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平成29年(2017年)第4四半期決算説明会 主な質疑応答

今後はグローバル大手と競合することになるが、どのように存在感を高めていく戦略なのか。
グローバルブランドの拡大と地域に根差したブランドの育成を両立させることにより、グローカルな価値創造企業を目指していく。そのためには、グローバルで成功した最適なマーケティングモデルを水平展開する一方で、ローカル市場ではスピーディーに意思決定できるよう権限移譲を進めていく。
国内酒類事業の収益性を高めるため、ビール類のマーケティング戦略はどうなるのか。
『スーパードライ』『クリアアサヒ』など主力ブランドの強化に加え、ビールの定義変更に対応した新商品の発売や欧州ブランドの国内展開、また、お客様のビールへの関心度を高める演出などを強化し、ビールの付加価値の向上を図っていく。
国内の飲料事業で、更に収益性を高めることはできるのか。
主力6ブランドを中心としたマーケティング強化により、売上構成比を更に高めていく。また強みである乳酸菌技術などを活用し、健康領域での存在感を高めていくことにより、持続的な収益性向上を図っていく。
欧州では、どのような取り組みで売上シナジーを創出していくのか。
本年1月から英国、イタリア、フランスで『スーパードライ』の自社販売を開始した。無理に数量を追うのではなく、ブランド価値に重点を置いた戦略により順次拡大していく。また、欧州市場は、ノンアルコールテイスト飲料やフレーバービールの存在感も高まっており、国内の知見も活かしてサポートしていくことにより、シナジーを拡大していく。
計画以上に金融債務の削減が進む見込みだが、その後のキャッシュフローの用途は。
プレミアム化を軸に成長する当社のグローバル戦略に資するM&Aについては引き続き検討していき、欧州を中心として更に競争力を高めていく。
グループのグローバル化が進む中、今後のガバナンスをどのように変革していくのか。
グループの従業員の約6割が外国人となり、展開エリアが多岐に渡る事業構造になったことを受け、国内外で共感できる理念やビジョンなどの見直しに加え、リスクなどに関するグローバルポリシーの策定など、グローバルマネジメント体制を強化していく。

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