キャップオープナーの
「開けやすさ」を検証
ペットボトルキャップ
オープナーと
「手」を使う
場合による「開けやすさ」と
「握りやすさ」に
関する官能検査を実施
アサヒ飲料では、ペットボトル入り炭酸飲料を飲む際のユーザビリティ向上を目的に、ペットボトルキャップの改善を行ってきましたが、さらなる「開けやすさ」を目指し、ペットボトルキャップオープナー(以下、キャップオープナー)に着目。手で開栓した場合と市販のキャップオープナーで開栓した場合の「開けやすさ」と「握りやすさ」を官能検査*1によって主観的に評価しました。
*1 人間の感覚を用いた製品の品質判定検査
使用することで、
「より開けやすく」
感じることが判明
今回の実験は、20〜40代の男女30名(男性15名╱女性15名)を対象に実施。炭酸飲料のペットボトルキャップを「手」で開栓した場合と、「キャップオープナー」で開栓した場合の「開けやすさ」を官能評価によって5段階で評価。その結果、キャップオープナーを使用した方が「より開けやすい」と感じることがわかりました。
また、同時に手が滑らないかなど「握りやすさ」についても官能評価によって5段階で評価。その結果、こちらもキャップオープナーを使用した方が「より握りやすい」と感じることがわかりました。


さらに、官能評価に加えて被験者の自由意見をアンケートで募ったところ、「キャップオープナーを使ったのは初めてでしたが、こんなに開けやすいなら普段から使いたいと思いました。」、「初めてキャップオープナーを使いましたが、予想以上に力が要らないと感じました。」などの感想があがりました。
これらの結果と感想から、素手でも開けやすいものの、キャップオープナーを使用することにより、炭酸飲料用のペットボトルキャップが「開けやすく」感じることがわかりました。

- 参加被験者:20〜40代の男女30名(男性15名╱女性15名)
- 炭酸飲料PET500mlをキャップオープナーを使用した場合と、素手の場合とでキャップを開栓
- 「官能評価」によってキャップ開栓時の「開けやすさ」と「握りやすさ」を5段階で評価
【 手で開栓 】

【 オープナーで開栓 】

「手」、「キャップオープナー」ともにペットボトルを台の上に載せた状態で開栓を行いました。