愛媛県西条市「西条まつり」のだんじり木材を使ったエコカップ「森のタンブラー 西条まつり」
西条市の地域行事やクラフトビール醸造所の試飲スペースでビアカップとして使用
西条まつりは、江戸時代から続く西条市の伝統的な秋祭りです。本年は10月14日から17日に開催され、百台を超えるだんじりが市内を練り歩き神社に奉納されます。だんじりは各地区で大切に受け継がれ、数十年に一度修繕をする際に台輪部分を新しい木材に取り替えます。これまでそれらの木材は廃棄されていましたが、今回エコカップの材料としてアップサイクルすることとしました。
「森のタンブラー 西条まつり」はだんじりの台輪部分の木を55%使用しています。タンブラーはヒノキ由来の爽やかな香りが楽しめます。中央に「西条まつり」のロゴとだんじりをデザインしました。
10月1日開催予定の「まつりとマルシェ」で関係者への記念品として使用するほか、10月中旬オープン予定の西条市初のクラフトビール工場「GROUNDTAP BREWERY」の試飲スペース「タップルーム」でビールを提供する際のカップとして使用されます。また、同試飲スペースにて1,500円(税込)で数量限定販売します。
「森のタンブラー」はアサヒグループにおいてサステナビリティ事業を展開するアサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)が製造しています。“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。2023年は、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」や、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラーSAKURA」、福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し折れてしまったバットを使用した「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。
西条市を代表する「西条まつり」に使用するだんじりの一部を活用した「森のタンブラー」を開発することで、廃棄物の削減に取り組むとともに、地域の活性化に取り組んでいきます。
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。