直近の業績
2025年12月期 第1四半期決算概況〔IFRS基準〕
エクゼクティブ・サマリー
- 売上収益は、販売数量が減少した欧州やオセアニアは減収となりましたが、価格改定前の仮需要が発生した酒類を中心として日本が増収となり、トータルでは前年比2.2%増収の6,304億円となりました。
- 事業利益は、オセアニアが、イースターの時期が前年と異なったことで販売数量が減少したことなどにより減益となりましたが、日本は酒類が大幅な増益となり、トータルでは前年比3.8%増益の377億円となりました。
- 営業利益は、グループ全体やオセアニアでの事業統合関連費用発生があったものの、事業利益の増益により、前年比+4.3%増益の339億円となりました。
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益は、金利上昇による金融費用の増加や、法人所得税費用の増加などにより、前年比9.7%減益の215億円となりました。
日本
日本の売上収益は、ビールの売上が増加した酒類事業を中心に増収となり、3,045億7千9百万円(前年同期比7.7%増)となりました。
事業利益は、原材料関連費用の増加などの影響はあったものの、増収効果や各種コストの効率化などにより、275億8千6百万円(前年同期比38.8%増)となりました。
欧州
欧州の売上収益は、各国のプレミアムビールやビールテイスト清涼飲料、グローバルブランドなどは堅調に推移しましたが、トータルの販売数量は減少したことで、1,437億2千9百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
事業利益は、人件費などは増加しましたが、各種コストの効率化を推進したことなどにより、70億5千7百万円(前年同期比14.4%増)となりました。
オセアニア
オセアニアの売上収益は、酒類・飲料の主力ブランドは堅調に推移しましたが、需要が高まるイースターの時期が前年と異なり第2四半期になる影響などを受けて、1,618億7千1百万円(前年同期比4.2%減)となりました。
事業利益は、各種コストの効率化を図りましたが、売上収益の減少に加えて、物流費や人件費などが増加した影響により、182億9千4百万円(前年同期比18.0%減)となりました。
東南アジア
東南アジアの売上収益は、主力ブランドの販売が好調に推移したことに加え、価格改定や為替変動の影響などにより、167億7千6百万円(前年同期比7.2%増)となりました。
事業利益は、固定費全般の効率化などを推進したことにより、4億6千7百万円(前年同期比78.3%増)となりました。
- 2024年の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しています。
業績及び前年同期との比較

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