千葉県松戸市内で剪定して廃棄する梨の枝を使ったエコカップ「森のタンブラー 梨(RE)BORN 松戸」松戸市内のイベントで数量限定発売
松戸市内のイベントで数量限定発売
「森のタンブラー 梨(RE)BORN 松戸」は梨の剪定枝を55%使用しています。剪定枝とは、果樹の育成や管理を目的に切りそろえられた枝の切りくずです。タンブラーは梨由来のほのかな甘い香りが楽しめます。デザインは梨の果実を背景にし「松戸」のロゴを中央にあしらい、千葉県松戸市産の和梨の樹木を原料にして開発した旨を英文で記載しました。アサヒユウアスが梨の果樹を使って商品を開発するのは今回が初めてです。9月9日開催予定の「祝 松戸市制施行80周年 松戸市観光梨園組合連合会設立60周年感謝祭~梨を愛してくれてありがとう~」 にて1,500円(税込)で数量限定販売します。また、9月15日から当社ECサイト「アサヒユウアスモール」でも1,980円(税込)で数量限定販売予定です。
松戸市は明治時代から梨の特産地で、二十世紀梨の原産地としても知られています。現在、松戸市では剪定した枝を事業廃棄物として処理しており、生産者の大きな負担となっています。今回、剪定した梨の枝を活用し、「森のタンブラー」を開発することで、廃棄物の削減に取り組むとともに地域の未利用資源を有効活用し、地域の活性化を後押ししていきます。
「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。2023年は、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」や、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラーSAKURA」、福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し折れてしまったバットを使用した「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。
アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する新会社として、2022年1月に設立しました。リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造に取り組んでいます。また、自治体や企業、団体が抱える課題に合わせたコンサルティング事業にも取り組んでいます。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発や提案に取り組み、社会課題解決を目指します。
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。