経済発展や社会の変化などにより、地域や共通の価値観に根差した「つながり」が、希薄化する傾向にあります。そのような状況下での新型コロナウィルスの世界的な影響は、人と人との「つながり」の持つ重要性を浮き彫りにしました。
人が集まり、語らう場に欠かせないお酒や飲料、食品を提供することで、また、ステークホルダーとの共創や取組みを行うことで、アサヒグループは、「つながり」を取り戻し、新しい「つながり」をつくるお手伝いをしています。

人と人とのつながりの創出による
持続可能なコミュニティの実現

RE:CONNECTION

アサヒグループは、長年にわたって、さまざまな地域社会に支えられてきました。その地域社会に「つながり」が薄れることで、今、さまざまな社会課題が生じています。
人と人、人と地域、地域と地域が、「つながり」を、もっと、ずっと感じることができるように。アサヒグループは、持続可能なコミュニティの実現を目指し、世界各地で地域課題の解決に挑戦しています。

RE:CONNECTION

アサヒグループは、2021年に、あらためて「つながり」を見直し進化させることが重要と考え、マテリアリティ「コミュニティ」の活動スローガン「RE:CONNECTION」を設定しました。このスローガンを元に、事業との関連性の高い「食」「地域環境」「災害支援」という3領域をグループ共通の重点領域と定め、さまざまな方々と協力しながら、効果的な支援を行うコミュニティが直面する課題解決に取り組んでいます。

人と人とのつながりの創出による
持続可能なコミュニティの実現に関する活動報告

「食」

おいしいビールをつくった酵母を、高品質な農作物づくりへ

「ビール酵母細胞壁」を活用した農業支援

ビール酵母の細胞壁には、植物の生育を促す有効成分が含まれています。アサヒグループが独自の加工処理によって生み出した「ビール酵母細胞壁」由来の農業資材(肥料原料)が今、収穫量の増加や農薬の使用量低減など、全国各地の農場でさまざまな成果を挙げています。

ピルスナービールの味の立役者、伝統のホップを守り抜くために

「FOR HOPS」による栽培システムの変革

ピルスナービールに欠かせないチェコ産のホップを、水不足から守る「FOR HOPS」。先端テクノロジーの力で、効率的な灌漑の仕組みを構築するプロジェクトが始まりました。

「酪農家の皆様の幸せ」を第一に考えた、フェアな生産体制を

酪農家の支援プログラム

マレーシアの飲料メーカー、エチカデアリーズ社が、持続可能な原料調達のための「酪農家支援プログラム」を展開。「酪農家の経営安定化」と「生乳の生産レベル向上」を同時にかなえる取組みです。

「地域環境」

自分たちの手で、水を豊かに蓄える森へ

水源地の森林保全

水源地の森の保全は、水を使って商品をつくる企業としての大切な責任です。アサヒグループは、全国各地の工場近隣にある森と、社有林「アサヒの森」を守り育てる活動に力を注いでいます。

工場のリサイクル水を、干ばつに苦しむ農家の人々に

余剰水を活用した災害支援「Water on Wheels」

干ばつに苦しむオーストラリアの農家を支援する「Water on Wheels」。ビールの醸造工程で出る余剰水をリサイクルして農家に届けるこの取組みは、災害支援のみならず、環境負荷の低減、地域社会の皆様が土地とのつながりを取り戻すきっかけづくりにも役立っています。

昔ながらの麦わらストローを、私たちの手でもう一度

「ふぞろいのストロー」によるプラスチックの削減

プラスチックの削減が世界的な問題として注目されるなか、麦わらのストローを復活させるソーシャルプロジェクトが始まりました。「産・官・学・民」が協働し、環境負荷の低減、障がい者の自立、地域社会との共創を目指す試みです。

「災害支援」

ホップ農家のピンチに駆けつけた、17人のタップスター

バーテンダーによるホップ農家支援

新型コロナウイルスの感染拡大で休業を余儀なくされたチェコのパブと、人手不足に陥ったホップ農家。この二つの窮状を救うべく、パブのバーテンダーを農場に派遣するプロジェクトが始まりました。

洪水で被災した人たちに、栄養とエネルギーを届けたい

物資による洪水被害支援

ベトナム中部を襲った大水害を受けて、アサヒビバレッジズベトナム社は支援物資を被災地に届ける活動を展開。支援品には、被災者の皆様が元気を取り戻せるよう、栄養価の高い自社商品を選びました。

取組み事例一覧

Sustainability
Data Bookサステナビリティデータブック

方針や体制、データ、取組みなど、アサヒグループのサステナビリティに関する網羅的な非財務情報を提供するツールとして、サステナビリティデータブックを発行しています。