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今年、始めた事、始めたい事

新しい一年のはじまり。心を新たに何かに挑戦したい、という気持ちに溢れている人がきっと多いのではないでしょうか。今まで尻切れトンボで中断していたこと、またゼロから勉強したいと思っている習い事等々・・・。今回はこの春に既に始めたこと、もしくはこれから始めたいと思っていることを聞きました。

ストレス、正月太りなど、年明け早々に「ダイエット」を決意

「新しい年」を迎え、皆さんがこれからスタートしたいと思っていることは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「ダイエット」(35.6%)でした。「1番はダイエット!!出産してから体重が15kgも増えてしまったので、今年中に10kg落としたい!!」(女性20代)、「昨年秋から食事を少なくして減量に努めていたが、正月で気が緩み体重がまた増加・・・」(男性50代)など、出産やストレス、正月太り等々、様々な要因からメタボに悩む声が多数寄せられ、年明け早々にダイエットを決意する人が大変多いことがうかがえます。中には「毎年、今年こそはとダイエットをして痩せるぞと気合を入れるけど、甘い物の誘惑には負けてしまう。今年は自分に厳しく頑張りたい」(女性30代)など、2011年こそ「三日坊主」の汚名返上と意気込む人もいました。

■スタートしたい(既にスタートした)ことは?

1 ダイエット 35.6%
2 節約 21.6%
3 貯蓄 19.5%
4 筋トレ 18.5%
5 散歩 18.0%
6 勉強(語学取得、各種資格等) 16.6%
7 新しい趣味 12.5%
8 早寝早起き 10.6%
9 新聞・本など活字を読む 9.8%
10 ガーデニング・野菜づくり 9.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


また同じ健康面で目立ったのは、4位の「筋トレ」(18.5%)でした。「昨年腰痛に悩まされたので今年は筋トレで解消したい」(女性40代)、「ウエスト周りが増えたので、筋トレで腹筋周りの贅肉を減らす!」(男性30代)など、日ごろの運動不足の解消、弛んだお肉を引き締めたいという声。さらに「歩くことは健康のために必要と思いつつ、なかなか実行できません。今年はハードルを低くして、一週間に2日、2時間程度の散歩をしたいと思う」(女性50代)など、5位にも「散歩」(18.0%)が挙げられ、上位には「体調改善」「肉体改造」を第一目標に掲げる声が多数寄せられました。

「体重」と共に「家計」のダイエットも急を要する状況!?

続いて2位は「節約」(21.6%)。「昨年まで共働きだったが、今は一人だけの収入になったので節約する!!」(男性30代)、「家計の見直しをしたい!たばこの値上げ、地デジ化によるテレビの買い換え、子供の塾、給料は年々減少にあるのにお金のかかる事ばかり・・・。家計簿をつけて節約したい」(女性30代)など、「体重」と共に「家計」のダイエットも急を要する状況と言えそうです。さらに「老後の為にも貯蓄はコツコツしたい」(男性60代)など、同様3位にも「貯蓄」(19.5%)が挙げられ、景気の先行きが不透明な中、出費を抑えて貯蓄にまわすご家庭が多いことがうかがえます。そのほか、「ファイナンシャルプランナーの試験に向けて勉強中」(女性30代)など、6位に「勉強(語学取得、各種資格等)」(16.6%)。「趣味と実益を兼ねて家庭菜園をやりたい」(男性50代)など、7位に「新しい趣味」(12.5%)、8位に「早寝早起き」(10.6%)が続きました。

シニア層は「ダイエット」よりも体力維持を重視し、「散歩を始めたい」という声

世代別ではいかがでしょうか。まず「健康・体力維持」に関する声を見てみると、20〜40代では「ダイエット」(20代=40.8%)が圧倒的であったものの、世代と共に徐々に減少。50代を境に「ダイエット」に代わって「散歩」が急増。70代以上ではピークの37.6%に達し、「体重・体型」よりも「体力維持」を重視するシニア層が大変多いことがうかがえます。また「30歳を過ぎてから脂肪が気になり始めて本気でヤバイ」(女性30代)など、代謝の落ち込みが気になり始める30代を中心に「筋トレ」(30代=22.0%)を挙げる声。さらに「筋力の衰えを感じたので、まずはジョギングで基礎体力を付けたい」(男性30代)など、運動強度の高い「マラソン・ジョギング」(20代=13.3%)は若い20代に目立ちました。

今年始めたい事は?<健康・体力面>

MA(複数回答)/n(有効回答数)

若い層は就活に向けた「勉強(語学、資格等)」、
シニア層は社会常識を身につける「勉強(新聞など活字)」を重視

「健康・体力面」以外を見てみると、20、30代では「節約」(20代=31.3%)、「貯蓄」(20代=29.4%)を挙げる声がダントツ。さらに「正社員を目指すべく、今年は3つ以上の資格を取得したい」(男性20代)など、就活に向けて「勉強(語学取得、各種資格等)」(20代=26.1%)に励むという声も若年層を中心に目立ちました。一方、世代と共に「勉強」は急減し、代わって「ニュースを見て自分が勉強不足だなと感じたから、色々な本を読んだり、新聞をきちんと読もうと思う」(女性50代)など、「新聞・本など活字を読む」という回答が上昇。特に70代以上ではピークの20.0%に達し、若年層は就職や仕事に活かせる「勉強」が中心であったものの、世代と共に社会常識を身につける「勉強」に興味・関心が移行していることがうかがえます。そのほか、「今年から野菜作りを本格化したい」(女性60代)など、60代以上に「ガーデニング・野菜づくり」(60代=21.0%)。かたや、20代では「料理」(20代=20.4%)が目立ち、同じ「作る」でも世代間で大きな違いが垣間見られました。

今年始めたい事は?<その他>

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性はメタボ、運動不足解消を目指し、
「スポーツジム」「ゴルフ」に打ち込むと意気込む

新しく始めたい事として「勉強」「趣味」という回答が少なくありませんでしたが、では今年、皆さんが挑戦してみたい「習い事」とは一体何でしょうか。まず男性回答の人気ナンバーワンは「スポーツジム・水泳」(男性=15.9%)でした。「メタボ予備軍から脱出するため」(男性40代)、「スポーツジム通いをして、昔のスタイルを取り戻したい」(男性50代)など、長続きしない筋トレや運動不足解消を実現するため、まずはトレーニングが出来る環境を整えたいという声。さらに「ゴルフがもっとうまくなりたい」(男性50代)など、同様4位にも「テニス・ゴルフ」(男性=6.9%)が挙げられ、運動やスポーツに打ち込みたいと気合いを入れる男性が目立ちました。

■男性:今年始めたい事

1 スポーツジム・水泳 15.9%
2 英語 13.6%
3 パソコン・インターネット関連 12.0%
4 テニス・ゴルフ 6.9%
5 簿記・宅建など、ビジネススクール 6.2%
6 写真 5.9%
6 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 5.9%
8 ピアノ・ギターなど楽器 5.5%
9 書道・ペン字 5.0%
10 英語以外の語学 4.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

就職・転職難が続く中で、「ネット」「ビジネス」関連の資格・技術習得が目立つ

また男性ならではの回答として目立ったのは3位の「パソコン・インターネット関連」(男性=12.0%)。「パソコンの勉強をして、独立したい」(男性30代)、「パソコン・インターネットを駆使できれば副業の役に立つかなと」(男性40代)など、仕事のスキルアップを目指し、パソコン知識と技術をマスターしたいという声。さらに「ビジネススクールで行政書士、社会保険労務士を学び、大きな事務所で働きたい」(男性40代)など、同様5位にも「簿記・宅建など、ビジネススクール」(男性=6.2%)が挙げられ、景気低迷で就職・転職難が続く中で、資格取得や技術習得を目指す男性が増えていることがうかがえます。そのほか、「景色や人物等を撮る事が好きですが、上手く写す知識も腕もないので基礎を習ってみたい」(男性40代)など、6位「写真」(男性=5.9%)も新しい趣味として人気でした。

不況に伴う「内食化」で、女性を中心に「料理教室」の人気が急増

その一方、女性回答のトップは「料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど」(女性=21.1%)でした。「魚料理が苦手なので教室に通い、魚の種類を多く知ることや、さばき方を徹底的に学びたい」(女性30代)、「手のかかるもてなし料理、本格的なパン作りなど勉強したい」(女性40代)など、レパートリーを増やし苦手料理を克服するほか、本格的な料理を一から学びたいという声まで、家庭料理のレベルアップを目指す女性が大変多いことがうかがえます。中には「外食はお金がかかるのでホームパーティをしたい。そのためには お料理の腕を上げないと」(女性30代)など、不況に伴う財布の紐の引き締めで「外食」から「内食」への移行も、「料理教室」に高い支持が寄せられる理由の一つと言えるかもしれません。

■女性:今年始めたい事

1 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 21.1%
2 ヨガ・ピラティス 19.5%
3 スポーツジム・水泳 17.1%
4 英語 15.9%
5 書道・ペン字 11.2%
6 パソコン・インターネット関連 10.2%
7 手芸・洋裁・編み物 9.6%
8 ピアノ・ギターなど楽器 7.2%
9 着物の着付け 6.6%
10 英語以外の語学 6.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


次に女性2位は「ヨガ・ピラティス」(女性=19.5%)。「ストレス解消にヨガやストレッチは気持ちよく、血行も良くなり、リラックスできるので」(女性40代)など、集中力を高め、日ごろ蓄積したストレスを一気に発散したいという声。さらに「ピラティスで身体を柔らかくしインナーマッスルを鍛え水着でサーフィンがしたい!!」(女性30代)など、ダイエットや美しいプロポーションを目指す声も多く、心身の健康と共に美容面に期待を寄せる女性が大変多いことがうかがえます。「筋トレ」「体力増進」を目指す男性の運動目的とは、一線を画すものと言えそうです。

知り合いの年賀状に憧れ、「書道・ペン字」を習おうと一大決心

女性ならではの回答として見逃せないのが、5位の「書道・ペン字」(女性=11.2%)です。「毎年、知り合いの年賀状のあて名がきれいな字なので憧れる。ペン字を習ってきれいな字を書けるようになりたい」(女性30代)など、字を書く機会が少なくなった時代だからこそ、なおさら「美しい字」を身につけたいと思っている女性が案外多いようです。そのほか、「編み物やミシンなどで可愛い子供服を作ってみたい」(女性30代)など、7位に「手芸・洋裁・編み物」(女性=9.6%)、9位に「着物の着付け」(女性=6.6%)が続きました。

経済不安、グローバル化が加速する中で「語学」の習得に高い注目

また男女共に上位に目立ったのは「英語」(男性=13.6%、女性=15.9%)でした。「かつては仕事上、英語を使っていたが、最近は使う機会もほとんどなくなり、言葉や言い回しが出てこないことが多々ある。かつての勘を取り戻したい」(男性40代)、「海外旅行の際、自分の力で旅行先を周りたいから」(男性50代)など、社内公用語を「英語」にする国内企業や、個人旅行を楽しむ日本人が年々増える中で、自分の可能性を広げるツールとして「英語」習得を必須と考えている人が多いようです。さらに「英語と中国語を勉強したい。これからの日本は最低でもこの二つが出来ないと、生きていけなくなると思う」(男性40代)など、全体8位にも「英語以外の語学」(男性=4.6%、女性=6.4%%)が挙げられ、日本経済の先行き不安、アジア諸国の台頭する中、「英語以外の語学」の習得にも注目が集まっていることがうかがえます。

「極めたい」「勉強したい」という気持ちよりも、
「ストレス解消」「心身の健康」が優先

では皆さんは「習い事」に何を求めているのでしょうか。堂々のトップは「ストレス解消・気分転換」(20.5%)でした。「カラオケは声を出すので、ダイエットにもストレス解消にもなるので」(男性50代)など、仕事や家事で溜まったストレスを発散する場として、趣味や習い事を持ちたいと欲する声。さらに「趣味を充実させる事は毎日を楽しく過ごす事にもなるし、作品を作り上げる達成感は気持ちが良いから」(女性40代)など、同様2位に「プライベートの充実のため」(20.4%)、4位にも「健康維持のため」(18.8%)が上位を占め、「習い事」で何かを極めたい、勉強したいという気持ちよりも、むしろ「ストレス解消」や「心身の健康」をキープすることを目的とする人が大変多いことがうかがえます。とはいえ、その反面、「(習い事をして)趣味が広がり新しいものの見方ができるのが良いが、仕事をしているとなかなか時間が取れない」(女性50代)など、日々の忙しい生活の中で、そうした時間を捻出することは大変難しいとジレンマを抱えている人も少なくありませんでした。

■「習い事」に求めること、目的は?

1 ストレス解消・気分転換 20.5%
2 プライベートの充実のため 20.4%
3 教養を身につけたい 18.9%
4 健康維持のため 18.8%
5 何かを極めることの楽しさ(向上心) 16.6%
6 就職・転職等に備えてキャリア、スキルアップを目指す 13.4%
7 見聞・視野を広げる 10.2%
8 センスアップのため 9.1%
9 美容・ダイエットのため 8.7%
10 生き甲斐 5.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


3位は「教養を身につけたい」(18.9%)。「池上彰さんの大ファン。池上さんのように知識見識の豊かな人間になりたい」(女性30代)など、一般教養や社会常識をしっかりと学び、自分自身で正しいモノの見方が出来る能力を身につけたいという声。さらに「英語が話せるようになることで視野を広げ、いろいろなことに関心を持てると思うので」(男性50代)など、7位にも「見聞・視野を広げる」(10.2%)が挙げられ、現在社会で生きるための「人間力」を高めたいという声が多数寄せられました。そのほか、5位に「何かを極めることの楽しさ(向上心)」(16.6%)、6位に「就職・転職等に備えてキャリア、スキルアップを目指す」(13.4%)、8位に「センスアップのため」(9.1%)が続きました。

習い事=友だち探しも両立するリアルソーシャルネットワーク

また「習い事」の目的として見逃せないのが、13位の「友人とのコミュニケーション」(5.0%)です。「料理教室で、気の合うお友だちなど出来たら嬉しいな」(女性30代)、「大声で歌うとストレス解消し、新しい友だちもできるので」(女性50代)など、「何かを習う」と「友だち探し」を両立する場として「習い事」を活用したいという声が目立ちました。昨今ではミクシィやフェイスブック、ツイッターなど、インターネットにおけるコミュニケーションを求める人が増えていますが、「習い事」は共通の興味・関心を持つ人びとで構成された、いわば、リアルソーシャルネットワークと言えるのではないでしょうか。


今回は新しい年を迎え、気持ちを入れ替えて「何か始めたい事」をテーマにアンケートを行ってきました。最も回答が多かったのは「ダイエット」、次に「節約」が続き、どうやら2011年は身体も家計も「絞ること」が第一目標の一年となりそうです。また「散歩」「筋トレ」など肉体改造を掲げる声もランキング上位に目立ち、厳しい社会環境や逆境に負けない「体力増進・健康維持」が強く求められていることがうかがえます。さらに「外食」から「内食」化への傾向が強まる中で、「始めてみたい習い事」の女性トップに「料理」が挙げられ、安全で家計に優しい「家庭料理」を見直す動きも出始めています。まさに不景気による「怪我の功名」と言えるかもしれませんが、地に足の付いた「堅実な生活」を送ろうと真剣に考える人が徐々に増えているように感じます。かつての華やかさこそないものの、今年はほころびの出始めている心身をしっかりとメンテナンスする準備期間とし、「習い事」などを通じて「自分の中に何かコツコツと蓄積するものを残す」年にしてみてはいかがでしょうか。