OUR STORIES
酵母から生まれた新しいミルクで広がる食の未来
2019年に設立されたAQIは、中長期視点の研究開発を加速させる拠点として、個人のアイデアを力強く後押しする風土を大切にしています。現場からのボトムアップ提案を積極的に取り上げ、上司が部門横断の連携を支援することで挑戦が広がる環境を整備。
また、困っている人を支援する姿勢が根付いており、自然な対話と協力関係がスムーズに行われることで、新しい取組みが次々と生まれています。海外の事業統括会社のメンバーとの提案会では、若手社員にもグローバルな事業化に関わるチャンスが開かれており、酵母ミルクプロジェクトもまさにその中から誕生しました。詳しくはこちらをご覧ください。
開発のきっかけは、日本・東アジア・ミクロネシアの事業を統括するアサヒグループジャパン(AGJ)の新価値創造を担うFCH*部の畠さんとAQIの狩野さんが、大阪で開催された子どもアレルギー学会を訪れたことでした。
「牛乳が少し飲めるようになりました!」と笑顔で語る少女の姿に心を動かされた二人。その後もアレルギーを持つご家族へのインタビューを重ねる中で「子どもがソフトクリームを食べる姿が見たい」「牛乳を飲んでいるところを見られたら、どんなにうれしいか」といった切実な声を聞きました。
“みんなが自由に食を楽しめる社会をつくりたい”―こうした想いが、LIKE MILK の開発の原動力となりました。
2023年7月、アサヒグループ横断の新価値創造プロジェクトが始動。AGJ、食品事業を展開するアサヒグループ食品、AQIの3社がチームを結成しました。
社会課題の解決からスタートした商品の開発では、アサヒグループが長年研究を続けてきた「酵母」に着目。酵母素材の持つ乳化力を向上させる技術や、酵母独特の風味を除去する技術を確立し、アレルギー特定原材料等(28品目)不使用でありながら、癖のないまろやかな味わいを実現し、2025年4月より応援購入サービス「Makuake」からテスト販売をスタートさせました。
2025年7月からは、クイーンズ伊勢丹(東京・神奈川一部店舗)にて、スーパーマーケットでのテスト販売をスタート。200mlテスト販売において、植物性ミルクカテゴリーにおける7月の販売数量(発売週の7月14日~31日まで)において1位を獲得し、その後も順調に継続して好調をキープしております。
プロジェクトメンバーも積極的に売り場に立ち、試飲販売しながらお客様の“生の声”をヒヤリング。併せてPOSデータによる販売動向等も分析することで、今後のマーケティング、中味開発につなげていっています。
*Future Creation Headquarters