鳥取県境港市と小林製薬の事業共創をコンサルティング
2月18日に境港市内で「あっ!と分かるおりもの教室」を開催
アサヒユウアスと境港市は2023年3月に発売した、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」の開発から共創を続けています。また2022年にアサヒユウアスの社員が小林製薬でSDGsに関する社員向けセミナーを行ったことがきっかけで、小林製薬社内でSDGsの実現に向けた取り組みが加速しました。小林製薬の代表商品である『サラサーティコットン100』の原材料である「綿」に着目し、希少な国産綿の産地である境港市との連携を提案し、三者の事業共創がスタートしました。
その一環として2月18日に境港市内で「あっ!と分かるおりもの教室」が開催されます。対象は小学校4年生~6年生の男女で、思春期のからだとおりものについての講義や、コットンについての体験学習が予定されています。
境港市では、綿花の収穫後に残った綿の枝の一部を和紙の原料として活用していましたが、大半の枝木はリサイクル業者によって廃棄処分されていました。アサヒユウアスはこの課題解決に取り組むと同時に地域産業である伯州綿の魅力を伝えていくために、綿花の収穫後に廃棄される枝を55%使用した「森のタンブラー 伯州綿」を開発しました。未利用資源を有効活用するとともに、地域産業の活性化を目指します。
また、従来のコットンのイラストに「サラサーティ」ブランドのロゴを加えたオリジナルデザインを、「サラサーティ」のノベルティとして今後展開予定です。
「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップです。2023年は、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラーSAKURA」や倒木した屋久杉を使った「森のタンブラー 屋久杉」、剪定後に廃棄する梨の枝を使った「森のタンブラー 梨(RE)BORN 松戸」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできました。
さまざまな自治体・企業と共創し「森のタンブラー」の開発を進める中で、共創パートナー同士の連携が今後の新しい取り組みにつながると考えています。今後も自治体や企業の架け橋として、事業共創のコンサルティングに取り組んでいきます。
アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立しました。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、地域の社会課題解決を目指します。
イベント名 | あっ!と分かるおりもの教室 |
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日時 | 2024年2月18日(日) <1部>10:00~11:40 <2部>13:00~14:40 |
場所 | みなとテラス 2階 大会議室 |
申込期間 | 2024年1月1日(月)~2月15日(木) |
申込フォーム | <1部>https://meiiku.com/event/kobayashi_sakaiminato01/ <2部>https://meiiku.com/event/kobayashi_sakaiminato02/ |
共催 | 小林製薬株式会社、鳥取県境港市 |
問合せ先 | 命育®(info@meiiku.com) |
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。