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最近、「プチ贅沢」していますか?

「切り詰め、切り詰め…」「あれ我慢して、これ我慢して…」って、こんな生活では気が滅入ってしまってストレスが溜まるばかり。長続きもしませんね。たまにはちょっとリッチにお買い物して、気晴らしをしたいもの。そこで今回は「プチ贅沢」をテーマに、皆さんの意見を聞きました。

7割以上の人びとが「プチ贅沢をする」と回答−特に女性に「プチ贅沢派」が目立つ

「プチ贅沢」をすることがある?

SA(単回答)

まず、皆さんは日ごろの生活の中で「プチ贅沢(ちょっとした贅沢)」をすることがあるのでしょうか。「仕事を頑張ったときは、ちょっと価格の高いデザートで贅沢する」(女性30代)など、「よくプチ贅沢をする」と回答した人は8.2%。さらに「ときどきプチ贅沢をする」という声も67.1%を数え、全体の7割以上の人びとは頻度に差はあるものの「プチ贅沢」を行っていることが明らかとなりました。自由回答の中には「週に1回は、友人と共に贅沢ランチを食べに行く」(女性40代)など、定期的に「プチ贅沢」をして生活にメリハリを付けている人もいました。性別で「よくプチ贅沢をする」「ときどきプチ贅沢をする」という声を見てみると、男性で69.5%。その一方、女性は10%以上も高い82.3%を数え、男性よりも財布の紐が緩む傾向が見られました。


「プチ贅沢派」が目立った反面、「贅沢はしない」という回答は16.5%。「年金生活で収入が少ない上に、医療費が高くなって贅沢する余裕がない」(男性80代)、「贅沢はバブル時代のこと。今や節約オンリー」(男性70代)など、贅沢したくても先立つものがないという声。さらに中には「なんとなく贅沢するなら、プチではなく、ドカンとのほうが楽しい」(女性40代)など、プチ贅沢では満足できないという人もいました。

「お祝い事」「年中行事」など、「ハレの日」にプチ贅沢でハッピー気分を盛り上げる

全体の7割以上の人びとが「プチ贅沢肯定派」でしたが、では皆さんはどんな時に「プチ贅沢」をすることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「楽しいこと、嬉しい事があった時に」(39.6%)でした。「家のリフォームが完成したとき 子供の入学式 卒業式 各四季の折々など」(男性60代)など、良いことがあったとき、ハッピーなときに、さらに気分を高揚させる手段として「プチ贅沢をする」という声。さらに「普段は倹約しているが、家族の誕生日だけは少し豪華な外食をする」(女性50代)など、同様5位に「家族の誕生日に」(30.1%)、6位に「自分の誕生日に」(28.9%)、8位に「家族行事やイベント(クリスマス・母の日など)の時に」(27.2%)、10位にも「結婚記念日」(16.3%)が続き、「お祝い事」「年中行事」など、「ハレの日」にプチ贅沢をするご家庭が大変多いことがうかがえます。

■「プチ贅沢」をする時は?

1 楽しいこと、嬉しい事があった時に 39.6%
2 ストレス、イライラが溜まっている時に 37.5%
3 特に理由はないけど、そんな気持ちになった時(衝動的)に 33.4%
4 週末や休前日など、気持ちに余裕のある時に 31.0%
5 家族の誕生日に 30.1%
6 自分の誕生日に 28.9%
7 疲れが溜まり、何をするにも面倒な時に 27.7%
8 家族行事やイベント(クリスマス・母の日など)の時に 27.2%
9 給料、ボーナスが入った時に 22.8%
10 結婚記念日に 16.3%

MA(複数回答)/n=584人(プチ贅沢派のみ)

「ストレス」「疲労」が溜まったら、プチ贅沢で気持ちを落ち着かせる

「ハレの日」など、ハッピーな気分のときに「プチ贅沢」をする声が多かった一方、2位には「ストレス、イライラが溜まっている時に」(37.5%)が挙げられました。「イライラがピークだなというときに、普段はほとんど買いませんがチョコレートやケーキを買って食べる」(女性40代)など、強いストレスからイライラ、ムシャクシャが抑えられない状態のときにするという声。さらに「仕事疲れで気分が落ち込んだら」(女性30代)など、同様7位にも「疲れが溜まり、何をするにも面倒な時に」(27.7%)が挙げられ、ストレスや疲労の蓄積したときに気持ちを落ち着かせるために「プチ贅沢をする」という人も目立ちました。


また見逃せないのは、3位の「特に理由はないけど、そんな気持ちになった時(衝動的)」(33.4%)です。「理由はないのですが、気分が良いときにふと思い、家族でケーキを食べる」(女性50代)など、特別に理由はないものの、その日の体調や気分の良し悪しも少なからず影響を与えていることがうかがえます。「思い立ったら吉日」ならぬ「思い立ったらプチ贅沢」という人も案外少なくなさそうです。そのほか、「仕事の休みの日に少し遠出をして雑誌に載っているパン屋に出かけたり…」(女性50代)など、4位に「週末や休前日など、気持ちに余裕のある時に」(31.0%)、9位に「給料、ボーナスが入った時に」(22.8%)が続きました。

「こっそり一人で」がトップ−「ひとり居酒屋」「ひとりスイーツ」など

■「プチ贅沢」は誰と一緒に?

1 自分一人 60.2%
2 家族(子どもを含め) 46.8%
3 夫婦 31.1%
4 親子 12.9%
5 友だち・サークル仲間 12.0%

MA(複数回答)/n=573人
(プチ贅沢派のみ)

「ストレスのあるとき」「楽しいとき」など、私たちの心身の状態に合わせて「プチ贅沢」を上手に取り入れ、単調になりがちな日々の生活にリズムやメリハリを付けている人が多いようです。次に皆さんが誰と一緒に「プチ贅沢」をしているのか、見ていきましょう。最も回答が多かったのは「自分一人」(60.2%)でした。「給料をもらったら、一人で行きつけの居酒屋に行って普段は頼まない料理やワインを楽しむ」(男性40代)、「通販でスイーツをお取り寄せし、一人で食べるのがたまの贅沢」(女性50代)など、誰かと一緒にするものではなく、「プチ贅沢=こっそり一人で楽しむもの」と捉えている人が意外に多いようです。


次に2位は「家族(子どもを含め)」(46.8%)。「給料日に主人への感謝の気持ちを込めて、主人の好きなお刺身の盛り合わせを買って家族で食べる」(女性40代)など、家族一緒にプチ贅沢を分かち合うという声。さらに「楽しいことがあった時に夫婦で映画観賞する」(女性30代)など、同様3位に「夫婦」(31.1%)、4位にも「親子」(12.9%)が挙げられ、プチ贅沢は「一人」ないし、「家族」中心のとても狭い範囲内で行われるケースが多いようです。また「たまに娘と泊りがけでディズニーランドに行く。家事をしなくていいし夫の帰りも気にしなくていいのでストレス発散になる」(女性40代)など、「親子」(男性=8.4%、女性=17.4%)という声は特に女性に目立ち、旦那さん抜きでプチ贅沢を満喫する母子も珍しくないことがうかがえます。

男性トップは「お酒」−ワンランク上のお酒で優雅に癒し、気分転換

では、皆さんは具体的にどんな「プチ贅沢」をしているのでしょうか。男性回答で最も回答が多かったのは「お酒(プレミアムビール・ワインなど)」(49.3%)でした。「普段なら発泡酒ですが、ホームパーティーの時はビールを選ぶ」(男性50代)、「お気に入りの日本酒を購入し、夫婦で酌み交わす」(男性60代)など、いつもの晩酌よりもワンランク上のお酒で乾杯するという声。自由回答の中には「ストックしているヴィンテージのワインを開けて、買って来た高級食材と一緒に楽しむ」(男性40代)など、仕事で蓄積した疲れやストレスを高級酒で優雅に癒し、気分転換を図るという男性もいました。

■男性:どんな「プチ贅沢」をする?

1 お酒(プレミアムビール・ワインなど) 49.3%
2 外食(高級ランチ・飲み会など) 48.6%
3 食品・生鮮食料品(米・野菜・肉・調味料など) 40.6%
4 お菓子・デザート(ケーキ・チョコレートなど) 37.8%
5 旅行・レジャー関連(ホテル・温泉・遊園地・キャンプなど) 18.8%
6 趣味・カルチャー関連(自転車・釣り道具・映画・DVD・など) 10.8%
7 ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど) 8.7%
8 家電・AV機器 8.0%
9 書籍・雑誌類 3.5%
10 家庭日用品(ティッシュ・石けん・シャンプーなど) 2.1%

MA(複数回答)/n=288人(プチ贅沢派のみ)


次に2位は「外食(高級ランチ・飲み会など)」(48.6%)。「仕事がうまくいったときに、外食をしてビールを多めに飲む」(男性40代)など、「家飲み」傾向が進む昨今ですが、たまの贅沢として同僚や友人たちと「外食」「外飲み」でパッと盛り上がるという声。さらに「刺身から作る手製の寿司など、材料を買い込んで家族で食べる」(男性30代)など、同様3位に「食品・生鮮食料品(米・野菜・肉・調味料など)」(40.6%)、4位にも「お菓子・デザート(ケーキ・チョコレートなど)」(37.8%)が挙げられ、「飲食に関わるプチ贅沢」が上位を占めました。いわば、「食」は、私たちの手の届く範囲内にある「身近な贅沢」と言えそうです。

「蒐集趣味」「デジタル機器」など、男性は趣味性の高いものに物欲を刺激

「食」以外で男性回答に目立ったのは、6位に「趣味・カルチャー関連(自転車・釣り道具・映画・DVD・など)」(男性=10.8%、女性=7.6%)です。「自分の好きな画家の画集などを買う」(男性50代)など、蒐集している趣味のものを手に入れるという声。さらに「臨時収入が入った時に欲しかった家電やPC、デジカメなどを買ったりする」(男性50代)など、同様8位にも「家電・AV機器」(男性=8.0%、女性=2.8%)が挙げられ、デジタル機器や、趣味性の高いものに物欲を刺激される男性が多いことがうかがえます。

女性は「デザート」「外食」−「アイスクリームにトッピング」「ママ友ランチ」など

その反面、女性回答のトップは「お菓子・デザート(ケーキ・チョコレートなど)」(68.1%)でした。「デパ地下の高いケーキを買う」(女性30代)、「ファミリーサイズのアイスクリームを買って、いろいろトッピングして食べる!」(女性40代)など、男性回答のトップが「お酒」であったのに対し、女性は「甘いスイーツ」でプチ贅沢を味わっていることがうかがえます。さらに「仲の良いママ友とランチ。 次に会うまでにお互いに口コミを念入りに調べておく」(女性30代)など、2位に「外食(高級ランチ・飲み会など)」(49.3%)、3位に「食品・生鮮食料品(米・野菜・肉・調味料など)」(41.0%)、4位にも「お酒(プレミアムビール・ワインなど)」(30.6%)が続き、男性同様に上位には「食品類・お酒」がランクインし、「好きなものを食べて飲むこと」にプチ贅沢を感じている人が多いことがうかがえます。

■女性:どんな「プチ贅沢」をする?

1 お菓子・デザート(ケーキ・チョコレートなど) 68.1%
2 外食(高級ランチ・飲み会など) 49.3%
3 食品・生鮮食料品(米・野菜・肉・調味料など) 41.0%
4 お酒(プレミアムビール・ワインなど) 30.6%
5 旅行・レジャー関連(ホテル・温泉・遊園地・キャンプなど) 22.6%
6 ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど) 16.0%
7 美容・健康関連
(マッサージ・エステ・スパ・スポーツクラブなど)
11.1%
8 趣味・カルチャー関連(自転車・釣り道具・映画・DVDなど) 7.6%
9 家庭日用品(ティッシュ・石けん・シャンプーなど) 4.5%
10 書籍・雑誌類 3.5%

MA(複数回答)/n=288人(プチ贅沢派のみ)

「アクセサリー」「エステ」など、女性は「ファッション・美容関連」に高い支持

また女性ならではの回答として目立ったのは、6位の「ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど)」(16.0%)です。「自分の誕生日には洋服、バッグ、アクセサリーなどの類のちょっといいものを買っちゃう」(女性40代)、「普段は1円でも安いスーパーに行く生活でも、年に何回かお財布の紐が緩んで気に入った服や靴を買ってしまうことがよくある」(女性50代)など、好きなブランドやファッションアイテムに魅了されるという声。さらに「自分への贅沢はエステに行って気分転換する」(女性50代)、「残業で帰りが遅くなったときに顔面パックをする」(女性40代)」など、同様7位にも「美容・健康関連(マッサージ・エステ・スパ・スポーツクラブなど)」(11.1%)が挙げられ、男性に「デジタル機器・趣味関連アイテム」を支持する声が多かった一方、女性は「ファッション・美容関連アイテム」に高い人気が寄せられました。同じプチ贅沢であっても、男性、女性間でその対象に少なからず違いがあることがうかがえます。

プチ贅沢は「ご褒美」−他人から褒められなくても、頑張っている自分に贈るもの

ここまで「プチ贅沢」について聞いてきましたが、「プチ贅沢」を他の表現で言い換えるならどんな言葉が適当でしょうか。堂々のトップは「ご褒美」(50.1%)でした。「仕事帰りに大好物のラーメンをよく食べて帰る。頑張った日は、いつもは我慢して注文しないトッピングをご褒美として付ける」(男性30代)など、他人から褒められなくても、頑張っている自分に対して自ら「ご褒美=プチ贅沢」を贈るという声。自由回答の中には「ご褒美があれば、がんばれそう」(女性40代)など、「ご褒美」を目標として何とか奮闘を続けられるという声も寄せられ、自らのモチベーションの維持に重要な役割を担っていることがうかがえます。

■「プチ贅沢」を言い換えるなら?

1 ご褒美 50.1%
2 喜び・幸せ 45.8%
3 ストレス解消・癒し 33.7%
4 満足感 32.2%
5 非日常・特別感 15.9%
6 快感・快適 12.2%
7 エネルギー補給 8.5%
8 高級・高額品 8.2%
9 こだわり 6.6%
10 無駄・浪費 5.3%

MA(複数回答)/n=769人

倹約生活、ストレス社会の中で、プチ贅沢は私たちに「小さな幸せ」を与える

次に2位は「喜び・幸せ」(45.8%)。「食べ物って人を幸せにすると思う。口福を噛みしめて明日もがんばってやっか〜という気持ちになる。口福は幸福だと常日頃思っている」(女性40代)など、倹約生活、ストレス社会等々、我慢を強いられることが多い日々の生活の中で、たまのプチ贅沢から「小さな幸せ」や「小さな喜び」を得てバランスを取っている人が多いようです。同様4位に「満足感」(32.2%)、5位に「非日常・特別感」(15.9%)、6位にも「快感・快適」(12.2%)が挙げられ、経済的には豊かな日本人ですが、精神的な面で満たされていないと感じている人が案外多いのかもしれません。いわば、プチ贅沢は、足りていない私たちの充足感を穴埋めしてくれる存在といえそうです。そのほか、「一番ストレス解消に役立っていて、日々の生活のアクセントになっている」(女性40代)など、3位に「ストレス解消・癒し」(33.7%)、7位に「エネルギー補給」(8.5%)など、プチ贅沢に対してポジティブなイメージや意見を持つ人が目立ちました。


その一方で、8位に「高級・高額品」(8.2%)、10位に「無駄・浪費」(5.3%)というキーワードも挙げられました。自由回答の中には「欲望のまま特別な時間を過ごす。翌日浪費を後悔することも多い」(男性50代)、「基本無駄使いはしたくない。使いすぎて(かえって)ストレスを感じてしまう」(男性40代)など、ストレス解消のつもりがかえってプチ贅沢に罪の意識を感じたり、イライラを募らせてしまう人もいました。


今回は「プチ贅沢」をテーマに、皆さんの意見を聞いてきました。「よくプチ贅沢をする」「ときどきプチ贅沢をする」という声は7割以上を占め、大変多くの人びとが日々の生活の中に「プチ贅沢」を取り入れていることが明らかとなりました。古くから「贅沢は敵」「質素・倹約は美徳」とされてきた日本では、「贅沢」という言葉に「罪の意識」を感じてしまいがちですが、「プチ」が加わることでその印象も変わり、より身近でポジティブなものへと変化しているように感じます。たとえば、「ランチにビールかワインを飲む」(女性40代)、「風呂の入浴剤を上等なものを使う」(女性40代)など、ちょっとしたことですが、そうお金を掛けずとも普段の生活を少し見直したり、目線を少し変えるだけで、心がスッキリして元気を取り戻すことができるもの。「よし、明日からも頑張るぞ!」−節約志向が高まる昨今において「プチ贅沢」は、そんな前向きな気持ちを私たちに与えてくれるものと言えるのではないでしょうか。


さて、師走は仕事や家事、育児はもちろん、忘年会や年賀状作り等々、多忙なスケジュールで何かとストレスが溜まる時期です。プチ贅沢を取り入れながら、上手に自己コントロールして乗り切ってはいかがでしょう。