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機関投資家向け欧州事業説明会 主な質疑応答

【中東欧事業】

【西欧事業】

【中東欧事業】

今後の中東欧のビール市場の成長性やカテゴリー構成の変化をどのように見ているのか。
中東欧事業の5ヵ国の市場規模は、数量ベースでは横ばいで推移していくが、金額ベースでは、メインストリームやエコノミーからプレミアムへのカテゴリーシフトが継続し、拡大していくと見ている。特に、クラフトビールやノンアルコールビールの市場成長が、消費スタイルの変化とともに加速する可能性がある。
急拡大しているノンアルコールビールの市場環境は、どのような状況であるのか。
消費者が、ノンアルコールビールをビールの代替飲用品に加え、大麦や酵母などに由来する「自然なもの」を活用した「大人のリフレッシメント飲料」と捉えていることから、市場は大きく拡大している。今後、市場シェアの高いチェコで蓄積したノウハウや知見を活用しながら、他国でも新商品の展開などにより強化していく。
中東欧のビール市場においてプレミアム化が進んでいる背景は何なのか。
中東欧の好調な経済環境により可処分所得が増加したことで、消費者がより良いモノを求めるようになってきている。当社は、消費者ニーズの多様化に対応するため、豊富なブランドポートフォリオを活用してプレミアム化への変化を捉えることが出来ている。

【西欧事業】

今後もノンアルコールビール市場は、どのような要因により拡大すると見ているのか。
市場全体は、健康志向の高まりなどにより、継続的に拡大すると見ている。当社は、市場平均を上回る成長の獲得に向けて、若い世代を中心に味わいの向上や「スタイリッシュ」なイメージ訴求などを強化していく。
今後、Brexitが起こった際には、どのような対応策を考えていくのか。
Brexitは、@輸入品の通関手続きの発生 A経済悪化による消費停滞などのリスクを想定している。@は政府の対策だけに頼らず、当社独自に準備を進めている。Aは主にメインストリームカテゴリーへの影響が大きいと見ている。当社は、引き続き、プレミアムカテゴリーを軸にブランド価値の向上に取り組んでいく。
『スーパードライ』がグローバルブランドになるという根拠は何か。
欧州では、ビールを食事と一緒に飲む傾向が出てきており、食との相性が良い『スーパードライ』は大きな可能性があると見ている。また、日本での長い歴史の中で成功を収めてきたストーリーに加え、「キレ」「辛口」など、ブランドとしての明確な差別化要素を持っていることから、グローバルで成長するポテンシャルを有すると考えている。

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