2019年5月22日

6月は環境月間。アサヒグループの環境対策活動ご紹介

「アサヒ おいしい水 天然水」のラベルに植物由来の原料を使用(アサヒ飲料)

「ラベルレスボトル」の商品ラインアップ・販路拡大(アサヒ飲料)

「ビール酵母細胞壁」を活用した農業資材事業(アサヒバイオサイクル)

微生物活用技術を活用した飼料事業(アサヒカルピスウェルネス)

食品ロス削減の取り組み(アサヒグループ食品)

6月5日は“環境の日”、さらに6月の1ヶ月間は「環境月間」とされており、環境保全の重要性を認識し、行動の契機とする様々な行事が全国で行われます。

アサヒグループでは、本年1月より新グループ理念“Asahi Group Philosophy”を施行し、行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。持続可能な社会への貢献を目指し、2019年2月に『アサヒグループ環境ビジョン2050』を策定しました。「自然の恵み」を享受しながら事業を営む企業として、その「自然の恵み」を次世代に引き継ぐことを目指していきます。

アサヒグループの主な活動についてご紹介します。

「アサヒ おいしい水 天然水」のラベルに植物由来の原料を使用(アサヒ飲料)

  • アサヒ飲料では、2019年1年に「容器包装2030」を策定しました。プラスチック製容器包装に環境配慮素材を使用する取り組みを進めています。
  • 5月21日よりリニューアル発売する「アサヒ おいしい水 天然水」PET600ml・PET2Lのラベルにインキの一部に植物由来原料(トウゴマ)10%を使用したバイオインキを使用します。石油由来の樹脂に代えて、再生可能な植物由来(バイオマス)の原料に変更することで、CO2排出量の削減が可能となります。

「アサヒ おいしい水 天然水」の画像

「ラベルレスボトル」の商品ラインアップ・販路拡大(アサヒ飲料)

  • 「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」PET600ml、PET1.9Lは、5月21日より、PET600mlはそのままに、PET1.9LはPET2.0Lへ変更し、通販・宅配を中心に販路を拡大します。
  • ラベルレス商品とは、PETボトルに貼付しているラベルを削減し、廃棄物量削減による環境負荷の低減と、ラベルを剥がす手間を省き使いやすくした「人にやさしく、地球にやさしい」商品です。通常ラベルに記載している原材料名などの法定表示は外装ダンボールに記載するとともに、個々の商品への記載が必要なリサイクルマークなどはPETボトルに貼付したタックシールやキャップに記載しています。これにより、ラベルに使用する樹脂量は約90%削減となります。

「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル」の画像

「ビール酵母細胞壁」を活用した農業資材事業(アサヒバイオサイクル)

  • アサヒバイオサイクルはビール醸造の副産物である「ビール酵母細胞壁」を活用した農業資材の製造・販売を主な事業内容として2017年に新たに設立された会社です。
  • 農業資材事業を通じて農薬や化学肥料の低減、土壌の改良、収穫量増加と温室効果ガスの排出量削減等、社会的課題の解決を目指しています。

「ビール酵母細胞壁」を活用した農業資材事業の画像

微生物活用技術を活用した飼料事業(アサヒカルピスウェルネス)

  • アサヒカルピスウェルネスは、自然の恵みからの独自の機能性素材や、長年の研究を経て培った乳酸菌などの有用な微生物活用技術を活用した飼料事業を行っています。
  • 畜産用プロバイオティクス(生菌剤)である「カルスポリン」、「ファインラクト」は、抗生物質に頼らなくても家畜を健康に育て、飼料を効率よく利用できるため、食糧問題や地球温暖化などの社会的課題の解決に貢献しています。

「カルスポリン」画像

食品ロス削減の取り組み(アサヒグループ食品)

  • アサヒグループ食品では、「ミンティア」や「クリーム玄米ブラン」など一部の商品は賞味期限表示を「年月」表示で展開しており、2018年9月には「アマノフーズ」ブランド、「おどろき野菜」シリーズへと対象を広げ、食品ロス削減の取り組みを拡大してきました。
  • ベビーフード「ママスタイル」についても、2019年1月製造分から順次「年月」表示への変更を進め、5月より全ての商品に拡大しました。

賞味期限表示の画像

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