最先端の腸内フローラ解析技術による新知見 「枯草菌C-3102株」が 腸内フローラの多様性を高め、軟便症状を改善
肥満やアレルギー、大腸がん、糖尿病、自閉症の患者は、健康な人に比べて腸内フローラの多様性が低いことが報告されていることから、健康の維持には腸内フローラの多様性が高いことが重要であると考えられています。今回、「枯草菌C-3102株」による胃腸症状の改善に関する新たな知見が得られたとともに、これまでほとんど報告されていなかった、特定の菌(「枯草菌C-3102株」)を摂取することにより腸内フローラの多様性が変化することが確認され、腸内フローラを通じて健康増進を目指す試みにおいて、重要な知見が得られました。今後は、「枯草菌C-3102株」の摂取と腸内フローラの多様性の変化との関係を明らかにしてまいります。アサヒグループでは、本研究成果を食品分野で活用することで、日々の食習慣を通じた健康寿命延伸に貢献していきたいと考えています。
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。