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あなたの好きなカクテルは?

最近では缶チューハイと同じく、缶カクテルもコンビニやスーパーで目にする機会が増えました。特に厳しい猛暑が続いている今夏は、暑気払いによく冷えた缶カクテルで口を潤したという人もきっと多いのではないでしょうか。そこで今回は「カクテル」をテーマに皆さんのご意見を聞きました。

全体の半数以上が「月1回以上」の頻度でカクテルを飲用

カクテルの飲用頻度は?

SA(単回答)

まず、皆さんはどの位の頻度でカクテル(缶カクテル含む)を飲んでいるのでしょか。「自分へのご褒美に週1回程度、週末か休日に自宅で飲むことが多い」(女性30代)など、「週1回以上」と回答した人は28.4%。さらに「月2〜3回」が12.8%、「月1回程度」という声も15.1%を数え、全体の56.3%の人びとが少なくとも「月1回以上」の頻度でカクテルを飲用していることが明らかとなりました。中には「夕食後、デザートなどと一緒に飲む」(女性50代)など、今日において「カクテル」は決して特別なものではなく、ビール、チューハイ同様に日常的に楽しまれているお酒の一つとなりつつあるようです。


また性別で「週1回以上」の飲用頻度を見てみると、男性は23.1%。その一方、「カクテルは甘くて、デザートっぽいところが好き」(女性50代)などの理由から女性は33.5%を占め、スイーツやデザート感覚でカクテルを好む女性が大変多いことがうかがえます。

カクテルは「バー」よりも、「自宅」「居酒屋」が主流に

■カクテルをよく飲む場所

1 自宅 71.0%
2 居酒屋 36.0%
3 バー 23.2%
4 レストラン 11.4%
5 カラオケ 8.3%

MA(複数回答)/n=2414人(「ほと
んど飲まない」と回答した人を除く)

では、カクテルをどこで飲むことが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「自宅」(71.0%)でした。「独身の頃は飲み屋でカクテルを飲んでいましたが、子どもが生まれてからはもっぱら家で缶カクテル」(女性30代)など、かつてカクテルといえば、お洒落なバーで飲むものでしたが、ここ最近では自宅でカジュアルにカクテルを楽しむご家庭が増えているようです。中には「妻が好きなので、自宅でシェイカーを振っている。楽しいですねぇ〜」(男性40代)など、バーテンダーになりきり、自宅で手作りやオリジナルカクテルを創作する「こだわり派」もいました。


次に自宅以外で目立ったのは「居酒屋」(36.0%)。「女子会に居酒屋で飲むことが多い」(女性50代)、「居酒屋で仲間と『どんな味だろう』と楽しみながら飲むことが多い」(男性40代)など、カクテルメニューをバリエーション豊富にそろえる居酒屋さんも珍しくなく、食事とともにカクテルを飲む人も目立ちました。そのほか、「2次会でよくショットバーに行く」(女性40代)など、3位に「バー」(23.2%)、4位に「レストラン」(11.4%)、5位に「カラオケ」(8.3%)が続き、ひと昔前に比べ、カクテルが飲める場所が多岐に渡っていることがうかがえます。


世代別ではいかがでしょうか。全世代とともに「自宅」が一番人気。また若い20、30代では「自宅」に続き「居酒屋」(20代=53.3%)での飲用が圧倒的であったものの、40代で36.4%、50代で25.8%と減少傾向。その一方、「ホテルのバーは2ヶ月に一度くらいの割合で行き、そのときはジンベースのショートカクテルを頼んでいる」(男性40代)など、40、60代では「バー」(40代=27.9%)が目立ち、カクテルの飲用場所は世代間で隔たりがあることがうかがえます。そのほか、20代では「レストラン」(15.2%)、「友人宅」(11.5%)、60代では「スナック」(12.5%)という声も目立ちました。

世代別:カクテルを飲む場所は?

MA(複数回答)/n=2414人(「ほとんど飲まない」と回答した人を除く)

カクテルの一番の魅力は「バリエーションの豊かさ」「選ぶ楽しさ」

さて皆さんはカクテルにどんなイメージを抱いているのでしょうか。最も回答が多かったのは「色々な味を楽しめる」(62.4%)でした。「カクテルはたくさん種類があり、その日の気分で選ぶのが楽しい」(女性40代)など、カクテルの種類は一般的に知られているものでも数百種を超えると言われ、自分の好みや気分、1杯ずつ味の異なるカクテルを試すのも楽しみの一つと言えそうです。

■カクテルのイメージは?

1 色々な味を楽しめる 62.4%
2 おしゃれな感じがする 49.8%
3 女性向けの感じがする 46.3%
4 楽しい感じがする 25.6%
5 遊び心がある 24.2%
6 リラックスや癒しを感じる 23.7%
7 都会的な感じがする 19.7%
8 大人っぽい 15.7%
9 爽やかな感じがする 15.2%
10 カロリーが高い気がする 12.6%

MA(複数回答)/n=2414人
(「ほとんど飲まない」と回答した人を除く)

「チューハイは庶民的、カクテルは都会的」など、カクテルはちょっと背伸びしたお酒

次に2位は「おしゃれな感じがする」(49.8%)。「バーやパーティーのレセプションなど、大人の社交の場の飲み物」(男性50代)、「チューハイは少しチープな感じがしますが、カクテルはおしゃれでゴージャスな感じがする」(女性60代)など、「高級感」「おしゃれ感」が強いという声。自由回答の中には「旅先のホテルで夜景を見ながら飲むのが好き」(女性40代)など、非日常的な雰囲気を演出するお酒としてのイメージを持つ人も少なくありませんでした。さらに「チューハイは気軽で庶民的、カクテルはおしゃれで都会的」(男性50代)など、同様7位に「都会的な感じがする」(19.7%)。「カクテルはちょっとお洒落な気分や場所を味わいたいとき」(女性20代)など、8位にも「大人っぽい」(15.7%)が挙げられ、「憧れ」にも似た、ちょっと背伸びしたスマートなお酒と感じている人が大変多いことがうかがえます。


その一方、「女性同士の飲み会には欠かせません。甘さに癒される」(女性60代)など、3位に「女性向けの感じがする」(46.3%)。さらに4位に「楽しい感じがする」(25.6%)、5位に「遊び心がある」(24.2%)、11位にも「親しみがある」(11.8%)など柔和なイメージも目立ちました。またポジティブなイメージが目立った反面、「甘くて糖分やカロリーが高そう」(男性50代)など10位に「カロリーが高い気がする」(12.6%)、12位にも「アルコール度数が高い気がする」(10.4%)が挙げられ、ついつい飲み過ぎて「カロリーオーバー」や「酔い」を心配する声も寄せられました。

男性選ぶナンバーワンは爽やかな「ジン・トニック」
さらに「ジン・ライム」「マティーニ」など、ジンベースが人気

次に皆さんの好きな人気カクテルをランキング形式で見ていきましょう。まず男性回答の人気ナンバーワンは「ジン・トニック」(34.3%)でした。「ジンやテキーラなど度数が高くドライなものが好き」(男性50代)など、ドライジンとトニックウォーターを1:3で割った「ジン・トニック」は、さっぱりとした口当たりと爽やかな香りに人気が集中。同様3位にライムジュースで割った「ジン・ライム」(30.6%)、7位に高草の香り豊かなベルモットを加えた「マティーニ」(19.6%)、8位にもレモンジュースで割った「ジン・フィズ」(17.8%)が挙げられ、男性には程良いアルコール度数のある「ジン」をベースにしたカクテルに高い支持が寄せられました。

■男性:人気カクテル

1 ジン・トニック 34.3%
2 ソルティー・ドック 31.6%
3 ジン・ライム 30.6%
4 カシス・オレンジ 27.4%
5 スクリュー・ドライバー 24.8%
6 モスコー・ミュール 21.9%
7 マティーニ

19.6%

8 ジン・フィズ 17.8%
9 ブルー・ハワイ 15.5%
10 マルガリータ 11.6%

MA(複数回答)/n=1086人
(「ほとんど飲まない」と回答した人を除く)

女性トップは甘くて口当たりの良い「カシス・オレンジ」
さらに「スクリュー・ドライバー」「ファジー・ネーブル」など、オレンジのフルーティさに支持

一方、女性人気のナンバーワンは「カシス・オレンジ」(48.2%)でした。「特にカシス・オレンジが好きで、必ずお酒を飲む席ではたのむ。甘くて、ジュースみたいで飲みやすい」(女性30代)など、オレンジジュースにカシスリキュールを加えた「カシス・オレンジ」は、すっきりとした甘味と口当たりの良さで一番という声。同様4位にもウォッカベースの「スクリュー・ドライバー」(27.0%)、6位にも桃のリキュールを加えた「ファジー・ネーブル」(22.7%)が挙げられ、オレンジジュースの風味と味わいに人気が寄せられました。

■女性:人気カクテル

1 カシス・オレンジ 48.2%
2 ソルティー・ドック 32.2%
3 モスコー・ミュール 30.6%
4 スクリュー・ドライバー 27.0%
5 カルーア・ミルク 24.5%
6 ファジー・ネーブル 22.7%
7 ジン・トニック 22.1%
8 ジン・ライム 17.2%
8 カンパリ・ソーダ 17.2%
10 マルガリータ 13.6%

MA(複数回答)/n=1328人
(「ほとんど飲まない」と回答した人を除く)


人気の2位は「ソルティー・ドッグ」(32.2%)。「ソルティー・ドックを初めて飲んだときには衝撃でした。なぜ塩という感じでしたが、飲んでみるとこれでお酒のうまみが増し、とっても美味しかった」(女性50代)、「(グレープフルーツの)果肉入りを良く買う」(女性30代)など、グレープフルーツジュースもウォッカを加えた「ソルティー・ドッグ」はさっぱりした果汁の飲み心地とともに、グラスの縁に付けた塩との絶妙なコンビネーションが好印象。同様9位にもライムジュースを使った「ジン・ライム」(17.2%)が挙げられ、女性からフルーティな「柑橘系ジュース」を使ったカクテルに高い支持が寄せられました。

半数以上が「ノンアルコールカクテルに関心ある」と回答−特に女性は興味津々

ノンアルコールカクテルに興味は?

SA(単回答)

ここまでカクテル全般の飲用頻度や好みについて聞いてきましたが、最近ではノンアルコール市場のニーズの拡大から「ノンアルコールカクテル」をメニューにそろえるバーや、ノンアルコールの缶飲料を扱うコンビニ、スーパーなども増えているといいます。そこで皆さんに「ノンアルコールカクテル」に対する関心度を聞いてみたところ、「アルコールに弱くても、美味しいカクテルが飲めて雰囲気も楽しめる」(女性30代)など、「大変興味がある」と回答した人は16.4%。さらに「まあまあ興味がある」という声も36.3%を数え、全体の半数以上の人びとが「ノンアルコールカクテル」に関心を寄せていることが明らかとなりました。また性別で「大変興味がある」「まあまあ興味がある」という声を見てみたところ、男性は42.3%であったのに対し、女性はそれよりも20%近く高い62.6%。「アルコールが入っていなくても、お酒を飲むときのような楽しい気分が味わえる所が好き」(女性40代)など、ノンアルコールカクテルに興味津々な女性が大変多いことがうかがえます。

翌朝に大事な仕事や予定があっても、「ノンアルコールなら、気にせず飲める」

全体の半数以上の人びとがノンアルコールカクテルに飲用意向を持つことが明らかとなりましたが、では具体的にどんなシーンで飲んでみたいのでしょうか。最も回答が多かったのは「お酒を飲みたいけど、飲めないときに(次の日大事な用事があるなど)」(34.8%)でした。「飲みすぎても次の日に残らない」(男性40代)、「次の日に大きい仕事が入っている時に」(女性20代)など、翌朝に大事な仕事や外せない予定があっても、二日酔いや朝寝坊の心配をせずに心おきなく飲めるという声。中には「平日の夜に飲むことができる」(女性30代)など、飲酒は週末・休前日だけと決めている人にとっても、ノンアルコールカクテルは魅力的な存在であることがうかがえます。

■ノンアルコールカクテルはどんな時に飲みたい?

1 お酒を飲みたいけど、飲めないときに 34.8%
2 風呂あがりに 32.1%
3 リフレッシュしたいとき 27.4%
4 ランチのとき 25.7%
5 夕食のとき 25.2%
6 車を運転しながら(運転する予定があるとき) 20.5%
7 一日の終わりに 19.6%
8 テレビやDVD(ビデオ)を観ながら 15.1%
9 休前日や週末の夜に 14.5%
10 女子会、ママ友会のとき 12.7%

MA(複数回答)/n=1633人(「興味ある」と回答した人のみ)


次に2位は「風呂あがりに」(32.1%)。「妊娠中なので助かっている。特にお風呂上がりに飲む事が多い」(女性20代)など、厳しい猛暑に見舞われた今夏、お風呂で汗を流した後に乾いた喉をノンアルコールカクテルで潤したいという声。同様3位に「リフレッシュしたいとき」(27.4%)、7位にも「1日の終わりに」(19.6%)など、仕事・家事の合間や終業後に一息入れたり、気分転換を図るときに飲みたいという声が目立ち、コーヒーやお茶の代わりに捉えている人も少なくありませんでした。

「平日のランチ」「運転予定のあるとき」など、飲酒の雰囲気を味わえる点も魅力

その反面、ノンアルコールカクテルならではの飲用シーンとして目立ったのは、5位の「ランチのとき」(25.7%)でした。「ランチやティータイムに飲んでも差し支えないから、ビジネスランチに活用してみたい」(男性50代)、「昼間のランチのママ友会の時にみんなで飲みたい」(女性30代)など、平日のランチから一杯という気持ちはどこかにありつつも、仕事や家事を持つ身としてはなかなか実現し難いものですが、ノンアルコールなら遠慮なしに飲めるという声。さらに「車で行った飲み会の時、ノンアルコールカクテルがあるとかなり嬉しい」(女性30代)など、6位にも「車を運転しながら(運転する予定があるとき)」(20.5%)が挙げられ、本来、お酒が飲めないシチュエーションであっても、飲酒の雰囲気を味わえる点に魅力を感じている人が大変多いことがうかがえます。自由回答の中には「雰囲気を楽しめそう、バーベキューなどアウトドアの時や家でくつろいでいる時や集まりに飲みたい」(女性40代)など、ノンアルコールカクテルならではの飲用シーンを具体的にイメージしている人もいました。


今回は「カクテル」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。飲用頻度は「週1回以上」(28.4%)、「月1〜4回」(27.9%)という声が全体の半数以上を占め、ひと昔前に比べて「カクテル」が非常に身近なアルコールとなりつつあることがうかがえます。こうした背景には「バー」以外に「居酒屋」「カラオケ」など取扱店が広がったこと、さらに「缶カクテル」が浸透し、一般家庭でもビール、チューハイ同様にカジュアルにカクテルを楽しめる機会が増えたことも大きな要因と考えられます。とはいえ、もともとホテルやバーで飲むものとしてのイメージが強かったせいか、焼酎ベースのチューハイが庶民的であるのに対し、洋酒を主体としたカクテルはどこか都会の香りのする雰囲気を醸し出しています。いわば、カクテルはアルコールに酔うだけではなく、雰囲気に酔う要素の大きいお酒と言えるかもしれません。最近ではアルコールを一切含まない「ノンアルコールカクテル」の市場が拡大し、酒が弱い人、車の運転をする予定のある人、妊娠・授乳中の方でも、その雰囲気を楽しんでいるようです。今後、通常のカクテル、ノンアルコールカクテルを含め、その裾野はますます広がっていきそうな気配がします。