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第622回 待ち遠しい春、今年のお花見はどうする?

待ち遠しい春、今年のお花見はどうする?

あと1カ月余りで桜の開花の時期を迎えます。待ち遠しい春の到来も、あともう少しですね。ウグイスの声や雪解け、菜の花、フキノトウなど、春の風物詩は数多くありますが、中でも桜は日本人の原風景として深く刻まれている特別な存在と言えるでしょう。そこで今回は春の到来を控え、「お花見」をテーマに皆さんの今春の計画を聞きました。

調査概要

  • 調査対象:全国の20歳以上の男女
  • 有効回答数:2,656人
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2017年2月22日〜2月28日

6割近くが「お花見に行く」意向を持つ− 昨年よりも約2ポイントアップし、盛り上がりが期待!

「お花見」に行く?

SA(単回答)

まず、今春にどのくらいの人びとが「お花見」に行こうと計画しているのでしょうか。「自宅が隅田川沿いに面し、土手に桜が植えられている。河津桜がちらほら咲きだしたので、3月上旬の週末に両親も呼んで自宅前で恒例の花見を行う」(女性40代、東京都)など、「必ず行くつもり」と回答した人は24.2%。さらに「まだ決めていないが行くつもり」という声も33.4%を数え、全体の約6割近くの人びとが「桜の開花宣言」を心待ちしていることが明らかとなりました。自由回答の中には「3月末頃〜4月末頃まで、家族や愛犬と桜前線を追いかけながら、あちこちの桜の名所を巡る」(男性50代、栃木県)など、桜前線の北上に合わせて「お花見旅行」を楽しむ人もいました。


過去に実施した同調査によれば、「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声は2010年が64.1%、2011年が57.7%、2012年が57.3%、2013年が58.1%、2014年が60.9%、2015年が58.3%、2016年が55.3%、2017年が57.6%。昨年2016年は過去最低の数値でしたが、今年は一転して約2ポイントアップし、お花見への参加意向の高まりがうかがえます。各地のお花見スポットでは、昨年以上の人出や盛り上がりが見込まれそうです。

お花見参加意向の推移(2010-2017年)

SA(単回答)

「仕事」「寒さ」「花粉」などを理由に「たぶん行かない」という人も

その一方、「たぶん行かない」という声も13.6%を占めました。主な理由は「買い物の途中に桜の木があるので、それを見るだけ。わざわざ花見のために出かけません」(女性60代、大阪府)、「(仕事が)忙しいので、通勤途中に桜並木を見るだけ」(女性40代、東京都)など、特別にお花見に出かけずとも、仕事や生活の合間に目に入るという声。「桜は綺麗だけど、寒い中で、震えながらビールを飲むのは…」(男性50代、広島県)など、春とは言え、肌寒さに耐えられないという声。さらに「花粉症がひどくて、草や花のある所はどうも苦手」(女性20代、大阪府)、「人が多い所は、苦手で気分が悪くなるので」(男性50代、大阪府)など、桜は見たいけど、花粉や混雑が苦手という人もいました

「子ども」「夫婦」など、春恒例の家族レジャーは「お花見」−今春デビューの赤ちゃんも

大多数の人びとが「お花見」を楽しみにしていることが分かりましたが、今年はどんなメンバーと一緒にお花見を行う予定なのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族(子ども・孫を含め)」(41.5%)でした。「子どもらが春休みの間に、じぃじ、ばぁばたちと一緒に緑地公園へ」(女性40代、大阪府)など、「家族レジャー」の一環として、子どもを含めて家族や親族で出かけるという声。さらに自由回答の中には「子どもが産まれて初めてのお花見。厚木の実家に帰って、相模川沿いの桜を見る予定」(女性30代、神奈川県)など、今春、子どもがお花見デビューするという声も寄せられました。

お花見のメンバーは?

1 家族(子ども・孫を含め) 41.5%
2 夫婦 38.3%
3 友人 (学生時代など) 22.4%
4 自分一人で 16.0%
5 仕事仲間 (同僚、部署など) 13.6%

MA(複数回答)/n=2265人
(「たぶん行かない」と回答した人は除く)


「家族」に続き、2位にも「夫婦」(38.3%)が挙げられました。「夫婦で南紀方面にお花見にドライブしたい」(男性50代、兵庫県)など、「お花見=家族行事」として定着しており、一年ごとに子どもの成長や夫婦の絆を改めて実感する貴重な機会となっていることがうかがえます。自由回答の中には「娘の卒業式を思い出す。小さい頃は体が弱くて背丈も他の子どもたちよりも小さくて、心配ばかりしていた。卒業する時は涙を堪えるのに必死でしたが、いつも桜を見るたびに思い出す」(男性60代、愛媛県)など、桜と紐付き、家族や夫婦の思い出が鮮明に浮かび上がるという人もいました。


「家族・夫婦」の身内以外で多かったのは、3位「友人(学生時代など)」(22.4%)。「大学時代の飲んべえ仲間と信州の高遠城址に必ず行く」(男性60代、長野県)など、同窓会を兼ねて、学生時代の仲間と恒例の花見宴会を催すという声。さらに「学生時代の友達と集合して。子どもを連れて公園でワイワイしたい」(女性30代、愛知県)など、家族ぐるみで、友人との交流を図るという声も目立ちました。

「自分一人で」も人気−10年前に比べて約10%アップし、「ひとり花見」が定着化

家族や友人など「グループで花見を楽しむ」という声が多かった一方、4位には「自分一人で」(16.0%)がランクイン。「4月下旬に一人で弘前さくらまつりに行く」(男性30代、秋田県)、「桜が咲いたら、一人で兼六園に行きたい」(女性30代、石川県)など。大勢でワイワイ宴会するのも楽しいですが、一人でのんびりと桜を愛でる時間を大切にしたいという声。自由回答の中には「段取りや予定に縛られるのが嫌いなので、一人でぷらっと行きたい」(女性40代、神奈川県)など、思い立ったら吉日、自分本位に花見を楽しみたいという人もいました。ちなみ過去の同調査によれば、「自分一人で」(2007年=6.7%、2010年=7.0%、2013年=11.6%、2016年=16.6%、2017年=16.0%)という声は、10年前の2007年よりも約10ポイントアップ。特にこの3年間は16〜20%と高い数値を推移し、「ひとり花見」をのんびりと楽しむスタイルが定着し始めていることが判ります。昨今の「おひとりさま」ニーズは、お花見にも影響を与えていることがうかがえます。そのほか、「送別会を兼ねて、会社の人たちとやる予定」(女性30代、大阪府)など、5位に「仕事仲間(同僚・部署など)」(13.6%)が続き、家族や友人、自分一人、会社の同僚など、花見を一緒に楽しむメンバーも様々であることがうかがえます。

「おひとり花見」の推移(2007ー2017年)

20代=「友人」「恋人」、30、40代=「家族」、シニア層=「夫婦」「サークル」

年代別で、お花見メンバーは変わるのでしょうか。単身者の多い20代では「友人(学生時代など)」(20代=38.5%)、「恋人」(20代=23.1%)が目立ちましたが、既婚者の増える30代で「家族(子ども・孫を含め)」(30代=52.2%)という声が一気に急増。ところが50代以上では「家族」は減少し、代わって「夫婦」(50代=43.5%、60代=54.1%、70代以上=63.3%)がトップとなり、年代により「友人」「恋人」→「家族」→「夫婦」と花見を楽しむメンバーが徐々に移り変わっていることが明らかとなりました。さらに「太極拳の仲間40人ほどで、今年も近所の公園で大道芸人を呼んでやる予定」(男性70代以上、埼玉県)など、60代以上のシニア層では「サークル・倶楽部の仲間」(60代=9.8%、70代以上=17.8%)という声も目立ちました。

年代別:お花見のメンバーは?

MA(複数回答)/n=2265人

「散歩派」「ドライブ派」など、「移動しながら」のお花見スタイルが人気

次に皆さんのお花見の楽しみ方を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「歩きながら桜を鑑賞する『散歩派』」(65.3%)でした。「近所の大岡川沿いが桜スポットなので、ビール片手に歩くと気持ちよい散歩コースに」(女性40代、神奈川県)など、桜舞い散る桜並木をのんびりと歩きながら、春の訪れを体全体で感じるという声。さらに「ドライブしながら周辺のスポットをめぐる。過去には京都、奈良方面によく行きました。今年は南紀方面を考えている」(男性50代、兵庫県)など、6位に「車でめぐる『お花見ドライブ派』」(12.9%)、8位にも「ジョギング・自転車に乗りながら楽しむ『スポーツ派』」(5.1%)が続きました。お花見といえば、桜木の下にレジャーシートを敷いて、腰を据えて宴を催すものだと思われがちですが、実際には「お散歩」「ドライブ」「スポーツ」など、移動しながらお花見を楽しむ人がとても多いことが判ります。

お花見のタイプは?

1 歩きながら桜を鑑賞する「散歩派」 65.3%
2 昼間にお弁当持参の「ピクニック派」 35.0%
3 お酒を飲みながらの「宴会派」 25.7%
4 混雑を避けて楽しむ「穴場スポット派」 14.7%
5 ライトアップで艶やかな「夜桜派」 13.7%
6 車でめぐる「お花見ドライブ派」 12.9%
7 花より、屋台の「食いしん坊派」 9.4%
8 ジョギング・自転車に乗りながら楽しむ「スポーツ派」 5.1%
9 眺め最高のレストランで鑑賞する「プチセレブ派」 3.8%
10 桜の写真や絵を描く「芸術派」 3.2%

MA(複数回答)/n=2241人

「ピクニック派」「夜桜派」「宴会派」など、昼と夜で別の楽しみ方ができるのも魅力

次に回答が多かったのは「昼間にお弁当持参の『ピクニック派』」(35.0%)。「お弁当を持参して、公園でお花見を行う。その後は、親子で思いっきり遊ぶ」(女性30代、大阪府)、「手作りのお弁当を持参して、ビールでカンパイしながら春の一日を楽しんでいる」(男性60代、新潟県)など、お弁当を食べながらピクニック気分で過ごすという声が寄せられ、ポカポカ陽気と清々しい春の空気に心が癒やされる人も多いようです。昼間の「ピクニック派」が目立った一方、5位には「ライトアップで艶やかな『夜桜派』」(13.7%)がランクイン。「大学のキャンパスが桜で覆われる。夕方からビールとおつまみを用意して、夜桜を楽しむ」(女性20代、千葉県)、「ライトアップされ、花びらが舞う中をそぞろ歩きする」(女性60代、愛知県)など、昼間とは打って変わり、どこか妖艶な夜桜の世界に引き込まれるという声も多く、同じ桜ながら昼と夜では別の顔を楽しめるのも魅力と言えそうです。


「我が家とご近所の数家族(10〜15人位)で、桜を見ながら宴会を行う」(男性70代、山口県)など、3位に「お酒を飲みながらの『宴会派』」(25.7%)。さらに「屋台のつぶ焼、イカ焼きを食べながらビールを飲むのが楽しみ」(女性40代、北海道)など、7位にも「花より、屋台の『食いしん坊派』」(9.4%)が挙げられ、桜咲く最高のロケーションで花を愛出でるのはもちろんですが、そこは「花より団子」、ご馳走やお酒も花見に欠かせない楽しみの一つ。古くから日本には夏は「暑気払い」、秋の「月見酒」、冬の「雪見酒」、そして春の「花見酒」と季節の移ろいに合わせて、お酒を楽しむ文化が根付いています。今春も桜舞い散る中で、美酒に酔いしれたいものですね。そのほか、「眺めのいいレストランでワインを楽しみながらフレンチをいただく」(女性50代、福岡県)など、9位に「眺め最高のレストランで鑑賞する『プチセレブ派』」(3.8%)、10位に「桜の写真や絵を描く『芸術派』」(3.2%)が続き、優雅で贅沢な時間を過ごすという人もいました。

人気のお花見グルメは「おにぎり」「寿司・いなり」−食べやすく、みんなでシェアしやすい

お花見タイプとして「宴会派」「食いしん坊派」が目立ちましたが、では皆さんが楽しみにしている人気の「お花見グルメ」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「おにぎり」(21.3%)でした。「おにぎりとちょっとしたおかず それにお茶さえあれば十分」(女性50代、兵庫県)など、凝った料理ではなく、シンプルなおにぎりで十分という声。お箸やお皿を必要とせず、野外であっても手軽に食べられるのがおにぎりの良さといえるでしょう。自由回答の中には「おにぎり持参で、屋台でお団子かおでんを食べる」(女性50代、長野県)など、おかずやデザートは現場で調達するという人もいました。さらに「それぞれが買った稲荷寿司やおにぎりなどを分け合って食べるのが楽しい」(女性60代、埼玉県)など、2位に「寿司・いなり」(19.5%)、9位にも「サンドイッチ」(11.5%)が続き、大人数の場合でもおにぎりや寿司、サンドイッチなら、みんなでシェアして食べられるという点も人気の理由と言えそうです。

楽しみにしているお花見グルメは?

1 おにぎり 21.3%
2 寿司・いなり 19.5%
3 焼き鳥・串焼き 19.1%
4 手作りのお花見弁当 18.9%
5 市販のお花見弁当(デパ地下など) 18.8%
6 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど) 18.6%
7 たこ焼き・お好み焼き・焼きそば 13.3%
8 季節限定フード(春限定や桜のデザインなど) 12.1%
9 つまみ・乾き物 11.5%
9 サンドイッチ 11.5%

MA(複数回答)/n=2210人


同じく「ご飯もの」では、4位に「手作りのお花見弁当」(18.9%)。「卵焼きや唐揚げなど昔ながらのお弁当」(女性40代、北海道)など、手作り派は豪華というよりも、遠足や運動会など、子どもの頃から慣れ親しんだ「手作りの懐かしい弁当」を楽しみにする人が目立ちました。「手作りのお弁当派」が目立った一方、5位に「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(18.8%)もランクイン。「デパ地下の春限定の、いつもより少しだけ贅沢な弁当を買う」(女性30代、岩手県)、「花見の時期に出る、ホテルメイドの豪華弁当」(女性50代、富山県)など、ちょっと奮発した「豪華なお弁当」を買い求め、お花見気分を一層盛り上げるという声が寄せられました。「手作りの懐かしい弁当派」と「市販の豪華弁当派」と好みは大きく分かれましたが、いずれにしても、お花見に「お弁当」が欠かせないものであることがうかがえます。

「焼き鳥・串焼き」「揚げ物(から揚げなど)」など、ご飯のおかずにも、お酒のつまみにも

「ご飯もの」以外では、3位に「焼き鳥・串焼き」(19.1%)。「近所の焼き鳥屋さんで、大量に焼き鳥を仕入れていく」(男性40代、京都府)、「焼き鳥など屋台フードが楽しみ」(男性60代、岐阜県)など、素手で食べられる串ものは、おにぎりと同様に「野外向きのフード」として人気が集中。さらに「唐揚げや焼き鳥など酒に合うものは絶対必要」(女性20代、千葉県)など、6位にも「揚げ物(唐揚げ・フライドポテトなど)」(18.6%)が挙げられ、ご飯のおかずにも、酒のつまみにもなりやすい「焼き鳥」「揚げ物」は、お花見の定番メニューとして高い支持を得ていることがうかがえます。以下、7位に「たこ焼き・お好み焼き・焼きそば」(13.3%)、8位に「季節限定フード(春限定や桜のデザインなど)」(12.1%)が続き、屋台のB級グルメや春限定メニューなどを楽しみにする人も少なくありませんでした。


またランキング圏外ながら、見逃せないのは「バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン」(9.0%)、「手作りお鍋(カセットコンロで)」(1.6%)です。「手作りお鍋(カセットコンロで)や、バーベキューセットで焼き鳥、焼き肉、ジンギスカンなど食べる」(女性40代、大阪府)など、春とはいえ、まだまだ肌寒さの残る時期のため、お鍋やBBQをしながら暖をとるという声。中には「ストーブ兼用卓上ガスコンロ」(男性50代、福岡県)。「こたつ」(女性30代、神奈川県)など、暖房器具を野外に持参する人もいました。

野外飲みの人気酒は「ビール」「チューハイ」、肌寒さを感じたらコンロで「熱燗」も

「お花見グルメ」に続き、お花見に欠かせない人気のドリンクをランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気のナンバーワンは「ビール」(63.9%)でした。「ビールは欠かせません。各自が持ち合った揚げ物や煮物がおつまみ。昼前から夕方まで、宴会をして2次会、3次会に…」(男性60代、神奈川県)など、まだ肌寒い日が続くとはいえ、「お花見にビールが欠かせない」という声が多く、お祭りやイベントの盛り上げにビールが一役買っていることがうかがえます。さらに自由回答の中には「昼間からのビールは贅沢」(女性30代、大阪府)など、明るいうちの飲酒に非日常性的な、贅沢さを感じるという人も目立ちました。「焼き鳥や串団子に、飲み物は柑橘系の缶チューハイ」(女性40代、石川県)など、同じく3位に「チューハイ」(21.7%)、4位に「発泡酒」(13.4%)、7位にも「新ジャンル(第3のビール)」(10.9%)が続き、野外では清涼感の高いシュワシュワの「炭酸系アルコール飲料」が求められていることがうかがえます。


お花見に欠かせない飲料は?

1 ビール 63.9%
2 お茶(緑茶・ウーロン茶など) 22.3%
3 チューハイ 21.7%
4 発泡酒 13.4%
5 日本酒 12.7%
6 ジュース 11.1%
7 新ジャンル(第3のビール) 10.9%
8 ノンアルコールビール 10.0%
9 コーヒー 9.0%
10 ワイン 7.3%

MA(複数回答)/n=2202人

「炭酸系アルコール飲料」が上位に目立った一方、5位には「日本酒」(12.7%)がランクイン。「日本酒はワンカップと四合瓶を持って行く」(女性40代、茨城県)など、日本の伝統行事であるお花見だけに、やはり「日本酒」を支持する声が多く、桜の花びらを浮かべて「花見酒」と洒落込むのも風流。さらに自由回答の中には「キャンプ用の小さなコンロとお鍋を持って、日本酒を温めて熱燗を作る」(女性30代、福岡県)など、肌寒さを感じたら、熱燗にして楽しむという声も寄せられました。またお花見ドライブ派には、8位「ノンアルコールビール」(10.0%)が人気でした。「車で行くのでノンアルコールは欠かせません」(女性50代、愛知県)、「写真撮影が目的のため、酔っ払ってしまうわけにはいかないのでノンアル」(男性50代、埼玉県)など、お酒を飲めないシーンでも「ノンアルコールビール」でお花見気分を盛り上げる、という人も少なくありませんでした。


「アルコール飲料」以外で回答が多かったのは、2位「お茶(緑茶・ウーロン茶など)」(22.3%)。「お弁当とペットボトルのお茶」(女性30代、兵庫県)、「飲み物は保冷バックにお茶を入れていく」(女性50代、広島県)など、お弁当にお茶が欠かせないという声。そのほか、「ジュース」(11.1%)、「コーヒー」(9.0%)が続き、お酒以外の飲み物の準備も万端であることがうかがえます。また、自由回答の中には「お湯を入れた水筒。お茶やコーヒーには欠かせません」(女性40代、福岡県)など、「温かい飲料」を飲むため、水筒にお湯を持参することをお勧めする人もいました。

一人当たりの予算は、半数近くが「2,000円未満」−「弁当・酒・つまみの」の3点セットで

1回のお花見にかける、一人当たりのグルメ&飲料の平均予算はどのくらいでしょうか。「ビール1缶と、たこ焼きくらいで十分なので、500円程度」(女性40代、愛知県)など、「1,000円未満」と回答した人は22.8%。「お弁当、飲み物、おつまみで一人1,500円くらい」(女性50代、兵庫県)など、「〜1,000円台(1,999円まで)」という声も24.4%を数え、全体の半数近くが「2000円未満」。さらに「2,000円台(2,000〜2,999円)」(22.9%)、「3,000円台(3,000〜3,999円)」(15.5%)という声も38.4%を数え、8割以上が「(一人当たり)4,000円未満」の会費で花見を催していることが明らかとなり、安上がりに楽しめるのも野外イベントならではの魅力と言えそうです。自由回答の中には「のんびりと歩きながら桜の花を楽しむだけなので、アイテムも予算も何もありません。」(男性60代、兵庫県)など、「お金をかけない」(8.6%)という声も寄せられました。

一人当たりのお花見予算は?

MA(複数回答)/n=2182人


その一方、「4,000円以上」という声も5.8%を占めました。主な回答は「(レストランで)1万円くらいのお花見懐石」(女性50代、大阪府)、「(予算は1万円くらい)季節の花見弁当を近くの老舗で購入。予算を気にしないで気に入った弁当を購入している」(男性60代、岐阜県)など、リッチなお花見グルメに舌鼓を打つ人もいました。


今回は春の到来を控え、「お花見」をテーマに皆さんの今春の計画を聞きました。「(お花見に)必ず行くつもり」「まだ決めていないが行くつもり」という声は57.6%。昨年の参考意向は55.3%であったことから、昨年よりも約2ポイントアップし、昨年以上の人出や盛り上がりが期待できそうです。今回の調査によれば、タイプ別の花見スタイルで最も多かったのは「お散歩しながら」という声でした。お花見といえば、一般的には桜木の下で腰を据えて、宴会を開くものと思われがちですが、実際には「移動しながら」という人が目立ちました。大人数なら「場所取り」も仕方がないですが、少人数なら様々な桜の表情を眺めながら散策を楽しむのも素敵です。歩き疲れたら、ビール片手にお弁当でひと休み。遠足気分で、春ならではのプチアウトドアを満喫したいものですね。ちなみにウェザーマップの発表によれば、今年の桜の開花予想は、全国で最も早いのが福岡で3月24日、福岡を除く九州の各地では、暖冬の影響で開花が遅くれる見込み。続いて、東京では3月25日頃、名古屋で3月27日頃、大阪で3月30日頃と順次開花していくと予想されています。西日本にお住まいの方は、そろそろメンバーの都合を確認しながら、お花見の開催日程を決めておく必要がありそうですよ。


最後に皆さんの自由回答の中から、過去のお花見に関する思い出や、桜の季節になると思い出すエピソードなどをいくつかピックアップしてご紹介します。


お花見に関する思い出・エピソード

両親を思い出す
  • 「故郷・新潟の桜はGWに満開になることが多く。私が嫁ぐ時も、庭の桜の花が満開だった。桜を観ると故郷の両親を思い出す」(女性50代、群馬県)
雪と桜の景色
  • 「数年前に青森の弘前城公園の花見に行った時、季節外れの吹雪でコンディションは最悪だったが、空いていて何より桜に雪という景色が素晴らしかった」(男性40代、岩手県)
ピンクカー
  • 「少し花が散るくらいの時に車で出かけ、駐車場に戻ってビックリ! 直前の雨が接着剤になり、車が花びらだらけで完全にピンク化。持ち合わせのタオルで取ろうとしても、まったく取れない。ピンクカーで家まで帰還しました(笑)。信号で止まると隣の車から、おおーっ! って聞こえるほど」(女性50代、東京都)
風邪を引いても夜桜好き
  • 「30年程前の夜桜花見会で風邪をひいてしまい、1週間ほど寝込みました。それでも、お花見は夜桜がベストだと思う」(男性60代、静岡県)
甘酸っぱい初恋の
  • 「学生の時、初めて好きな人と一緒に学校から一緒に帰っていました。途中で小さな公園に寄り道して2人でベンチに座り、ドキドキしながら色々な話をしていました。目の前に桜の木が一本あって、風が吹くたびに桜の花がひらひらと舞っている姿が、とても綺麗だなと感じていた。今でも、桜の花がひらひら舞っているのを見ると、その時の甘酸っぱい気持ちがよみがえる」(女性20代、大阪府)
お花見ドライブに注意!
  • 「子どもの頃、個人タクシーをしていた祖父に花見のドライブへ連れていってもらいました。桜がとっても綺麗で、祖父も私も思わず見とれてしまい・・・、追突事故に! 運転中の花見は危険」(女性50代、富山県)
夢が叶うおまじない
  • 「中学校の頃、めちゃくちゃ流行ったおまじないがありました。自然に散った桜の花びらを地面に落ちる前に5枚キャッチして、それを押し花にしてしおりなどにして持ち歩くと願いが叶うというもの。学校の桜の木の下で、女子が必死に桜の花びらをキャッチしていたのを思い出す」(女性40代、千葉県)
お花見会で知り合う
  • 「主人とは新人の配属先が同じで、職場のお花見会で知り合いゴールインしました。同じ場所ではないのですが、毎年家族でお花見に行ける幸せを感じている」(女性40代、神奈川県)
あいにくの雨で場所変更
  • 「新入社員時代、朝から場所取りに行かされたことですね。折角、場所を取ったのに、その日の昼からは雨となり、結局、近くの飲食店に場所が変更となったのを、今でも覚えている」(男性40代、大阪府)
桜を見に東北へ
  • 「東京の桜が雨で直ぐに散ってしまって、お花見ができなくて悲しんでいた私。当時の彼氏(今の旦那)が『東北の方なら今が満開だそうだよ』と言い、車で連れて行ってくれたことがとても嬉しかった。そのときに見た桜は、今までみた桜の中でも一番きれいでした」(女性20代、千葉県)
転勤の寂しさが一転
  • 「今はもう転勤は無くなったが、今まではちょうど桜が咲くころになると、夫の転勤があった。桜の花を見つつ荷造りしたり、次の街へ移動する列車や車中から桜を見たりしていた。群馬に転勤になった時、どんどん寂しい風景になっていき心細くなったところで、急に菜の花畑の鮮やかな黄色と桜のピンクが目の前に現れ、一気に気分が晴れやかになったことを、10年経った今でも鮮明に思い出す」(女性50代、東京都)


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早い地域では桜の開花が発表され、日本全国は徐々に春を迎えます。季節の変化と共に、そろそろ気になるのが、今年のゴールデンウィークの計画。4月29日から始まる連休は、5月1日(月)、2日(火)を上手く休めれば、9連休も夢ではないカレンダーの並び。そこで今回は「ゴールデンウィーク(GW)」を控え、今年の連休の計画をお尋ねしたいと思います。年末年始以来のまとまった休み、皆さんは一体どうのように過ごすのでしょうか。

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