2021年9月27日

発売70周年の「バヤリース」。知られざる歴史やエピソードを紹介します。

1951年に果実飲料の先駆けとして日本に登場し、今年で発売70周年を迎える「バヤリース」。親戚との食事会でテーブルに並ぶ小瓶の「バヤリース」にウキウキした思い出、大きなPETボトルに入った「バヤリース」を各自紙コップに注いで飲みながらワイワイした思い出、部活の後に小型のPETボトルに入った「バヤリース」をゴクゴク飲んだ思い出…。時代や世代を超えてご愛飲いたただいている「バヤリース」に関する思い出は、様々ではないでしょうか。今回はそのような「バヤリース」の歴史やエピソードをご紹介します。

「バヤリース」の由来は人の名前だった!

バヤリースの発売は、アメリカのフランク・バヤリー氏による果汁殺菌製法の発明がきっかけです。この殺菌製法は、フランスの科学者ルイ・パスツールが発見した微生物の殺菌法を果実飲料に応用し、果汁の風味や香りを損なわずに長期保存できるという画期的なものでした。

このバヤリー氏の製法による果汁飲料ということで、“バヤリース”と名付けられた商品は、1938年に発売された後、製法や品質はさらに進化し、1943年には全米で爆発的な人気を博したのです。

オレンジジュースブーム到来のきかっけになった『バャリース オレンヂ』

日本での「バヤリース」の製造は1949年に開始しました。米国の会社が進駐軍用に果汁原液をカリフォルニアから輸入し、『バャリース オレンヂ』のびん詰めをウヰルキンソン社に委託するという形でした。翌年の1950年に一般販売を開始したのですが、果実飲料といえば、それまで夜店のみかん水ぐらいだった時代、果汁入りで安心して飲めるという『バャリース オレンヂ』は大きな衝撃を与えました。その後、他社からも瓶入りのオレンジジュースが数多く発売され、日本にもオレンジジュースブームが到来。『バャリース オレンヂ』は1987年にブランド表記を『バヤリース オレンジ』と変えながらも今に至るまで長愛され続けることになるのでした。

『バャリース オレンヂ』

1951年に発売された『バャリース オレンヂ』。スマートなデザインの商標を印刷したウェストラインびん。この200ml入りACL(プリント)びんは日本では初めてのものでした。

『バャリース オレンヂ』配達トラック

『バャリース オレンヂ』を配達するトラック。
1951年からは朝日麦酒(現 アサヒグループホールディングス)が販売を委託されました。

「バヤ坊」の前に「オレンジ坊や」がいた!

バヤリースの顔といえば、ニコニコの横顔が印象的な「バヤリース坊や」略して「バヤ坊」です。初代バヤ坊は、1959年オレンジ250g缶発売の際に「オレンジ坊や」として登場しました。1984年発売のペットボトルでもイメージキャラクターとして起用され、1996年に多数のフレーバー商品とテレビCMに登場した際に「バヤリース坊や」と名付けられました。現在もバヤリースブランドの総合キャラクターとして、CMやパッケージに登場しています。ちなみに「バヤ坊」のフルネームは、「バヤリース坊やオレンジ」です。過去にはバヤリースアップルの「バヤリース坊やアップル」もいたのですが、人の姓名に当てはめると「バヤリース坊や」は姓、「オレンジ」や「アップル」が名に当たるそうです。

1959年に発売した250g缶のポスター

1959年に発売した250g缶のポスター。

バヤリース坊や

「バヤリース坊や」

あの懐かしい味わいに炭酸を加えた新しい味わい!

発売70周年となる今年、限定商品として9月14日に『バャリース オレンヂクラシック スパークリング』を発売しました。この商品は、1970年代当時の味わいを再現した『バヤリース オレンジ』を、炭酸入りにすることでさらにすっきりゴクゴク飲めるようにした微炭酸飲料です。まったりした甘さがありながら果汁感をしっかり楽しめる味わいが特長です。

パッケージは、1970年代を思わせる瓶のイラストに現代風の商品名を合わせ、レトロでかっこいいを表現した、懐かしさと新しさを感じることができるデザインに仕上げました。

「バヤリース」ブランドは、受け継がれてきたおいしさと品質をこれからも追求していきますので、今後もご期待ください!

『バャリース オレンヂ クラシック スパークリング』

『バャリース オレンヂ クラシック スパークリング』
70周年の限定商品です。
今だけのおいしさをお楽しみください!

現在の『バヤリース オレンジ』

現在の『バヤリース オレンジ』
2021年2月リニューアル発売。
コロナ禍において健康意識が高まる人々にむけて、1日分のビタミンC入りであることを訴求しています。

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