アサヒバイオサイクルが、農林水産省「国内産輸出用米などの栽培技術のマニュアル化及び輸出可能性の検討・調査プロジェクト」に参画
「ビール酵母細胞壁」由来資材を活用し、気候変動への対策と、低コストな米作りを支援
新興国への輸出米として、将来の世界的な食糧危機への貢献を目指す取り組み
- 乾田直播とは、水を張らない状態の田んぼに種子をまき、出芽が揃った後に湛水する栽培方法。従来の田起こし、水張り、代掻き、苗代づくり、田植えが不要となり、低コスト化・省力化が可能。また、水田栽培に比べ温室効果ガスのメタンガスの発生抑制や、水資源削減も期待できる気候変動対策にも適した米栽培方法と言われている。節水型乾田播栽培は、出芽後も湛水しない栽培方法で、通常の乾田直播栽培よりも更に低コスト化・省力化が可能
- インドやブラジル、タイ、南アフリカのような、南半球に位置するアジアやアフリカ、中南米地域の新興国・途上国の総称
- 農林水産省が2021年5月に策定した政策方針。食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するとしており、2050年までに目指す姿として、農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現や化学農薬の使用量(リスク換算)の50%低減、化学肥料の使用量の30%低減、有機農業の取組面積の割合を25%に拡大するなどの数値目標を設定している
- 植物に対する非生物的ストレスを制御することにより気候や土壌のコンディションに起因する植物のダメージを軽減し、健全な植物を提供する新しい技術
- 農林水産省が1984年に地力の増進を図るための基本的な指針の策定および地力増進地域の制度について定めるとともに、土壌改良資材の品質に関する表示の適正化のための措置を講ずることにより、農業生産力の増進と農業経営の安定を図ることを目的に定めている地力増進法で指定された政令指定土壌改良資材。12品目あり、原料・用途・使用方法などを同法に定められたルールに従って、適切に表示する必要がある。
- バイオシード・テクノロジーズ株式会社の販売商品「MYKOS(マイコス)」を使用
■アサヒバイオサイクルHP
https://www.asahibiocycle.com/
アサヒグループホールディングスについて
アサヒグループホールディングス株式会社は、ビールを中心とした酒類、飲料、食品で多様なブランドを世界で展開するリーディングカンパニーです。『期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造』をグループ理念のミッションとし、企業活動の根幹に据えています。
1889年に日本で創業して以来、数百年にわたる歴史と伝統をもった世界各地の醸造所やブランドをグループに統合し、絶え間ない革新に挑戦してきました。Asahi Super Dry、Peroni Nastro Azzurro、Kozel、Pilsner Urquell、Grolschといった独自価値をもつプレミアムビールをグローバルブランドとして展開しています。アサヒグループは、コーポレートステートメント「Make the world shine “おいしさと楽しさ”で、世界に輝きを」のもと、商品やサービスを通じて、人と人・自然・コミュニティ・社会とのつながりを生み出し、そのつながりで世界の今と明日を明るく輝かせることを約束しています。事業規模としては、年間100億リットルを超える酒類および飲料を世界中のお客さまに提供し、売上収益は2.7兆円を超えています。日本、欧州、オセアニア、東南アジアを中心に、世界各地で事業を展開する当社は、日本に本社を置き、東京証券取引所(プライム2502)に上場しています。