アサヒグループの「責任ある飲酒」の取り組み
日本自動車連盟と協力しアサヒビールミュージアムで適正飲酒啓発イベントを開催
アサヒビールは一般社団法人日本自動車連盟(以下、JAF)と連携し、大阪府吹田市のアサヒビールミュージアムでJAF会員向けのイベント「“大人”のミュージアムツアー」を12月7日に実施します。アサヒビールミュージアムで飲酒運転撲滅に関するイベントを開催するのは、今回が初めてです。
ツアーでは、アサヒビールミュージアムの通常ツアーを楽しんでいただくほか、ノンアルコール飲料の試飲やJAFによる飲酒状態体験ができます。飲酒状態体験では、飲酒状態を模擬体験できるゴーグルを着用して、平常時の脳の状態を保ったまま、飲酒時と同様の視覚を体験できます。ミュージアムツアーやゴーグルを使った体験を通して、楽しみながらも適正飲酒の重要さについて発信していきます。
アサヒビールが4月に全国発売したアルコール分0.00%のノンアルコールビールテイスト飲料『アサヒゼロ』の販売数量は、7月に上方修正した年間販売目標120万箱(1箱=瓶633ml×20本換算)を10月10日に突破しました。販売好調を受けて年間販売目標を当初(60万箱)の2.5倍となる150万箱に再上方修正しました。『アサヒゼロ』は一度ビールを醸造した後にアルコール分を完全に取り除く「脱アルコール製法」により、アルコール分0.00%でありながら本格的なビールらしい味わいと飲みごたえを実現したノンアルコール飲料です。お客さまからも「これまでのノンアルコールビールとは段違いにおいしい」「まるで本物のビールみたい」と好評で、10月1日からは新たに缶500mlを発売しました。今後もさらなる認知拡大と飲用喚起を図ります。
アサヒビールは筑波大学と共同研究に関する契約を2022年に締結しました。この取り組みは、酒類を扱う企業として不適切な飲酒の撲滅に努めるアサヒビールと、アルコール関連問題対策に取り組むことで社会貢献を目指す筑波大学が、不適切な飲酒の課題解決に向けて共同研究を行うものです。アルコール関連問題対策の第一人者である筑波大学の吉本尚准教授(所属:医学医療系地域総合診療医学)の研究グループと互いの知見や強みを生かして、これまで多量な飲酒など不適切な飲酒の社会課題に対する科学的根拠に基づいた研究を進めてきました。2023年には“飲酒量が多い人にノンアルコール飲料を提供することで飲酒量が減少する”ことを実証した論文を発表しました。
この成果を基に、3月から医療機関ネットワークを保有する株式会社ファンデリーと協業し、ファンデリーがサポートする医療機関でノンアルコール飲料を活用した飲酒量コントロールの提案を開始しました。医療従事者が生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している方に対して保健指導を実施する際に、筑波大学との共同研究結果の内容を伝え、ノンアルコール飲料を配布し、飲酒量コントロールを提案します。現在、年間で70万人への配布を予定しています。
また8月からは「健康経営」を推進する企業を対象に、アサヒビールが開発した飲酒量を可視化するサービス「飲酒量レコーディング」(https://www.ab-drinkingrecord.jp/)を用いた調査を開始しました。ノンアルコール飲料を無償で提供するグループ(介入群)と提供しないグループ(非介入群)の2つのグループに対象者を分け、それぞれのグループごとにおいて日々の飲酒量や頻度を記録して分析します。