「wineloopプロジェクト」開始
ワイン製造の過程で発生するぶどうの搾りかすを使ったマイボトルとカップを開発
メニコンと協力し、廃棄物削減や未利用資源の活用に取り組む
「wineloopプロジェクト」は、山梨県内のワイナリーから出たぶどうの搾りかすを回収し、アップサイクルする取り組みです。第1弾として、メニコンと協力してワイナリーで発生したぶどうの搾りかすを原料にし、マイボトル「森のマイボトルwineloop」とリユースカップ「wineloopタンブラー」、「wineloopタンブラー用フタ」、「wineloopタンブラーミニ」を開発しました。メニコンは食品リサイクル事業のひとつとして、ワイナリーから搾りかすを回収して乾燥粉末化し、ニジマスのエサやバイオマスプラスチックの原料としてこれまで活用してきました。今回、その搾りかすを使ったマイボトルやタンブラーを2月20日から当社のECサイト「アサヒユウアスモール」で数量限定販売します。
2023年4月からは、コーヒーの副産物をアップサイクルするプロジェクト「Coffeeloopプロジェクト」を開始しました。オフィスやカフェから排出されたコーヒーかすを使ってリユースカップ「Coffeeloopカップ」を開発し、利用促進に取り組むほか、同プロジェクトに賛同した味の素AGF株式会社の工場において、コーヒー品種の切り替え時に生じるコーヒー副産物を使った商品の共同開発にも取り組んでいます。10月からは東京都墨田区と連携した「すみだCoffeeloopプロジェクト」を開始し、区内のカフェや企業から発生したコーヒーかすを使ったリユースカップ「Coffeeloopカップ」を開発しました。2月から区内のカフェでの使用を開始し、サーキュラーエコノミーの構築に取り組んでいます。
当社はメニコンとともに愛知県が計画する「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム」に2023年から参画しています。現在、当社は「地域のバイオマス資源を活用したバイオマスプラスチックの利用促進」プロジェクトのリーダーとして、愛知県内のバイオマス資源やリサイクルプラスチックを活用した商品開発や商品の利用促進に向けて取り組んでいます。今後も共創パートナーと協力し、サステナブルな商品・サービスの開発や提案に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。
【ご参考】
wineloopプロジェクト 動画 https://www.youtube.com/watch?v=MPI4CZDJAkQ
アサヒユウアスHP https://www.asahi-youus.com/
アサヒユウアスECサイト「アサヒユウアスモール」 https://asahiyouus.official.ec/
アサヒユウアスInstagram https://instagram.com/asahi_youus
アサヒユウアスYouTube https://www.youtube.com/channel/UCxfnoakynyFoGQ4OG9Wyxcw
メニコン https://www.menicon.co.jp/company/
メニコンライフサイエンスONLINE https://menicon-lifescience-online.com/
みるオンカフェ https://miruoncafe.menicon.co.jp
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。