2021年6月25日

廃棄コーヒー豆とビールのマリアージュ。“コーヒークラフト”「蔵前BLACK」が誕生!

“SDGs”は一見小難しくて、自分自身の生活には関係が無いものと捉えられがちです。ですが、私たちがこれからも今の生活を維持していくために必要な全世界共通の目標でもあるのです。完璧でなくてもいいから、毎日の生活の中でまずはできるところからカジュアルに楽しんでいただきたい。そんな思いも込めて今回はおいしく飲んでSDGsが体験できるプロジェクトをご紹介します。

“コーヒークラフト”「蔵前BLACK」

“コーヒークラフト”「蔵前BLACK」とは? ビール醸造家とコーヒーバリスタの合作

「蔵前BLACK」は、これまで廃棄されていたコーヒー豆を回収し、クラフトの原料にして、“ビールとコーヒーのマリアージュ”をコンセプトにした“コーヒークラフト”です。

開発の裏側やどのような味わいか、開発担当に聞きました。

「スタウトビールに抽出したコーヒーをブレンドしています。相性は良いと思っていたのですが・・・実際に試作してみると、コーヒーらしさが全く感じられなかったり、逆にコーヒーの苦味や酸味が強く出すぎたりと、なかなかバランスのよい味わいになりませんでした。そこで、コーヒーバリスタの方に協力いただき、ビールとコーヒーの相性を徹底的に検証。5か国の豆を様々な抽出方法で試し、それを飲みながらビールと混ぜ、最適な組み合わせを一緒に探していきました。そうして、以下の3つの要素が重要であることを発見したのです。

スタウトビール:ローストした黒い濃色麦芽を原材料とした黒ビール。

「蔵前BLACK」開発担当 アサヒビール酒類開発研究所/大橋巧弥・小室麻里菜・大塚みのり
「蔵前BLACK」開発担当 アサヒビール酒類開発研究所/大橋巧弥・小室麻里菜・大塚みのり
  1. 苦味を十分に残すために深いコクとビターホップ100%による上質な苦味が特長のスタウトビールを使用する。
  2. コーヒー豆由来の苦味や渋味を減らし、フルーティーな香りを残すために、浅煎りの豆を使用する。
  3. コーヒーのフルーティーな香りを感じやすくするために、発酵後のスタウトビールに抽出したコーヒーを約3割ブレンドする。

これらの要素を組み込むことで、コーヒー豆本来のフルーティーな香りとほのかな酸味、ビターチョコレートのような苦味が楽しめる「蔵前BLACK」に!時間が経つとコーヒーのフルーティーな香りがより引き立つので、ゆっくり楽しみたい人にもオススメです。」

「UPCYCLE B」プロジェクトが始動!「ECOALF」とのコラボで衣食分野でのサステナブルなライフスタイルを訴求!

そんな美味しい“コーヒークラフト”「蔵前BLACK」は、「UPCYCLE B」という、アサヒグループと、サステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」が連携し、次世代にむけたサステナブルなライフスタイルを提案するプロジェクトの第一弾として誕生しました。

「UPCYCLE B」は“ビールを介した際に生まれるコミュニケーションの力”と“世代を超えて多くの人が楽しめるファッション”という日常生活に欠かすことができない衣食の分野が連携し、環境問題と向き合っていくことを訴求するプロジェクトです。プロジェクト名の「B」は、Beerと、「ECOALF」のブランドメッセージ「Because there is no planet B(第2の地球はないのだから)」、Band(団結する)を由来としています。

プロジェクト第一弾は、廃棄コーヒー豆のアップサイクルをテーマに、台東区、墨田区の事業者が連携し、廃棄物の削減・有効活用を推進するために、コーヒークラフト「蔵前BLACK」を製造。蔵前の焙煎所や就労支援施設の皆さんなどが連携し、廃棄物の削減や有効活用、障害者の方の多様な就労機会の創出、さらには地域経済活性化などに取り組みます。

UPCYCLE B

「ECOALF」はリサイクル素材や環境負荷の低い天然素材のみで作った衣服を取り扱っていますが、2020年10月にコーヒーかすから作ったジャケットを販売。環境に配慮した素材のジャケットを着ることで、環境問題への意識が高まるとして若者を中心に大きな反響があったそうです。今回の協業では、衣・食分野における既存のユーザーだけに留まらない広いユーザーに、エシカルな消費とサステナブルなライフスタイルを届けていきます。

美味しく飲みながらSDGsを体験!7月3日から数量限定で販売開始。

「東京隅田川ブルーイング」で製造した「蔵前BLACK」は7月3日(土)から、醸造設備に併設している店舗「TOKYO隅田川ブルーイング」をはじめ、アサヒグループの外食店舗8店舗にて数量限定で販売。「ECOALF」のブランドメッセージをデザインした「UPCYCLE B 森のタンブラー」とセット販売も行います。「蔵前BLACK」単品は700円(税込み、店舗のグラスで提供)、「蔵前BLACK」と「UPCYCLE B 森のタンブラー」のセットは1,880円(税込み)です。ぜひお店にお立ち寄りください!

蔵前BLACK

UPCYCLE B 森のタンブラー

「蔵前BLACK」販売店舗

店舗名 住所
TOKYO隅田川ブルーイング 東京都墨田区吾妻橋1-23-36 アネックスビル2F
TOKYO隅田川ブルーイング バルstyle 東京都墨田区吾妻橋1-23-36 アネックスビル1F
フラムドール 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
スーパードライホール1・2・3F
展望喫茶アサヒスカイルーム 東京都墨田区吾妻橋1-23-1
アサヒグループ本社ビル 22F
スーパードライ新宿 東京都新宿区新宿3-36-12 杉忠ビル1F
お茶の水テラス SUPER “DRY” 東京都千代田区神田駿河台2-1-20
お茶の水ユニオンビル1F
BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE 丸の内店 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE1F
スーパードライ京都 京都市中京区河原町通三条下ル大黒町50
アサヒビール京都三条ビル1・2・3F

プロジェクトリーダーに聞く!「UPCYCLE B」に込めた想いとは?!

【アサヒビール パッケージング技術研究所:古原徹】
サステナブルなライフスタイルとは「何かを我慢する」ことではなく「事実を知り、想いを持って選択すること」。そう「ECOALF」に教えてもらいました。そして「誰かのために飲むビール」という選択肢を作ろう。そんなコンセプトで今回のプロジェクトが生まれました。
廃棄コーヒー豆で造ったクラフト、と聞いてどんな印象でしょうか?「いい取り組みだけど味は期待できないな」と感じられる方が多いのではないでしょうか。その印象は裏切られることになります。手前味噌ですが「蔵前BLACK」は非常に「美味しい」クラフトに仕上がっています。「蔵前BLACK」のストーリーを知り、「誰かのためになる一杯」を飲む。それだけでサステナブルなライフスタイルが始まります。「UPCYCLE B 森のタンブラー」自体の麦の香ばしい香りもお楽しみください。ご家庭でも美味しくビールが飲める、と好評です。
最後に・・・捨てられてしまう「もったいない」素材を見かけたら、ぜひご一報ください!一緒にUPCYCLEしましょう。

【三陽商会「ECOALF」ブランド責任者:下川雅敏さん】
この度の素敵なご縁に感謝しております。「ECOALF」はヨーロッパを中心に10年以上にわたって、サステナブルファッションを牽引してきました。日本展開をはじめてから未だ2年目ですが、ブランディングの推進と着実な成果に手ごたえを感じています。サステナビリティの浸透度はヨーロッパに比べても生活者の意識は遅れをとっており、企業がより強いリーダーシップをもって「消費への意識」を変えていく必要があると感じています。業界の垣根を越えて、ファッションの楽しさ、ビールのコミュニケーション力を掛け合わせたこのブランド「UPCYCLE B」にて、新たなムーヴメントを起こしていきたいと意気込んでおります。応援よろしくお願い致します!

「UPCYCLE B 森のタンブラー」

「UPCYCLE B 森のタンブラー」

アサヒビールモルトの焙煎麦芽粉末(工程ロス)を55%含有したエコカップ。アサヒビールとパナソニックの共同開発。

「ECOALF」ブランド責任者・下川雅敏さん アサヒビール・古原徹

「ECOALF」ブランド責任者・下川雅敏さん アサヒビール・古原徹

「UPCYCLE B」プロジェクトは第二弾以降も予定しています。衣食分野のコラボレーションで実現するサステナブルなライフスタイル、ご期待ください!

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