責任ある飲酒

関連するSDGs

  • sdgアイコン 3 すべての人に健康と福祉を

酒類は長い人類の歴史の中で、日々の暮らしに喜びと潤いをもたらすとともに、お祝い事など人生の節目でも、大きな役割を果たしています。私たちは、そのような酒類の生産・販売に携わっていることを、大変誇りに思います。一方で、不適切な飲酒によって、個人や家庭、社会にさまざまな問題を起こすことも、よく認識しています。
アサヒグループはグローバルで酒類を扱う企業として、適正飲酒への取り組みを推進し、酒類文化の発展に貢献します。

  • 責任ある飲酒
    • Responsible Drinking Ambassador
    • 不適切飲酒の撲滅

    • 新たな飲用機会の創出による
      アルコール関連問題の解決

方針

Responsible Drinking Ambassador 不適切飲酒の撲滅
新たな飲用機会の創出によるアルコール関連問題の解決

アサヒグループは、不適切飲酒を防止するための活動や、適正飲酒の啓発にグローバルに取り組み、アルコール起因の課題が減少している社会の実現を目指します。また、多様な商品や飲み方の選択肢を提案し、多様性を受容できる社会の実現に努めています。

グローバルスローガン「Responsible Drinking Ambassador」

アサヒグループは、グループ飲酒方針の実現に向け、2020年に「Responsible Drinking Ambassador」というグローバルスローガンを策定しました。
これは、アサヒグループの従業員で共有し、一目で従業員としての使命を思い出すことができるように作成されたスローガンです。従業員一人ひとりが「責任ある飲酒」に責任を持ち、グループ飲酒方針の実現に向けた行動をすることが、方針の実現への第一歩であるとの考えから「Ambassador」(大使)という言葉をスローガンに入れました。
「Ambassador」としての意識の醸成や知識の修得のため、これまでは酒類を扱う事業会社のみで行っていた適正飲酒に関するeラーニングを、酒類以外の事業会社にも拡大するなどの取り組みを開始しています。

IARDを始めとする酒類事業者や、異業種の事業者との協働

アサヒグループは、世界規模で「責任ある飲酒」を推進するため、国際NPOであるIARD(International Alliance for Responsible Drinking)に加盟、世界の大手酒類メーカーと協働して不適切飲酒撲滅の推進などに取り組んでいます。
2020年1月にIARDが発表した「未成年者飲酒の削減を加速するためのアクション」(Actions to accelerate reductions in underage drinking)に賛同し、IARDや加盟企業とともに、世界の課題である未成年飲酒の削減に向け取り組みを進めています。

アクション-Our Actions-

  • 2024年までに、すべてのアルコール飲料ブランド(そのブランドで販売されるノンアルコール飲料を含む)の製品に、飲酒の年齢制限に関する表示をする
  • 未成年者に対し、アルコール飲料ブランドで販売されるノンアルコール飲料の販売促進をしない
  • 未成年者のオンラインでのアルコール飲料ブランドの閲覧防止対策に更に取組む
  • 小売業を含めた流通業者の協力を仰ぎ、販売時の年齢確認のベストプラクティスの世界規模での実施に取組む
  • オンライン販売に関するグローバルな基準の策定にあたり、小売業や配送業の協力を仰ぐ

また、IARDは近年、酒類業界の枠を超え、社会全体で不適切な飲酒を撲滅していく取り組みを進めています。デジタルプラットフォームとともに行っている、未成年者がアルコール広告に接触しないための仕組みづくりはその一例。eコマース/配送事業プラットフォームと協業し、未成年者や酩酊者のアルコール配送を防止する新たな世界基準づくりと、その普及にも力を入れています。

IARDのほかにも、欧州「The Brewers of Europe 」、豪州「DrinkWise」「Retail Drinks Australia」、日本「ビール酒造組合」などとも連携、協働し、適正飲酒の推進などさまざまな取り組みを行っています。

  • 新たな飲用機会の創出による
    アルコール関連問題の解決に関する目標

    2030年までに主要な酒類商品※1に占めるノンアルコール・低アルコール飲料※2の販売量構成比20%以上を達成する

    ※1 ビール類、RTD、ノンアルコール飲料
    ※2 ノンアルコール飲料の定義は各国の法規制に準ずる。低アルコール飲料はアルコール度数3.5%以下とする

  • 達成状況

    主要な酒類商品に占める低アルコール飲料・ノンアルコール飲料の販売量構成比

    ※ビール類、RTD、ノンアルコール飲料

不適切飲酒の撲滅、
新たな飲用機会の創出による
アルコール関連問題の解決
に関する活動報告

期待を超えるおいしさ”を目指して、
アサヒグループが挑戦するノンアルコールビール

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アサヒグループ社員が語る酒類文化のよりよい未来
適正飲酒の浸透という使命を胸に

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その他の
アサヒグループの
活動

  • 食の安全・安心

    アサヒグループは、商品企画・開発から原料調達、生産、物流、販売、お客様とのコミュニケーションに至るすべてのプロセスにおいて、安全・安心の確保に努め、お客様の期待を超える商品・サービスの提供を目指しています。

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