- 胃腸
- 栄養補給
ビール酵母(乾燥酵母)
「ビール酵母(乾燥酵母)」とは
ビール醸造の副産物として生じる「ビール酵母」には、ビタミンB群、たんぱく質、ミネラル、食物繊維、核酸をはじめとした40種類もの栄養素や、体内ではつくれない必須アミノ酸9種類が含まれています。これらの豊富な栄養をできるだけ壊さずに乾燥させたものが、「乾燥酵母」です。
研究のはじまり
ビールづくりに欠かせないもの、それは水、麦芽、ホップ、そして「ビール酵母」です。ビールづくりの役目を終えて取り除かれた「ビール酵母」には麦汁の栄養がたくさん含まれています。アサヒグループでは、早くからその栄養に着目し、ビールづくりの副産物の有効活用に向けた研究を開始しました。
主な研究成果
- 栄養補給
- 弱った胃腸の働きを活発にする
- 鉄吸収を助ける
健康で豊かな
社会の実現に向けて
アサヒグループでは、ビール醸造副産物である「ビール酵母」に含まれた豊富な栄養分をできるだけ壊さずに乾燥する技術や、製造過程で酵母に付着したホップに由来する苦味を除去する技術開発により、1927年に「ビール酵母(乾燥酵母)」を製剤化する技術を確立しました。それ以来、「ビール酵母」の栄養・機能性に関する研究を進めるとともに、「ビール酵母」の成分を分画した新たな素材開発にも取り組むことで、ビール製造副産物の活用を広げています。
「ビール酵母(乾燥酵母)」に関する研究情報
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レポート
「ビール酵母」に含まれる豊富な栄養を活用
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Kin's
研究情報誌 Kin's Vol. 25 酵母が支える健康とおいしさ