国際環境非営利団体CDPの調査において最高評価となる「気候変動Aリスト」企業に認定
アサヒグループは、グループ理念「Asahi Group Philosophy」において、行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。「アサヒグループ環境ビジョン2050」では、気候変動を含む4つの柱を設定し、2050年における世界のありたい姿の実現に向けて、環境への取り組みのさらなる加速と、事業・社会へのプラスインパクトの創出を目指しています。
今回の「気候変動Aリスト」の認定は、再生可能エネルギー由来の電力の導入拡大や、ラベルレス商品など環境に配慮した容器設計、新たなクリーンエネルギーモデル開発の実証実験などのCO2排出量削減に向けた取り組みが評価されたものと考えます。また、TCFD提言に賛同し、気候変動リスク・機会における事業インパクトを、1.5℃シナリオで分析・定量的に評価し、開示したことなども同様に評価されたものと考えます。
アサヒグループは、100年以上にわたり、自然の恵みと自然の力によって、「期待を超えるおいしさ」を生み出してきました。今後は、サプライヤーやパートナーとのさらなる連携を図り気候変動への対応を推進することで、人と人・自然・コミュニティ・社会とのより良いつながりを通じた持続可能な未来の実現を目指します。
<参考>2023年CDP Aリスト選定企業
https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores
- CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。CDPは、2000年に英国に設立され、136兆米ドルを超える資産を保有する740強の投資家と協働し、資本市場と企業の調達活動を介して、企業に環境情報開示、温室効果ガス排出削減、水資源保護、森林保護を他に先駆けて働きかけています。2023年、世界の時価総額の3分の2に相当する約23,000社以上、そして1,100強の自治体を含む、世界の約24,000の組織が、CDPを通じて環境情報を開示しています。TCFDに完全に準拠した世界最大の環境データベースを保有しており、CDPスコアはゼロカーボンで持続可能な耐性のある経済の実現に向けて投資や調達の意思決定を促すために広く利用されています。
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。