直近の業績
2024年12月期決算概況〔IFRS基準〕
エクゼクティブ・サマリー
- 売上収益は、欧州を中心として、主にプレミアム化の推進や価格改定効果など、売上単価の向上に伴う増収により、前年比6.2%増収の2兆9,394億円となりました。
- 事業利益は、事業環境の悪化が継続しているオセアニアが減益となりましたが、価格改定を含むミックス改善に加え、各種コストの効率化に取り組んだことにより、主に日本と欧州が増益となり、前年比8.1%増益の2,851億円となりました。
- 営業利益は、日本やオセアニアにおける事業統合関連費用などが増加しましたが、事業利益の増益に加え、日本のSCM再編に伴う配送センターなどの固定資産売却益の発生などにより、前年比9.8%増益の2,691億円となりました。
- 親会社の所有者に帰属する当期利益は、営業利益の増益などにより、前年比17.1%増益の1,921億円となりました。
日本
日本の売上収益は、外食事業からの撤退による減収影響などはありましたが、酒類事業、飲料事業、食品事業が増収となり、1兆3,628億7千4百万円(前期比0.0%増)となりました。
事業利益は、原材料関連費用の増加などの影響はあったものの、価格改定の効果や各種コストの効率化などにより、1,349億3百万円(前期比12.9%増)となりました。
欧州
欧州の売上収益は、各国のプレミアムビールやノンアルコールビール、グローバルブランドなどが好調に推移したことで、7,810億5百万円(前期比13.4%増)となりました。
事業利益は、人件費などは増加しましたが、増収効果や各種コストの効率化を推進したことにより、1,011億4千万円(前期比18.9%増)となりました。
オセアニア
オセアニアの売上収益は、酒類事業の主力ブランドの販売減少はあったものの、飲料事業の好調などにより、7,153億9千4百万円(前期比9.7%増)となりました。
事業利益は、原材料関連の費用増加などの影響により、1,087億9千8百万円(前期比1.7%減)となりました。
東南アジア
主力ブランドの販売が好調に推移したことに加え、価格改定の効果や為替変動の影響などにより、661億3千8百万円(前期比14.4%増)となりました。
事業利益は、固定費全般の効率化などを推進したことにより、18億6千2百万円(前期比33.2%増)となりました。
- 2024年の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しています。
業績及び前年同期との比較

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