昼夜を問わず最前線で対応されている医療従事者など、関係者の皆様に深く敬意を表し感謝申し上げます。

    当社は、CEOを本部長とする「新型コロナウイルス緊急事態対策本部」を設置し、社員の安全、サプライチェーン、業績影響などの情報を集約し、迅速に意思決定を行い、対策を講じています。緊急事態にあたり、当社はグループ一丸となってこの困難を乗り超え、グループ理念に基づき、以下の通り、すべてのステークホルダーに対する責任を果たしてまいります。

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    1.ステークホルダーに対する対応・取組み

    ◆従業員への対応

    当社従業員とその家族の安全、健康維持を最優先事項として取り組んでいます。全世界の従業員は各国政府の要請などに応じてテレワークでの業務を原則としており、生産や物流、営業など供給責任を果たすための業務に携わる従業員は、衛生管理を徹底し安全な環境を整備したうえで、業務の継続に取り組んでいます。また、感染の長期化に伴い業績へのマイナス影響が拡大した場合でも、従業員を守り大切にする当社の考えは変わらず、雇用や所得などの社員支援に対し、可能な限りの対策を講じていく方針を世界のグループ会社に伝えています。

    ◆お客様への対応

    当社グループの酒類、飲料、食品をご愛顧頂いているお客様に対して、供給責任を果たすべく、現在、日本をはじめ世界中の工場で生産活動を継続しています。また、飲食店での酒類の需要減や家庭内での需要増といった環境変化に対応した提案や事態収束後も見据えた商品展開など、使命とする「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を果たすべく、各国の状況に応じた適切な対応を強化していきます。

    ◆お得意先・お取引先への対応

    商品の供給責任は、従業員だけでなく、原材料を供給いただくサプライヤー様、お客様にお届けいただく飲食店や小売業の皆様のご協力で果たすことができます。規制や営業自粛により影響を受けている飲食店など、厳しい事業環境のお得意先やお取引先に対して、影響が少しでも軽減され、早期の回復につながるよう、課題に応じたできる限りの支援を継続していきます。

    ◆地域社会への対応

    事業を通じた持続可能な社会への貢献はグループ理念に掲げる当社の行動指針・約束であり、世界各国で地域社会への支援を拡大しています。国内では、こども食堂サポートセンターや医療従事者に対するグループ商品の寄付(計2憶6,000万円相当 ※詳細は下記サイト参照)、英国やチェコなどの海外拠点においても、病院や消防署など最前線で対応されている団体に対して商品や支援金の寄付を行っています。今後も各国の状況に応じた適切な支援を継続し、助け合いの輪のさらなる拡大に貢献していきます。

    ◆株主・投資家への対応

    日本、欧州、豪州など当社が事業を展開する地域において、酒類の飲食店向け需要などが大きく減少しています。各国で不確実性が高まるなか、現時点で業績への影響を見積もることは難しい状況ですが、地域毎の現状分析や販売数量の減少に対する対応策など、第1四半期決算の発表を目途に適切な情報開示に努め、状況を見極めながらアップデートしていきます。また、最適なキャッシュフローマネジメントにより財務健全性を確保するとともに、現時点では、業績の変動に関わらず安定的な増配を目指していく方針に変更はありません。

    2.トップメッセージ (代表取締役社長兼CEO 小路明善)

    世界的に感染者が拡大するなか、世界で約3万人に及ぶグループ社員、さらにその家族の安全を最優先として事業を継続しています。そして経験のない苦境の中で、全世界のグループ会社が供給責任を果たすとともに、お得意先やお取引先に寄り添い、地域社会への支援に取り組んでいます。

    人類はこれまでも多くの感染症と闘い、またいくたびもの自然災害を経験してきましたが、そのたびに強く逞しく乗り越えてきた歴史があります。その歴史は、いかなる困難な状況であっても必ず未来が切り開かれることを私たちに示しています。また、アフターコロナ、パンデミック後の社会は多くの変化が想定されます。ニューノーマルな社会は我々に新たな成長の芽をもたらしてくれると考えています。なぜなら、アサヒグループにはグローバルとローカルで愛されてきたブランドがあり、また、こうした危機においても最高の品質で生産する技術を持ち、そして何より、一丸となってグループ理念の実現を目指す社員がいるからです。

    COVID‐19による困難な状況はまだ続きますが、明けない夜はありません。全世界のグループ社員が想いを一つとし、すべてのステークホルダーの皆様との強固な共創関係を構築していくことにより、この苦境は必ず乗り越えられると確信しています。