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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたのストレス解消法は?

6月に入ると気になるのが「梅雨」ですね。この時期は暑かったり寒かったりと気温差が激しく、カビや嫌な臭いが発生しやすく、さらに長雨続きで外出もままならない。要するに日本人にとって、6月は最もストレスの溜まりやすい月とも言えるわけです。そこで今回は皆さんに、そんなジトジト、ジメジメの憂鬱な梅雨を吹き飛ばす「ストレス解消法」について聞きました。

全体の75.9%がストレスを感じている、若い世代ほどストレス度は高い

まず現在、ストレスを感じているという人はどの位いるのでしょうか。「とにかく仕事が忙しく、プレッシャーも大きい」(男30代)、「職場でお局というか、ボスみたいな人に目の敵にされている・・・」(女性40代)など、「とてもストレスを感じている」と回答した人は25.7%。さらに「まあまあストレスを感じている」という声も50.2%を数え、人によって大小の個人差はあるものの、全体の75.9%が何らかのストレスを感じていることが明らかとなりました。次に世代別で「とてもストレスを感じている」「まあまあストレスを感じている」を見てみると、何らかのストレスを感じている人は、60代以上では42.7%と半数以下であったものの、50代で76.1%に一気に急増し、30代で84.0%、20代では80.7%にまで達しました。エネルギー、希望に満ちた若い世代ほど、ストレスを強く感じているのではないかと考えられます。

いま、ストレスを感じていますか?

SA(単回答)


その一方、「あまり細かく考えない、『なるようになるさ』の考え」(男性60代)、「子育ては終わったし、夫は定年になって夫婦で毎日好きなだけ遊んでいられるから・・・」(女性40代)など、「あまりストレスを感じていない」(20.1%)、「全くストレスを感じていない」(1.7%)という声も全体の約2割を数えました。中には「定年退職しているため、ストレスがなく、もの足りなく思っている」(男性60代)という人もいました。

ストレスの原因トップは「仕事」、続いて先行きの見えない「将来」

7割以上の皆さんが「ストレスを感じている」ことが判明した今回のアンケート。では皆さんは、どんなことに強いストレスを感じているのでしょうか。次にその原因について、具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「仕事(労働環境、給与など)」(59.1%)でした。「仕事では毎日のようにある残業、夜中になって日付が変わる」(女性30代)、「仕事の重さに対しての報酬が低い。定時での帰宅が無理なのにもかかわらず、手当はない」(女性50代)など、ハードな労働環境であるものの、それに準じた満足できる報酬を得られていないことに対して、慢性的にストレスを感じている人が大変多いようです。さらに「職場の人間とどうしても馴染めない。この職場でずっと働けるか不安を感じる」(男性20代)という声も目立ち、職場におけるストレスは労働環境や仕事内容ばかりではなく、上司や同僚との人間関係も大きな要因となっていることがうかがえます。続いて、回答が多かったのは「将来(自分、家族など)」(32.4%)。「将来どうなるのか、老後はどのように生活するのかを考えると非常に不安」(女性40代)、「将来この国は大丈夫?安心して暮らせるの?って思うとストレス」(男性40代)など、家庭内、仕事や社会に対して漠然とした不安感が募り、先行きの見えない未来にストレスを覚えている人も多いようです。以下、「病気・体調不良」(22.0%)、「家事」(19.6%)、「子供の教育・しつけ」(13.6%)が続きました。

■あなたのストレスの原因は?

1 仕事(労働環境、給与など) 59.1%
2 将来(自分、家族など) 32.4%
3 病気・体調不良(自分、家族など) 22.0%
4 家事 19.6%
5 子供の教育・しつけ 13,6%
6 対人・隣人トラブル 13,5%
7 政治・社会的な不安(年金、医療制度など) 12.3%
8 親子・家族間トラブル 12.2%
9 夫婦間トラブル 8.4%
10 育児 7,6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


男性のストレスは「政治」など社会的な要因、
女性は「家事」「子供の教育」など家庭内に集中

次に性別で見てみると、男性、女性ともに上位には「仕事」(男性=77.7%、女性=43.8%)、「将来」(男性=30.6%、女性=33.9%)が挙げられ、性別問わず、ストレスの大部分が「仕事」「将来」を占めていることがうかがえます。また男性ならではの回答では4位「政治・社会的な不安(年金、医療制度など)」(14.8%)など、家庭や職場内というよりも、社会に対してストレスを感じているという声が多数寄せられました。中には「通勤に1時間半かかる。毎日満員電車はきつい」(男性20代)など、都市部の「通勤電車」(6.9%)にイライラを募らせている男性も少なくありませんでした。その一方、女性に目立ったのは3位「家事」(32.6%)、5位「子供の教育・しつけ」(17.9%)、6位「親子・家族間トラブル」(15.4%)、8位「育児」(12.6%)という回答でした。「毎日の炊事、洗濯、掃除など単調な家事に追われ自分の時間が無い」(女性40代)と家事負担、子どもの育児や教育など、男性の外的な要因に対し、女性のストレスの大半は家庭内に集中していることが判ります。

■男性:ストレスの原因は?

1 仕事 77.7%
2 将来 30.6%
3 病気・体調不良 19.2%
4 政治・社会的な不安 14.8%
5 対人・隣人トラブル 11.9%
6 子供の教育・しつけ 8.3%
6 親子・家族間トラブル 8.3%
8 通勤電車 6.9%
9 夫婦間トラブル 6.5%
10 就職・退職・失業 6.3%

■女性:ストレスの原因は?

1 仕事 43.8%
2 将来 33.9%
3 家事 32.6%
4 病気・体調不良 24.3%
5 子供の教育・しつけ 17.9%
6 親子・家族間トラブル 15.4%
7 対人・隣人トラブル 14.7%
8 育児 12.6%
9 政治・社会的な不安 10.2%
10 夫婦間トラブル 9.9%

MA(複数回答)/ストレスのある人のみ回答

60代以上のストレスは「仕事」「将来」から「病気」「政治」へ移行

また世代によっても、ストレス要因は異なっているようです。「仕事」に対するストレスは、20代から次第に上昇し、50代でピークを迎えるものの、定年退職者が多い60代以上では一気に急減。また「仕事」のストレスとともに目立った「将来」に対する不安も、若い20代、30代では高かったものの、40代以降では次第に下降し、60代以上では28.6%と低調でした。いわば、「将来不安」は「仕事」との結びつきが非常に強いのかもしれません。年齢とともに仕事の先行きが見え、自分の生き方や居場所が明確になるとともに「将来不安」は、半ば諦めもあるのかもしれませんが、次第に解消されていく傾向が見受けられました。その一方、年齢とともに上昇したのは「病気・体調不良(自分、家族など)」「政治・社会的な不安(年金、医療制度など)」で、体力の衰えとともに我が身に降りかかってくる問題や社会制度に、高い関心が寄せられていることがうかがえます。

世代別:ストレスの原因

MA(複数回答)/ストレスのある人のみ回答

男性のストレス解消法は「晩酌」、アルコールで1日の疲れを解きほぐす

では皆さんは、日々たまるストレスを一体どのように解消しているのでしょうか。まず男性人気のトップは「晩酌、お酒を飲む」(47.6%)でした。「酒を飲んで全部忘れる」(男性40代)、「行きつけのお寿司屋さんで、寿司をつまみ、酒を飲む」(男性50代)など、アルコールは体の緊張を解きほぐし、リラクゼーションを呼び起こす効果もあるせいか、日々のストレスをお酒で癒すという声が多数寄せられました。中には「甲子園球場でビールを飲みながら、応援する!そして勝利の六甲颪(おろし)を歌う!これが一番」(男性40代)など、ナイター中継や球場で応援しながらの一杯もストレス解消に大いに役立っていることがうかがえます。とはいえ、応援しているチームが負けたら、一気にストレスは増大するかもしれませんが・・・。そのほか、「スポーツ(スポーツクラブ、ジョギング、ゴルフなど)で汗を流す」(13.9%)、「音楽を聴く」(11.1%)、「何もしないでボーッとする」(10.8%)などといった声が目立ちました。

■男性:ストレス解消法は?

1 晩酌、お酒を飲む 47.6%
2 好きなものを食べる・外食する 20.0%
3 とにかくたくさん寝る(睡眠) 14.1%
4 スポーツで汗を流す 13.9%
5 好きなテレビ番組を観る 12.1%
6 旅行や温泉へ出掛ける 11.5%
7 音楽を聴く 11.1%
8 何もしないでボーッとする 10.8%
9 ゆっくりとお風呂に入る 10.4%
10 家族団らん・子供と遊ぶ 10.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

女性のストレス解消法は「好きなもの食べる」「甘いもの」

その反面、女性人気のナンバーワンは「好きなものを食べる・外食する」(38.9%)、続いて2位にも「デザート・菓子など甘いものを食べる」(32.1%)が挙げられました。「のけぞるくらい、食べる」(女性40代)、「ケーキバイキングとかに友達と一緒に行って、おもいっきり食べる」(女性20代)など、男女ともにストレス解消法のトップは飲食であったものの、男性は「お酒」、女性は「グルメ」「デザート・菓子」と男女間で嗜好に違いがあることがうかがえます。そのほか、女性ならではの回答で目立ったのは「友人に会って、おしゃべりをする(話を聞いてもらう)」(24.0%)、「ショッピングする」(17.0%)、「お茶・コーヒーを飲む」(13.7)などが挙げられ、特別なことではなく、日常生活の中で上手にストレスを解消している女性の姿が垣間見られました。

■女性:ストレス解消法は?

1 好きなものを食べる・外食する 38.9%
2 デザート・菓子など甘いものを食べる 32.1%
3 晩酌、お酒を飲む 28.1%
4 友人に会って、おしゃべりをする 24.0%
5 好きなテレビ番組を観る 17.5%
6 ショッピングをする 17.0%
7 とにかくたくさん寝る(睡眠) 15.7%
8 ゆっくりとお風呂に入る 15.2%
9 旅行や温泉へ出掛ける 14.8%
10 お茶・コーヒーを飲む 13.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

世代とともに「スポーツ」「ガーデニング」「散歩」など、アウトドアでストレスを発散

世代別ではいかがでしょうか。若い20代、30代では「デザート・菓子など甘いものを食べる」「友人に会って、おしゃべりをする(話を聞いてもらう)」「音楽を聴く」といった声が非常に目立ったものの、年齢が増すとともに減少。こうした声に代わって、世代とともに急増したのは「スポーツ(スポーツクラブ、ジョギング、ゴルフなど)で汗を流す」「ガーデニング・家庭菜園の世話をする」「近所を散歩する」でした。若い人たちが物質的なものや、人とのコミュニケーションでストレスを解消していたのに対し、年齢が増すとともに体を動かすこと、自然や植物との触れ合いなど、アウトドアに出ることを重視する傾向が見受けられ、性別ばかりではなく、世代間でもストレスに対する対処法が異なっていました。

世代別:ストレス解消法は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は現代のストレス要因と、その解消法について、皆さんのご意見を聞いてきました。その要因や大きさは個人差があるものの、全体の75.9%が何らかのストレスを感じていることが明らかとなり、とかくストレス社会と漠然と言われる、現代日本の抱える不安やイライラの大きさを改めて実感させられる結果となりました。今回の調査を振り返ると、労働環境、給与、職場の人間関係、さらには通勤電車に至るまで、こうしたストレスの大半は「仕事」によってもたらされていることがうかがえます。インターネットの普及で国内外問わず、スピードが求められ、さらに低価格、安全や質が問われる昨今、その負担はますます労働者である私たちに圧しかかってくるばかり。こうした社会の中で生き抜くためには、まずは自ら、そのストレスを体にため込まずに上手に解消する術を覚えなければ、とてもやってはいけません。要するにストレス解消法とは、緊張の多い現代社会の中で、自分の身体や精神を一旦リセットし、いつもの自分を取り戻す方法と言えるのではないでしょうか。仕事に行き詰ったら帰りに同僚と飲みにいく、そんな選択肢も、たまには必要では・・・。