Group CEOメッセージ

代表取締役社長 兼 CEO 勝木 敦志

平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
また、昨年9月に日本で発生したサイバー攻撃に伴うシステム障害により、多くのお客様ならびに関係先の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。多くの皆様方からのご支援も頂戴し、システムの回復や出荷体制の正常化に向けて着実に歩みを進めております。今後は、システム全体の堅牢性向上や事業継続力の強化などを通じて、再発防止策を徹底し、信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。

アサヒグループは現在、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の実践に向けて、メガトレンドからバックキャストして策定した『中長期経営方針』に基づき、持続的な成長と企業価値向上を目指した取り組みを推進しています。

昨年は、コスト全般の高止まりやインフレの継続など、世界的に不確実性の高い経営環境が続きましたが、各地域でのプレミアム戦略や収益構造改革の推進に加えて、グループ内の連携を強化し各事業の総和を超える価値創出に取り組みました。また、4月からは3つのRegional Headquarters体制に再編し、迅速な意思決定と効率的な事業運営を推進するとともに、会社の組織形態を指名委員会等設置会社へ移行し、経営における監督と執行の役割を一層明確にするなど、コーポレートガバナンスの更なる強化を図りました。

本年も、『Asahi Super Dry』をはじめとするグローバルブランドやBAC※といった成長領域への投資に加えて、サステナビリティや人的資本の高度化への取り組みなどを通じて、持続的な成長基盤の強化を図ります。また、昨年12月にはDiageo社の東アフリカ事業を取得する株式売買契約を締結いたしましたが、中長期的な拡大が見込まれる成長市場での基盤構築など、事業ポートフォリオの強靭化も力強く推進してまいります。さらに、昨年2月に更新した「2030年までの主要指標のガイドラインおよび財務方針」に基づき、成長投資に加えて、資本効率の向上や株主還元の充実にも資本を配分することで、中長期的な企業価値の向上を目指してまいります。

引き続き、一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

取締役 兼 代表執行役社長 Group CEO
勝木 敦志

  • Beer Adjacent Categories(BAC):ノンアルコール飲料、RTD、成人向け清涼飲料などのビール隣接カテゴリー