2022年8月29日

あの金色の建物は何?アサヒグループ本社ビルの謎を解説!

 雷門、浅草寺などの歴史的建造物が並ぶ浅草から隅田川対岸に目を向けると、ひときわ金色に輝くビルとユニークな形のオブジェが目に飛び込みます。初めて目にした方は「あれは何?」と想像をめぐらせたのではないでしょうか。これらはアサヒビール創業100周年を記念し1989年(平成元年)11月に建てられました。今では浅草の名所となっていますが、なぜあのようなデザインになってるのか?中には何があるのか? と不思議に思う方も多いと思います。今回は建物外観と内部についてたっぷりご紹介します!

言われてみれば確かにそう見える!?アサヒグループ本社ビル

ビールジョッキのようなアサヒグループ本社ビル
ビールジョッキ!?

 まずは左側の金色の建物。こちらは「アサヒグループ本社ビル」で、アサヒグループ各社が集まっています。地下2階、地上22階で、高さは約100m。金色の鏡面ガラスをめぐらし、頭頂部には白いボコボコが。これは「なみなみとビールが注がれたジョッキ」をイメージしています。金色の部分が液体、白いボコボコはあふれる泡、皆さん想像できました?
 金色の液体部分はアサヒグループのオフィスになっていますが、最上階の泡の部分はアサヒグループが運営する2つの店舗があり、一般の方もご利用いただけます。エレベーターで21階まで上がると、豪華な内装のホールに到着。中央に伸びるエスカレーターで22階に上がると、正面に展望ラウンジ「アサヒスカイルーム」があります。ここは浅草の街が一望できる絶景ポイントで、アサヒのおいしいビールを飲むことができます。ソフトドリンクや軽食もありますので、お子さまやお酒が苦手な方も気軽にお越しいただけます。浅草の街並みを見ながら、冷たいビールで一息入れるのはいかがでしょうか。

アサヒスカイルームの写真
アサヒスカイルーム内エスカレーターの写真
21階からエスカレーターで22階へ
アサヒスカイルームから見る浅草の街の写真
浅草の街が一望
アサヒスカイルーム 店内の様子の写真
店内の様子
スーパードライ エクストラコールドの写真
氷点下のスーパードライ エクストラコールド

アサヒスカイルーム:https://r.gnavi.co.jp/616pmdnt0000/

同じ22階フロアにはイタリアンレストラン「ラ・ラナリータ」があります。お店から東京スカイツリーが一望できる贅沢な空間です。青と黄色を基調とした店内はとても開放的で、まさに天空のレストラン。旬の食材を豪華に使ったワンランク上の本格イタリアンと絶景を一緒に楽しめるレストランで優雅なひと時を過ごすことができます。

ラ・ラナリータの写真
ラ・ラナリータ店内の写真
天井が高く開放的な店内
ラ・ラナリータ店内の写真
夜は昼とは違う雰囲気があります
ラ・ラナリータ店内の写真
記念日やお祝い事にもピッタリ

ラ・ラナリータ:https://r.gnavi.co.jp/a170900/

独特なフォルムの金色のオブジェはいったい何??

アサヒビールの燃える心の炎
アサヒビールの燃える心の炎!

 アサヒグループ本社ビルの右側にある、さらにユニークな建築物の正式名称は「アサヒグループホール棟」。デザイナーはフランス人のフィリップ・スタルク氏です。真っ黒な黒御影石を用いた逆台形の建物の上に、何とも不思議な形の巨大なオブジェが乗っています。皆さんが気になるのは、そのオブジェではないでしょうか。あれは「新世紀に向けて躍進するアサヒビールの燃える心の炎」をシンボライズしたものです。全体を見ると真っ黒な聖火台に炎が揺らいでいるように見えませんか?ちなみに、この金色のオブジェの名前は「フラムドール(仏語:金の炎)」です。ぜひ覚えてください!

この「フラムドール」の長さは約44m、重さ360トン。鋼材を使用して制作されています。完成間近に外観が現れたときには、近隣住民や高速道路を通る方々から、「巨大な枝豆?」「隣のビールジョッキから落ちたビールの露?」など問い合わせが相次ぎました。今はもう街に馴染み、問い合わせをいただくこともなくなった「フラムドール」ですが、実は逆方向に横たわる図面や、隣のアサヒグループ本社ビルを炎が突き抜けるスケッチが残っているんです。スタルク氏が様々なユニークなアイデアを考えていたことがわかりますね。
 炎が突き抜けていたら、どんな景観になっていたのか。少し想像しながら迫力あるオブジェをご覧いただくのも楽しいかもしれません。

フラムドールオブジェの写真
フラムドール オブジェの写真
近くに来ると迫力があります
フラムドール オブジェの写真
真上からの炎
フラムドール オブジェの写真
横からの炎
フラムドール オブジェの写真
夜は直径50cmの小さな丸窓が
外装を浮き上がらせ幻想的な雰囲気に

こちらの建物は4階建てで、1階にはビアレストラン「フラムドール」があります。隅田川側の入口から中に入ると、外観からは想像ができないくらい独創的な空間が広がります。泡をモチーフにした丸みを帯びた巨大な柱やベルベッドで覆われた壁など、ここにもデザイナースタルク氏の遊び心が十分に発揮されています。お店では工場直送のスーパードライをはじめ、各種樽生ビールがお楽しみいただけます。特製ジョッキに注がれたスーパードライを片手に、わくわくしたひと時を過ごすのはいかがでしょうか?

ビアレストラン「フラムドール」の写真
ビアレストラン「フラムドール」店内の写真
泡をモチーフにした大きな柱
工場直送のスーパードライを特製ジョッキで
工場直送のスーパードライを特製ジョッキで!
ビアレストラン「フラムドール」独創的な店内の写真
独創的な店内
若鶏の唐揚げの写真
ビールにぴったり
人気No.1の若鶏の唐揚げ
ビアレストラン「フラムドール」の写真
店舗入り口(隅田川側にあります)

フラムドール:https://r.gnavi.co.jp/g242901/

金色の建物の裏には、クラフトビールの醸造所が!

TOKYO隅田川ブルーイング外観
TOKYO隅田川ブルーイング外観
(1階と2階にお店があります)

 実は、スーパードライホールの裏側にも不思議な形の建物があります。1995年に地ビール「ケルシュスタイル」と「アルト」の製造を開始したクラフトビール醸造所「TOKYO隅田川ブルーイング」です。今でも様々なクラフトビールを醸造しており、最近ではアサヒグループのアサヒユウアス社と協同で、廃棄されるはずだったコーヒー豆やパンの耳をアップサイクルしてサステナブルクラフトビールを醸造しています。
 2階はレストランで、お店に入るとすぐに圧倒的な存在感のある常設の醸造タンクが目に入ります。 「あのタンクは本物?」という質問が多いのですが、もちろん本物です!専門の醸造家が常駐し、店内の醸造タンクでサステナブルクラフトビールを造っているんです。木の暖かみとれんがの質感がどこかレトロな雰囲気の店内で、限定醸造のサステナブルクラフトビールをぜひご賞味ください。
 また気軽にビールを楽しみたい方は、1階の「TOKYO隅田川ブルーイング バルstyle」にどうぞ!

※酒税法上は発泡酒となります。
※時期などにより販売アイテムが異なります。提供アイテムについては店舗までご確認ください。

TOKYO隅田川ブルーイング内観とビールの写真
TOKYO隅田川ブルーイング れんがと木の温もりを感じる店内の写真
醸造釜の存在感!
れんがと木の温もりを感じる店内
ケルシュスタイルの写真
1番人気のクラフトビール
ケルシュスタイル
ビール飲み比べ4種の写真
ビール飲み比べ4種
パンの耳から創ったサステナブルクラフトビールの写真
パンの耳から造ったサステナブルクラフトビール
TOKYO隅田川ブルーイングの写真
気軽に飲みたい方は1階のバルへどうぞ!

TOKYO 隅田川ブルーイング:https://r.gnavi.co.jp/a467402/menu4/
アサヒユウアス:https://www.asahi-youus.com/
サステナブルクラフトビール
第一弾 蔵前BLACK:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/pickup/20210625/index.html
第二弾 蔵前WHITE:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2021/1020_1.html
第三弾 狭山GREEN:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2022/0329.html
第四弾 さんむRED:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2022/0512.html
第五弾 豊田AMBER:https://www.asahigroup-holdings.com/pressroom/2022/0624.html

※酒税法上は発泡酒となります。
※時期などにより販売アイテムが異なります。提供アイテムについては店舗までご確認ください。

皆さん、いかがでしたでしょうか。「あの金色の建物はなに?」の謎は解けましたか。浅草周辺を訪れる際には、ぜひ隅田川を渡りおいしいアサヒのビールを飲みに来てください。お待ちしております!

アサヒグループ直営店一覧:http://www.asahifoodcreate.co.jp/store/

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