「責任ある飲酒」を学ぶボードゲーム開発 大学生と共創 自分も周りも心地よい飲み方を考えるきっかけに
ゲームの開発にあたっては、お酒を飲み始めたばかりの世代の声を反映するため、立教大学法学部の薬師丸正二郎ゼミおよび同大学の有志の学生やSUMADORI-BAR SHIBUYA※2で働く大学生と協働しました。お酒の席で困ったことや心地よく感じた場面など、学生たちの実体験をもとに、ゲームのルールやキャラクターの設計を行いました。完成した試作品は、学生同士のグループや、学生と社会人が混在するグループでトライアルを実施し、世代や飲酒に対する考え方に関わらず、さまざまなプレーヤーが一緒に楽しめるよう改良を重ねました。
ゲームの効果を検証するため、社会言語学を研究する龍谷大学政策学部の村田和代ゼミとも協働しました。村田ゼミでは、プレーヤーのゲーム中の会話の分析および事前事後のアンケートによる実証研究を実施しました。その結果、多くのプレーヤーが「周囲への気遣い」や「他者理解の重要性」を実感し、飲酒について自分とは異なる考え方の人の視点を持つようになったことが確認されました。村田教授は「このゲームは他者の話を“傾聴”する設計で、お酒に対する価値観が自分とは異なる人への理解を促しているところが非常に評価できる」と述べています。
<参考>
・ 『CARE & CHEERS』開発協力団体
SDGs研究所、スマドリアンバサダーの学生有志、立教大学法学部薬師丸正二郎ゼミ(薬師丸正二郎教授、ゼミ生および有志の学生)、龍谷大学政策学部村田和代ゼミ(村田和代教授および10期生)
・ アサヒグループ「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」
https://www.asahigroup-holdings.com/company/policies-and-report/responsible_drinking.html