グループガバナンスの強化と企業価値の最大化に向けた執行体制の刷新に関するお知らせ
アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 勝木敦志)は、『中長期経営方針』に基づくグループガバナンス強化と企業価値の最大化を図るため、2024年4月1日に執行体制を刷新することにいたしましたので、お知らせします。
当社はこれまで、日本・欧州・オセアニア・東南アジアの各地域統括会社であるRegional Headquarters(以下、RHQ)ごとに事業競争力を高めつつ地域内でのシナジーを創出する体制を構築してきました。今後は、現在のRHQ体制を基盤として、当社の執行体制を刷新することにより、各事業価値の総和を超えた一層の企業価値の最大化を目指します。
具体的には、従来設置していましたCxOの機能を再定義し、Finance、People、Growth、Sustainability、R&Dの5つの機能においてGroup CxOを設置します。また、各RHQのChief Executive Officer(以下、Region CEO)は、今後グループ全体の経営に参画するため、当社の新たな執行体制に加わります。当社は、国籍、性別等に関係なく、多様な人材が活躍できる組織を構築していきます。
1.CxO機能の再定義と新たなGroup CxOの設置(2024年4月1日付)
- Chief Financial Officer(以下、CFO)はGroup Chief Financial Officer(以下、Group CFO)とし、グループ全体の財務管理に加えて、ITやグループ調達を管掌します。
- Chief Human Resources Officer(以下、CHRO)は、Group Chief People Officer(以下、Group CPO)とし、主にグループの戦略基盤を強化するための人的資本の高度化を担います。
- Chief Growth and Alliance Officer(以下、CGAO)は、Group Chief Growth Officer(以下、Group CGO)とし、M&A、提携、新規事業開発、カテゴリー拡大を中心とした、グループ全体の成長を推進する機能を担います。
- Group Chief Sustainability Officer (以下、Group CSO)を新たに設置します。Group CSOは、主に『中長期経営方針』に掲げるコア戦略の一つである「サステナビリティと経営の統合」を推進します。
- Group Chief R&D Officer(以下、Group CR&DO)を新たに設置します。Group CR&DOは、主に新規技術、製品およびサービスの研究開発を担います。
Group CxOは、『中長期経営方針』で掲げる目標を達成するために、それぞれの機能においてグループ全体を牽引していきます。
氏名 | 新役職 | 旧役職 |
---|---|---|
勝木 敦志 | 代表取締役社長 兼 Group CEO | 代表取締役社長 兼 CEO |
谷村 圭造 | 取締役 EVP 兼 Group CPO | 取締役 EVP 兼 CHRO |
﨑田 薫 | 取締役 EVP 兼 Group CFO | 取締役 EVP 兼 CFO |
朴 泰民 | SEO, Group CGO | 専務執行役員 CGAO |
Drahomira Mandikova | SEO, Group CSO | Chief Corporate Affairs Officer, Asahi Europe and International, Ltd. |
佐見 学 | SEO, Group CR&DO | アサヒクオリティーアンドイノベーションズ(株)代表取締役社長 |