2021年10月22日

いつもいいことアサヒから〜便利でエコな缶ビールの容器包装篇〜

皆さんに缶ビールを楽しんでいただくために、おいしさや中味品質はもちろん大切ですが、同じように私たちがこだわっているのが、容器包装の品質です。今回は、お客様の利便性向上と環境への負荷低減を目指して、進化を続ける容器包装開発をご紹介します。

新資材「エコパック」を使用した6缶パック 共同開発した202径アルミ缶蓋

6缶パックの進化!お客様の利便性と環境負荷低減を追求し、業界をリード

アサヒビールが現行の6缶パック(ウェストロック社製造資材)を導入したのは1995年です。以来、お客様の利便性と環境負荷低減の両面を追求してきました。持ちやすさや手を傷つけないように安全性を向上させる改良に加え、お客様のわかりやすさ向上のために6缶パックへの賞味期限の印字もアサヒビールが業界で初めて導入しています。
 2016年には、缶の固定方法を変更し、紙使用量を削減。ユニバーサルデザインの一環として天面の開封ジッパーを両方向開封可能な仕様に変更しました。持ち上げる際に指を入れる箇所である「フィンガーホール」の形状も変更することで、さらなる持ちやすさの向上を図り、外部衝撃への耐性も高めています。

現行の6缶パック
開発年 取り組み内容 効果
1995 6缶パック(ウェストロック社製造資材)採用
1999、2008 フィンガーホールを改良 強度と持ちやすさの向上
2005 缶を固定するパックの四隅の構造を改良 手を切ることがないように安全性の向上
2006 板紙の厚さと面積を縮小 軽量化
2009 業界初となる6缶パックへの賞味期限印字を開始 パッケージのわかりやすさの向上
2016 缶の固定方法の変更
天面の開封ジッパーを両方向開封可能な仕様に変更
フィンガーホールの形状変更
紙使用量の削減
ユニバーサルデザイン化
持ちやすさの、外部衝撃からの耐性向上

日本初の缶の上部のみ固定する「エコパック」で、年間東京ドーム約666個分の紙を削減

今回アサヒビールは缶容器の6缶パックとして日本で初めて※1缶の上部のみ固定する紙資材「エコパック」を展開します。現行の6缶パックと見比べてみると、圧倒的に紙の使用量が減っていると感じていただけるのではないでしょうか。缶350mlの6缶パックでは77%の紙の面積を削減できます。
 当社が製造する6缶パック全てを「エコパック」に切り替えた場合、年間で紙の使用量は約8,800t、資材製造に伴うCO2排出量を7,400t削減※2できる見込みです。削減面積は年間で約31.18km2、なんと東京ドーム約666個分の削減を見込んでいます。

※1:当社調べで、缶体の上部のみを固定する6缶パック紙資材においては日本で初採用。

※2:2019年当社6缶パック全商品の出荷実績による。

現行の6缶パック 新資材「エコパック」を使用した6缶パック

これまでの6缶パックの開発では、包装の強度を確認した上で既存の資材をいかに軽くするかを追求してきました。「エコパック」の開発は、発想を転換させ、環境に最も負荷のない形状を最優先に設計し、後に必要な強度や機能を付加してく方法を採用しました。
板紙の厚さ、立体的な構造に工夫し約20回の試験を重ね、従来の6缶パックよりも高い強度を実現しています。

「エコパック」

ひっくり返して持ってもばらばらにならず、しっかりと強度が保てます

この「エコパック」を使用した『アサヒスーパードライエコパック』を10月19日から一部店舗でテスト販売し、お客様の購入意向や使い勝手などの検証を踏まえて、2023年からの本格展開を目指します。

年間約14,300tのCO2排出量削減!国内初採用の、アルミニウム使用量を約2割減らした国産最軽量の缶蓋

アサヒビールはアルミニウムの使用量削減にも取り組んでいます。国産最軽量※3202径アルミ缶蓋を東洋製缶株式会社と共同開発し、今年9月からテスト製造と販売を開始。2023年から順次切り替え開始を目指しています。

※3:当社調査によるもので、缶135mlを除くビール類用缶胴(66mm径)向けの缶蓋として国産最軽量(2021年8月現在)

従来の204径アルミ缶蓋 共同開発した202径アルミ缶蓋

共同開発した202径缶蓋は、従来の缶蓋に比べ、品質や強度はそのままに直径を約3mm小さくしています。これにより缶蓋1枚あたりのアルミニウム使用量は約2割減の2.5gとなり、国産最軽量を実現しました。アルコール飲料としては国内で初めての採用となります。当社商品全てを202径缶蓋に切り替えた場合、年間約14,300tのCO2排出量を削減できる見込みです。
 この202径缶蓋は、業界全体の環境負荷低減が促進できるよう他社も積極的に採用できるよう技術的な情報を提供する環境を整えていきます。

おいしさはもちろん、容器包装においても期待を超える新たな価値をお届けし、持続可能な社会の実現に貢献するため、アサヒの容器包装開発は進化を続けます。業界をリードするアサヒの取り組みは、このプレスルームでもいくつか紹介しているので、あわせて是非ご覧ください。

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いつもいいことアサヒから〜缶ビールの歴史篇〜

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