平成24年(2012年)12月期 第2四半期決算説明会 主な質疑応答

A.昨年は、震災の影響で商品の入れ替わりなどが発生し、本年は、各社が挽回するために、年初から新商品などを投入したことで市場全体の競争が激しくなったと考えている。アサヒ飲料社も同様であり、販売数量は大きく伸びたが、利益が伸びない結果となった。今後は強いブランドの育成や商品構成比の改善を図ることなどにより、利益率の改善を目指していく。

A.これまでの消費税の導入、増税時には所得税の減税などがあったが、2014,2015年の増税時には軽減税率の適用等も不透明な状況であるため、試算は困難だが、需要へのマイナス影響も含めて次期中期計画を検討していく。

A.マイノリティであっても、成長している限りは企業価値を高める投資はあり得るが、成長が止まってくればリスクは高くなる。但し、信頼関係に基づいて成長を支援する、または、新たな事業を共同展開するといった形で企業価値を向上させることはできると考える。

A.第4次中期経営計画では、成長投資を優先してきたが、現在の当社の配当性向の水準が相対的に低いことは認識している。また、企業価値向上のために、成長投資を継続していくが、売上だけが成長しても企業価値が上がる保障は無い。こうした背景から、成長投資と株主還元のバランスをとりながら、企業価値の向上を目指していくことにした。

A.間接部門の統合や、共同調達などにより3年間で50億円の効率化を計画をしているが、さらなる生産拠点の統廃合など、当初計画の上回るコストシナジーを目指していく。

A.2011年度の計画を下方修正したため、スタート台は下がることになるため、次期中計に合わせて見直しを図るが、コストシナジーについては、当初の計画通り着実に進めていく。

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