企業情報
サステナビリティ
ニュースルーム
IR・投資家情報
研究開発
バリューチェーンを超えた社会全体の温室効果ガス排出量削減に貢献
アサヒバイオサイクル株式会社
アサヒバイオサイクル株式会社(本社 東京、社長 千林紀子)は、東北を拠点としている総合商社である住友商事東北株式会社(本社 宮城、社長 高野誠司)と、農業用資材・サービスの開発販売を行う株式会社NEWGREEN(本社 東京、社長 中條大希)と連携し、栽培時に排出される温室効果ガス(メタンガス)を削減した米の流通に向けた取り組みを推進します。
近年、栽培時に排出される温室効果ガスを削減することができる米栽培方法として、節水型乾田直播栽培※1への注目が高まっています。従来の水稲栽培と比較して水を極力使用しない栽培方法のため、温室効果ガスや水資源を削減できることに加え、省人化、低コスト化も実現します。より効果的な栽培方法を検討する中で、節水型乾田直播栽培にアサヒバイオサイクルが提供するビール酵母細胞壁由来の農業資材を用いることで、稲の生育が促進され、安定した米生産が可能となることが確認されました。
NEWGREENが、CFP算出※2により、温室効果ガス排出量をデータで可視化して確認したところ、節水型乾田直播栽培は、従来の水稲栽培に比べて温室効果ガス排出が約63%削減されていると判明しました。
2024年において、ビール酵母細胞壁由来の農業資材等を活用し、節水型乾田直播栽培された米が、住友商事東北によって、下表のとおり、試験販売されました。
アサヒグループでは、自社の温室効果ガス排出量削減に加え、バリューチェーンを超えて社会全体の排出量削減に貢献できるよう、さまざまなステークホルダーと協働する取り組みを推進しており、今回はその一つの事例となります。
今後は、住友商事東北、NEWGREENとともにアサヒグループの販売ネットワークも活用し、流通拡大を進め、温室効果ガスを削減した米を通じたさらなる温室効果ガス排出量削減に貢献していく計画です。
https://www.asahibiocycle.com/
この記事をシェアする
投資家に向けたIRニュースを掲載しています。
詳しく知る
メディア関係者のみなさまへ向けた情報をご案内しています。
オウンドメディア
食を通じた暮らしに役立つ情報やアサヒグループ独自の話題などをお届けします。
ソーシャルメディアアカウント一覧
アサヒグループのソーシャルメディアアカウントはこちら
YouTube公式チャンネル
アサヒグループのCMやメイキング映像などの情報を配信しています。