2021年9月15日

「日本に、ぬくもりを」 時代に求められ復活する「アサヒ生ビール」

1986年に発売され、スーパードライの礎となった『アサヒ生ビール』(通称マルエフ)は、お客様の声を聴いて生まれ、飲食店やファンの皆様に愛され続けてきた正統派生ビールです。今回は、28年ぶりに缶でも復活するこの伝説のビールを紐解きます。

『アサヒ生ビール』特設サイトはこちらから

お客様5,000人の声から生まれた「新しい味」

業績が悪化し、厳しい経営が続いていたアサヒビールは、お客様にご支持いただける「うまいビール」をつくることを考え、@消費者は味がわかるA人口動態の変化がイノベーションを起こすという仮説を立てて商品開発に取り組みました。今では当たり前のことかもしれませんが、消費者と向かいあって消費者志向のビールを開発していこう、というアサヒビールの姿勢は当時のビール業界では画期的な考え方でした。

1985年秋に東京・大阪で消費者5,000人の試飲調査を実施し、その結果から導き出されたうまさのコンセプトは、口に含んだときには芳醇な味わいがあり(コク)、飲んだときにはのどごしのよい爽快な味(キレ)という、「コクとキレをあわせ持つ」ビールでした。

1986年2月の新聞広告

「マルエフ」の通称は勘違いから生まれた?飲食店でしか飲めない幻のアサヒ

こうして誕生した「マルエフ」ですが、その名前の由来にはちょっとした秘密があります。商品を開発する際には、社内呼称である開発記号をつけていて、この「コクとキレをあわせ持つ」新しいビールは、“幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)”を由来とする“マルエフ(F)”と名付けられました。ちなみに、もともとの由来はフェニックス(PHOENIX)でしたが、頭文字が「P」であることに後から気づき、フォーチュン(FORTUNE)という由来にひっそりと変えたんだとか。

“幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)”の名の通り、「マルエフ」は、1986年に発売されるや多くのお客様のご支持をいただき、翌年の「スーパードライ」のヒットの足掛かりとなりました。低迷していた業績を上昇に反転させ、アサヒビールを飛躍的な復活に導いた伝説のビールなのです。

その後、当時の生産体制を「スーパードライ」に集中するために、1993年に缶と瓶は終売となりましたが、その味わいは飲食店から愛され続け、樽生のみ継続して販売してきました。根強いファンの方々に支持され、一部の飲食店で飲める「幻のアサヒ」として愛され、通常世の中に出ることはない開発記号がそのまま愛称として定着しました。

1986年「アサヒ生ビール(コクキレビール)」のラインアップ

28年ぶりに缶が復活。ぬくもりのある心地良い時間を求める方へ

人と違うことは当たり前という価値観が広がり、「競争する時代」から、自分自身に合った生き方を追求する「共生する時代」への変化が見られる昨今。特にミレニアル世代にはアナログレコード、フィルムカメラなどが人気で、人間らしい温もりを感じたい、つながりを大事にしたいという意識が高まっていると考えられます。

やさしさや温もりを求める時代に、「飲食店で愛され続けた、まろやかなうまみ」をコンセプトに『アサヒ生ビール』を“Heart-warming Beer”としてよみがえらせ、9月14日に通年販売の缶商品として28年ぶりに復活させます。通年発売のビールとしては3年ぶりの新商品です。中味は従来のまま、パッケージを大きく変え、飲食店と連動したプロモーションを展開。アルコール商品初出演の新垣結衣さんのTVCMでも、「ぬくもり」「やさしさ」「居心地のよさ」といった世界観をお伝えしていきます。

『アサヒ生ビール』缶350ml、缶500ml
『アサヒ生ビール』缶350ml、缶500ml

【アルコール分】4.5%
【純アルコール量】12.6g(350ml当たり)、18g(500ml当たり)
【コンビニエンスストア店頭想定価格】缶350ml:税込219円前後、缶500ml:税込286円前後

そして、11月24日には、芳ばしい香りとまろやかなうまみが特長の『アサヒ生ビール黒生』が復活します。こちらもぜひご期待ください!

『アサヒ生ビール黒生』缶350ml、缶500ml
『アサヒ生ビール黒生』缶350ml、缶500ml

【アルコール分】5%
【純アルコール量】14g(350ml当たり)、20g(500ml当たり)
【コンビニエンスストア店頭想定価格】缶350ml:税込219円前後、缶500ml:税込286円前後

■『アサヒ生ビール』コンセプトムービー

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