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2020年第2四半期決算説明会 主な質疑応答

新型コロナウイルス感染拡大の環境下で、経営として注力すべきことは何か。
不透明な事業環境が続く中、特に「回復力」「柔軟性」「強靭性」「サステナビリティ」を重視し、グループとしてのコスト競争力を高めていく。また、社会構造が大きく変化するニュー・ノーマルの時代を見据え、市場や消費動向などの変化への対応力を磨いていく。
豪州CUB事業の強みを生かし、トップラインシナジーをどう生み出すのか。
CUB事業が有している豪州の業務用ビール市場での販売ネットワークの競合優位性を活用して、『アサヒスーパードライ』『Peroni Nastro Azzurro』に加え、ビール以外のアルコールや清涼飲料など、既存ブランドの取扱い店数を拡大していくことにより、トップラインシナジーの創出を図っていく。
日本では今年10月に酒税改正が控えているが、酒類事業の収益性をどのように改善させるのか。
ビールにおいては、『アサヒスーパードライ』については、統合型マーケティングを強化し、更なる新規ユーザーの獲得を図る。また、新ジャンルでは、定番の『クリアアサヒ』や3月に発売した『ザ・リッチ』を中心に、多様化する消費者ニーズに応えていく。更に、カテゴリーミックスの改善に加えて、SKU削減や販促費の効率化なども進めていく。
飲料事業において自動販売機のビジネスモデルをどのように変えていくのか。
当社を含め業界全体の自動販売機の売上は、リモートワークの増加や外出自粛により低下しているが、今後は、メリハリをつけた経営資源の投入や非接触型など新しい機能を備えた自動販売機の導入などにより需要を喚起し、飲料事業全体の収益性向上を図っていく。
欧州事業の利益率を改善するうえで、重点的に取り組むべきことは何か。
欧州では、新型コロナウイルスの影響により、家庭用の需要が増加する中、「信頼、安心できるブランドへの需要回帰」や「健康志向の高まり」などを背景に消費の二極化が見られる。今後、各国で有するトップブランドを中心に、業務用での需要回復に加えて、家庭用でのプレミアム化も推進し、利益率の改善を図る。

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